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「朝日のあたる家」の太田監督の最新作「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」 [沖縄戦]

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最新作はドキュメンタリー沖縄戦、

新作は劇映画ではなく、ドキュメンタリー。太平洋戦での沖縄で何が起こったか? 地上戦はどのようなものであったか?を描く作品である。

かつて公開されたことのない衝撃の事実を伝える作品ではない。だが、多くの日本人は沖縄戦があったことは知っていても、具体的にどうであったか?を知らない。僕もほとんど知らなかった。その歴史的事実を知るだけでも、胸を抉られるような思いの連続。

それをまだ存命中の体験者の方々の証言を中心に紹介する作品。路線で言えば「朝日のあたる家」と同じ社会派。あの作品はドラマではあるが、劇中のエピソードのほとんどが実際に起こったことの再現。それゆえ、観客の心を揺さぶり、大反響があった。

今回はそれをドキュメンタリーでやる。体験者の方々の話は涙なしで聞けないものが多く、こんな悲惨な事件が当時の沖縄で起こっていたこと。本当に知らなかった。過去を見つめるだけではなく、沖縄戦を見つめることは、現代の日本。これからの日本を見つめ、考えることにもつながる。

沖縄での取材は3年がかり。沖縄の現実。多くの人にお伝えしたい。


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あの政権をのさばらせたのはマスコミではない。国民? [A政権について]

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あの政権をのさばらせたのはマスコミではない。国民?

昨年暮れ。ある忘年会にお邪魔した。たまたま隣の席の方が弁護士さんで、政界にも詳しい方だった。初対面だし、どうかと思ったけど、失礼承知であれこれ質問させてもらった。マスコミへの圧力問題。特に「報道ステ」など白旗を挙げた状態。久米、古舘時代からすると、もう悲しさしか残らない。結局、マスコミは政府の圧力には屈してしまうのか? ということを聞いた。

「圧力はある。でも、それだけじゃない。マスコミは世論が後ろ盾になれば戦う。なのに、今は政権を支持する人が多い。だから、戦えない。世論が批判を始めればマスコミは戦いますよ」

確かにネットでは政権批判は多いが、支持率は高い。インチキだとは思うが、本当に批判している人は多いのか?とも考えた。僕の周りはほぼ政権不支持。FacebookでもTwitterでも同様。しかし、政権支持をしている人はゼロではないだろう。あれこれ考えて、戦争論の強行採決を思い出す。多くが反対した。デモもあった。ただ、無関心で「明日から戦争始まるわけじゃないからねー」という人たちもいた。政権支持はしないが「関係ないからね」という人たちも多かった。

そう考えていくと、政権支持者は多くはないが、批判するのもまた一部なのかもしれない。それをマスコミは感じ取り、政権には逆らわないでおこうと考えたのかもしれない。それがコロナ禍で「このままでは政権に殺される。危機管理能力なし」ということに気づいた人が多い。あれほど下がらなかった支持率が下がり30%を切った。その途端にテレビでも政権批判が始まった。弁護士さんの指摘は正解だった。

「マスコミがだらしない」「テレ朝は死んだ」とか言われていたが、一番ダメだったのは国民自身かもしれない。先日の「検察法改正」見送り〜廃案もツイッターで声を届けたことが背景にある。結局、政権をのさばらせたのは「代わりがいない」「悪夢の民主党時代」と本当に危機に気づかず諦めていた国民だったのかもしれない。



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袋井茶と一緒に頂いたパンフレット。女性が時代をリードする? [2020]

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袋井茶と一緒に頂いたパンフレット。女性が時代をリードする?

「明日にかける橋」の実行委員から頂いたお茶。毎日飲んでいる。やはり、他と一味、二味違う。そのお茶と一緒に送ってもらったのが写真のパンフレット。映画完成後に委員会の皆さんは「明日」に出演した宝田明さんを招き講演会をしている。素晴らしい。

故郷映画というのは故郷を全国にアピールするためのもの。「明日」もその1本だ。全国でその手の映画が作られている。が、その多くがせっかく映画を作りながら地元で上映して終わることが多い。それでは何のために作ったのか?分からない。文化祭と同じ。自分たちで作って自分たちで見て終わり。それでは自己満足に過ぎない。

自分たちの街の素晴らしさ。他県の人たちに伝えてこそ故郷映画の意義がある。その意味で「明日」は全国20箇所以上の映画館で公開。ロスアンゼルスや北海道の映画祭でも上映された。ロケ地となった「袋井」「森町」「磐田」という街の名前、風景は全国にアピールされた。映画で街の存在を知った人は多いだろう。だが、委員会の方々はそれで終わらせず、出演者である宝田明さんを招待。地元で講演会まで開催。

宝田さんも撮影でお世話になった街ということで、快く引き受けたはず。地元の方々は「出会い」をしっかりと生かしている。このように映画はいろんな形で展開できるのに、それを活用できる街は少ない。それだけに「明日」の実行委員の皆さん。本当に素晴らしい。何が違うのか?と考えると、中心メンバーの多くが女性であったこと思い出す。なるほど。

ここしばらくも政府対応のあまりの酷さに声をあげたタレントは昨年のローラ。コロナ禍できゃりーぱみゅぱみゅ。そしてKYON2。こちらも皆、女性。多くの賛同の声が上がった。今の時代、やはり女性の方が時代を敏感に察知し、声を上げ、行動できるのかもしれない。どうしても男は組織に入り、与えられたことをするだけのことが多く、自分で考えて行動できない。これからの時代、いろいろ女性から学ばなきゃいけないのだろう。

予告編=>https://youtu.be/MacNc2k56wQ



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Facebookに無神経なコメント。批判。=多くの人が悩んでいる。 [FB問題]

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Facebookに無神経なコメント。批判。=多くの人が悩んでいる。

「友達申請をくれる方へお願い」という記事を書くと毎回「いいね」がたくさん来る。何で? 単なる「お願い」だ。「批判や反論はいりません」というわがままなお知らせ。というのも一時期、無神経なコメントを書き込んで来る「友達」が多かったからだ。Facebookは2チャンネルではないし。Q& Aでもないのに、あれこれプライベートな質問してくる人がいた。議論を吹っかけてくる人。

イベントのP Rや長文の持論を書き込む人。「そんなことは自分のFacebookで書け!」と怒り爆発。顰蹙覚悟で「禁止条項」を挙げた。「何を偉そうに!」「何様だ」「Facebookは交流のためのツールだろ!」とか批判殺到?と思ったら「友達」数は全く減らず、むしろ増えた。

それからもう8年以上経つが、新しい友達が増えるたびに「お願い」を掲載する。その度に「いいね」多数。多かれ少なかれ同じ悩みを抱える人が多いのだ。僕の過激発言に共感した方々が「いいね」をくれるようだ。ある友人もいう。

「本当におかしな人は即ブロックできる。が、悪意がないのに、あれこれ言ってくる人。親切なのは分かるけどウザい人。的外れなコメントする人。上から目線で説教する人。そんな人たちはブロックしにくい。と言って、余計なことコメントするな!とは言いづらいし、友達削除して逆恨みネットであれこれ悪口を書きまくるの叶わないしなあ」

実際に会って話す時は許されるが、ネットではいけないことがあるのを理解できない人がいる。また「友達承認」されると本物の友達になったと思い込み、タメ口でコメントしてくる人もいる。顔写真はアニメ。プロフィールも空欄。年齢も分からない。そんな人から親しげにコメントされても怖さが先立つ。居酒屋で話すのと、会社で話をするのは違う。それぞれの場でしてはいけない話。してもいい話がある。ネットも同じなのだが、それが分からない人がいる。

そんな姿勢で寄って来られても、日本人は相手を傷つけたくないと対応してしまうことが多い。次第に我慢の限界に来てFacebookをやめてしまう。僕もいい加減うんざりして2度ほど数ヶ月休んだことがある。そこで無神経な態度で来られる前に「反論はいらない。批判もいらない。議論もしない。友達削除します」と宣言した。おかしなコメントは激減。皆、悪気はなく、ついつい勘違いしてあれこれ必要ないことを書き込んでいたのだ。

今でも無神経で攻撃的なコメントは来る。その場合は即、削除させてもらっている。これは会社で仕事をしていると、知らない人が訪ねて来て、殴りかかってくるのと同じ。殴り返さないが、その人には出て行ってもらうのは常識。Facebookでも同じ対応をするべきだ。それでなくても職場や通勤途中でストレスが多い。なぜ、ネットでまで余計な気遣いをする必要があるのか? 注意を伝えた上でも無神経な言動をする人には遠慮はいらない。そんな風に考える。



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「ドキュメンタリー沖縄戦」東京の映画館で公開決定!  [沖縄戦]



「ドキュメンタリー沖縄戦」東京の映画館で公開決定!

お陰様で公開が決まった。今はコロナ禍の真っ只中だが、夏の公開なので、その頃には緊急事態宣言も解除されて映画館も通常営業していると思える。さて、多くの皆さんから応援、心配を頂いたので、ここまでの経緯を説明しておく。

いつもは劇映画を撮っている僕だが、初めて長編ドキュメンタリーに挑戦した。3年がかりの取材。勉強で昨年の春に完成させた。ある団体から依頼された作品。教材として利用する。が、非常に出来がいいので映画館公開を提案した。団体側も了承。その方向で動き出した。
というのも、僕は学校の授業で習った程度しか沖縄戦について知らず、今回の取材でゼロから勉強した。それは想像を絶したもので、まさに地獄絵巻。ここまで酷い現実があることを思い知った。

学校の授業では「沖縄で唯一の地上戦があった」ということくらいしか教えられず、過酷すぎる沖縄の状況を知ることはなかった。また、映画でも「ひめゆりの塔」(リメイクが数本)「沖縄決戦」くらいしか沖縄戦を描いたものはない。広島、長崎の原爆投下を描いたものは映画でも、テレビでも、漫画でも数多く存在するが、なぜか?沖縄戦を描いたものはほとんどない。

また、ドキュメンタリーでも個々の戦闘や事件を描いたものは多く存在するが、沖縄戦の全貌を描いたものはほとんどない。今回は戦争体験者のインタビューがメインだが、全体の流れも紹介。この1本である程度、沖縄戦が分かるという作品を目指した。十数人の体験者と専門家の証言は胸を打つ。涙なしでは聞けない。それを3年がかりで取材。昨年、3月に完成。スポンサー側からも高い評価を頂いた。

12月に地元沖縄で完成披露試写会が行われた。2日間、3回の上映で、1000人を超える観客動員。全ての回で上映終了後に伯叔が起こった。絶賛の嵐。多くの観客から「ぜひ、全国上映してください」「映画館で公開してください」「沖縄戦を伝えてください」との声をいくつも頂いた。が、その後、スポンサーが映画館上映を中止。教材のために作られたものだから...という理由。

そのことで多くの人から「ぜひ、映画館上映を!」「お願いします」「これは多くの人に見せるべきです」との声が届いた。また、スポンサー内でも「多くの人に見てもらえる全国公開は意味が大きい」との意見が出て、今春に映画館公開が決定。が、コロナ感染の拡大。現在、映画館は休業中。

そのためにこの発表も1ヶ月以上遅くなった。が、幸い地方では宣言が解除され始めた。東京公開は夏なので、それまでには都内の映画館も営業再開しているはず。ということで今回の発表となった。まず、お礼を言わねばならないのは、上映中止の際に声を上げ、応援してくれた方々。スポンサー側から聞いたが届いた声は「批判」ではなく「お願い」という形。それが関係者の心に届いたようだ。

あとはコロナ感染が終息に向かってくれれば、映画館公開は実現する。7月25日から新宿Ksシネマ。秋には名古屋、大阪での公開も予定されている。単に歴史を知るだけの作品ではない。未来を見つめるきっかとなるはず。多くの方にご覧頂きたい。

記事1=>https://natalie.mu/eiga/news/379346

記事2=>https://moviche.com/contents/news/161312/

記事3=>https://cinefil.tokyo/_ct/17363748?fbclid=IwAR2Bzy6KCwvUDCoo2QrLPKIT30fesVPHOhUPQ7DGIsiQJL09vp8VUFOmuao


予告編=>https://youtu.be/ftxymqbKWk8


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この映画を見た人と会ったことがない②「ハノーバーストリート 哀愁の街角」 [映画感想]

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この映画を見た人と会ったことがない②「ハノーバーストリート 哀愁の街角」

ハリソン・フォード、レスリー・アンダウンが出演。豪華俳優2人。なのに見た人と会ったことがない。「スターウォーズ」以降で、フォードはもうスターだったが、日本ではヒットしていない。この映画。実はビビアンリーの「哀愁」のリメイク。

だが、単なる戦争を背景にしてメロドラマではなく、クライマックスはスリルとサスペンスのハラハラドキドキ物語となる。監督がなんと言ってもピーターハイアムズ。あの「カプリンコン1」の監督。それで見たのだと思うが、本当に見た人と会ったことがない。僕はDVDを買うほど好きな作品のに、知名度がない....。


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「明日にかける橋 1989年の想い出」DVDは宅配ゲオでレンタル中!  僕の監督作。5作目です。 [DVDレンタル情報]

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「明日にかける橋 1989年の想い出」DVDは宅配ゲオでレンタル中!

 僕の監督作。5作目です。

 DVDはamazon、楽天で購入できます。

 出演 鈴木杏、板尾創路、田中美里、越後はる香、藤田朋子、宝田明

 
映画のHPはこちら=>http://ffc2017.main.jp

 予告編=>https://youtu.be/MacNc2k56wQ

 監督ブログ=>https://cinematic-arts.blog.so-net.ne.jp

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「Beyond JFK」ケネディ暗殺を分析するテレビ番組 [事件]

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「Beyond JFK」ケネディ暗殺を分析するテレビ番組

映画「JFK」公開時放送されたと思われるテレビ特番。内容は映画版を踏襲しているが、編集のテンポがなく延々とインタビューを紹介したりするので退屈。ただ、劇中で登場するミスターX(ドナルド・サザーランドージャックバウワーの父?)のモデルとなった人物のインタビューは初めて見た。

当時の記録映像は多用。本物のクレイ・ショー。デビッド・フェリー、オズワルドを紹介。オリバーストーン監督は限りなく本物に近いキャスティングをしていたことも分かる。主人公のジムギャリソンもインタビュー映像があるが、彼だけは全然似ていないケビンコスナー。

ある意味でギャリソンはマスコミや世間に山本太郎的な扱いをされている。正しいことを伝えているのに、バカ扱い。いつの時代も真実に迫ろうとすると寄って集って潰そうとするのか。

あと、この番組を見て、先日放送された「NHKスペシャル」の「ケネディ暗殺」がいかに酷いものであったか?を再確認できたのは良かった。amazonプライムで見られる。



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自粛。自宅に籠る。やることあり過ぎて時間が足りない? [コロナウイルス]

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自粛。自宅に籠る。やることあり過ぎて時間が足りない?

緊急事態宣言。自粛。不要不況の外出はしない。ということで自宅ですることがなくなり退屈。TSUTAYAに列ができるという話を聞いた。友人も仕事はない。やるべきことがない。テレビもビデオも飽きたという。そんな時期にも関わらず、なぜか?僕は忙しくて、仕事ではないのにやることがいっぱい。まだまだ、片付かないのに緊急事態宣言が解除となった。ヤバイ。仕事が再開されるとさらに忙しくなる。

何で?と考えてみる。コロナ感染が広がる前から「戦争映画」研究をしている。その関係の本を読んでいる。それ以外にも毎日、Facebook記事を書く。それをブログにも転載。さらにTwitterで発信。これは日頃から記事をアップすることで、より多くの人が読んでくれる。映画公開時に慌ててブログやTwitterで情報発信しても広がらない。日頃からが大事。

あと、時間があるので昔から見たい!と思いながら見ていない映画を見ようと考えた。コロナ禍で仕事が全てストップしたが、そのことで余裕はできた。先の作業は続けても時間がある。こんなことはもう死ぬまでないかもしれない。映画を完成して、ほっとして、脳の血管が切れて、あーーー気が遠くなるーーーという瞬間に「あーパリは燃えているか?ついに見れなかった〜」と死んで行くのは悔しい。

「あーあの映画、もう一度見ておけば良かった〜」と死ぬのも嫌だ。そこで心残りにならないように、その手の映画を見ようと思った。ここしばらく、いろいろ見たが、DVDが手に入らない。amazon、Netflixでも見れない映画もある。そんな1本が「サンチャゴに雨が降る」これは中学時代から見たくて見れてない。「ローマに散る」ももう一度見たいがDVDになっていない。

が、宣言解除。間も無く映画館も営業開始。新しい映画も見なければならない。「戦争映画」古い映画だけでも時間が足りないのに、新作も公開されると、さらに大変だ。ま、でも、宣言が出てから1ヶ月は体調不良で、血圧危険値で寝込んでいたのでスタートが遅れたからなあ。でも、休まないと本当に「パリ」を見ずに死んでいたかもしれないし。人生はうまく行かない?


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