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フェイクニュースを見破る方法?=推理小説と同じだ。 [社会政治]

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「誰が一番得をするか?」を考える。「選挙に不正があった」とするなら誰が得したのか?「不正はなかった」とすると誰が得するのか? そこから考えていけば答えはすぐに出る。「不正があった」=「負け惜しみだ」そのように感情的な印象で判断しても、現実は見えて来ない。



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2月。東京で「ドキュメンタリー沖縄戦」が再映! [沖縄戦]

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2月。東京で「ドキュメンタリー沖縄戦」が再映!

「ドキュメンタリー沖縄戦」昨年11月の沖縄上映を最後に終了したが、その後、別の映画館から依頼があり、今年2月に東京での公開が決まった。これは嬉しい。と言うのは「沖縄戦」大好評で今年の7月に東京公開。その後、日本全国27館で次々に上映。最後が沖縄だった。

映画館は最低2週間の上映だが、ヒットすると3週4週と延びていく。だが、コロナで1ヶ月ほど映画館が休業。そのために上映せねばならない映画が山積みとなり、どの映画館でもギュウギュウの上映となっていた。特に都会は大変。なので、「沖縄戦」がヒットしても3週目、4週目の上映ができないところが出てくる。

そこでムーブーバー。映画館を変更して上映が続ける対応となった。大阪も2館。京都も2館。横浜も2館。と1館目が終わったら2館目が始まると言う形。ところが東京。2週の予定を4週間上映してくれたが、あとが詰まっていて、5週目ができなかった。しかし、ムーブオーバーするにも東京は他の劇場もいっぱい。

そんなわけで「観たい!」と言う声はまだまだあるのに、東京公開は終了。横浜や京都ではやっているのに〜と言う残念な状態があった。そんな声に答えて東京のシネマハウス大塚さんが手を挙げてくれた。ここは森達也監督のドキュメンタリー特集などをよくやるところで、僕も何度も行っている。素敵な劇場からの上映依頼。ありがたい。

DVD発売はまだ決まっていないので、見れなかった人は当分見れない予定だったが、東京の再映が決まり嬉しい。2月から上映。よろしく。




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何かにつけ「右」だ「左」だ。とカテゴリー分けする人たち。 [社会政治]


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何かにつけ「右」だ「左」だ。とカテゴリー分けする人たち。

いくら分類しても、本質は分からないこと。気づかない人がいる。カテゴリー分けをしている人のほとんどは「考える力」が弱い人たち。過去の価値観で決められた分類をしても、今の時代には無意味だ。
当然、彼らはトランプ騒動の本質を捉えることはできず、的外れな発言を連発。得意の「陰謀論者」と言うレッテルを振り回す。が、人を分類することで自らを分類。「時代についていけないタイプ」だと証明している。

勘違いする人がいるといけないので追記。

「カテゴリー分け」がいけないのではない。「右」や「左」と言う古い価値観で分類することに意味がないということ。物事を把握する上で分類は必要。「アメリカ人」「日本人」「フランス人」国籍で分ける。

だが、アメリカには日系人もいる。日本国籍の白人もいる。それを日本人だから黄色人種。アメリカ人だから白人と分けるのは、時代遅れと言うこと。それが右や左という分け方と同じ。

「関西人だから面白い」というのと同じ。真面目な関西人もいる。いずれにしてもカテゴリー分けする人に、古い価値観やステレオタイプを重ねることが多い。分類がいけないとは言わない。必要ではある。ただ、まず自分の目で見て把握すること。それが大事だと考える。


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すぐに「陰謀論だ!」で終わりにする人たち=とても利用されやすい人材? [社会政治]

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すぐに「陰謀論だ!」で終わりにする人たち=とても利用されやすい人材?

ケネディ暗殺事件。公式にはオズワルドが犯人だと言われる。では、ケネディが受けた銃弾。あのマジックバレット(魔法の銃弾)をどう説明するか? (詳しくは映画「JFK」で)まさに魔法か超能力でないと理解できない銃弾の動き。そんな秘密兵器をオズワルドは持っていたのか? 公式結論と違い、複数の狙撃者がいると考えるのが自然だ。

911。ペンタゴンに激突したと言われる旅客機。事故直後の写真でも残骸の中に翼もエンジンもない。全てが燃え尽きたとは考えられない。倒壊した貿易センタービルの鉄骨、旅客機の燃料では溶けない。飛行機の燃料は灯油に近いもので、燃えても鋼鉄を溶かす温度にはならない。当然、ビルの倒壊にはならない。世界中の例を見ても火災で倒壊はない。では、何が理由か?

「陰謀論」と言う人たちのほとんどは、そんな事実を知らず、知ろうとせず、CIAが作った便利な言葉「陰謀論」で納得し、考えるのをやめてしまう。さらにマスコミがその辺を報じない。余計に知る機会がなくなる。ちょっと調べれば分かるのだが、デマやフェイクニュースにぶつかると「やっぱ、こう言うことね?』と納得して終わりにする。

「考える」力を育てない日本の教育も一因だ。つまり、「教育」「マスコミ」「CIAの言葉」この3つに縛られて日本人はマスコミ報道を信じるが、それ以外は信じない。自分で考えようとしない。政府や企業に都合のいい国民として育てられたのだ。なのに「陰謀論、好きだな〜」と上から目線で優越感!悲しい。現実には報道されない数々の事実がある。公表さえては困る人たちもいる。まずそこに気づこう。



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オバマ、ヒラリーの復讐は続く=イスラム国人質事件も現在と似た構図? [トランプ問題]

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イスラム国人質事件もトランプ事件との関係性? もう一度、確認した

(再掲載)

今回が初めてではない。多くの日本人が騙され、マスコミも嘘を放送したまま完結した事件があった。イスラム国人質事件だ。テロリスト集団イスラム国に日本人ジャーナリスト後藤健二さんが捕まり、日本政府に身代金を要求。拒絶されて処刑された事件だ。2015年2月1日。ほぼ6年前の出来事だ。

あのときも毎日のようにニュースを見て、ネットで情報を探した。イスラム国は捉えた人質を残虐な方法で処刑。それをネット配信。各地でテロ行為を行った。のちに判明するのだが、イスラム国は当時の大統領オバマとヒラリーが設立したもの。それをCIAが訓練。アメリカからの援助で活動。数々のテロを繰り広げていた。あえて憎々しい敵を作りアメリカが正義のヒーローを演じる。そうやって戦争を作り出そうとした。

情報通の友人の話だが、ヒラリーが大統領になったら、日本の自衛隊を使ってイスラム国征伐を計画。アメリカは手を汚さず武器を日本に買わせて、日本人に血を流させる。そう言う計画だったようだ。が、自衛隊は海外で戦争できない。そのために安倍を総理に据えた。総理にする条件が「戦争法」を通し、海外での戦闘ができるようにすること。

彼はそれを成し遂げた。そして、イスラム国に人質を処刑させるきっかけも自ら作った。「人道支援」と言い、敵対する国を支援した。これでイスラム国が激怒しないはずがない。後藤さんが殺害。日本では「自衛隊が救出に行くべきだった!」「イスラム国を攻撃して殲滅せよ!」「空爆だ」「今こそ日本人は一つになり戦え!」と言う声が数多く上がった。国民は見事にハメラられ、戦争の足音が近づきてきた。

ところが、ヒラリーは翌年、大統領にはならなかった。代わりに勝利したのがトランプだ。イスラム国を空爆でほぼ壊滅させる。自衛隊は戦争をすることなかった。もし、ヒラリーが大統領になっていれば大変なことになっただろう。日本人はそのことを知らず、トランプを「差別主義者」と思い込み、今も批判を続けている。そして大手マスコミは事件の裏側を一切、報じていない。

その後、「報道ステ」で古賀茂明さんが「I am not Abe」発言をし話題を呼んだ。その言葉に賛同する人ばかりでなく、多くの人が古賀さん批判。「悪いのは安倍総理でなくイスラム国だ」「話をすり替えるな」そのことを書いた僕のブログにも、ものすごい数の批判が来た。

幸いヒラリーは大統領にならなかった。が、その巻き返しが現在行われている。「次の選挙はどんな手を使っても勝つ!」そんな決意だろう。そして今に繋がる。



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就任式の影。もう一度検証してみた。 [トランプ問題]

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友人から「冬は太陽の位置が低いので影は長くなる」との指摘。そこで測って見た。式の画像。影は北に向かい伸びている。人の身長の1.2倍から1.5倍近い長さになっている。同じようにポールを撮影してみた。

式のあった時間(左写真)だと、ポールと影の長さは同じくらい。それが2時間後に撮影すると(右写真)1.2倍ほどになった。日本とワシントンの差もある。一概には言えないが、やはり中継の時間に撮影された映像ではないかも?

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何より影の長さ以前に、当日ワシントンは曇りと言われるのに、映像では晴天だ。あと、以前に紹介したNHK特派員の中継レポート。現地からと言いながら、明らかにワシントンの街を背景に合成していた。いろいろ疑惑を感じる、大切なのは1つの事象だけで全てを判断。「当たった」「外れた」「フェイクだ」と騒いではいけない。あれこれ考えてみよう。






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背後にグレーヘヤーに黒マスクの男性。ショットが変わると消えている [トランプ問題]


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就任式。カマラ宣誓のとき。背後にグレーヘヤーに黒マスクの男性。ショットが変わると消えている。この間、僅か1ー2秒。何処?動画で確認してもハリスとダブって見えないということではない。


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ピンクの女性も、出たり消えたりする。 [トランプ問題]

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多くの人が指摘する様に真ん中のピンクの女性も、出たり消えたりする。コマ送りで、このシーン確認した。ただ、こちらは微妙にフレームから外れて見えなくなっている可能性もあり。望遠レンズで撮影すると、距離感が縮まり近くにいるように見える。広角で撮ると遠くに見える。フレーム内に映る被写体も違って来る。その辺で映らないカットもあったかもしれない。が、怪しいことは怪しい。



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911もフェイク!もう一度、検証してみよう。 [トランプ問題]

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911もフェイク!もう一度、検証してみよう。

就任式の中継を見ていて、おかしな点にあれこれ気づいた。これ本当にホワイトハウス? これ録画じゃないの? NHKの中継をデッキで録ったので、再度検証。スローで再生したり、ポーズで止めてみたり。すると、カットによって、いるはずの人がいなくなっていることを発見。現場から中継するNHK特派員の背景(ワシントンの街並み)が合成であることも分かった。今時の合成、CG技術は素晴らしく映画人が見ても騙されれることが多い。一般の人だとまず信じてしまうだろう。

中にはコメント欄に「背景が合成ならズームはできないでしょう?」とか書き込んで来た方もいるが、できる。僕はその種の作業を仕事でしている。今は大掛かりな装置がなくても簡単に出来てしまう。そう言う僕も911はやられた。貿易センタービルに突っ込む旅客機の映像は何度も繰り返し見たのに、当時は気づかなかった。ビルに飛行機が吸い込まれるように消え、爆発が起こる。あー飛行機がぶつかると、表面で爆発するのではなく、中に突っ込んでしまうんだ?!とか思っていた。

ニューヨークはLAと違い地震の少ない街。だから、高層ビルにも強靭な鉄骨を使っていないのだろうと想像した。が、気になって当時もあれこれ調べた。まず、飛行機の燃料は灯油に近いもの。石油ストーブが灯油。燃えても極度の高温にはならない。その温度で高層ビルに使う鉄骨は溶けない。よって貿易センタービルが倒壊することはない。さらに調べると、その鋼鉄はかなりな強度で、飛行機が突っ込んでも折れないと分かった。建設時からそれを想定した強度にしていると言う。だとすると、飛行機がビル内に突入できないし、爆発しても溶かすことはできない。

それを事故直後に察知した人物がいる。多くのビル建設を手掛けたことのあったので、それら事実を熟知していた。それがトランプである。彼はその当時から911に疑問を持っていたと言う。やがて、事件の真相を告げる情報が流れ始める。飛行機はCGで描かれた合成。ビルの爆発は小型水爆によるもの。おまけに飛行機被害のない第三のビルまで倒壊。その所有者が事故の数日前に多額の保険に入っており、大儲けしたとの言う話もある。

今、飛行機のシーンを見ると、確かにおかしい。コマ送りでいるとビルに突っ込む直前に翼が消えている。また、ペンタゴンに突っ込んだと言われる旅客機。建物の前面に激突し爆発したと言われるが、その残骸が全く見つかっていない。写真もない。その様子が見える近所のガソリンスタンドの防犯ビデオ映像も没収された後、公開されていない。最近になって、その種の動画が紹介されたが、旅客機ではなく、ミサイルのようなものが映っていた。だから、残骸に翼もエンジンもなかったのだ。

おまけに実行部隊と言われたメンバーも、アメリカでセスナの操縦を習っただけ。複雑な旅客機の操縦を手動でできるとは思えない。テロリストの仕業とは思えない。その後、ビンラディンが主犯と言うことになり、なぜかアメリカはイラク戦争に突入する。つまり、あの事件は1945年のパールハーバーアタックと同じ意味を持ったのだ。奇襲攻撃されたアメリカ国民は怒りに震え、戦争に賛同してしまった。そのために何者かが大掛かりな芝居を打ったのだろう。全ては戦争で大儲けするため。そのためなら、多くのアメリカ国民を犠牲にしてもいいと言うことだ。

そう考えると偽の就任式くらい簡単なものだ。そのことでバイデン が大統領であると国民も世界も認知し、トップに立たせることができれば、また大きな戦争をして、大儲けできる。「バイデン さん。ありがとう!」と言う流れなのだ。大きな嘘ほど見抜くのが難しい。911はかなりの人がフェイクであることに気付いて行ったが、就任式はまだまだ信じている人が多い。だが、映画屋の目から見ると、どちらも実現可能。アメリカはハリウッドがある国。そんな映像を作るのは簡単。「そんなことをするはずがない!」と言う人々の固定概念を利用した行動だと思えてくる。国民はいずれの国でも簡単に誘導される。


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「陰謀論者だ!」と得意げに叫ぶ人たち=75年の平和が日本人をスポイルしてしまった? [トランプ問題]

「陰謀論者だ!」と得意げに叫ぶ人たち=75年の平和が日本人をスポイルしてしまった?

日本は戦後、大きな戦争に巻き込まれることもなく、大きな地震や原発事故はあったが、存亡の危機に陥ることはなかった。(原発事故はそうなってもおかしくないものだったが、多くが過小評価しているだけだが)平和な時代が続き、命の危険を感じることのない日々が70年以上続いている。そのために多くが「平和ボケ」と言うか、危機意識が欠乏してしまっている。

僕は大学時代をLAで過ごした。犯罪都市と言われる街。日本と同じような感覚でいると大変なことになる。日常的に強盗や傷害事件に巻き込まれる。僕も1度、銃を突きつけられて金を盗られた。映画のような事件が身近で起こった。が、日本から遊びに来た友人たちに、それが分からない。犯罪は映画の中のこと。まるで東京にいるかのような振る舞い。危険なので注意したが、「お前、心配性だな」と言われ最後は怒り出した。カフェのテーブルに鞄を置いて、料理を取りに行く。ああ、これが今の日本人なんだと痛感した。

友人だけでなく多くの日本人が同様。「日本では大事件は起こらない」「戦争なんて起きない」「戦争になっても日本は9条があるから参加しない」と信じ切っている。つまり、平和な時代が続いたので、これからも平和な時代が続くと思い込んでしまったのだ。朝起きて、満員電車に揺られて、会社に行く。嫌々仕事をして、さらに残業。会社帰りに居酒屋に寄り、同僚と上司の悪口。家に帰れば妻の不満を聞く。子供たちは相手にしてくれない。主婦にしても、夫の給料が安いのでパートに出る。家に帰り子供達の食事。「あーたまには旅行へ行きたいなあ」と思うが、同じ毎日の繰り返し。

多くの日本人は今、繰り返している毎日が延々と続くと考えている。何か刺激的なことが起きないかと思うが、ない。映画を見に行く。「宇宙人が攻めてくる」「都市が崩壊する」「巨大隕石が激突する」そんな事件にドキドキハラハラ。そのことで日頃の不満を解消する。が、一方で「そんなこと現実には起きないんだよなあ」と感じている。だから、政府が「戦争法」を強行可決しても、日本が戦争に参加するとは思えない。今、アメリカが戦争を始めれば自衛隊は出撃せねばならない。だが、自分たちは関係ないと思っている。

そんな日本人の多くに「トランプは選挙で勝っていた。不正があった。ドミニオンで票数を操作した」と言ってもピンと来ない。日本でも選挙のたびに「ムサシだ。不正だ」と言う人たちがいる。「今回も同じだ。どこにもバカがいる」「民主主義の国アメリカで、それも大統領選でそんなことがある訳がない」と考える。世界では何十年も戦争が続き、様々な国で謀略があり、アメリカのために潰された政権。傀儡となった国はあるのに、平和が70年以上も続くこの国にいると、リアリティがない。

そう、僕の友人たちと同じ。大きな事件など起こらない。平凡で退屈な毎日が延々と続くと信じ込んでいる。想像力も貧しくなり、深く考えることをやめてしまう。戦後70年。平和な国にいると言うだけでなく、「考える力」のない大人を育ててきた国でもある。上から言われたことを素直に聞く。そんな国民はマスコミから言わたことしか信頼しなくなっていた。「大統領選で不正」「オバマがイスラム国を創設した」とか聞いても、マスコミが報道しなければ「な、訳ないだろう?」と思う。

そんな時に便利な言葉。「陰謀論」ー「そうだ。あいつらは陰謀論者なのだ」と考える。日頃の不満。退屈な日常。そのストレスを発散させるのに都合の良い相手。ありもしないことを言い触れ回る悪辣な連中。批判し、攻撃しても構わない。正義は自分側にある。陰謀論者たちをオウム信者に重ねてバッシングする。それが彼らの背景なのだろう。

「平和な日本。大きな事件なんて起きない」と言う無意識に支配されている。日本はそれでも良いが、アメリカは違うと言うことが分からない。僕の友人たちと同じ、LAでの危険性を伝えると最後には怒り出す。「不正」を指摘する人たちの言葉も同じ、彼らの「退屈」で「平和」な日々が続くという思いを否定することになる。だから、ムキになって攻撃したくなるのだろう。もちろん、それは潜在意識での認識。表面的には「正義中毒」の構図だ。

しかし、この種のことは戦後も世界で何度も繰り広げられている。チリのアジェンデ政権時の軍事クーデターはCIAが仕掛けたもの。自民党は岸信介がCIAから資金をもらい作った政党だ。日本テレビも同様。さらに、日米地位協定。日米合同委員会。日米原子力協定。と学校では教えてくれない現実を知るだけでも、平和の裏で何が行われて来たか?が分かる。それらを陰謀論とは言えない。多くの日本人が知らないだけ。政治は陰謀と謀略の連続。

だが、退屈な日々の繰り返し。その中で人は想像力を失い。学校では育まれなかった「考える力」を発揮することもできず、政府やマスコミに都合の良いように誘導されている。それが多くの日本人の姿だと思えている。



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