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「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」ー 12月に完成披露試写会in沖縄を準備中 [告知]

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お待たせしています。「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」沖縄完成披露試写会。最新情報です。12月第2週。那覇市内の大きなホールで、無料上映会となる見込み。よろしく!デニー知事にも見てもらいたい。衝撃の1時間45分!「カメジロー」「主戦場」「沖縄スパイ戦史」に続く問題作!

特報(動画)=> https://youtu.be/Wv5MK0fRauI

監督ブログ=>ここ=>https://okinawa2017.blog.so-net.ne.jp






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太田監督の映画製作日記ーバックナンバーが読めます!三つのブログ [2019]

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太田監督日記ーバックナンバーのお知らせ

毎日アップしている記事。バックナンバーがブログで読めます。カテゴリー別に分けてあり、検索もできるので便利です。作品ごとになっていて、

●「明日にかける橋」監督日記

企画時からキャスティング、撮影、編集、完成披露試写会、宣伝、全公開、地元公開、そして今週末のアンコール上映まで。その先もお知らせがあるごとに更新します。現在、So-netブログ映画部門で10位。

https://cinematic-arts.blog.so-net.ne.jp

●「朝日のあたる家」監督日記

こちらも企画時から撮影、公開、DVD発売。その後の展開。最近は社会派の記事は全部、こちらにアップ。安倍内閣、トランプ、原発問題、さらには精神病、アッキード事件、ディープステイトの件まで。「朝日」路線の硬派記事を多く掲載。現在、So-netブログ映画部門で16位。

https://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp

●「ドキュメンタリー沖縄戦」監督日記

これが最新作。春完成予定のドキュメンタリー映画。沖縄取材、沖縄戦勉強から、編集、この後は試写会、公開まで経過を詳しくレポートします。沖縄問題、戦争のことも綴ります。

https://okinawa2017.blog.so-net.ne.jp

ジャンルを選んでクリックすれば、その記事がズラーと出ます。映画界で仕事したい方。監督になりたい。俳優になりたい。スタッフをやりたい。という人も、現場の様子、作業の流れがよく分かる記事がいっぱい。

映画ファンの方も映画サイトでは伝えない、過酷な現実も掲載しています。もちろん、舞台裏も詳しく書いているので、映画が2倍楽しくなるはず。興味ある方は是非是非、お読みください。



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日本映画「蜜蜂と遠雷」とても良かった!「フェーム」を彷彿、おすすめ。 [映画感想]

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日本映画「蜜蜂と遠雷」とても良かった!おすすめ。

日本映画界で監督業をしているのに、偉そうに言わせてもらうと、邦画で「見たい!」という作品があまりない。そんな中、予告編を見てちょっと惹かれて見たこの映画。大ヒットだった。一口で言うなら日本版「フェーム」あのアランパーカー監督の1979年度作品。物語と言うより、まるでドキュメンタリー。

ピアニストのコンクールに4人の天才が挑む。1人の登場人物に視点を絞らず、まさに「フェーム」のように客観でそれぞれの人物を見つめる。まるでヨーロッパ映画を見るようだ。いろんなことを感じた。音楽と映画はとても似ている。それぞれに携わる人たちの思い。そして、天才が努力し、競う世界。僕も毎回、撮影で俳優たちと対峙するたびにそう思う。

俳優は演奏者。役は楽器。だから、キャスティングでは、どの俳優に何を弾いてもらうか?考えるような感じ。「向日葵の丘」ではFさんにはチェロを弾いてもらったが、「明日にかける」ではピッコロでお願いしよう。みたいな感じ。

この映画はピアニストたちが主人公。そして、その俳優陣が凄い。本当にピアノを見事に弾いているし、どうやって撮ったの?と言う感じ。映像も絵で音楽をしっかり表現しているし、監督自身がクラシックをよく知っている。日本の監督は音楽に疎い人が多いのに誰?と思ったら、ポーランドの国立大学で映画を学んだ人。やっぱ違う。ちなみにカメラマンはポーランドの人。だから、映画自体がヨーロッパぽい。

ネタバレになるのであまり書けないが、いろんな意味で素晴らしい。ただ、俳優で1人だけ、役に合ってないし、英語のセリフの意味理解していない人がいて、まあ、いつもそんな感じだけど、先の「記憶****」でも全体からズレていたし、どうしたの?と言う方はとても気になったが、あとは皆、素晴らしい。興味ある方はぜひ!


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2年ぶりにワークショップを開催! 次回作に出てもらえる実力派と出会いたい。参加者募集中! [告知]

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2年ぶりにワークショップを開催! 次回作に出てもらえる実力派と出会いたい。

前回は映画「明日にかける橋」の撮影前だったので、映画の準備とワークショップの準備が並行してしまい大変だった。監督にとつても実力ある俳優と出会える大切な機会。参加者の中から3人、映画に出演してもらった。

オーディションでは俳優を選ぶが時間が短い。たいていは1人、10分〜15分ほどしか時間を取れない。下手すると10人一緒で1人で5分ということもある。俳優にすれば

「30分あれば本当の実力が見せられるのに!」

という人もいるだろう。実力あるのに緊張するという人もいる。だから、数分で起用に芝居ができる小粒の人が選ばれがち。時間をかければ凄い演技をする役者も多い。そこで毎回、3時間を超えるワークショップを実施。徹底的に芝居をしてもらう。

その俳優の個性、魅力を見出すと共に、何が足りないか?どんな努力が必要かも指摘させてもらう。

ただ、前回出会った3人はなかなか、頑張ったが、今回も実力派と出会えること。期待している!

詳しくは=>https://cinematic-arts.blog.ss-blog.jp/2019-10-28

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「明日にかける橋 1989年の想い出」ー予告編 鈴木杏、板尾創路、田中美里、藤田朋子、宝田明が出演した感動作 [「朝日」予告編]



2018年に全国の映画館で公開。ヒットした感動作「明日にかける橋 1989年の想い出」

DVDはamazon、楽天で購入できます。

全国のTSUTAYAでもレンタルできます!

出演 鈴木杏、板尾創路、田中美里、越後はる香、藤田朋子、宝田明

監督 太田隆文

予告編=>https://youtu.be/MacNc2k56wQ

監督ブログ=>https://cinematic-arts.blog.so-net.ne.jp


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「マインドハンター」シーズン2 巨大組織の愚かさ。自身で未来を潰すFBIという役所? [映画感想]

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「マインドハンター」シーズン2 巨大組織の愚かさ。自身で未来を潰すFBIという役所?

見始めると1時間ドラマなのに、必ず3話続けて見てしまう。これまでにないタイプの物語。これまではFBIという巨大組織の中で理解されないながらも、凶悪犯罪者のインタビューをし、同時に地元警察に頼まれた難事件の解決を中心に描いて来た。シーズン1の終盤になりチーム崩壊の危機に見舞われる。

主人公の捜査官は犯罪者にまともな方向でインタビューしても、正直に答えない。真実が得られないことを感じ。彼らの言語。つまり、卑猥な言葉を連発して、半分脅かすようにして事実を引き出した。同僚の助言でその部分を書類から削除したことで、トラブルが起こる。捜査官にふさわしくない発言と調査部門から査察を受けることになる。

この辺、とても共感する。巨大組織のルールや価値観を別の、それも犯罪者に適用して効果が上がる訳がない。日本の価値観で中国で仕事ができないように、それぞれの世界、国にはそれぞれの価値観がある。FBI内でも評価の声が出て、成果も上がっているのに、そんなことを押し付け、査察して何の意味があるのか? とムカつくが、映画でも同じことがある。

役所の協力があると、あれこれ手続きに時間がかかり、結局撮影に間に合わない。街宣車があるのに「商業目的では貸せない」とか!地元の映画の宣伝に使うのだから、地元のプラスになるだろ!と思うけど、一部の市民からのクレームを気にして駐車場に停めたまま。とにかく公共機関が協力してくれない方がいい。下手な協力をされると何倍もの労力が必要になる。

ある時は映画上映が間近に控えているのに、宣伝費を出そうとしないスポンサーがあった。通常の宣伝は3ヶ月前スタートなのに2ヶ月を切っても金もでず、正式なゴーサインも出ない。バカヤローとしか言えない。上映が成功して一番メリットがあるのがスポンサー。なのに足を引っ張る。

「幹部のハンコが全て揃うまで、ゴーしないでください!」

と言い出す。いつ揃うの?と聞くと「3ヶ月くらいですかね」というので殴ってやろうかと思った。それでは期間内に上映会はできない。彼ら自身が決めた上映日は2ヶ月後だ。会社として決め事を守れないのは勝手だが、地元で協力してくれた人たちは楽しみにしている。このままでは確実に間に合わないので独断でスタート。現場の人間が全員自腹で動き、会場も自腹で抑えた。

ゴーサインが出てから会場探したら、完全にアウトだった。組織が腐っていることよく分かる。役所以下。ちなみのこの話は昔のことであり、現在進行しているものではない。決して今の話ではないので、よろしく!


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鬼太郎からのアドバイス。人間と妖怪は友達になれない?=仲良くなるとどちらかが傷つく。 [my opinion]

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鬼太郎からのアドバイス。人間と妖怪は友達になれない?=仲良くなるとどちらかが傷つく。

毎週日曜日。朝から放送中の「ゲゲゲの鬼太郎」シーズン4であり最終シーズンとなった。これがここしばらくでは最高の鬼太郎であり、泣かせる名作もたくさんある。製作スタッフは僕より2世代くらい下のはずで、彼らは「妖怪」を「Xー men」のミュータントのような存在として捉えている感がある。

猫娘は完全にウルヴァリン。その解釈と共に興味深いのは、このシーズンの初期に鬼太郎が女子高生のマナに何度か言うセリフ。

「人間と妖怪は共存できないから、距離を置かなければならない」

心に沁みる。そして「「X-MEN」のミュータントは、作家によるこんな解釈。彼らはクリエーター。素晴らしい絵を描いたり、音楽を奏でたり、演技をしたりする。それらの超能力を持つがゆえに苦労が絶えない。そう考えると鬼太郎の言葉もよく分かる。と言うのもは僕もこの10年ほど同じことを考えていた。

妖怪=クリエーターとすると、人間=つまり一般人とクリエーターは共存できない。距離を置かなければならないと言うことに痛感している。これまでに何度も書いたが、クリエーターと一般の価値観やルール、常識はかなり違う。一般社会では1時間働くと1000円也と言う常識があり、残業すれば残業代。

深夜まで体を壊すまで働かされるのはブラック企業であり。病気になれば仕事を休むし、親が死ねば会社を休んで葬儀に出る。が、クリエーターのルールにはそれらがない。作家でも、画家でも、音楽家でも、俳優でも、漫画家でも、映画監督でも、何よりも作品が第一であり、親が死のうが、健康を損なおうが、何が起ころうがそのために休むことはできない。

人々は最初、超能力を持つXーMENや妖怪たちを賞賛するが、長く時を過ごすと耐えられなくなり、彼らを批判し始める。だから、鬼太郎は言うのだ。

「人間と妖怪は共存できない。距離を置かなければならない」

同じ日本人。同じ人間。それでも違うのだ。一緒に暮らせない。ただ、悲しいのは人間たちは最初、好奇心を持ち賞賛して近寄ってくること。なのに距離が縮まると自分たちのルールや価値観を妖怪たちに押し付けて「非常識だ」「失礼だ」「迷惑をかけられた」とい出だす。

猫娘やねずみ男がよく「人間は勝手だ」と言うが、まさにその通り。人間の常識で妖怪を測るな!と言いたくなる。その構図。映画スタッフや俳優にも当てはまる。距離を置いておけば「感動しました」「素晴らしい映画です」と褒めてくれるが、近づくと一般の価値観を押し付けてくる。人間とは厄介な生き物であること。痛感する。だから、最近は鬼太郎のアドバイスを聞き、人間とは距離を置くことにしている。それが大事なことだと思える。


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