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陰謀論を信じる人。信じない人=真実が伝わらない背景を説明する [社会政治]

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陰謀論を信じる人。信じない人=真実が伝わらない背景を説明する


「それって陰謀論だよ〜」

と笑う人がいる。逆に、信ぴょう性のない陰謀論を「あれは事実だ!お前は政府に騙されているんだよ」と信じ込んでしまうタイプ。それぞれに問題はあるが、その心理を見つめてみたい。僕はその手の話が好きで、その種の本や記事をよく読む。大抵は2通り。「面白おかしく想像した嘘」「マスコミが報道できない真実」それを検証するのが楽しい。

友人で「それはあり得へんやろ?」という説を信じきっている奴がいる。あれこれ考えても筋が通らない。そんな友人は非常に思い込みが強く、倫理ではなく、小さな部分でハマってしまい、全てを信じ込んでしまう。宗教にハマるのと同じ構図だ。勘違いとか思い違いなのに「凄い〜」と感じたことがきっけとなる。

逆にマスコミが絶対に報道できない事実というのも実際にある。が、日本の教育により想像力が育っていない。平和な国で暮らしているので「それでは映画の世界だけ。現実にはあり得へんなあ」と決めつけてしまうタイプ。だから、NHKで報道しない事件を聞くと「また、陰謀論か。こんなことで喜ぶ奴の気持ちが分からない」と考えてしまう。良く言う平和ボケだ。

実は「陰謀論」という言葉には語源がある。英語で「conspiracy」と言い、ケネディ暗殺後にCIAが作った言葉。つまり、オズワルド犯人説以外は「陰謀論」というレッテルを貼り付けて封殺するためだ。その言葉は生き続け、日本でも定着し、特に想像力がない人が隠された事実(嘘か本当か別にして)を否定するためによく使われる。

ただ、陰謀を信じる人には先の友人のように思い込みが強いことも多くて、第三者がそれを聞くと「えーー?」と思えることが多い。彼らの話には論理の飛躍があるので、余計に「陰謀論?」と思われ、事実だとしても伝わりづらい。CIAは見事な言葉を作り出したものだ。そして聞く方も想像力のないNHK信者のような人だと、余計に受け入れない。

そんな現状でも陰謀論は存在する。陰謀論ではない。陰謀だ。ヤバくて公に出来ないという事件はたくさんある。報道関係者、政界で仕事する人なら、そんな件を聞いたり体験したことはあるはず。国民には知らされない。マスコミも触れない。NHKは当然、報じない。だから国民がその事件を知っても「あり得ない。陰謀論だ」と思ってしまう。

よく言われているトンデモ話が真実なこともある。「でも、証拠ないしな〜」という人がいるが、裁判ではない。話の整合性。他と比較をしていけば、かなりなところまで分かる。ただ、陰謀論好きはどうしても宗教の勧誘のように、強行に自分の説を押し付ける。自説の矛盾に気づかない。だから、嫌がられ信頼をなくし

「あいつの話は所詮、陰謀論なんだよな〜」

と思われる。真実は伝わりづらい。




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