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あの政権をのさばらせたのはマスコミではない。国民? [A政権について]

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あの政権をのさばらせたのはマスコミではない。国民?

昨年暮れ。ある忘年会にお邪魔した。たまたま隣の席の方が弁護士さんで、政界にも詳しい方だった。初対面だし、どうかと思ったけど、失礼承知であれこれ質問させてもらった。マスコミへの圧力問題。特に「報道ステ」など白旗を挙げた状態。久米、古舘時代からすると、もう悲しさしか残らない。結局、マスコミは政府の圧力には屈してしまうのか? ということを聞いた。

「圧力はある。でも、それだけじゃない。マスコミは世論が後ろ盾になれば戦う。なのに、今は政権を支持する人が多い。だから、戦えない。世論が批判を始めればマスコミは戦いますよ」

確かにネットでは政権批判は多いが、支持率は高い。インチキだとは思うが、本当に批判している人は多いのか?とも考えた。僕の周りはほぼ政権不支持。FacebookでもTwitterでも同様。しかし、政権支持をしている人はゼロではないだろう。あれこれ考えて、戦争論の強行採決を思い出す。多くが反対した。デモもあった。ただ、無関心で「明日から戦争始まるわけじゃないからねー」という人たちもいた。政権支持はしないが「関係ないからね」という人たちも多かった。

そう考えていくと、政権支持者は多くはないが、批判するのもまた一部なのかもしれない。それをマスコミは感じ取り、政権には逆らわないでおこうと考えたのかもしれない。それがコロナ禍で「このままでは政権に殺される。危機管理能力なし」ということに気づいた人が多い。あれほど下がらなかった支持率が下がり30%を切った。その途端にテレビでも政権批判が始まった。弁護士さんの指摘は正解だった。

「マスコミがだらしない」「テレ朝は死んだ」とか言われていたが、一番ダメだったのは国民自身かもしれない。先日の「検察法改正」見送り〜廃案もツイッターで声を届けたことが背景にある。結局、政権をのさばらせたのは「代わりがいない」「悪夢の民主党時代」と本当に危機に気づかず諦めていた国民だったのかもしれない。



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