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映画「ジョーカー」もう一つの見るべき点。妄想と病の母? [境界性パーソナリティ障害]

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映画「ジョーカー」もう一つの見るべき点。妄想と病の母?

犯罪者なのに共感せずにはいられないというジョーカーという主人公。まさに今の時代ならではの存在と思える。これまで映画としての魅力を紹介してきたが、今回はもう一つの見るべき点について書いてみる。精神病を扱っているところだ。少しネタバレになるので、未見の方はこの先は読まないでほしい。

ジョーカーの母は精神病。しかし、日常生活を見ていると特別におかしなことはしない。叫び出したり暴れたりしない。同居しているジョーカーも病気であることに気づかない。母は毎日のように手紙を書き、返事が来るのを待っているが、それは年取った女性ならありえること。だが、彼女は妄想を伴う病で、事実でないことを事実だと思い込み、息子にも話している。病気であることを知らないジョーカーが信じてしまうのも当然のことだ。

これ。僕が以前に何度か書いた「患者」の話と同じ。社員を踏みつける冷酷な社長、男を追い詰め破滅させる女性、いくつかの例を書いたが、ジョーカーの母もその種の病気なのだ。これまでの映画で精神病というと、叫んだり、暴れたりする怖い人というイメージがほとんどだった。

しかし、実際はそうでない人が多く。誰にも病気だと気づかれずに普通の生活をしている。実際にあった話をしよう。若い女性患者が「恋人のAさんに酷いことをされた...」と思い込む。本当はちょっと冷たくされただけなのに、病気なので妄想が膨らむ。泣きながらAの友人に告白。誰も妄想とは考えない。

「酷いやつだ!」「許せない!」「Aをとっちめよう!」

「彼女に謝れ!」「大切にしてやれ!」

周りがAを攻め立てる。彼は薄々、彼女がおかしいことに気づいていた。何とか別れたい。夜の長電話。何時間でも彼女は話し続ける。止めようとすると怒り出す。「捨てられる」と思い込むのだ。そしてまた妄想を交えて「彼が酷いことするの...」と虐待されたような話をする。

「会いたい。今すぐ来て....」

仕事中に連絡がある。拒否すると「今、薬を飲んだ。さようなら...」と電話を切られる。でも、周りは彼女の異常に気づかない。妄想も「宇宙人が攻めてくる」なら分かるが「彼に酷いことされた」はありえる話。周りの人たちは患者の言葉を信じてAを攻撃する。これは境界性パーソナリティ障害の症状。主に若い女性が発症。男性が被害に遭う。40人に1人いるとも言われている。

本人に悪意はなく嘘をついている意識もない。症状なのだ。ジョーカーの母も悪意はなく、妄想を信じ、それを息子に話しただけ。そのことで彼は追い詰められた。先のAも、彼女の言葉で友達を失い、仕事をクビになった。一体、誰が悪いのか? ただ、日本ではマスコミも映画も、その種の病気を詳しく伝えることをしない。目をそらせてばかり。だから、その種の悲劇が繰り返される。


境界性パーソナリティ障害について記事=>https://cinemacinema.blog.ss-blog.jp/archive/c2305834655-1


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本当にその人は被害者なのか? 加害者こそが本当は被害者?=先導されてはいけない。本質を見つめよう! [境界性パーソナリティ障害]

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本当にその人は被害者なのか? 加害者こそが本当は被害者?
=先導されてはいけない。本質を見つめよう!

Twitterで政権批判をして、ネット右翼に攻撃、誹謗中傷されている人がいる。この場合はすぐに状態が分かる。思想に問題ある人たち。あるいは政権に加担する背景がある人たちが、正論を主張する人を叩いて口封じをしたいのだ。これは加害者と被害者。だが、そんなケースばかりではない。

そのツイートだけ見ていると、やはり「加害者と被害者」に思える。被害者が可愛そうと同情し加害者を叩く、被害者を応援する。だが、全く逆の構図の場合がある。被害者と加害者のツイートを遡って見て行くと、先に攻撃したのは被害者側で、それを加害者が反論したことを被害者側は「酷い!」「許せない」と騒ぎ立てている場合がある。それに気づかず、

「やめてくれと言ってるじゃないか?」

加害者を批判、被害者を擁護する。しかし、被害者の中には「哀れな私」を演じ、演出する人もいる。同情を買い、注目を集めようとする。あるいは相手を攻撃したメールを削除して

「もう止めてください...」「なぜ、執拗に攻撃するのですか?」

と被害者を演じる。過去のツイートは削除されており、本当の経緯は分からない。以前に勉強した境界性パーソナリティ障害の患者はそんな行動を取る。

ネット社会以前はその種の患者は周りの人たちに、自分がいかに可愛そうで哀れな存在であるか、あるいは健気に頑張っているかを伝えていた。そして同情や応援を得る。自分が目をつけたターゲット(恋愛対象)が自分の意思に反する言動や行動を取った時に、周りの人たちに

「酷いことされた...」「捨てられた...」「もう死にたい...」

と妄想を交えて、いい触れ回る。泣きながら訴える。時には自殺未遂までしてみせる。多くは騙され、患者のいうことを聞かない相手を批判し、中傷する。患者に嘘をついている意識はない。妄想を交えているのが、事実だと思い込んでいる。周りの人は簡単に騙され、

「それは酷い!」「許せない!」「何とかしなきゃ!」

と怒りを感じ、正義感を掲げてターゲットを攻撃する。その人はたまったものではない。患者から逃れるために仕事も、友人関係も全てを失うことがある。そんな患者が最近はネットを利用して攻撃することがあるそうだ。ある種の病気であり、悪意はなく、本人も苦しんでいるのだが、周りも大変だ。そんな取材をしたことがあるので、ツイッターを見ていても、

「本当にこの人は被害者なのか?」 

と考えてしまう。「文面だけから判断すると、本当に酷い話だ。応援したい」と思うのだが、「リツイート」して拡散させていいのか?と考える。誰かがリツイートを読み「それは酷い!」と拡散されて行く。

それが事実でなければ被害者の思うツボであり、ターゲットとされた相手を追い詰めるための共犯者になってしまう。患者でなくても、それを意図してツイートする人たちもいる。「被害者」=「可愛そうな人」という思い込みは危険。だから、まずは静観し、両者の言い分を長い目で見つめ、事実を確かめること大切だ。


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ボーダーラインと呼ばれる精神病をご存知だろうか? 多くの人が知らない。だから悲しい事件になってしまう。 [境界性パーソナリティ障害]

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ボーダーラインと呼ばれる精神病をご存知だろうか? 多くの人が知らない。だから悲しい事件になってしまう。

「境界性人格障害」は精神病((正確には病気ではない)の一種。患者の多くは若い女性である。悪意があるとか酷いとかではなく、周りを巻き込みトラブルを起こしてしまう行動を取る症状がある。今回はそのことを説明させてもらう。まず、患者はターゲットを見つけると、

「感動しました!」「素晴らしいです!」「応援させてください!」

と近づいて来る。若く可愛い女性にそう言われれば男性は嫌な気がしない。その後、患者は熱烈なアプローチを続け、男性に急接近。Facebook等に「ガンバってください!」「また、お会いするのを楽しみにしていま〜す!」等のコメントが毎日入る。

いつも明るくて元気。患者はさらに、男性の友達関係にもアプローチ。仲良くなる。やがて、患者は男性に対して辛い過去を話し始める。父親にレイプされたとか...

「いつも明るいのに、そんな辛い思いを抱えていたんだ...」

と同情してしまう。あるいは恋に落ちる。

「俺が守ってやろう...」

そうやって男性の心を捉えた頃から、あれこれ要求するようになる。これまでは「深夜に長電話を聞いてくれてありがとう」と言っていたのが、電話を切ろうとすると、感情的になる。仕事の途中に「今から会いたい...」と連絡してくる。断ると、激怒。

「裏切られた!」「許せない!」

患者は男性の友人たちに連絡。

「彼に酷い目にあった。悲しい。もう死にたい」

と言って回る。泣いてみせる。男性は友人たちから批判される。

「お前は酷いぞ!」「彼女に優しくしてやれ」「最低の男だ! 女を泣かすな」

患者からは「私の時間を返せ!」「利用された!」でも、反撃すると思う壺。想像を絶する手段で怒らせようとして来る。取り巻き(手な付けた相手の友人たち)を使い、様々な手で攻撃。誹謗中傷される。

患者にとって「愛される」のも「批判される」のも同じ。自分が注目されることが嬉しい。これでもか!と腹立たしい発言。ネットに悪口を書く。友達に言って回る。次第に耐えられなくなって行くが、やがて患者から

「今、手首を切りました。さようなら....」

というメールが来る。死なれてはかなわない。別れようと思っていても家に駆けつける。芝居のことも多いが、本当に手首を切っていることもある。そうやって男性は患者の要求に逆らえなくなり、取り込まれてしまう。

急に「会いたい!」と言われても会社を抜けてはいけない。終電が終わった深夜にタクシーで駆けつけるのも難しい。でも、言われたことをしないと、また自殺未遂だ。男性は仕事も混乱を来たす。友達にも分かってもらえない。皆、患者の味方だ。世間から見れば酷い彼氏と健気な彼女にしか見えない。逆らうと

「今、薬を飲んだから、さようなら...」

と電話が来る。結局、男は全てを捨てて逃げ出す。仕事も、友人関係も、アパートも。そして全てを失う。患者は新たなターゲットを探す。

これが境界性人格障害の患者の行動パターンである。そんな病気(正確には精神障害)があるとは想像もしなかった。が、実在する。決して珍しい病気ではなく、50人に1人くらいの患者がいると言われている。

何年か前に若手俳優が離婚問題でトラブったが、その妻がこの病気であろうと、専門医は言っていた。だが、ワイドショーでは単なる夫婦の諍いとして報道していた。コメントを聞いても「旦那が浮気でもしてんじゃないの?」というものだった。もし、そんな患者に狙われたらどうすればいいのか?専門医に聞くと

「とにかく関わってはいけません...」

と言われた。物凄く愛があるのなら、病院に行くよう説得するのもいいかもしれない。が、最善の策は少しずつ距離を置き、離れていくこと。どんなに腹立たしくても相手にしない。何より相手は病人なのだ。悪意があるのではなく、それが症状。

でも、患者は自身が病気であることには気づかない。行為を止めることもできない。そして周りの人たちは巻き込まれ、無実の男性を一緒に批判、中傷、村八分にするのである。精神病には様々なタイプがあること。また紹介する。



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境界性人格障害とは何か? 勉強してみた [境界性パーソナリティ障害]

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境界性人格障害とは何か? 勉強してみた

患者は若い女性に多い。「感動しました!」「あなたのような人は初めてです。素晴らしい!」「応援させてください!」等、絶賛して男性に近づく。メールや電話でアプローチ。短期間で親しい関係になってしまう。ある時期に、人に言えないような辛い話を始める。

「あんたにしか、こんなこと....言えない...」

そのことで男性は感じる。

「いつも明るく元気な子なのに、そんな辛い思いをしていたのか...」

と同情して、恋愛関係に陥る。患者は男性の周りの人たちとも急速に親しくなり、心に入り込んでいく。次第に男性に対する要求がエスカレート。最初は「こんな遅い時間に長電話を聞いてくれてありがとう」と言っていたのが、頻繁に深夜の長電話。職場にも電話。

「今から逢いたい...」

と言ってくる。が、仕事中に会社を抜けて会いにはいけない、断ると

「裏切られた!」「騙された!」「私を利用した!」「許せない!」

と感情的に取り乱し、患者も知る男性の友人たちに

「彼に酷ことされた....悲しい....死んでしまいたい...」

と妄想を交えて訴えて回る。先の過去の辛い話も妄想であることが多い。が、その男性を知る友人たちは患者に同情、彼を批判する。若い女性=患者の発言を信じてしまう。あるいは患者が男性に対して

「今、薬飲んだ。さようなら」

というメールを深夜に送り、駆けつけることになる。が、これも虚偽であることが多い。こうして、男性は患者に逆らうと大変なことになることを痛感。次第に、患者の思う通りに動かされるようになる。当然、仕事や生活に支障を来す。友人関係から信頼を失う。男性は次第に耐え切れなくなり、全てを捨てて逃げ出す。というのが境界性人格障害に取り憑かれた男性の多くに訪れる結末である。

とても病気とは思えない(厳密には病気カテゴリーではなく、障害である)が、悪辣な女性とか、詐欺師とかいうことではなく、それらは病気による症状なのである。患者は40人1人と言われ、実際にそんな事件は多く起こっている。ただ、第三者から見ると痴情の縺れにしか見えず。患者に狙われた男性だけが苦しみ、周りは「酷い男だ」「失望したよ」と批判するばかり。誰も患者であることに気づいかない。

以上をまとめた文献があるので、そこから紹介するーーーーー。

・患者は徹底して被害者を演じます。本当はあなたが被害者であると理解をする人が多数派になるパターンは少ないです。周囲も何かしら被害を受けているなどの条件が必要になります。

・患者はあなたに直接的ないし間接的にダメージを与えてきます。あなたの社会的な信用を貶めようとしたり、あなたの日常生活を破綻させようとしてきます。

・あなたに本気で喰らい下がり、謝罪と罵倒を繰り返します。その中には死を仄めかす内容も混ざります。

・あなたにコンタクトがない場合は、患者の周囲に対してあなたがどれだけ被害を与えたかを、捏造を混じえて吹聴しています。

・時間を置いて、何もなかったかのように或いは些細な喧嘩の後のように、普通の連絡をしてきます。

・何かしらあなたに絡む理由があれば、全て用いてあなたとの接点を復活させようとしてきます。

別の本から、さらなる特徴ーーーーーーーーーーーー

①感情と行動が不安定なことにより、対人関係も悪くなる。原因は、相手に対する強い思い込み。あれほど絶賛していた人を急にこき下ろしたり、反応が両極端になるのも特徴。

②境界性人格障害の人は、処理しきれいない葛藤や衝動、根強い不安を解消するために周囲の人を巻き込んでいこうとする。また、どんな方法を使ってでも周囲の人を引き付けておきたい、自分の思う通りにことを運びたいという気持ちを強く持っている。

③症状として、職場や友人などの人間関係をひっかき回すことが挙げられる。記憶違いや誤解は誰にでもあるが、境界性人格障害の人の話は、全く根も葉もないことがある。信じた人が複数なら、混乱は全体に影響する。

④とにかく安定した人間関係が築けない…。自己の「不安」を解消したいがゆえに、たとえ根も葉もない嘘をついてでも、相手を引きつけておきたい、自分の思うとおりに事を運びたい、となってしまう。

さらに特徴ーーーーーーーーーーーーーー

●患者は、人の良心や甘さにつけいる事がとにかく上手です。

●患者が自身の心を満たさなくてはいけないという理由から、社会性も決して低くありません。社会性が低いとタゲが捕まえられないからです。ですから、患者が被害者にどれほど非道なことをしていたとしても、その他の人の前では非常に評価される行動をとることができます。

●被害者は、いかに第三者に客観的に被害を伝えられるか、そして強く相手と離れたいかを示す覚悟と、時間と、労力を惜しまずに行きましょう。感情的にならず、根気よく対応をすれば、道は開けるかもしれません。

最後に私のまとめーーーーーーーーーーーーーーー

患者は決して悪意を持っているわけではない。ある種の病気。その症状が上記なのである。病気というと熱が出たり、咳が出たりというイメージがあるし、精神病というと「意味不明なことを叫び、暴れる」という間違ったイメージを持つ人が多い。そのために、この種の患者が病気であることが分からないでいる。

患者は結果、相手を苦しめるばかり、相手は誰にも理解されず破滅の道を進む。周りの人たちも当然、悪意がないのに、患者の妄想と反感に振り回されて、責任のない者を攻撃、糾弾してしまう。誰一人として報われない構図となる。これを避けるには精神病とはどんなものか?を知ること。患者に巻き込まれず、相手に病気であることを認識してもらい、治療を受けてもらうことが大事なのだ。

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境界性人格障害の勉強を始めて3年が経つ? [境界性パーソナリティ障害]

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境界性人格障害の勉強を始めて3年が経つ?

精神病の勉強。第3部がスタートしたのが、ちょうど3年前の今頃。3年前のFacebook記事が出てきて気づいた。「統合失調症(精神分裂病)」「双極性障害(躁鬱病)」に続いて、「境界性人格障害」。いずれも、人間関係で大きなトラブルがあり、原因を探っていくと、相手が精神病であることが分かった。それをきっかに勉強を始めた。

が、その手の話をしてもほとんどの人が精神病に対して間違った先入観を持っていて理解できない、あるいは精神病というだけで耳を塞ごうとした。だが、統合失調症は200人に1人いると言われているし、境界性人格障害は40人に1人と言われる。実際、患者は僕の周りに3人と2人いた。そんな患者たちは往々にして悪意なく、トラブルを起こしてしまう。

「あいつ嫌な奴だな」「あの上司、本当に許せない」「なんで俺が責められなきゃいけないの?」というとき、患者の言動や行動が原因であることがある。でも、まさか精神病とは思わず、トラブルを繰り返す。大事なのはその人が病気だと知り、治療を受けることなのだ。でも、精神病とはどういうものか?を多くの人は知らず、話をすると避けようとはする。

が、最近、突っ込んで話すと、患者の被害に遭った人が数人いた。彼らもまた誰に話しても理解してくれない。それどころか患者ではなく「お前に原因があるのでは?」と言われることが多く、口を閉ざしていたという。

そんな時に3年前の記事が出てきた。ある文献からの引用だが、とても分かりやすいので再掲載している。興味ある方はこの記事の前後にある僕の記事を読んでほしい。


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「境界性パーソナリティ障害」の記事に寄せられたコメントを紹介 [境界性パーソナリティ障害]

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「境界性パーソナリティ障害」の記事に対して、
ある方からこのブログに経験談を頂いたので紹介させて頂く。

(匿名の方より)

 一昨日別れた親友がまさにボーダーライン人格です。私は今思い返せば洗脳されていたような、支配され操られていた感覚です。 10年の間、

(19歳)から彼女のドラマティックな、(私には2人の霊がいるの、でも私の体を治していなくなった、悲しい。私は小説家になる、あなたのためだけの物語をかく。夢に向かって頑張る→いつの間にか違う仕事→男。意味不明な嘘たが、何故か疑わない)

 虚言、狂言に振り回され、10年の間に何度も別れを告げられました。その度に行かないでと泣きすがりました。そして彼女はどんどん私の中で教祖と化しました。 まるで彼女がいないと生きていけないかのような。 LINE前は夜中の電話、メール返信の自由なんてなく、自分の感情等必要なく彼女の機嫌取りでした。 2年前には副腎疲労を発症。

 でも、自分の何がストレスかもわからない状態。自分がわからない。彼女は私の体調不良に喜んでましたね。 半年前にやっと彼女の異常なことに気づき始めました。でも、彼女を攻める事は出来ません。教祖を責められない感じです。攻めたら私は生きれない。彼女しか周りにいませんから。肉体、友人関係壊されました。

 でも、彼女と離れました。連絡を少しづつ返さなくしました。 そしたら、世界が一変しました。自分を否定されないことに感激の涙の日に溢れました。友人は戻りませんが、新たな友人と出会い、やすらぎ始めます。 でも、肉体はまだ彼女の恐怖で熱。体は彼女を拒絶していたのに心は彼女を責めない。彼女からの電話には出ない。自分がわからない状態が二ヶ月。 最後に彼女の方からさよならを言われ、私もそれに答えました。

 はじめて教祖に自分の考えを伝えました。教祖に意見した体は最後の力でした。苦しみ、病院へ母に担がれました。 彼女はそのさよならに戸惑ったのでしょう。長文を送り付けました。ただ、行かないででは言わないです。私に言わせようとしますね。次は詩を送り付けましたね。世界は美しい、涙で潤んでいても。頭の異常さがひしひしと。 今まで何でこんなやつに振り回されたんだ!そう思ったら二年苦しんだ副腎疲労はその日に治り、開放感で満ち満ちてました。

  10年を棒に振りました。ボーダーライン人格とわからなかった自分が悔しい。時間、精神、お金、友人、、返して欲しい。長くなりました。悪魔のような病気、、病気と言う異常者です。この記事の通り、次のターゲットに彼女は向かってます。私は無くしたものだらけなのですが、これから自尊心とか自信を取り戻していきます。


 注)境界性パーソナリティ障害は「ボーダーライン人格障害」ともいいます。






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境界性パーソナリティ障害から考えるーなぜ人は簡単に騙されるのか? [境界性パーソナリティ障害]

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 久々に境界性パーソナリティ障害について書く。以前にシリーズで記事を書いたら大好評。毎回かなりのアクセス数をもらい、17回の連続となってしまった。

 この病気(正確には病気ではない)僕も知らなかったが、かなり患者は多い。40人に1人と言われる。実際、記事を書くと身の回りの友人からも、「身近にいる」「以前の彼女がそうだった」「あの人もそうかもしれない」「そのことで今、困っている」という話を聞いた。やはり、数多い病気(正確には病気ではないが、表現がむずかしいので分かりやすいように病気と表現する)であることを痛感した。

 どうしても精神病というのは、テレビや新聞で詳しく説明し辛い事柄。差別だ。人権問題だ。という批判が出て来る。しかし、その事実や症状を伝えないことで、被害が拡大したり、問題がねじれたりする。健康問題や病気についてのテレビ番組はいろいろあるが、それらも決して精神病に触れない。せいぜい、鬱病くらいなもの。

 そのことで境界性パーソナリティ障害の存在も、多くの人が知らず、知らないが故に大きな事件となり、患者も関係者も傷つくのである。詳しくは以前に連載したので、知りたい方はそちらを読んでもらいたい。

 こちら=>http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2016-01-11

 今回はその症状ではなく、そこから考えたことを書いてみたい。


(以下はあとで書きます! 今はここまで)






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境界性パーソナリティ障害 ⑰ー人間業ではない?神との対峙を感じる [境界性パーソナリティ障害]

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【境界性パーソナリティ障害 ー神との対峙を感じる】 

今回は映画作家としての意見を中心に書かせてもらう。僕のまわりにも何年か前。患者がいた。あまりにおかしいので、精神科の先生に相談したら、典型的な症状だと言われて驚愕。えーーーまさか、僕のそばにそんな人がいたなんてー。と思い。勉強を始めた。

何年か前。おかしな奴がいた。Facebook上で執拗に接近。「応援してます!」「がんばってください!」と毎日コメント。近づいて来て、親しくなろうとする。だが、気に入らないことがあると、ネット上で相手を批判。「騙された!」「利用された!」と事実ではないことまで共通の「友達」に言ってまわり同情を集める。病的なものを感じ、精神科の先生に相談したら

「典型的な境界性パーソナリティ障害の症状です。関わってはいけません!」

と言われて驚愕。えーーーまさか、僕のそばにそんな人がいたなんてー。と思い。勉強を始めた。これまで、友人たちの中に精神病と思える人が数人いた。統合失調症。双極性障害。合わせると5人ほど。不思議なもので、それらの病気の症状にぴったりの行動や言動をするものなので、素人でも勉強すると分かって来る。だが、そんな話を友人にするとこう言われる。

「俺のまわりには精神病なんて1人もいないなあ。お前はおかしいから変な奴が寄って来るんだよ」

それは違う。彼は「まわりにいない」というが、精神病とはどんな症状なのか?を知らない。そう聞くと「頭がおかしくなって、包丁を持って暴れるような奴だろ?」という。やはりステレオタイプを上げるだけ。自分が知らないものを「まわりにいない」と断言するあたり、とても危険。でも、多くの人はそう思いがちだ。

だから、患者とのトラブルに巻き込まれても、まわりの人は単に揉めているだけとしか考えず。患者の問題点を指摘しても

「その人のFacebook見たけど、変じゃなかったよ」

と言う。ネットで「死ね。死ね。死ね。死ね。死ね」とか書いていると思ったのだろうか? その意味で世間の理解は低い。だから、当事者は大変なのだ。

そんな精神病。境界性パーソナリティ障害を勉強していて、いろんなことを考えた。病気というと「病原菌に犯されて体の不調を訴えるもの」と思いがち。精神病というと=気が狂う=知能が下がる=常識を失う=錯乱する。というふうに考えがちだ。が、パーソナリティ障害だけではなく他の精神病も、それには当てはまらない。

むしろ、狡猾。知能犯。といった言葉が当てはまることが多い。だが、決して悪意がある訳ではない。そして感じるのはパーソナリティ障害の場合は、患者の所行と似たような行為は生物界、植物界にある。

ドンピシャの例ではないが、植物の実は色鮮やかで、いい匂いを発する。それは鳥や獣に実を食べてもらうため。そのあと捨てられた種が、新しい生命となっていく。そのための手段がおいしい実なのだ。だが、植物は自身で「いい匂いの実を作れば、動物が遠くへ運んでくれて、食べたあとに種を捨てる。そうすれば別の場所で、子孫が育つ」なんて考えてはいないだろう。でも、そうやって命を繋いで行く。

患者も自分が求める「愛情」や「認知」を得るために、最初は愛想良く、けなげなキャラで好感度を上げ、やがて暗い過去を告白して、相手の同情や共感を誘い、心に飛び込む。やがて相手を自由に操り、求める愛情を極限まで受けとろうとする。が、患者自身がそんな手法を使えば、欲しいものが手に入ると思ってはいない。他で学習した訳でもない。なのに、多くの患者が同じ手法を駆使して、ターゲットに近寄り、取り憑く。それが症状なのだ。

そして患者は強い「愛情」や「認知」を求めるくせに、そこまでやったら相手は離れて行くだろう?ということまでしてしまう。ヤクザでも「今日はこのくらいにしといたるわ!」というように、追いつめたら逃げ出し、飯の種を失ってしまうので限度を考える。にも関わらず、患者は相手がボロボロになるまで離れない。それでいてターゲットを失っても、苦しまないで済むように、日頃から「種まき」をし、次のターゲットに狙いをつけておく。これをどう捉えればいいのだろう?

例えば覚せい剤中毒になると、薬ほしさにどんなことでもしてしまう。それを利用して暴力団は若い女性を中毒にして、売春をさせたりという事件を聞くことがある。禁断症状になると苦しくて、何をしてでも薬がほしいと思うからだ。

その状態と、患者の意識には近いものがあるように思える。しかし、中毒患者は苦しさから逃れるために、薬を買うために金を手に入れようとする。そのために体を売る。金を盗む。法に触れる行為をするが、パーソナリティ障害の患者はそうではなく、対人関係における策略でターゲットを確保する。

ヤク中患者は人としての思考をし、自分の経験や知識を駆使するが、パーソナリティ障害の患者は教えられてもいない手法や方法論を使い、驚くべき行動でターゲットを囲い込む。この辺の本能的とも言える行動が、人というより自然界の生き物に近い気がするのだ。
 
残念ながら、専門書を読んでもそこまでは書かれていない。ただ、分かってもらいたいのは、植物や動物。さらには麻薬中毒やアル中の人たちに対して、理路整然と反論しても無意味なように、患者に対して批判しても同じだということ。それどころかパーソナリティ障害の患者は反論、批判を期待して、先制攻撃をしてくるのだ。「批判」されるのも「認知」であり、自分のことを気にかけてくれていると、患者は喜ぶのだと言う。

その時点で患者の思惑に嵌っている。それに気付いても人はなかなか反撃を止められない。それは患者ではなく、人対神。そんな戦いであるかのようにすら感じてしまう。反撃するということは、自身で「怒り」を止められず、「耐える」ことができず、結果は相手に踊らされてしまうだけ。人間性を試されているかのようだ。まるで神から挑戦のように感じる。


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境界性パーソナリティ障害⑯ ー患者の思惑に嵌ってしまった男性の話 [境界性パーソナリティ障害]

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 「境界性パーソナリティ障害」の記事。

 好評で昨日も1日で300アクセスを超えた。今回は16回目。実際に聞いた話を書いてみる。

 A君は30代。とても真面目な奴。患者は女性。B子さん。同年代。Facebookを通じて知り合い、イベント等で実際に会い、意気投合した。交際が始まったが、次第に彼女の要求が大きくなり、A君は耐えられなくなる。あることで彼女が激怒。A君のことをFacebook上であれこれ、批判し始めた。

 患者B子はA君の大切な思いを、踏みつけにするコメントを毎日のように書き込む。最初は反論していたが、A君は精神病に詳しい友人からパーソナリティ障害のことを聞き、B子がそれだと気づいた。患者に反撃してはいけない。無視しろと言われていたので耐えた。

 だが、攻撃は続き、「これでもか!!」

 とAくんを怒らせようとするコメントが連日書き込まれる。よくよく読むと、B子のコメントにはおこがましいところ。上から目線。立場を踏まえていないことが分かる。が、共通の友人たちはまったく気がつかず、痴話げんか。2人は仲がいいというふうに思っていたという。

 そのコメント。よくこんなことが書けたな?というものだった。単なる悪口とか、批判ではない。本当に卑劣なもので、A君が大切にしている心の部分を踏みにじるものだ。

 ここに最初の悲劇がある。

 もし、2人が恋仲なら、Facebookという多くの人が見るメディアでB子がA君を批判するのはおかしい。ダイレクトメールでやりとりすればいいのだ。それをしないのはなぜか? これがもし、公人、政治家であるとか、芸能人をネット上で攻撃するのなら分かる。それらの人は国民から批判されても仕方ない立場だ。が、個人を、いくらカップルでも、恋人同士でも、ネット上で、名前を上げて批判するのは常識を逸脱している。もし、問題があるなら、特定の友人に相談するべきだろう。

 そう考えると、B子がA君の名前を上げて批判するのは、①常識がない。もし、常識があるのに、そんなことをするということは、②他に意図があるということだ。(相手が芸能人でも、政治家でも、有名人でも、自分の知り合いであるなら、ネットで批判せず、直接本人にいえばいい。恋人、ボーイフレンド、友達なら余計そうである)それをしないでネットで攻撃するということは、B子がまわりの人たちを巻き込みたい。自分がいかに辛い思いをしているか?を伝え、同情を集め、応援してもらいたいからと分かる。


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 だが、そこには誰も気付かず。痴話げんかと思っていたらしい。少し考えれば分かることだ。ネット上で批判するべきことでない。でも、意外に気付かない人が多い。いかにまわりの人たちは無神経で無責任か?が分かる。パーソナリティ障害はこんなことを背景に被害が拡大する。

 A君は何度も「友達」からB子を削除しようと考えたが、そうなるともっと大変なことになると考えて耐える。が、あるとき、A君がイベントで出会ったB子に会ってしまう。避けようか?と思ったが、決意して詰問。慢心の怒りを超えて聞く。「お前、よくあんな酷いことを言えるな? どーいうつもりだ!」だが、B子はこういう。

 「何いってんのー。 冗談ですよ。間に受けてどうするんですか?」

 もうイライラ限界だったのでA君はかなり逆上したこともあったが、それがこっけいに見えたのか?周りの人は大笑いしたという。コメントを読んでいた「友達」も冗談だと解釈していたのだ。ここで他人とはいかに無神経であるか?痛感する。真剣に読めば冗談でないことは分かる。が、まわりの人はそこまで考えない。だからこそ、B子の策略にまんまと乗せられたのだ。A君は「女性でなかったら、殴っていた」思ったという。あんな悔しいことはなかったと話すが、周りは理解しなかった。

 彼は我慢した。我慢したが、

 すでにB子の術中に落ちていたのだ。会場にいた人に聞くと、B子は満面笑顔で勝ち誇ったようだったという。何度コメントしてもA君にー無視されていたが、イベントで出会ったことで、激怒していることを確認したからだ。

 先の記事でも書いたが、愛情も批判も同じ。「私に関心があるんだ」と解釈するからである。B子は自分に関心があることを確認。さらにA君への攻撃を続け、自分は哀れな被害者を演じ続けた。次第に何人かの共通のFacebook友達が「B子ちゃん可哀想」「A君酷いよね」などとコメントするようになり、A君は悪者。B子は被害者という構図ができていった。だが、しばらくすると、B子からこんなコメントが来た。


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 「お久しぶりです。お元気ですか? その後、****はどうですか? 私の方はなかなかうまく行きません。また、次回、お会いしたときにいろいろ教えてくださいね!ヨロシク」

 A君は首を捻った。ついこの間まで、当てこすりや心を突き刺す批判コメントを送りつけて来たのに、何事もなかったようなコメント。これまでの言動は何だったのか? B子はパーソナリティ障害だと思っていた。が、もしかしたら違って、ここしばらくは体調が悪いとか、何か理由があったのではないか?そう思うようになった。

 もともと真面目で、優しいところがあるA君は彼女に電話した。そして、なんで、あんなコメントを何度も書き込んだのか?もう一度、問いただした。すると、B子はしおらしくなり、こう言ったという。

 「ごめんなさい。いろいろ辛いことがあり、あんたにしか甘えることができなくて、でも、無視されていたので、ムキになってしまった。信頼できるのはA君だけ.....」

 こうして、A君は再びB子と付き合いだした。

 まわりの友人たちは「やれやれ、喧嘩したり、仲直りしたり。忙しい2人だ」と思ったという。人は本当に無責任なものである。上っ面しか見ず、パターンに嵌めて理解しようとする。だが、その後、B 子は再びあれこれ無理な要求するようになり、A君を悩ませ始める.....。彼はまんまと、罠にはまったのだ。

 以上の展開。患者が凶悪で狡猾であることを説明した訳ではない。これが境界性パーソナリティ障害の症状なのである。それを病気でない一般人だと思って、常識を持って接するから、様々な軋轢やトラブルが起こるのだ。別の例で説明すれば、外国人が日本に来て、靴を履いたまま畳の上に上がるようなもの。それを激怒して「バカにしている」「常識がない」と批判するのに近い。


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 もっと言えば、麻薬中毒、アルコール中毒の患者

に近いと考えたい。自分を制することができない。いや、アル中の場合は「いけない」と思っていても、自分が止められないというが、パーソナル障害の書籍を読むと、自分を止めるという発想すら生まれないという印象を受ける。また、妄想や記憶の改ざんがあり、本人は至って常識的な行動や言動をしていると思い込んでいる。

 客観的に見ると、患者が全ての原因であると分かるのに、本人は「***さんが問題。裏切られた。許せない!」という発想で正義感さえ感じて攻撃をするという。これが演技とか、計算づくなら、どこかでバレて来るし、怪しまれるが、本人は真剣そのもの。だから、まわりの人が応援したり、巻き込まれたりして大変なことになる。

 A君も結局、B子に取り込まれ、

手中に落ちたのである。逆に、B子に反撃し、批判を続けたとしても同じ。一時期彼は「本当に許せない!」と激怒していたが、その段階で、B子の戦略に嵌っていたのである。この辺、映画作家としての意見だが、悪魔の戦略というべきものだ。通常は相手を怒らせないことが大事だが、怒らせることが目的。

 批判されても、攻撃されても喜びと感じる。互いに憎しみ合い、批判し合う状況を作る。誰も得をしない。そんな状況を望むこと自体。やはり、悪魔の所行と思えてしまう。

こんな風に一般の人は罠にかかってしまう。この文章を読み、「馬鹿だなあ」と思う人もいるだろう。でも、反撃に出て、延々と争ったとしても、それは戦っていることにはならず。患者の思惑に填められて、相手を喜ばせているだけだ。患者との対応。本当に愛があり、病気を治療してほしいという思いがなければ、対応できるのは「無関心」だけである。専門家にはそう言われた。

つづきはこちら=>http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2016-02-24





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境界性パーソナリティ障害 ⑮ ーなぜ、患者の卑怯ともいえる攻撃でも反撃してはいけないか?驚愕の理由 [境界性パーソナリティ障害]

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 患者が攻撃して来ても反撃してはいけないとの記事を前回書いた。説明が少し足りないので、補足する。友人であったはずなのに、患者はもう本当に腹立たしいことを言って来る。よくぞ思いついたということを批判してくる。或は「お前があれこれ言うべきことか?」「お前は何様だ?」ということをネットで拡散する。たいていの人はそれで激怒。「てめえだけは許せない!」と反論。反撃してしまう。が、それは無意味どころか、泥沼試合になるだけという話をしたい。

被害者に聞くと、その攻撃は本当に凄まじく、心のそこから激怒させられるものが多いという。自分が心の中で大切にしているものを踏みつけるとか、大事な存在を貶める。それを自身の友人知人、仕事関係に言って回る。ネットで拡散されるのだ。

「だから、許せない!!」となるのだが、考えてほしい。なぜ、患者は今まで友好的な付き合いをし、信頼関係があり、尊敬や敬愛の念さえ持っていたのに、ふとしたことで攻撃してくるのか? ここからは僕がこれまでに専門家の本を読んだり、経験者に聞いたりしたしたことをベースに書いて行く。

患者は誰に教えられた訳でもないのに、患者は日頃から自分の好印象をアピール。健気で元気ないい子であることを伝える。そしてターゲットを見つけると、「感動しました」「尊敬します」「応援させてください」というようなことを言って近づく。

いきなり近寄ってくると人は警戒する。「詐欺か?」「ぼったくりか?」と思われるが、自分のことを誉め称える相手なら悪い気はしないし、好意を持つ。そして患者の多くが女性であること。男性なら自分に近寄る女性を悪くは思わない。女性も相手が女性なら気を許すだろう。こうして患者は急速に親しくなる。以前にも説明したが、同時にターゲットのまわりの人たちにもアプローチ。「いい子」であることをアピール。もちろん、それが「取り巻き」作りである。

 何度も書いたことなので簡単に進める。つまり、患者は自分に愛情を注いでくれそうな相手を見つけると取り入り、まわりの友人関係も押さえて、簡単に逃げられないような環境を作る。そして、徐徐に注がれる愛情の分量を上げて行くのだ。最初は長電話。

深夜に長電話をしてくる。最初は「こんな私の話を聞いてくれてありがとう」と健気だが、愛を注いでくれることが分かると、相手の都合を考えず、自分の思いを延々と語り続ける。つまり、自分が満足するまで話を聞いてくれることが、愛されているという実感に繋がるのだ。深夜に「今から来て!」とタクシーで駆けつけさせるようなことを求め、それを受け止めてもらえることで愛されていると感じる。

そんなふうに心の傷を癒す愛情を求める患者だが、並大抵な量では足りない。相手も仕事や付き合いがある。いくら愛があっても、できないことはたくさんある。毎晩、深夜に電話をかけてきて「今から来て」と言われても適わない。どんな愛があっても、そんなことが繰り返されたら溜まらない。
 

患者は誰かに愛されないと(愛される定義が間違っているが)「私なんか死んだ方がいい」と自暴自棄になる。「今から死ぬから。さようなら」なんてメールや電話をかけてくる。が、同時に、それを利用して自分に関心を持たせるという側面もある。苦しいから、どんな手を使っても、振り向かせる。注目させねばならないのだ。

でも、頼み事を断ると、激怒。攻撃が始まる。それが先に上げた、究極の腹立たしい批判の連続。まず、患者の心理を説明する。外から見ていると、あれだけ好意的だった子がなんで急に憎しみをぶつけるのか?と思うが、患者は二元的な考え方をしてしまう。「敵か、味方か?」だ。要求を断ると一気に敵になってしまう。患者側からいえばこうだ。長電話を切ろうとするだけで「捨てられる! 私から離れて行こうとしている」「ダマされた」「裏切られた」「許せない」という発想に繋がる。その極端な思考もまた「病気」だから。

攻撃をすることで恨みを晴らすというより、関心を取り戻そうとするのである。「何で攻撃が関心になるの?」と思うかもしれない。考えてほしい。好意を持ち近づき、「いい子だ」とアピールして愛されるのも、口汚く批判して反論、反撃されるのも、いずれも「関心」を持たれることだからだ。どちらにしても、自分の存在を確認できる。

「好意」では応えてくれなくても、多くの人は攻撃されれば怒り、反撃する。反論する。それによって患者はアイデンティティの確認をする。先に例を上げた不良と同じ。彼ら彼女らは人に迷惑をかけ、非行をする。そのことで注目を浴びようとするのだ。関心を持ってもらおうとする。不良は愛情に飢えた子供たちが走りやすい。同じ発想なのだ。そして両者共にそれを意識していないのも同じ。

 同時に、反撃を受けることで共通の友人たちには「こんな酷い目にあっている。助けてほしい。あの人は本当に酷い」と被害者の振りをする。そのことで多くの人の同情を集め、ターゲットである人の友人にも攻撃させる。この辺、本当に見事としか言えない知能犯的な行動だ。なんで、そんな見事なシナリオが書けるのか? 不思議だが、患者の多くは同じ行動を取る。そこにあるのは幼い日に抉れた心を癒し、自分が存在すること。

 そのためにターゲットとされた人だけでなく、患者のウソや妄想にダマされた人たちが互いに傷付け合い、絆がボロボロになる。もちろん、もの凄い愛を持ち、患者を立ち直らせようとする人もいて、治療を受け完治したという話もある。だとしても、まず、患者が病気であることを把握しないと何も始まらないのだ。

 専門家に聞くと、責任を感じても、とにかく避けて、距離を置けと言われた。そして、攻撃を受けても反撃してはいけないとのこと。先にも書いたが、それは相手を喜ばされるだけ、思うつぼである。一番効果があるのは無視すること。無視されると、患者はどうしていいか?分からなくなるという。もちろん、しばらくは攻撃が続き、何とか反応させようとする。が、それでも反応してはいけない。無視した方がいいという。

 長々と書いたが、患者に悪意はない。説明したようにそれが症状なのだ。だから、怒り心頭で泥沼のような戦いをするのは、患者の思うつぼであり、誰も救われない。対応はひとつ。悲しいけど無視すること。しばらく攻撃は続くが無視すること。本当に悲しい問題である。



 続きはこちら=>http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2016-02-23-4


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