しんゆり映画祭の代表が発言「(主戦場を)上映しろという圧力に屈するわけにいかない」ー暴言の極み!? [映画感想]
しんゆり映画祭の代表が発言「(主戦場を)上映しろという圧力に屈するわけにいかない」
ー暴言の極み!?
「主戦場」の上映中止を決定した映画祭の中山代表はこんな発言をした。
「上映しろという圧力に屈するわけにいかない」
その表現はとても奇異だ。そもそも、共催の川崎市から口頭と対面のみで「主戦場」上映に対する懸念を伝えられた。書面での伝達はない。多額の費用を出してくれる市との関係を考えて中止を決めた。それこそが圧力だったはずだ。それに屈して自分たちが選んだ映画の上映を中止。それに対して市民からの「上映してほしい」という声が多数出た。
その声を映画祭の代表は「圧力」という。そして「屈しない」とも発言。何を勘違いしているのか? 逆だろう? そんな人が代表なの?このしんゆり映画祭って! そもそも自分たちの選んだ映画。「多くの人に見てほしい」と決めた映画が上映中止。それを「ぜひ、みたい」「上映してほしい」という声は、映画祭を応援し、支持する声だ。
その声を「圧力」と呼ぶのは、勘違いも甚だしい。川崎市からの「懸念」こそが「圧力」であり、そこで「屈しない」というべきだったのだ。この経緯、そして代表の言葉で、しんゆり映画祭とはどういう人たちが関わる、どんなイベントなのか? よく理解できた。映画人たちの思いも、観客の気持ちも理解できているとは思えない。映画祭という呼び名は返事するべきだ。
詳しい経緯はこの記事。「朝日のあたる家」上映拒否騒動と同じ構図?
=>https://cinemacinema.blog.ss-blog.jp/2019-10-30
代表の発言を報じる記事=>https://www.kanaloco.jp/article/entry-205489.html?fbclid=IwAR00GrLpScKSov8qRhG2cklqhGC1x5Pn37rBSuzI2h7nrkuHVqEP47hpyZk