「原発なしで日本の経済はもたない」という言葉のウソ

　

　「原発がないと江戸時代に戻る」

　という最近話題の言葉と共に、よく使われる推進派の台詞。

　「原発なしで日本の経済はもたない」

　だが、原発なしでも電力が足りていることはもう周知の事実。

　この台詞も成り立たない。

　ただ

　「原発なしで推進派の経済が成り立たない！」

　なら、その通りだ。

　彼等は原発を推進すれば、儲かるのだから。

　

「電力の安定供給」という言葉にダマされては駄目

　

　推進派議員がよくいう台詞

　「電力の安定供給」

　そう聞くと

　「そうだよな。停電になったりすると困るもんな」

　と思い。だから原子力も必要か？と考えがちだけど

　実は電力は足りている。

　停電にはならない。実際、関東地区は原子力による電気はゼロ

　関西地区の大飯原発の２基しか動いていない！

　それも昨年は電力過剰で余ったほど。

　つまり、原子力がなくても火力だけで安定供給はできるのだ。

　なのに、番組の司会者は絶対にそんな突っ込みはしない。

　「火力だけで安定供給できますよね？」

　とは訊かない。

　だから、視聴者は「電力の安定供給か...それなら仕方ないか...」

　そう思ってしまう人が多いはず。

　こうして、「原発ないと大変なことになる」

　という刷り込みが行われる。