「悲しくなるので、原発問題は考えないようにしています」という女性 [「朝日」DVD発売ー再掲載]
アルバイトをしながら、ミュージシャンを目指す女の子。E子さん。30代。飲み会でお会いした。ライブで歌を聴かせてもらったこともある。心に染みるいい歌を歌う。そんな素敵な歌を歌う女性はどんなことを考えているのか? 興味があった。
僕が「朝日のあたる家」を監督したこともあり、話題は原発問題になった。友人の1人が「E子さんも、原発事故をモチーフにした歌作ったらいいのに!」と発言すると、彼女は急に表情を曇らせる。
「原発事故はちょっと興味があって、事故直後には新聞とかテレビでよくニュースを見ていたんです。本当に酷い事故で、多くの人が避難して、古里を追われて、仕事も、家もなくして、見ていて耐えられなかった.....」
実はE子さんの古里にも原発があり、人ごとではなかったというのもあるようだ。だが、その後の彼女の言葉に驚かされる。
「もし、古里で原発事故があったら、どうしよう? 両親はどうなるのか? 友達はどうなるんだろう。東京の近くで爆発したら。東京でなくても、またどこかの地方で事故が起こったら、また多くの人が古里を失い、辛い目に遭う。なのに、再稼働を進めている。
私から見ても、危険だと思うし、また福島と同じことが起こるかもしれないのに。でも、私には何もできないし、考えれば考えるほど苦しくなるので、原発のことはもう考えないことにしているんです」
えーー、何で? シンガーらしく、自分のことだけでなく、被災者のことや、古里のこと。自分とは何の関係もない地方の人たちのことまで思いやる気持ちがあるのに、考えると苦しいから考えない? どういうこと? 友達の1人がいった。「何もできなくはないさ。E子ちゃんが原発の悲惨さを伝える歌を歌って、多くの人に聴いてもらうえば、いいじゃないか? 或いは被害に遭った人を励ます歌を作ることだってできるだろう? E子ちゃんの歌はそういう力があるよ!」
でも、E子はうつむいたまま、何も言わなくなってしまった。それを見ていて、分かることがある。本論からはそれるが、だからE子はプロになれない。自分が感じる悲しみと対峙せず、逃げよう、考えないようにしようとする。それではアーティストにはなれない。楽しい歌だけ歌いたい。差し障りのないラブソングを書きたい。そんな思いだから素質はあるのに、趣味のレベルから脱することができず、プロとして勝負できない。
が、そのことは今回の文章では問題ではない。E子のようなタイプ。決して多くはないだろうが、そこそこいるような気がする。被災者の人たちの気持ちを思いやる。或いは、もし、事故が起こったら、家族は友達は....と心配する人はいるはずだ。でも、みんな彼女と同じように、「どうせ、私には何もできない」「だから、考えないようにする」「考えても悲しくなるだけ、苦しいだけ」そんな結論になる。
それを一言でいうと「見て見ぬ振りをする」ということだ。あの日、311が原因で原発事故というかつてない大きな悲劇が起きた。その事故は未だに収束せず。福島第一原発からは今も放射能が流れ出し、汚染水は海にタレ流されている。
今も14万人が家に帰れず、未だに狭い狭い仮設住宅で暮らしている。そして、分かったのは、必要と思われた原発がなくても、電気は足りているということ。なのに、再稼働しようとしている人たちがいる。原発問題だけではない。戦争をして、人々を苦しめ、踏みつける国に向かって進んでいる現実もある。
それを知らずに、彼らを支持して、さらに暴走させようとしている人たちがいる。でも、多くの人がその現実に気づきながら、E子と同じように現実から目を背けている。「どうせ、私が選挙に行っても何も変わらない」と自分を納得させる。でも、それは違う。「何も変わらない」ではなく、その人の行動は日本を変える。そう、何もしないことは、日本をより悪くするという作業を応援しているのだ。
今、大事なのは暴走する党を止めること。政権交代はむずかしい。しかし、打撃を与えることはできる。ブレーキをかけることはできる。そのためには、あの党以外が議席数を延ばすこと。勝てない党に入れても駄目。勝てそうな党に入れること。みんなで動けば可能だ。あの党はもともと組織票しかない。それに対して「投票先を決めていません」の人数はその組織票を超える数だ。
E子がいう「悲しくなるから、考えないようにしている」は「暴走するあの党を支持します!」と同じ。現実から目を反らせ、自分の世界に閉じこもることは、彼女が悲しんだ現実をさらに増やすことにつながる。目をつぶってはいけない。2014-12-13
感想「原発をテーマにした映画ですが、退屈なシーンはひとつもない」 [「朝日」DVD発売ー再掲載]
「朝日のあたる家」
豊川コロナで見てくれた方の感想。
ぜひ!
http://cinnamon-cardamon2.blog.so-net.ne.jp/2013-09-16
(本文より)
泥汚れは洗えば綺麗になるけれど
放射性物質はなくすことができない。
除染作業は無くすのではなく、別の場所へ移動させるだけ。
もとの家に戻れることはない。
原発をテーマにした映画ですが
居眠りするほどたいくつなシーンはひとつもなく
反原発なんてうっとおしいぜ と思ってるひとも
大きめのハンカチを持ってぜひお出かけください。
感想「当たり前の幸せを奪われてしまった家族の物語」 [「朝日」DVD発売ー再掲載]
「朝日のあたる家」感想 東京・脚本家
原発事故によって当たり前の幸せを奪われてしまった家族の物語。ある日を境に突然、その家族に襲い掛かるさまざまな出来事は、太田監督が福島で丹念に取材した嘘偽りのないもの。
舞台を福島ではなく日本の原風景が残る静岡のとある町に設定し福島の次に起こった悲劇として描いているのは、原発事故はいつどこででも起こりうることなんだという危機感を観ている人に受け止めてもらいたかったからだったそうだ。
その狙いは観客に十分、伝わっていると思う。直球ど真ん中、本当にストレートにメッセージを投げかけてくる映画だ。
2003年に僕らが「カリーナの林檎」を製作するにあたり、ベラルーシとウクライナで取材した時に見て、聞いて、感じたことが、この映画にもたくさんつまっている。ふるさとを奪われ、バラバラになってしまう家族の姿。
福島でもそういう家族の話を聞いた。この映画には、原発事故によって何が起こるのか、決して嘘や大げさではない、リアルが描かれている。原発の問題に関してはさまざまな意見があるだろうが、まずはこの作品を観て、もう一度考え、家族とでも友人とでも話をしてみるといいと思う。
無関心は罪。福島でとんでもない事故は起ってしまった。子供たちに「私はいつまで生きられますか?」なんて言わせちゃいけないのだ。
「朝日のあたる家」に寄せられた感想(4) [「朝日」DVD発売ー再掲載]
ドラえもり @draemori 46分
『朝日のあたる家』舞台あいさつで、姉妹役の2人生で見るとなおかわいいんだが、自分の仕事を「役者」と言っていた。アイドル並みのルックスでこのプロ意識。さらなる活躍を期待。 http://coco.to/movie/35363
@draemori 2013/11/11 23:38
『朝日のあたる家』2年半経って関心が下がってる中、こういう劇映画の意義、それを福島で上映する意義、全て考えるためのきっかけ。キャストの方々も、これをきっかけに考えを深めたそうで、まさにそのためのこういう映画。更にこれに続くことを期待。
@sonnykim83 2013/11/3 20:05
『朝日のあたる家』これは絶対に見る価値あります!上映映画館が少ないことが問題!地域で上映請願の声を上げましょう! #genpatsu #shibuya
@fukuroofu 2013/11/3 0:12
『朝日のあたる家』京都みなみ会館で初日と最終日の2回観ました。もう関西では観ることができなくなった事が残念です。今まで映画は「1回観れば十分」と思っていましたが、2回観てなおもう一度観たくなる映画です。
@5manson 2013/10/27 19:02
『朝日のあたる家』私は舞台挨拶の監督に「お体に気を付けてください」といった。監督は忙しいけど頑張りますといわれたが、私が言いたかったのは”この映画の内容を良く思わない人たちの攻撃に気を付けてください”という意味だった。
@yinyoung 2013/10/25 20:56
『朝日のあたる家』関東が怖くて、息子を護る為に福井に逃げて来た我が家。家族に毒を盛りたく無い一心でした。朝日のあたる家は、初めから終りまでずっと号泣しっぱなし。福島を映画を通して経験出来る映画。現実にしっかり目を目を開いて生きたい。
越水利江子 @riekossy 2時間
原発事故を軽く見る人達にぜひ見て貰いたい「想い」。胸が痛いです… RT @kalinapapa: 福島に住むことのリアル…『福島県に住むKaori さんが「朝日のあたる家」を観て感じた「切なく辛い想い」とは…』 http://ameblo.jp/2011kalina/entry-11685503776.html …
neko-okami @marikatokyo 3時間
山本太郎参議員議員に対する嫉妬や批判があっても、それは、山本氏が良い仕事をしている証拠。
事実、山本太郎参議員議員ほど、精力的に動いている国会議員は他にいない。 五輪をたった一人で反対して下さった。
『朝日のあたる家』の映画で反原発を訴えた。
国民みんなの健康を考えて発言した。
杉山正隆 @sugiyamamasa 11月6日
「ジャーナリスト」紙に原発事故で生活を一変させられ避難を余儀なくされた家族の悲哀を描いた映画「朝日のあたる家」を執筆しました。原発事故を扱ったことで大手映画館から上映を「拒否」されたものの口コミなどで評判が拡がり全国公開が実現しました。http://jcj-daily.sakura.ne.jp/05men.pdf
足立英作 #反原発 @7L2CNC 11月5日
ストーリーも台詞も諳んじられるほどに、何度も何度も観てしまう映画が何作かある。「朝日のあたる家」は、そのうちの1作になるだろう。http://asahinoataruie.jp/ #朝日のあたる家
平和への道@彡トシピコ彡 @toshipiko1 11月5日
「朝日のあたる家」よかったです。観た価値がありました。現実に添ったドキュメンタリー映画で、原発事故にあった家族の悲しさが描かれています。涙が出るくらい。チャンスのある人は、是非!観てください。#原発ゼロ @asahinoataru_ie
ぬかぼこ♡子どもたちを守る会リンク集 @nukaboko 11月1日
(一度問題が起これば、地域や家族の「今」を破壊するだけではなく、「未来」や「希望」さえ破壊するのだという事実だけは揺るぎない。国民みんなが注視すべきテーマである事だけは確かである)『朝日のあたる家』 太田隆文/原案•脚本•監督 http://tritone63.exblog.jp/21109227/ #映画
るな @LunaRainbow8 11月1日
山本太郎議員がなぜこんなことをするのか理解できない人は、映画『朝日のあたる家』を見るといいよ。
http://asahinoataruie.jp/
感想「家族の絆も思い出も すべてが一瞬にして 壊されてしまう、 原発事故」 [「朝日」DVD発売ー再掲載]
「朝日のあたる家」公開中の小倉コロナで見て下さった方の感想。
紹介する。静岡生まれで、福岡在住の方。心に染みる感想。ぜひ!
*************
特定秘密保護法案の
まさかの強行採決を
気にしながら、
『朝日のあたる家』を
観て来ました。
私は静岡県の海辺の
小さな町で
生まれ育ちました。
故郷にほど近い町が舞台の
この映画は何がなんでも
観たかったんです。
初めの富士山の映像を
見た途端に
涙が溢れ、止まりません。
号泣と嗚咽の連続でした。
映画の中で深刻な病気が
見つかった中学三年生の
まいちゃんが
『私、30歳まで
生きられないんだよね?』
この時、山本太郎さん演じる
光太郎おじさんの目も
真っ赤でした。
チェルノブイリ原発事故の
25年後の姿が描かれている
『チェルノブイリハート』の
映画と重なり、涙が止まりません。
ここからはお願いです!
『観て欲しい。』
とかそんな生易しいことでは
ないんです。
明日もやって来るはずの
平穏無事な日常の暮らしも
の実態。
そして、いま、
この国で戦争を
始めようとしている現実。
国民の知る権利が奪われようとしている時、
被曝のことも原発事故の原因究明も責任も人々を安全です!
と洗脳し続けて来た役人、
御用学者の無責任な発言も何もかも全てが闇の中。
これはすべての人が観る
べきとっても大切な
現実の叫びの映画です。
そして、今、福島の悲劇は
始まったばかり、、、
「朝日のあたる家」感想=「いつも写真が嫌いな私が みんなで家族写真を撮ろうよ。」 [「朝日」DVD発売ー再掲載]
先のメッセージをくれた神奈川の主婦さん
FBにも記事を書いてくれた。
こちらも涙が零れる
「朝日のあたる家」がんばって作ってよかったと思える瞬間
ありがとうございます。
*******************************
家族写真にいいね!をくださったみなさまへ
昨年 横浜で観た観た 映画「朝日のあたる家」。
何度か この映画について書いたことがあるので 覚えていただいているかもしれません。この写真はその時の思いからのものでした。映画を観た日に まだ慣れないツイートをぜひしよう!と思って実行したのも、自分の行動としてはいがいなものでした。
「観ましたか? 観ませんか? 観ましょう。 観てください!
観ましたか? 観ませんか? 観ましょう。 観てください!同じことが起こる可能性は大きい!自分のこととして考えるためにも必見! 「朝日のあたる家」横浜ジャック&ベティ 8日(金)まで上映。」
必死で考えた140字。
慣れないことを夢中でしました。 それくらい 心に残る作品だったのです。
私たちの何気ない日常が、どれだけ不確かなものであるのか、胸に抱えながら帰宅しました。今、幸せだと感じることにも何の根拠もないのではないのか・・あの日から、いつもそのことが頭から離れません。今年の初詣で いつも写真が嫌いな私が
「みんなで写真を撮ろうよ。」
と口にしたのも、その思いからです。
今日こうしていることも永遠ではないのだ。守りたいものはたくさんある。しかし、守り切れずに大きく人生が変わることは誰の身にも起こりうる。「これがいつまでも続くとは限らない。今日のこの時を大切にしなければ。縁起でもないけれど、来年同じ写真が撮れるとはかぎらないから・・」と言ったのも
あの映画のシーンが頭にあったから。
当たり前だと思っていた日常が 当たり前ではないこと! 多くの人の思いと努力によって守られていたものだということに改めて気がつきます。原発事故は特別のことではない。私たちのすぐそばにある。私の出身地は大分県です。帰省のたびに「あんたたちは大変やね。」と言われることもあります。
でも、大分の目と鼻の先には伊方原発があるのです。一昨年別府からフェリーで四国に渡った時にはすぐ近くを別府を発って間もなく見ました。 どうして福島を遠いところのことと感じているのだろう。 すぐ近くにあるじゃない・・・
私はこの日常を大切にしたい。
守りたい。来年も同じように家族で写真が撮りたい。だって、こんなささやかな願いが叶えられない人がたくさんいるのだから。二度と家に帰れない人が大勢いるのだから。
私が思うことが少しずつ家族にも伝わっているような気がする。普通に暮らすことは当たり前ではない。みんなで守らなければいつ壊れるのかもしれない。そして、帰れなくなった家と集まることさえできなくなった人たちのことを忘れず 今日を大切にしよう。
大分で警鐘を鳴らし続けているFB友もいる。
みんな よそのことだと思わないで。
今の私たちの暮らしは とても不安定なものだということ、怖がらずにちょっと見てみよう。
今日の穏やかな日常 守りたいもの。
歌手の仲代奈緒さんが書いてくれた「朝日のあたる家」感想。 [「朝日」DVD発売ー再掲載]
【歌手・仲代奈緒さんが書いてくれた「朝日のあたる家」感想】
2013-10-29
先日、太田隆文監督の「朝日のあたる家」を見ました。
自然溢れる素敵な町で起こった原発事故。
放射能汚染により、美しい風景は形をとどめたまま奪われ、
人々は当たり前の幸せを失って行く…。
福島のドキュメンタリーではなく、「物語」として作られたこの作品。
福島原発事故の後に停止中の山岡原発で起こった事故の物語。
止まっていても原発が危険なのは同じ。
藤波心ちゃん演じる女子大生の、
「(原発が)止まっているから大丈夫でしょ。」
と言うセリフも印象的でした。
上映後監督の舞台挨拶があり、驚いたのは........、
(以下は下をクリック)
http://ameblo.jp/nao-style-room/entry-11654784531.html
「朝日のあたる家」感想=「家族の絆も思い出も すべてが一瞬にして 壊されてしまう、 原発事故」 [「朝日」DVD発売ー再掲載]
2013年の記事より
「朝日のあたる家」公開中の小倉コロナで見て下さった方の感想。
紹介する。静岡生まれで、福岡在住の方。心に染みる感想。ぜひ!
*************
特定秘密保護法案の
まさかの強行採決を
気にしながら、
『朝日のあたる家』を
観て来ました。
私は静岡県の海辺の
小さな町で
生まれ育ちました。
故郷にほど近い町が舞台の
この映画は何がなんでも
観たかったんです。
初めの富士山の映像を
見た途端に
涙が溢れ、止まりません。
号泣と嗚咽の連続でした。
映画の中で深刻な病気が
見つかった中学三年生の
まいちゃんが
『私、30歳まで
生きられないんだよね?』
この時、山本太郎さん演じる
光太郎おじさんの目も
真っ赤でした。
チェルノブイリ原発事故の
25年後の姿が描かれている
『チェルノブイリハート』の
映画と重なり、涙が止まりません。
ここからはお願いです!
『観て欲しい。』
とかそんな生易しいことでは
ないんです。
明日もやって来るはずの
平穏無事な日常の暮らしも
の実態。
そして、いま、
この国で戦争を
始めようとしている現実。
国民の知る権利が奪われようとしている時、
被曝のことも原発事故の原因究明も責任も人々を安全です!
と洗脳し続けて来た役人、
御用学者の無責任な発言も何もかも全てが闇の中。
これはすべての人が観る
べきとっても大切な
現実の叫びの映画です。
そして、今、福島の悲劇は
始まったばかり、、、
「朝日のあたる家」シナリオを読んだ奈良県の主婦の方「考えさせられる悲しくつらい物語」 [「朝日」DVD発売ー再掲載]
2013年の記事より
奈良県。主婦の方にシナリオを読んでもらった
その感想。
以下で紹介
***************************
シナリオ、夢中で読みました。
登場人物や、場面を想像しながら。
読んでるうちに、私なりの映像が浮かんできました。
読み終えて、重いテーマで考えさせられる悲しくつらい物語でした。
それにとてもリアルで、驚きました。
私、もうちょっとベールにかかった物語と思ってたので。
でもこれが現実なんだよね。
今までの映画やドラマによくある不治の病に侵される、
涙の物語と違い、原因が原発というところは広島原爆を題材とした
「黒い雨」を思い出しました。
シナリオを読んで、政府や電力会社、それを伝えるマスコミ。
何を信じたらいいのか。
怒りとやるせない気持ちになりました。
本当に原発の事よく勉強しなきゃ書けない物語。
日本の国に原発なんて、必要ないことみんな感じるよね。
主人公である平田家の家族はどこにでもいる、ごく普通の四人家族。
私の中でお父さんは、俳優N。
お母さんはY、あかねはSをイメージして読みました。
一家のアイドル、元気で明るい女の子。
その元気で無邪気な舞ゆえに、******いく難しい役。
誰がいいか思いうかばなかった。
光太郎伯父さんが仮設住宅で、寝たきりになった舞に言う台詞、
泣けました・・。
犬のブルースの登場も、福島で問題になったペットの事あるから、
効果的。重要な存在。
(うちにもわんこいるので、動物には弱いです)
ラスト、一家四人が故郷で、車の中から見てまわるシーン、
イメージ浮かんできて、凄く良かった。
涙が溢れました。
見終わった人は今の日本の原発の怖さ、
命の大切さ、
家族や故郷の存在、
改めて見直す映画になると思います。
いつもながら感想になってないなぁ。
一般人の思ったこと。
でした。
本当にこのシナリオが映像になることは楽しみです。