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服装に騙される日本人。中身や政策を判断する力がないから? [my opinion]

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服装に騙される日本人。中身や政策を判断する力がないから?

政権に問題がある!という話は何年も書き続けてきた。が、コロナ禍で、もう一つの問題を強く感じている。政権がアホなだけでなく、国民もアホなのだということ。先に書いた記事。田舎のおじさんが映画監督に対して「スーツにネクタイでないと信用されない」と言った記事が好評だった。格好だけで判断する人が多く、同じように呆れた思いをした人が多かったのだと思う。

映画監督なんて、よほどの場合でないとスーツなんて着ない。表現者は「縛られたくない!」という思いも強い。もし、スーツ姿で「私は映画監督です」と言って来たら怪しいと思った方がいい。だが、その町ではスーツを着て来た別の映画人には4000万円も出資してしまった。結果は騙されたような形。なんで服装や肩書きだけで?と思ったが、実はそれに左右される日本人は多いことを思い出す。

災害時。政府の会見では歴代総理。皆、作業服を着ている。中にはヘルメットまで被っていた人もいた。最近ではシャベルを持っていた人も! あんたが被災地で作業する訳じゃないでしょう?と思う。そもそも国会内での会見に作業服やヘルメット。シャベルが必要なのか? マットーに考えればおかしい! それが慣習化しているのは、その会見を見た視聴者。つまり国民に評判がいいからだろう。

「総理。やる気あるな!」と頼もしく思う。が、ちょっと考えれば、彼らは官邸で指示するだけ、災害が終わってから視察するだけ。会見でそんな服装をする必要はない。なのに、そう考える人は少数派で、多くが「やる気感じるなあ〜」と思うので、あのパフォーマンスは続いているのだろう。ということは、意味もないのに、服装を変えるだけでいかに多くが支持、信用してしまうか?

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先のスーツにネクタイと同じ。それだけで信頼。だから映画監督にまで「スーツで来い」という田舎のおじさんがいる。服装ではない。いかにその人が強い思いを持っているか? どんなプランを用意しているのか? そちらが大事だが、それを聞いて判断する力がない。だから、ちゃんとした服装なら、ちゃんとした人だと思ってしまう。スーツにネクタイで来られるとコロッと騙され大金を出してしまう。それが多くの日本人。だから、総理は災害になると作業服で会見するのだろう。



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後輩を否定する先輩監督=彼が抱える歪んだ心理? [映画業界物語]

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ある中堅の映画監督。デビューからもう30年以上経つが、監督作は数本。もう10年撮っていない。その監督が10年ほど前に見た新人監督(僕の後輩です)の映画。「ダメだこリャ!」と思ったそうだ。そして昨年、その新人監督が新作を撮ったと知る。「あいつ、まだやってるのか?」と思って映画館で見た。「やっぱりダメだな〜」と思ったそうだ。が、その新人は10年の間に6本の映画を撮っていた。

その新人。その中堅監督を尊敬していたと言う。だから、その話を聞いて落胆。「まだ、やっているのか?」と言うことは「あいつは才能ない。1本で終わると思ったら、まだ、やってる。才能ないのによく撮れるよな。多少は成長したかと思って映画館に行った」と言う意味だろう。そして「やっぱりダメ」と言われたと知り、落ち込んだ。

客観的に見ると見えるものがある。実は後輩監督。その中堅監督の作品が好きなだけあって両者の作品は同じテイスト。中堅監督は後輩を可愛がってもいいようなもの。だが「ダメだ。こりゃ!」と思った。あまりに方向性が近いので近親憎悪したのだろう。もしかしたら中堅の先輩より力があった。だから認めたくない。あるいは、少しばかりテイストが違った。先輩は「それじゃダメなんだよ!分かってないな」そう考えたかもしれない。

別の推察をすると、自分はこの10年映画を監督していない。なのにその新人は6本も撮った。「許せない。あいつに才能があるのではなく、世の中が間違っている。あるいはPに取り入るのがうまい。その辺を見極めてやろう」と見た。

ただ、認める訳には行かない。認めると、同じスタイルでは後輩が優れているから何本も監督できる!と思えてしまう。絶対に認められない。後輩はダメな奴であらねばならない。そんな深層心理も働く。そこで悔しがる。憤ると言うことがあれば、まだその先輩も可能性がある。が、それを自分の価値観だけで「やっぱりダメ」と断定してしまうのは、悔しいとか嫉妬を超えて、感性が固まり自分の価値観やテイスト以外を認める余裕を失っているからだろう。

手塚治虫は若き石森章太郎に「お前のは漫画じゃない」と言ったが、あとで嫉妬だと認めて謝罪した。その嫉妬が手塚の原動力だという人もいる。「若い奴には負けたくない」。だが、その中堅監督は嫉妬ではなく否定するだけ。なぜ、自分が監督できないか?と結びつけて考えていない。映画界だけではない。どの世界も同じ。頑張る奴を「あれじゃダメだよ」と言う人に限って自分は何もせず、自身の問題点を顧みないことが多いように思える。


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映画監督はつらいよ=どうすれば「いい人」と思われずに済むか? [映画業界物語]

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映画監督はつらいよ=どうすれば「いい人」と思われずに済むか?

あるPから聞いた話。

「撮影現場でもそうだけど、あまりに皆に親切にし、愛想良くすると、どうでもいい問題まで頼ってくるですよ。それはお前の仕事だろ?というのを『どうしましょう?』って言ってくる。だから、現場ではなるべく愛想良くしないで、皆と距離を置くようにしてるんですよ」

それは大事。僕は「いい人だ」「親切だ」「優しい」と言われることがあるが、そのために「監督なら頼みごとを聞いてくれる!」と、あれこれ頼んでくる人がいる。それこそ何で俺が?という頼みごと。ノーギャラで仕事をしてほしい。寄付をしてほしい。というものまである。

そんな一例を紹介する。「感謝の気持ちを伝えね」ばと撮影後にあるお年寄りの自宅に挨拶に行った。懐中電灯を借りた。急ぎの時だったので大いに助かった。本来、監督が行く必要はない。担当者が行くのが慣習だが、その方とは何度もお会いしていたので僕も同行した。その後、こう言っていると聞いた。

「最近は挨拶に来ない。あの時だけ。盆暮れに挨拶に来るのは礼儀だろ」

だが、なぜ、その後も挨拶に行かねばならないか?と思うのだが、先方はこう考えていた。

「監督は若いのに礼儀正しい。だから節目節目で挨拶に来るはず。今時、珍しい律儀な人だ...」

そんな風に高く評価してくれていたらしい。そして映画撮影に期待し応援してくれていたという。ありがたい話だが、今はこう言ってるらしい。

「なのに最近は来ない!裏切られた。失望した....結局、ワシ らを利用して映画を作ったんだな...」

その町は東京からかなり遠い。盆暮れに挨拶に行くのは大変。費用も時間もかかる。そう考えると先のPの発想は正しい。あの時、感謝の気持ちを伝えたいと訪問したことで結果。誤解を与え、そのお年寄りを失望させた。

最初から距離を置いておけば、先方に嫌な思いをさせることもなかったのだ。子供の頃から「お世話になったらお礼を言え」「感謝の気持ちを伝えろ」と教えられていたが、結果、誤解を招き、期待させて、相手を傷つけることもある。



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「監督は優しい人だから、きっと上映時間も教えてくれる」と勝手に思い込むある女性?! [映画業界物語]

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「監督は優しい人だから、きっと上映時間も教えてくれる」と勝手に思い込むある女性?!

仕事柄いろんな会に呼ばれる。お世話になっている人たちの会もある。そんな時、業界の先輩なり、別業界の友人が連れて来たカタギの人。そんな人たちと名刺交換。後日、メールでお礼をくれたりする。業界関係の人であれば、あまり問題は起きないが、カタギの方の時はトラブルになることがある。

というのはFacebookと同じで、あれこれ質問をしてくる。まあ、先方にとっては僕のようなものでも、「映画監督と知り合えた。いろいろ話を聞きたい。女優の裏話を知りたい!」と思いがち。それをメールで聞いてくることがある。Facebook友達の場合。会ったこともない人たち一線を引く。が、この場合は一度お会いしているし、友人や先輩の知り合い、女性であれば彼女である可能性もある。あまり無茶な対応もできない。

「その後、映画準備は進んでいますか? 俳優はもう決まりましたか?」

そんなこと関係者でもないのに何で説明せにゃならん!と思う。僕のブログを読め!とか思う。そのために克明に進展を毎回、記録している。その話も会った時にしているのに、聞いてくる。これはちゃんと「あれからシナリオ直しをしています」とか一度しか会ったことない人に返事するべきなのか? 先輩が連れて来たカタギの若い女性がいた。超多忙な時にこんなメール。

「明日、監督の映画を見ようと思ってますが、新宿でもやってますか?上映は何時からですか?」

そんなことはネットで調べられるだろ? こちら猫の手も借りたいほど忙しいのに、そんなことを聞いてくるか? 先輩の彼女かも?と思ったが、そう素直に返事してした。流石にショックだったのか、それ以降メールは来なくなった。あとで聞くと

「監督は優しい人だから、きっと上映時間も優しく教えてくれると思ったのに...酷い...」

と先輩に不満を訴えていたらしい。が、そもそも僕はGoogleではない。おまけに上映中は宣伝で多忙。あれこれ関係者への連絡で追われている。自分でできることを、わざわざ聞いてくる神経が分からない。と本音を書き、映画監督は傲慢であり「親切でいい人ではない」ことを伝えたい。


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山本太郎の演説を聞いたことない人へ! 消費税はゼロにできる話。 [れいわ新選組応援]



山本太郎の演説を聞いたことない人へ!
私が撮影しました!昨年、参議院選。@新宿
消費税はゼロにできる話。

太郎さん出演の「朝日のあたる家」予告編=>https://youtu.be/06Y47Ff657E

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理想主義だけは行かずない。なぜ、日本人は100点を望むのか? [社会政治]

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先にも書いたが、20歳前後に学生映画をやっていた。その経験からかもしれないが、僕は理想主義者ではない。どんなに理想を語っても、それが実現できなければ意味がない。理想は大事だが、100%が無理なら理想の30%でもいい。現実に即した展開が大事と考える。が、友人の中には100%が不可能なら意味はない。「俺はやらない!」という奴が何人もいた。

人生は1回勝負ではない。最初に30点でも次に40点。徐々に100点に近づけばいいのに、100点でないと意味がないという奴が少なからずいた。「映画監督になりたい!」というのに10万円の学生映画を嫌だという。「俺はプロを目指すからお遊びはやらない」。だが、プロ野球選手を目指す場合でも、最初は草野球。そして少年野球チーム。野球部。甲子園と進んでいくもので、いきなりプロには行けない。

つまり、野球部にも入らず、試合もしたことないのにプロのチームで投げたい。打ちたいというのと同じ。ただ、映画監督になるための試験も、トレーニングもないので、いきなり出来てしまうという錯覚に囚われるのだ。学生映画であっても自分でカメラを回し、俳優に指示し、スタッフと相談して、自分で編集をしてこそ、映画作りが学べる。いろんな演出や技法を試してこそ、自分なりの表現ができるようになる。

ここにも「才能があれば」という勘違いが背景にあるのだろう。「才能さえあれば、いきなりプロで勝負できる!」みたいなこと。でも、「才能」なんて存在しないことに気づいていない。「才能」と言われるのは、常識を超えた努力をした人が自分の素質を磨き、独自のスタイルを打ち立て、それを表現した時に「とても真似が出来ない。凄い!」と思う理由を「努力」ではなく「才能」というものにすり替えているだけ。

努力と思うと「私は努力が足りなかった」と自己嫌悪になるので努力では掴めない「才能」という言葉で誤魔化しているだけ。だから、そんなありもしないものが自分にあると思い込んで努力しない若者は結局、挫折する。映画監督志望にも多かった。話が逸れた。そんな訳で僕は学生映画をやり、カメラを回し、映画を作ることがどれだけ大変か!?を思い知った。どうすれば映画館で上映されているような映像が撮れるのか?思考錯誤した。

学んだ一つが理想主義ではダメということ。いきなり100点は取れない。最初は30点でいい。そして現実主義が大事ということ。今、やれることをやる。製作費が少ない。友達に俳優を頼むしかない。プロの俳優は出てくれない。ギャラも出せない。その中でヤクザ映画を作ってもダメ。20代の若者が演じてもヤクザには見えない。皆、真面目な学生。この間まで高校生だ。ヤクザごっこにしか見えない。

それなら20代が主人公のストーリー。ドンパチもなく、カーチェイスもない。青春ものをやるとか、できることをすべきなのだ。が、学生映画仲間の多くは、刑事物、カンフーもの。アクションものを作りたがった。それらは刑事ごっこ、李小龍ごっこ、西部警察ごっこになっていた。でも、作るだけ偉い。完全主義の友人たちは「10億ないと俺は撮らねえよ!」と何もしない。

いずれも違うと思った。できることをする。選挙でも同じ。応援したい候補がいないから棄権する人がいる。だが、大事なのは何か社会を変えること。もし、ある候補が問題があっても、もっと危険な候補がいれば、そして他にまともな候補がいなければ、危険なやつを落とすために、問題ある候補を当選させることも大事。理想だけでは行かない。まず現実を少し変えること。とりあえず30点でもいい。マイナスにならないことだ。

だが、100点の候補がいないから選挙に行かない! という人も多い。プロになれないのなら映画監督にならない。テレビドラマに出られないなら俳優になっても意味はない。何だか似ている。大事なのは目の前の問題を少しでも変えること。それがいつか大きな結果に繋がる。



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映画「朝日のあたる家」は原発事故の悲しみを伝える映画 [原発問題]

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映画「朝日のあたる家」は原発事故の悲しみを伝える映画

この映画は福島の原発事故と時間軸も、事象の展開も全く同じにして描いている。劇中のテレビ報道もあの当時と全く同じにしてある。ただ、場所だけを福島から静岡県湖西市 に移した。

そうすることで見た人が「福島大変だったなあ」と他人事のように思うのではなく、どこにでもある懐かしい風景のある湖西市を舞台とすることで、自分の故郷で原発事故が起きたかのように感じ、物語を見つめてもらえるようにした。

人が何千人も死ななくれても、どれだけの悲しみが溢れるのか? 生まれ育った故郷を追われることがどれだけ辛いことか? 生活していた家に戻れないことがどんなに厳しいことか? 新聞やテレビニュースでは伝わらない「痛み」「悲しみ」を伝えられるのは映画だと製作した。

しかし、4度目の311がやってきても事態は何も変わっていない。より悪くなったとさえいえる。あれだけ「原発反対」と叫んでいた人が今は「景気」という。だが、その前にもう一度、事故を見つめてみよう。悲しみだけでなく、そこに日本人が忘れた大切なことがたくさんあるからだ。

日本人は戦後、お金や学歴や会社が大事と必死に働いてきた。けど、本当に大事なものを忘れていたと思える。悲しみを見つめることで、その忘れていたものも見つかるはず。それを描いたのが「朝日のあたる家」である。完成から3年目の今年も各地で自主上映会が行われている。機会がある方はぜひ観てほしい。

また、上映会をしたい方は連絡してほしい。目先の景気に翻弄されてはいけない。もう311以前に日本は戻れない。これからの未来のために何が大切か? それを今後も映画で伝えて行きたい。

映画レンタルの問い合わせ=>bit.ly/1v9iGQY

予告編=>https://youtu.be/rP2ztda0kpg

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沖縄戦と原発事故は同じ構図。どちらも東京を守るために地方を犠牲にした? [沖縄戦]

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沖縄戦と原発事故は同じ構図。どちらも東京を守るために地方を犠牲にした?

福島の原発事故のとき。東京では多くの人がこういった。「福島の人たち気の毒。寄り添いたい!」だが、なぜ福島に原発があったのか? それは東京で使う膨大な電力を作るため。福島第1原発で作られた電気は福島では使われてない。東京のためだ。そのために危険な原発を引き受け事故が起きた。「可愛そうとか、寄り添いたい」ではない。東京都民のために福島が犠牲になったのだ。

「沖縄戦は本当に悲惨な戦闘だった。本当に気の毒だ」「沖縄の人たちに寄り添いたい」という人たちがいる。だが、当時の日本軍は本土決戦の準備をするために、沖縄で持久戦を行った。「勝つ必要はない」「長引かせて米軍の体力を消耗させろ」「時間を稼げ」それが命令。つまり沖縄は捨て石にされたのだ。そのために多くの住民までが動員された。当然、多くが犠牲になる。また、軍は住民避難についての計画がなく、ここでも多くが戦闘に巻き込まれ犠牲になっている。

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その際、日本軍の抵抗の激しさを痛感した米軍は本土上陸作戦を躊躇したようだ。結局、本土決戦は行われないまま日本は降伏。沖縄の多大な犠牲の上に本土決戦は回避されたのだ。これも「沖縄。大変だったんだね」「寄り添いたい」ではないだろう。本土の人々の盾になって多くが死んだのだ。原発事故と同じ構図だ。

さらに沖縄で多くの人が死に、東京、大阪が助かった...でいいのか?同じ命。同じ日本人。なぜ、沖縄を犠牲に本土を優先したか? そこにまた別の問題が見えてくる。これで「日本を守るための戦いだった」と言えるだろうか? つまり、太平洋戦争はそういう戦いではなく、やはり侵略戦争であったと思えてくる。それに失敗し米軍に追い詰められた時。沖縄の人たちを犠牲にして、自らを守ろうとしたのが当時の政府であり軍であったのだ。

太平洋戦争の一部だけを見て、あれこれ都合よく美化した解釈をする人たちがいるが、沖縄戦をしっかりと見つめると、そうではないことが見えてくる。「ドキュメンタリー沖縄戦」ではその辺を描いた。同じことは原発だけでなく、国民犠牲の上に様々なことが今でも行なわれていること、にも気づいて頂けると思う。


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『ドキュメンタリー沖縄戦』監督:太田 隆文によるZOOMトーク @シアタードーナツ [沖縄戦]




映画『沖縄戦』監督:太田 隆文によるリモートトークライブ
シアタードーナツにて開催!したものをYouTubeで紹介。

【日時】2020年10月18日(日)約20分


【予告編】
https://www.youtube.com/watch?v=CJ9WATBmC18

【場所】シアタードーナツ・オキナワ
沖縄市中央1-3-17(胡屋バス停まえ)
映画『ドキュメンタリー 沖縄戦』上映@シアタードーナツ !
知られざる悲しみの記憶
ジャパンフィルムフェスティバルLAで最優秀賞

【内容】
日本で唯一の地上戦が行われた沖縄。その凄惨な戦闘をほとんどの日本人が知ることなく、75年の年月が経つ。本土への疎開のため多くの子どもたちが乗った対馬丸がアメリカの潜水艦によって撃沈され1482人が死亡。嘉数高地の戦いでは多くの日本兵とアメリカ兵が戦死。陸軍司令部のあった首里城の攻防。牛島司令官の自決。だが、戦闘はそこで終わっていない、、、。沖縄戦体験者12人の証言と専門家8人による解説。そして米軍が撮影した記録映像を駆使して紹介する。戦闘はどのように始まり、住民が見つめたものは何だったのか?

ドキュメンタリー(105分)/ 2020年 / 日本
監督:太田 隆文
シアド最新情報は公式HPから▼
https://www.theater-donut.okinawa/



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困ったちゃんとは仕事をしない=大切なのは素晴らしい作品を作ること [映画業界物語]

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困ったちゃんとは仕事をしない=大切なのは素晴らしい作品を作ること

困ったちゃん。とは仕事をしたくない。と言っても「困ったちゃん」=嫌い。ではない。まず政治家で説明しよう。「この議員さん。好き」「あの大臣。嫌い」と言う人がいるが、意味が分からない。

政治家が好みの顔である必要はない。2枚目や美女である必要はない。それより仕事する能力が高いか?誤魔化しがないか?国民のためになる仕事をしてくれるか?が評価のしどころ。だから、有能か?無能か?で判断したい。映画スタッフも同じだ。

真面目に仕事をするか? 腕はいいか? 文句ばかり言わないか? ギャラに応じて真剣度を変えないか? 誤魔化しはないか? 嘘はつかないか? 隠し事をしないか? 大声で怒鳴らないか? そんなところを見る。僕の主張の全てにYESと言わなくていい。ただ、それなら自分なりのアイディアを出してもらう。よければ採用する。ダメなら却下。決定したら従ってもらう。監督は僕だ。

それらができれば、大酒飲みで記憶をなくす奴でもいい。宗教に傾倒していてもいい(他人を勧誘せねばね!)女好きでもいい(女優にチョかいださねばね!)風俗大好きでもいい。しっかり仕事をしてくれればOKだ。監督が1人でいくら頑張ってもダメ。優秀なスタッフがいなければ素敵な作品はできない。

しかし、先に挙げたように金に執着する。ギャラが安いと手を抜く、やる気をなくす。文句を言う。腕が良くても、そんなスタッフはダメ。周りにも影響する。先輩が手を抜くと、後輩が真剣にやりにくい。1人があれこれ文句を言うと、他のスタッフも文句を言い出す。文句を言ってギャラが上がるのならいいが、最初から出せる限りの額を出している。無理なら最初から参加しないでいい。

そんな風に困ったちゃんを入れると、他のスタッフの士気も下がり、仕事がやりづらくなる。不満を抱えると誰かに当たる。若いスタッフが目の敵にされる。やる気をなくす。現場の空気が悪くなる。何もいいことはない。

悪意がなくても、そのようなタイプは「小池する」いや「排除する」。「仲間だろ?許してやれよ」と言われるかもしれないが、映画製作は「仲良しクラブ」ではない。手抜きを見て見ぬ振りをすることではない。そもそも、そんな輩は「仲間」とは言えない。やる気のある者を入れないと素晴らしい作品はできない。

会社ではそうは行かないかもしれない。嫌な奴でも、困ったちゃんでも、チームであれば、一緒にやるしかない。でも、映画スタッフは違う。現場は学校ではない。困ったちゃんを更生させる場所ではない。大切なことは「素晴らしい作品」を作ること。それがチームであり、映画製作なのだ。

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陰謀論を信じる人。信じない人=真実が伝わらない背景を説明する [社会政治]

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陰謀論を信じる人。信じない人=真実が伝わらない背景を説明する


「それって陰謀論だよ〜」

と笑う人がいる。逆に、信ぴょう性のない陰謀論を「あれは事実だ!お前は政府に騙されているんだよ」と信じ込んでしまうタイプ。それぞれに問題はあるが、その心理を見つめてみたい。僕はその手の話が好きで、その種の本や記事をよく読む。大抵は2通り。「面白おかしく想像した嘘」「マスコミが報道できない真実」それを検証するのが楽しい。

友人で「それはあり得へんやろ?」という説を信じきっている奴がいる。あれこれ考えても筋が通らない。そんな友人は非常に思い込みが強く、倫理ではなく、小さな部分でハマってしまい、全てを信じ込んでしまう。宗教にハマるのと同じ構図だ。勘違いとか思い違いなのに「凄い〜」と感じたことがきっけとなる。

逆にマスコミが絶対に報道できない事実というのも実際にある。が、日本の教育により想像力が育っていない。平和な国で暮らしているので「それでは映画の世界だけ。現実にはあり得へんなあ」と決めつけてしまうタイプ。だから、NHKで報道しない事件を聞くと「また、陰謀論か。こんなことで喜ぶ奴の気持ちが分からない」と考えてしまう。良く言う平和ボケだ。

実は「陰謀論」という言葉には語源がある。英語で「conspiracy」と言い、ケネディ暗殺後にCIAが作った言葉。つまり、オズワルド犯人説以外は「陰謀論」というレッテルを貼り付けて封殺するためだ。その言葉は生き続け、日本でも定着し、特に想像力がない人が隠された事実(嘘か本当か別にして)を否定するためによく使われる。

ただ、陰謀を信じる人には先の友人のように思い込みが強いことも多くて、第三者がそれを聞くと「えーー?」と思えることが多い。彼らの話には論理の飛躍があるので、余計に「陰謀論?」と思われ、事実だとしても伝わりづらい。CIAは見事な言葉を作り出したものだ。そして聞く方も想像力のないNHK信者のような人だと、余計に受け入れない。

そんな現状でも陰謀論は存在する。陰謀論ではない。陰謀だ。ヤバくて公に出来ないという事件はたくさんある。報道関係者、政界で仕事する人なら、そんな件を聞いたり体験したことはあるはず。国民には知らされない。マスコミも触れない。NHKは当然、報じない。だから国民がその事件を知っても「あり得ない。陰謀論だ」と思ってしまう。

よく言われているトンデモ話が真実なこともある。「でも、証拠ないしな〜」という人がいるが、裁判ではない。話の整合性。他と比較をしていけば、かなりなところまで分かる。ただ、陰謀論好きはどうしても宗教の勧誘のように、強行に自分の説を押し付ける。自説の矛盾に気づかない。だから、嫌がられ信頼をなくし

「あいつの話は所詮、陰謀論なんだよな〜」

と思われる。真実は伝わりづらい。




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ドキュメンタリー沖縄戦ー記事掲載紙=こんなに多くのメディアが紹介記事をアップ! [沖縄戦]

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(ドキュメンタリー沖縄戦ー記事掲載紙)

こんなに多くのメディアが紹介記事をアップしてくれました!

シネマジック=> https://cinemagical.themedia.jp/posts/8951152

東京新聞=>  https://www.tokyo-np.co.jp/article/44353?fbclid=IwAR1ZVDm8wfppf72vvSsVJHpPtspK_nQdwLBUiTWaDy5NhRKc9uTxkf8sVVg

yahooニュース=> https://news.yahoo.co.jp/byline/mizukamikenji/20200723-00189506/?fbclid=IwAR2HIrEGPiNJncjZP8n3X3Q6QakvqZDdHdQ6nizpeo0pXpJVHrncCviVMpk
Mirtomo=>  https://mirtomo.com/okinawasen-director-interview/?fbclid=IwAR3sFl8zaaeGJQdklivq_J5QHsG4xRYAlY52mq3I-mrOhHnB1YLsVl6rSww

オリコン=> https://news.yahoo.co.jp/articles/bc0145ef22be84a9d567784b90c7ce295494acf2?fbclid=IwAR3vmVRZNv11YY9cwny-RUOiY25qPvBEEzGM36U0mXbqJsBERw0r4EVLN3s
entomb next=>  https://entamenext.com/articles/detail/5844?fbclid=IwAR2Cv5-vWrzAvJwoVABiefLVjFel6gca2XzRQ1uC6zTfdd98UgB287dSo44

ムビッチ=> https://moviche.com/contents/news/161312/?fbclid=IwAR0h5Mx3GLvc_Xc8vwibNTWOLwuGzJQpWKKLChRN0alzb_QFOPZ7zxNl3ZM

映画ナタリー=> https://natalie.mu/eiga/news/385806?fbclid=IwAR1GNBcKS6rMj86_Wcj9OkpIIGUUtfgFXjJVijxxkgO_3KtFKwyG8-NnjSE

アイディアニュース=> https://ideanews.jp/archives/93433?fbclid=IwAR1NaKTDYZFPNt20sRx4AzgNchnVnPetlKgJEj31c6BkFRraDjEaMqUe3kM

沖縄テレビ局(昨年の試写会時)=> https://www.qab.co.jp/news/20191206121458.html?fbclid=IwAR3adTEk8T9EEu6tddcIghHrHLvEYmN8zAgHk08zsfJ9IB_mf0vx9xSxkqI

予告編=> https://youtu.be/VApi8C9V7g4



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あなたも真実を見抜ける。ジャーナリストでなくても大丈夫! [my opinion]

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あなたも真実を見抜ける。ジャーナリストでなくても大丈夫!

DS、トランプ、あの総理とヤバイ話を続けて書いた。と言っても、僕が調査して調べた話ではない。そしてネットで拾った話でもない。事情通の知人から聞いた話。さらに別のジャーナリストから補足してもらった情報を精査し自分なりにまとめている。アップすると、すぐに「いいね」が来るが、この種の記事はすぐにコメントは付かない。きっと「マジかよ〜」「この監督、頭おかしいんじゃーねーのー?」とか思うのだろう。

あるいは「これ絶対に本当の話と思うけど、コメントでそう書くと、お前も陰謀論者か!と言われそうだからな〜」と不安になって書けない。誰かが賛同コメントをすると、続けてコメントが書き込まれる。皆、不安なのだろう。この手の記事でよく言われるのは「だったら、証拠を出せよ!」という批判。が、裁判をしている訳ではない。こちらも一般人。捜査権がある訳でもなく、鑑識に調べてもらうこともできない。だが、報道されている情報を精査。矛盾点や疑問点をあげる。そこに情報通から得たものと比較。整合性、合理性、を考えるだけでも、かなり事実に近づけると思える。

分かりやすいのは「トランプは戦争屋だ!」という批判。しかし、彼は4年の人気を終えようとしているが戦争を未だにしていない。そんな大統領は近年存在しない。その事実からも彼は「戦争屋」と言えないのでは?ということが導き出せる。「けど、空爆してんだろ!」という人もいるだろう。だが、オバマと比較すれば、どれだけ少ないか?分かる。そして、その種の批判をする人の多くは見た目だけで判断している。

オバマは細身で真面目そうな顔立ち。平和主義者と言われる。トランプは見るからに悪人顔。不動産で金儲けをした不届き者。けれどもオバマの方が空爆の量は圧倒的なのだ。在任中にDS(軍産複合体)を儲けさせなければならないからだ。それをしないで来たトランプ。DSの皆様がご不満ではないか? そんなことができるということは、彼はDS配下ではないということ。

それなら排除されそうなものだ。が、大統領を続けているというのは、強力なバックがいる? 当然それは反DSとなる。ということはトランプはDSと敵対している?と解釈できる。敵対するということは「戦争で金儲けはしない」ということ。となると北朝鮮と戦争しなかったのも頷ける。そうなると目的は? 別にジャーナリストでなくても、ここまで推理することはできる。

そんな風に情報通の知人が教えてくれた話を精査。それが本当かデマかを分析し、他からの情報とも照合。比較して矛盾がなければ信ぴょう性は高いということが言える。それを記事にして書いたのが、ここ数日のものだ。怪しい記事というのは、出所を書かない。自分で調べたのか? マスコミ情報か? ネット情報か? それすら書いておらず「トランプは***である」と断定するものは信用しずらい。難しいのは、その手の記事でも疑わずに鵜呑みにする人が多いこと。逆に情報を精査して記事にしても「陰謀論好きだね〜」としか言えない人も多い。

ただ、言えるのはジャーナリストでなくても真実に近づくことはできる。いろんな角度から物事を見て、比較、照合、精査、すればある程度は分かる。これだけメディアが発達しても、ほとんどが嘘である時代。自分の目で見て、聞いて、調べて、事実を見極めてほしい。


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