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「アイズ・ワイズ・シャット」を再見。怖い映画だ。あの組織を描いているという噂を検証? [DVD感想]

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「アイズ・ワイズ・シャット」を再見。怖い映画だ。あの組織を描いているという噂を検証?

巨匠スタンリー・キューブリック監督の遺作「ワイズ・アイズ・シャット」を久しぶりに見た。22年前に映画館で見ていたが、イマイチ意味が分からず(キューブリックの場合は毎度のことだが)いつか見直さなければ!と彼の監督作のDVDボックスをもう10年前以上に買ったのに、どれも見ていない。それが先日、ある噂をネットで見つけて、それを確認したくて見直したのだ。

噂というのは、あの映画。実はイルミナティを描いたものではないか?そのためにキューブリックは殺されたというもの。その問題の部分。映画を見た人なら覚えているはず。仮面の儀式のところ。あれこそがイルミナティの儀式というのだ。巨大な権力を持ち、人1人を消すことなんて問題ない。誰も知らない。知られちゃいけない。そんな組織を主人公を演じるトム・クルーズは知ってしまう。

儀式の後、SEXパーティをしているが、もしかしてあれはエプスタイン島のイベントを描いていて、裸の女性は大人ではなく、実は.....と想像してしまう。映画では描かれていないが、その後に何かを食べたりするのかもしれない。また、仮面をかぶっているのも、イルミナティの儀式がそうだというのではなく、仮面ではない、あのような妖怪や悪魔のような顔を持つ連中という表現ではないか?とも思えてくる。

深読みすると、ジョン・レノンは「世界は狂人に動かされている」と発言しているし、ボブ・マレーやマイケル・ジャクソンも似たような主張を歌でしている。そして皆、早死に。ま、存在を伝えるだけで殺されたりするか?とも思えるが、映画ではそれを隠すために主人公は脅され、圧力をかけられる。そのことをキューブリッックが描こうとしたか?は分からないが、あの団体のモデルがイルミナティだとしても、おかしくはないだろう。

金も権力も持つ連中が密かに集まり、常識を越えた儀式をする。人の命を何とも思わない。そんな人々が世間には知られず、多くを支配している。ということ。伝えようとする映画だとも解釈できる。だが、別の視点で見れば夫婦のすれ違い、嫉妬を描く物語の背景として、大仰なグループを持ち込んだだけかもしれない。いずれにしても、それだけの話なのだが、159分の上映時間。ずっと恐怖を感じ、退屈せずに、一気に見てしまう。

映像や美術も素晴らしい。どうしたらあんな絵が撮れるのか?ちなみにトム・クルーズの友人役。最後に秘密を教えてくれる人。彼は映画監督のシドニー・ポラック。「追憶」や「愛と悲しみの日々」を撮ったベテラン。とても監督とは思えない見事な芝居。キューブリックはなぜ彼をキャスティングしたのか? なんてことも考えるが、彼の演技が組織の恐ろしさを見事に伝えている。

最後に映画のタイトルである「アイズ・ワイズ・シャット」の意味。「大きく目を閉じろ」ー「大きく開け」は分かるが「閉じろ」?あの組織のことは絶対に知ってはいけない。という意味だろう。未見の方はぜひ。amazon等でも見れるかも?


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「カムイ伝」第一部。読み終わる。高校時代に読んだ時とは違う感銘と憤り。 [DVD感想]

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「カムイ伝」第一部。読み終わる。高校時代に読んだ時とは違う感銘と憤り。

何ら今の時代と変わらないことを痛感した。支配者層は庶民を分断。互いに争わせる。怒りの矛先を他に向けさせる。目先の喜びを与えて、本当の敵を忘れさせる。

何人、何十人。いや、何百人。何千人、庶民が死のうが支配者層は痛くも痒くもない。それも同じだ。そんな同じ時代を、現代を生きる私たちはいかに騙されずに、生きるべきなのか?考えてしまう。


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「24」シーズン4の中盤ー感想❹現実社会を反映した過酷過ぎる物語。=再見して気づいたこと? [DVD感想]

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「24」シーズン4終盤を見る。現実社会を反映した過酷過ぎる物語。=再見して気づいたこと?

シーズン1は「大統領候補暗殺」と「戦争回避」
シーズン2は「核爆弾」
シーズン3は「潜入捜査」と「生物兵器」

それが今回のシーズン4は事件が盛りだくさん。

「国防大臣誘拐」「原発破壊メルトダウン」
「大統領専用機撃墜=ステルス爆撃による」
「市街戦=ジャック&中東の青年たちVS傭兵部隊」
「核爆弾略奪」「核ミサイルで大都市攻撃」

といくつもの事件が盛り込まれている。視聴者を退屈させず、以前のシーズンを超えるための物凄い努力をしている。

さらに、シーズン4スタート時は過去のレギュラーメンバーはジャックとクロエのみで寂しい感じがしたが、順番に人気キャラクターが登場する。トニー、ミッシェル、元大統領のパーマーと、その度に盛り上がる。「おーー」とテレビの前で声を上げてしまう。さらに、今回は人間ドラマも濃厚。

まず、ジャックとオードリーの恋。そのオードリーと前の夫、トニーとミッシェルの復縁、ヒラー長官と息子。テロリストの母と息子。キーラ大統領と息子。エドガーと母、全て家族の絆を描いている。それゆえ、事件に巻き込まれ傷つき、命の危機にさらされる彼ら彼女らの運命から目を離せない。

そして、シーズン4以降を担う重要キャラクターも総登場。まず、キーラ政権の副大統領こそがのちのローガン大統領だ。彼こそが「24」最大の悪役、ジャックの愛する人々の命を奪う最大の敵となる。CTUの本部長であるブキャナン。のちにCTUの支部長となり、数少ない理解ある上司となる。が、彼もホワイトハウス占領事件で悲しい最後を遂げる。そのことを知っているので、複雑な気持ちで見つめる。

誘拐されたヒラー長官はのちに大統領になることも、このシーズンでは分からない。その娘オードリーも、あとあとレギュラーとなり、ジャックとの恋を育むが、彼女もまた悲運のヒロインとなる。あと、デブで小心者だが憎めないエドガーもあとのシーズンでは、あんな悲しい最期を迎えること。最後まで見ていると知っているだけに辛い。レギュラーメンバーでも、ミッシェルがこのあと知っているだけに、トニーとの恋が切ない。

ドラマ的に言うと、うまいのは、パーマーが大統領の座から降りていること。ジャックの最大の理解者なだけに、事件が起きても助けることができない。逆にローガンは最大権力者なのに自己保身ばかりでCTUの邪魔ばかり。見ていてイライラするが、物語は面白くなる。

(そして最終シーズンではジャックがローガン大統領暗殺を計画。CTUがジャック逮捕に動くと言う悲し過ぎる物語となる)

通常のドラマ。特に日本の刑事物等は安易に事件が解決するし、上層部には必ず理解ある人がいる。レギュラーのほとんどは死なないので安心して見ていられる。しかし、複雑に多様化した現実社会と比べると、それらの設定は今や桃源郷の物語に思えてしまう。日本でも小沢一郎が民主党を壊したと間違った批判をしたり、安倍が外交が得意だと実績ゼロで賞賛するマスコミ。勝てる選挙を邪魔する枝野。自民に寝返る細野。緑の狸に化かされた前原とか、善と悪だけでは割り切れない政治模様。「24」にリアリティを感じるのは、そんな背景があるからだろう。

それゆえ通常のドラマだと「あ、そう来たか? でも、安易に解決するんだよなあ」と思えるのに「24」だと「もう、やめてくれ! 酷すぎる」と言う展開が何度も出てくる。今回はジャックの命を救った恩人をジャック自身が死に追いやると言うエピソードまである。そして、そのジャック自身がアメリカを救ったにも関わらず、悲惨な結末を迎える。あと3話で完結だ。続きはまた。



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「24」シーズン4の中盤ー感想③ 家族の絆を描く物語 [DVD感想]

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「24」シーズン4の中盤ー感想③ 家族の絆を描く物語

10年ほど前に観ているが、いろいろ勉強のため再見している。今回の事件はテロリストによる原発攻撃。100基がターゲットになり、内1基が実際にメルトダウンする。これを311以前に描いたところが、流石にアメリカのドラマ。

日本では以前も今も絶対に出来ない。その意味で中国の国内弾圧を批判する声をよく聞くが、日本も大差ないように思える。政府に意向に逆らうドラマは日本でテレビ放送できないのだ。


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話を戻す。今回はドラマの分析。レギュラーメンバーがほぼ入れ替わり、寂しい思いがすると書いた。前回、書き漏らしたメンバーでは大統領夫人のシェリー。ジャックの妻を殺したニーナがいる。この2人は超大物の嫌なキャラであり、ドラマではとても重要。だが、2人とも前作で死亡したので登場しない。

唯一、CTUに残っていたクロエも左遷されて退場。馴染みのキャラがいなくなり、ジャックを助けるメンバーはおらず、絶対絶命というときに現れるのが、あのトニーだ! これはテレビに向かって1人で拍手喝采!登場の仕方が見事。劇団・新感線か!という盛り上がりを見せる。しかし、トニーは前の事件の後、刑務所に入れられ、ジャックの奮闘で釈放されるが、妻に見捨てられ、世捨て人になっていた。

だが、ジャックの手助けをする内に天職を思い出し、立ち直っていく。これは基本ストーリーとは関係ないが、感動的。24は単なるアクションとサスペンスだけでなく、この種の人間ドラマを入れ込んでくるので面白い。もう一つ。前作で殉職したCTUのボス・シャペル(プーチンに似た男)の代わりに指揮をするのがエリー。優秀だが、姑息な手を使う嫌な上司で、ジャックをクビにした張本人。新たな嫌なキャラ代表だ。

しかし、そんな彼女の娘は統合失調症。自宅に置いておくと隣人に迷惑をかけたり、暴れたり、そこでCTUの医療室に連れてきて様子を見ていた。が、事件の最中にトラブルを起こす。「24」の凄いところは嫌われ役にも家族があり、親子愛があることを描く。エリーは本当に嫌な奴だが、娘のために権限を利用して、身近に置いて守ろうとする。これは以前にジャックが妻を助けるために暴走。トニーがミッシェルのために違法行為をしたのと同じ構図。

さらにテロリスト側幹部の妻と息子の絆。分析官エドガーの母はメルトダウンする街に1人残されているが、車椅子で逃げることは出来ない。何とか救おうとエドガーは権限を利用して母に電話。でも、何も出来ない。もう、涙なしでは見られない展開も同時進行する。やはり「24」シリーズの魅力は「家族の絆」なのだ。

アクションやサスペンスだけでは、退屈せずに見られるが、心に残らない。家族とは何か? 夫婦とは何か? 親子とは何か? そんなことも問いかけるドラマだかこそが胸に残るのだ。



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「怪獣少年の<復讐>」切通理作・著ー 第1章「昭和ガメラと<子供たちの王国>悪魔の虹の向こうに」を読み「ガメラ対バルゴン」もう一度観てしまった!! [DVD感想]

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「怪獣少年の<復讐>」切通理作・著。めちゃめちゃ、おもしろい!!

怪獣ファンの血が騒ぐ。

第1章「昭和ガメラと<子供たちの王国>悪魔の虹の向こうに」を読むと

「ガメラ対バルゴン」もう一度観たくなった!

これも深夜にDVDで観る。(昭和ガメラはボックス①を持っている!)

「ガメラ」シリーズは全体的に子供向けに作られており、ほとんどが主人公=子供だが、

「ガメラ対バルゴン」は大人向き。それも主人公グループは悪人?

テーマも「怪獣やっつけろ」ではなく、「人の欲深さが不幸を招く」的なもの。

バルゴンは単なる怪獣ではなく、人の欲が招いた「不幸」という形だと思える。

背中から放出する「バルゴンの虹」の設定が素晴らしい。

「シンゴジラ」はこれをやりたかったんだな?と再確認。

しかし、ガメラシリーズはプロレスよろしく、毎回、血まみれデスマッチ。

ガメラが緑の血を流し、バルゴンは紫の血を流す。

シリーズ中で一番好きな作品。

これを観て、もう一度、「怪獣少年の復讐」を読む。



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「怪獣少年の<復讐>」切通理作・著。 めちゃめちゃ、おもしろい!「ゴジラ対へドラ」もう一度観たくなった! [DVD感想]

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「怪獣少年の<復讐>」切通理作・著。

読んでいると「ゴジラ対へドラ」が観たくなり。

深夜、BDで観てしまう!

♫「水銀。マンガン、カドニュウム。鉛。硫酸。オキシダン。汚れちまった海〜」

今でも歌えた!

しかし、ゴジラシリーズの中では異色作。

オープニングは「007」みたい。

公害問題をテーマにした力作。



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