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ドキュメンタリー沖縄戦 2021年上映 =あしびなーシアター(沖縄市) 6/28(月)、29(火) [沖縄戦]

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ドキュメンタリー沖縄戦 2021年上映館情報

#あしびなーシアター(沖縄市)

6/28(月)、29(火)


ドキュメンタリー沖縄戦。東京公開時、監督の舞台挨拶あるかも!@キネカ大森
#キネカ大森(東京) 7/9(金)〜7/15(木)

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沖縄戦は沖縄を守る戦いではなかった?=住民を犠牲にして本土防衛の準備。それが事実。 [沖縄戦]

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沖縄戦は沖縄を守る戦いではなかった?=住民を犠牲にして本土防衛の準備。それが事実。

戦争はいきなり始まらない。国や企業が年月をかけて国民を洗脳、憎しみを掻き立て、国民自ら「戦わなければ!」と思うように誘導して始める。戦争はビジネス。多くの企業が儲かる。

マスコミも儲かる。だから、全面的に協力、サポートする。都合の悪いことは報道しない。ひたすら国民を戦争に突き進むように誘導する。企業が儲かれば政治家たちには莫大な献金が入る。そのことで彼らは権力を拡大できる。より大きな力を持てる。それが戦争だ。

そのために悪の枢軸を仕立て上げる。太平洋戦争時、日本はアメリカを「米英鬼畜」と呼び、アメリカは「リメンバー・パール・ハーバー」と叫んだ。どちらも国民の憎しみを掻き立てるもの。ベトナム戦争でアメリカは「ストップ・ザ・コミュニズム」と叫んだ。「共産主義を止めろ」そのためにアメリカは頑張っているのだと国民に告げた。いずれも単なる建前。戦争をすることで儲かるので推進したのだ。

しかし、イラク戦争あたりからバレて来た。「大量破壊兵器を所持している」と因縁をつけて、アメリカはイラクを攻撃した。日本も小泉総理が「確かな証拠を私も見せられた。賛同する」と支援した。が、大量破壊兵器は出て来なかった。911の黒幕がフセイン大統領という訳でもなかった。

要は無実の国に因縁をつけて戦争を仕掛けただけ。ベトナム戦争でアメリカが参戦するきっかになったトンキン湾事件も同様。「アメリカの潜水艦が撃沈された!」というものだが、それも事実ではなかった。要はありもしない事件を仕立てて戦争を始めた。そして多くの軍需産業が大儲けしした。

アメリカだけではない。日本も同様。「満鉄が中国のパルチザンの攻撃を受けた!」と関東軍が反撃に出たのが日中戦争の始まり。だが、それは関東軍の自作自演。満洲を日本の支配下に置くため。そこから10年に渡る戦争がスタート。やがて太平洋戦争に発展していく。どの国も同じ。「祖国を守るための戦い」とか言いながら、実は金儲けのため。

沖縄戦も同じように信じられない事実がある。近年「沖縄の犠牲の上に日本が守られた」とかいわれるが、違う。日本政府は最初から沖縄を守る気がなく、見捨てていた。沖縄の戦闘を少しでも長くして、時間稼ぎをしている間に本土防衛の準備をする。それが目的。その捨て石になったのが沖縄である。

決戦直前に沖縄在留の32軍の最精鋭部隊を台湾に転属させ、その穴埋めに県民を動員。14歳から70歳までの一般人を様々な形で軍に協力させた。あるいは戦闘に参加させている。さらに、足手まといなるであろう時、住民に自決命令を出し集団自決をさせている。

その他の住民の避難誘導もほとんどなく、軍民一体といい、行動を共にすることで、多くの住民が戦闘の犠牲となった。結果、県民の4人に1日が犠牲となる。日本政府は最初から沖縄県民を守る気はなく、本土防衛しか考えていなかったのだ。

そして今「沖縄の尊い犠牲で本土は守られた」と、どの口がいうのか?いや、確かに沖縄住民が犠牲になっている間に本土防衛を準備。米軍は沖縄の苦戦から本土決戦はさらに危険と感じて上陸作戦ではなく、原子爆弾で決着させようとした。その意味で「沖縄の尊い犠牲で本土の一部が守られた」なら正しいかもしれない。

だが、それを別の意味として使い、沖縄戦の実態を学校で教えない。マスコミもしっかりと伝えない。隠して置きたい。今も沖縄を踏みつけにしている日本人の思いが現れている。「ドキュメンタリー沖縄戦」はその事実を描いた作品である。マスコミも教育も封印する沖縄戦の真実。体験者と専門家のインタビューを中心に、米軍の記録映像を駆使して伝える。ぜひ見てほしい。本日6月29日は沖縄市で上映。最終日。


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ドキュメンタリー沖縄戦 2021年上映館情報 [沖縄戦]




ドキュメンタリー沖縄戦 2021年上映館情報

#あしびなーシアター(沖縄)
6/28(月)、29(火)

#キネカ大森(東京)
7/9(金)〜7/15(木)

#京都みなみ会館
時期調整中

残念ながらDVD発売、衛星放送、ケーブル、プライムでの配信は現在のところありません。


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あの党が子供たちをオリンピックに動員しようとしている [社会政治]

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よく覚えておこう。

公明党が子供たちをオリンピックに動員しようとしていることを!

何で、イラストの子供たち。マスクしてへんねん。

567終わったんか?

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腐り切った社会と政治を見つめる作品が求められている=アメリカン・ニューシネマ時代の再来? [my opinion]

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腐り切った社会と政治を見つめる作品が求められている=アメリカン・ニューシネマ時代の再来?

1960年代以前のハリウッドはエンタテイメント時代。スタジオで巨額な製作費をかけた物語を制作していた。が、それらを次第に明られて、人々は新しい波に注目する。それがアメリカン・ニューシネマである。「イージーライダー」「俺たちに明日はない」「真夜中のカウボーイ」「いちご白書」等の映画。多くはハリウッドを離れてロケに拘った。便利で快適なスタジオ撮影を避けた。そして何よりそれらの作品は時代を反映していた。1960年代後半。ベトナム戦争だ。


物語は明るく楽しいハッピーなものではなく、ひたむきな主人公たちが様々な思いをして、最後は死んで行くものが多かった。見終わって爽やかな感動は残らず、現実の悲しさ。理不尽を痛感する。そんな映画が人気を得ていた。人々は苦しい時、辛い時に映画を見て現実を忘れようとする。なのに、本当に苦しい時には、厳しい現実が描かれた映画を見るようになるのだろう。現実逃避していても何も解決しない。現実を見つめ考えねば!という思いになるのだ。

2021年の今日。不況、原発事故、安倍菅政治、戦争法案、567、枠てんと、出口の見えない暗黒の時代が続いている。ここ1−2年。ドキュメンタリー映画がヒットしている。「はりぼて」「ちむぐりさ」「君はなぜ総理大臣になれないか」「れいわ一揆」そして「ドキュメンタリー沖縄戦」皆、現実を描いた作品だ。理不尽な世の中を見据える作品が多い。これは1960年代のアメリカン・ニューシネマと同じ構図だと思える。


職場の上司がムカつく。給料が安い。恋人と喧嘩。満員電車の通勤。仕事がきつい。そのくらいならアクション映画を見れば気分爽快。政治や社会の問題は映画を見て、現実逃避しても悪夢から覚めることはできない。個人の力で解決はできなくても、まず知ること。把握すること。を始めようとするのだろう。だから、その種の社会派ドキュメンタリー映画がヒットするのだ。ドラマの方でも「半沢直樹」や「シグナル」という作品は理不尽な権力者たちに立ち向かうストーリー。恋にビジネスに頑張るトレンディドラマではない。

今、求められているのは、恋や青春の物語ではないだろう。歪んだ現実を描く作品。テレビや新聞が教えてくれない大切なことを伝える物語だと思える。市民はいつまでも馬鹿ではない。理不尽な社会のからくりを把握した時。大いなる逆襲が始まる。映画やドキュメンタリーはそのきっかけとなり、原動力となる。作り手である我々はそのことを承知した上で作品作りにかからねばと思える。


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「監督は自分が撮りたい映画を撮っているだけだ!」と批判する人たち?=映画作りというものが分からないと勘違いする。 [映画業界物語]

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「監督は自分が撮りたい映画を撮っているだけだ!」と批判する人たち?=映画作りというものが分からないと勘違いする。

地方映画の場合。一般の人が実行委員となり、映画製作をする。最初は「監督、よく頑張るなあ」「凄いなあ」と評価してくれるが、完成後にギャラを請求すると「金を取るのか!」「結局、金のためか!街を愛してくれたので、頑張っていると思ったに失望した」と言われたことがる。考えれば分かるが、1年も映画に専念して、どうやって生活をするのか? 家賃、食費、交通費。物凄い金持ちで道楽に映画を撮っていて「ギャラなんていりませんよ」なんて奴。見たことない。けど、そう思い込む。ゲゲゲの鬼太郎か? 妖怪退治して金も貰わずに去っていく。それを期待したのか?

でも、地元の社長とか、それなりの街の名士でも、そんなことをいう人もいた。こちらは監督料をもらっても完全に赤字。残るのは借金の山だったりする。それを全く想像しないで、失望したと言われ、批判される。あるいはこう言われる。「監督は撮りたい映画を、俺たちを騙して撮ったんだ」と言われたこともある。これも誤解がある。映画監督は自分が撮りたい映画を撮ってこそ、いいものが出来る。嫌なものをいやいや撮ってもダメ。それを「自分が作りたいものを作っただけ」といわれる。もし、街の魅力を語る映画なのに、意味不明の実験映画やホラーものになっていたら、その指摘も分かる。が、映画館では皆、大感動していても、そう言われる。

その背景にあるのは「仕事は嫌だけど、やらなければならないもの」「趣味は楽しく好きでやるもの」という思いがある。多くの人は好きな仕事を選べず、いやだけど会社員になる。工場で働く。その代わりに固定給をもらう。映画監督は好きで選んだ仕事。その代わり生活は不安定。だけど、自分が信じるものを作る。根本的に違う。また、映画監督でも押しつけられたものを嫌々やる人がいる。が、僕は自分が「これ!」と思わないものは絶対にやらない。その代わりに最高のものを作る。そこが理解されない。だから「自分の撮りたい映画を撮っている」=「好きでやるのは趣味だ」「俺たちは利用されたんだ」という判断をする人が出てくるのだ。

映画の評判が悪ければまだ理解するが、ほとんどの人が「よかった」「感動した」と言ってくれる。そして、それこそが僕が目指したもの。感動し、泣けて、希望を感じる映画が作りたい。その意味でも自分のやりたいことをやっている。映画界でも僕のように「本当にやりたいものだけ作る」監督は少ない。だから業界でも「わがまま」「身勝手」と批判する人もいる。あるいは「物凄く恵まれている。悔しい」と思われる。が、そう思うなら「やりたい映画だけ監督すればいい」それができないなら他人を嫉妬するな。思いを突き通すのは大変。毎回、遺作のつもりでやらないと出来ない。その手の人に説明しても分からないので、相手にしない。理解される必要はない。批判されるということは、自分の思いを貫いているということ。そう考えている。


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「最近の映画監督は社会政治に興味ないのか?」と指摘されたこと。そうかもしれない? [映画業界物語]

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「最近の映画監督は社会政治に興味ないのか?」と指摘されたこと。そうかもしれない?

ある映画ライターさんに言われた。「最近の映画監督はどーなっているのか? 昔は大島渚監督が深夜の討論番組に出て鋭い意見をいい、時にはバカヤローと叫んだ。黒澤明監督は原子爆弾や原発に関心を持ち、多くの監督たちが反戦映画を作った。伊丹十三監督も社会に切り込んだ作品を作り、それを語った。

なのに、最近の監督たち。Twitterを見ていても映画のことしか語らない。芸能人じゃないんだから、政治発言だ!なんて批判されることはない。むしろ、政治発言をするのが文化人たる映画監督の使命の一つなのに発言しない。新作の***はどうだとか、名作***は何度見てもいいとか、そんなことばかり。それでは映画作家ではなく、映画ファン。

567とか、枠てんとか、ウイグル問題、寅とか、梅とか、安倍菅政治とか、今、世界はいろんな問題を抱えているのだから、それらについて切り込み、語るべきではないか? 韓国映画にパワーでも、技術でも、製作費でも近年は負けているけど、何より監督のレベルが下がっている。映画ファンがそのまま監督になるような状態だから、いいものが作れないのではないか?」

そんな指摘を受けた。確かにそれを感じることが多い。僕より上の世代。先輩たちは社会や政治について語っていたが、下の世代は映画の話しかしない。特に政治の話はしない。まるで大学のコンパみたいな会話であることが多い。ただ、考えてみると、上の世代は大学時代から酒を飲みながら政治について語ると聞いたが、僕らの学生時代は飲み会で政治の話なんて、皆無だった。むしろ「政治なんてダサいものに興味ないよ!」という感じ。普通の大学生たちはファッションや車の話。旅行、どんな料理が今旬か?てな、広告代理店の会議のようなことしか話さなかった。

僕ら映画ファンはもっぱら映画。スピルバーグの新作はどうだ?ILMの特撮はいつも凄いとか、日本映画は相変わらず詰まらないとか、そんな話を朝までしていた。そんな世代が映画界で仕事をするようになっても、いきなり安倍菅政治について語ったりは出来ないのだろう。だから、相変わらず映画の話。もともと、政治に興味がない人たちが業界で働いているのだ。ただ、近年、311からは政治や社会に関心なしにいられなくなった。原発事故によって様々な闇が明らかになった。安倍晋三の登場、暗黒の時代が始まる。戦争法の強行採決。原発再稼働。そしてアメリカ大統領選、567、枠てん、混迷の時代が続く。

一般の人の関心も、少し前までは旅行、グルメ、SEXだったが(テレビや雑誌はそれらさえ扱えば視聴率が取れ、売れた)今1番の関心は567だ。感染であり、枠てんのこと。そしてオリンピックの中止?強行開催? 10年前とはかなり様変わりしている。一般の関心が社会や政治に向かっているのに、相変わらず映画人たちは新作映画のことしか語らない。とライターさんは指摘するのだ。

理由は先に説明した通りだが、映画という狭い世界の中で生きて来た人たちが、いきなり政治を語れない。ただ、ライターさんのいう通り、一般の人たちでさえ、関心を持つ問題にほとんど触れないのはどういうことだ?というのも頷ける。先輩監督たちが世に問うて来たのに、今の世代は何も言えないでいるということなのだ。それで多くの観客を感動させる。あるいは感銘を与える作品が作れるのか?と問われた。

我が身を振り返る。僕も少し前までは指摘される通りだった。映画にしか興味がなかった。本棚に並ぶのはスピルバーグや黒澤明の本。後は映画のDVDだ。スポーツにも、車にも興味はなかった。それが311で原発事故。高校時代に見た映画「チャイナシンドローム」がダブり関心を持つ。昔から映画にしか興味はないが、事件は好きで、JFK暗殺、宮崎勉事件、オウム真理教事件、三浦和義事件、薬害エイズ事件と、その種の報道はテレビにかじりついて見ていた。その延長で「女子高生コンクリート事件」のVシネマの脚本も担当。徹底的に取材。そのノリで原発事故を調べた。

結果、マスコミが報じるどころではない大変なことになっていて、東京全滅の可能性すらあることを知る。何かしなければ!と強く感じた。震災や事故があるとボランティアで出かける気徳な人たちがいるが、僕はその種の思いはなく、無関心、無感動世代らしく、自分から何かをすることはなかった。なのに何かをせねば!と感じた。多分、山本太郎さんも同じような思いを感じて、政治家への道を進み始めたと思える。僕は原発事故の映画を作った。それまで爽やかな青春ものばかりだったのが、いきなり社会派! 

そこから関心を持ち、原子力ムラの存在、アメリカの支配、日米地位協定とか、日米原子力協定の存在を知り、政治家たちが国民に知って欲しくないことがあれこれあるのに気付く。そんな勉強を始めた。そうしたところに来た依頼が「ドキュメンタリー沖縄戦」だ。取材を進めると、沖縄戦と原発事故は同じ構図であることが分かる。沖縄戦を知るには太平洋戦争を把握せねばならないことが分かる。さらには日中戦争、日露戦争。第二次世界大戦時のヨーロッパ戦線。ナチスドイツ。日本以外の戦争も知り、比較することの大切さを感じた。

そんなことで気付くと、Facebookでも、ブログでも政治や社会のことばかり書いていた。そんなだからこそ、ライターさんは僕にそんな話をしたのだろう。だが、偉そうなことは言えない。全ては311の原発事故からだ。あれでたまたま興味を持ったので勉強したが、そもそもは映画ファンのまま映画監督になっている。映画しか興味がなかった。

かつて漫画家の本宮ひろ志が言った。「今時の若手漫画家は社会の実体験がない。子供の頃から漫画ばかり読んでいて、自分でも漫画を書き出す。自分が好きな漫画の模倣。たまたま、面白いものが描けてデビューしても、社会経験がないから1発で終わる」その言葉は衝撃だった。まさに、若き日の僕そのものだった。それもあってアメリカ留学を考えた。映画を見ているだけではダメだ。それでは映画は作れない。そして311。作家業としてはラッキーだった。でなければ、僕も未だに映画のことしか言わない映画ファンの延長線に立っていたはずだ。もちろん、時代が今のようにならなければ、それでも問題はなかった。が、世間の人たちが社会に目を向けているのに、クリエーターが映画にしか興味がないようでは始まらない。

いつもFacebookで記事を拝見する先輩監督。あれこれ社会に対する思いを綴っている。恐怖をモチーフにした作品を作る方で、海外でも評価が高い。やはり、関心が映画だけでないからこそ、数多くの作品を作り続けられるのだと思える。果たして僕はどうなるか?分からないが、ライターさんの指摘は正解。映画にしか興味ない映画人は、やがて時代に淘汰されていくように思えてしまう。僕もしっかり勉強を続けよう。今は戦争について、もっともっと知りたい。


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「ドキュメンタリー沖縄戦」昨年の大ヒットで「もういちど !」の声!今月より上映!=予告編2021 [沖縄戦]



「ドキュメンタリー沖縄戦」昨年の大ヒットで「もういちど !」の声!今年も上映します!

#横浜シネマリン 6/19(土)〜6/25(金) 初日、監督舞台挨拶
#第七藝術劇場 (大阪) 6/19(土)〜25(金)
#キネカ大森(東京) 7/9(金)〜7/15(木)
#京都みなみ会館 夏頃
#沖縄市民小劇場あしびなー 6/28(月)~29日(火)


予告編=>https://youtu.be/PSTPwvC94ao

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慰霊の日。本当のことを伝えない東京キー局の報道番組=沖縄戦の内容すら紹介せず!? [沖縄戦]

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慰霊の日。本当のことを伝えない東京キー局の報道番組=沖縄戦の内容すら紹介せず!?

先日の23日。沖縄ー慰霊の日。僕は「ドキュメンタリー沖縄戦」取材のために3年続けて、摩文仁で行われる慰霊祭に参加させてもらった。昨年と今年はコロナ禍で規模を縮小して関係者のみで行われたが、例年は多くの人が参加。公共施設は全て休み。糸満市役所から出発する遺族。猛暑の中、当時を偲んで摩文仁の平和祈念公園までの行進、沖縄のマスコミは総力を上げて取材。ヘリコプターが飛び、ロケ車が追う。(その様子は「ドキュメンタリー沖縄戦」でも紹介している)そして祈念公園での式典。例年は総理大臣も出席。「安倍帰れ!」と怒号が飛んだことで有名になったあの式典だ。当日夜のニュース番組がそれらを長尺で報道、翌朝の新聞では一面トップ。

しかし、3年連続、取材を終え東京に戻り、タイマー録画してあったニュース番組で見ると、本当に短く報じられるだけ。遺族の行進は全く紹介されず「安倍総理が式典に参加しました」という程度のニュース。信じられなかった。だが、その短いニュースでさえ「沖縄戦」をスタートする前の僕は把握できず。「沖縄で何かが行われたのねー」という程度の認識。情けない。本土のマスコミがいかに沖縄に無関心か? 詳しく伝えようとしないか? 同時に視聴者が興味がないから、視聴率が取れない。だから詳しく伝えないという悪循環にもなっていることに気づく。

今年も23日が慰霊の日。東京キー局の人気ニュース番組を録画比較した。「NHK7時のニュース」「報道ステ」「News23」いずれも報じた時間は1分ほど。式典の様子、参加者のインタビュー。デニー知事のスピーチ。菅総理のビデオメッセージ。いずれもキャスターはコメントせず、それらを映像をナレーションで紹介するだけ。本当に酷い。このニュースでは「式典があった」「戦争を繰り返さない誓いが行われた」ということしか伝わらない。沖縄戦とはどんな戦闘で、どんな事件があり、住民はどんな目に遭ったのか?は全く紹介されない。どの番組も一切触れなかった。

「ドキュメンタリー沖縄戦」で紹介した日本政府の沖縄遺棄政策、軍の横暴、住民を踏みつけ、利用し、死ぬことまで強要した。最初から沖縄を守るつもりはなく、捨て石として、本土防衛の時間稼ぎをしただけの戦闘。それらは一切、伝えない。「悲しい戦争があり、多くの沖縄県民が犠牲になった。地元では同じ悲しみを繰り返さない誓いが行われた」ということのみしか伝えない。違うだろう?地元が誓いを立てるのではなく、日本政府が誓うべきもの。政府や軍が沖縄を見捨て、捨て石にしたことでおきた悲劇。それを番組は全く説明しない。

菅総理はいう「沖縄にはできることは全てやる」それは沖縄戦の反省と今も存続する基地問題に関する対応なのだが、その前提となる捨て石にしたことには触れない。反省はなく、今後の対応のみを話す。それも「できることは全てやる」というのは「できないことはやらない」ということだ。何より基地問題は利権であり、菅の息子がいる大成建設が辺野古の工事を担当している。戦時中には見殺しにし、盾にして、今は利用して金儲けに使う。戦中、戦後共に日本政府は同じことを続けている。

そんな現実にも番組は一切触れない。まるでアリバイ作り。「我々マスコミは沖縄のことを考えていますよ。慰霊祭のことも毎年伝えていますよ。戦争はいけないですね。平和の誓いが今年もありました」そう言って自分たちマスコミは使命を果たしていると言いたいかのような内容。本当に伝えねばならないことは一切伝えず「沖縄、大変ですね。応援したいですね」というような、まさに偽善のみの報道。しかし、その偽善報道に僕も長年、騙され誘導されてきた。沖縄には全く関心がなく、沖縄戦についても知らなかった。そう、これらの報道は沖縄に興味を持たせないためのものではないか?

そして沖縄戦は教科書にも詳しく書かれず、授業でも教わらない。こうして日本人の記憶から消し去ろうとしているように思える。政府と軍部の悪事を封印したいのだろう。「ドキュメンタリー沖縄戦」はそんな学校では教えられない。報道番組では触れられない現実を描いた。その意味で昨年に続き「ドキュメンタリー沖縄戦」を今年も映画館で上映できたことは大きい。横浜、大阪の公開は本日までだが、来週は沖縄市、7月には東京でも再公開される。ぜひ、見て頂きたい。


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静岡県知事選挙をもう一度考える=この快挙を全国に広げたい。自民の誘導に乗らない県民! [原発問題]

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静岡県知事選挙をもう一度考える=この快挙を全国に広げたい。自民の誘導に乗らない県民!

県内で何本も映画を撮った。地元の方に様々な応援を頂いた。それこそ反原発グループから自民党関係者まで。今も多くの方と連絡がある。僕は県民では無いが、今回の選挙はとても気になっていた。静岡は素敵なところだ。県民はとても親切。頑張る人を応援する。文化芸術への理解もある。外から来る人を暖かく迎える。疎外したり、差別したりしない。

川勝知事には何度もお会いしており、映画の応援も頂いた。マスコミや噂を通すと政治家はかなり歪められたイメージで伝えられるが、直接お会いして、お話もした。なかなかの知事。彼ととても親しい方とも交流がある。「川勝知事は浜岡原発を再稼働させない!と固く決めている」ことも聞いていた。再稼働とセットなのがリニア推進。こちらも静岡にとって恩恵は少なく、自然を破壊するばかり。川勝知事は当然反対だ。

そんな訳で「朝日のあたる家」で原発事故の恐怖を描いた僕としては、川勝支持だ。ま、投票権はないのだが。何よりあの映画で事故を起こす原発のモデルは浜岡原発。そのことで静岡県の町が汚染され、避難することになるという物語。原発を推進する自民推薦の候補の応援はできない。が、いつもの悪い癖で、どんな人なんだろう?と興味が湧き、いろいろ調べた。

そのことは以前に記事した。簡単にいうと彼は原発再稼働&リニア推進を隠して、選挙戦を進めた。しかし、安倍元総理、麻生太郎、三原じゅん子、河野太郎ら自民オールスターズが応援したら、いくら再稼働に触れなくてもバレると思うのだが、選対はどう考えたのだろう? 地方は自民が強いというから「自民色を前面に出した方がいい!」と思ったのか? 

しかし、自民は原発&リニア推進。そこは隠している。それで県民をごまかしきれる? 結果は失敗で現職の川勝知事が圧勝した。だが、自民の方法論は大失敗とも言えない。その候補を応援した人たちのツイート、Facebookをあれこれ探して読んだ。

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「川勝知事はこの4年間。何ら実績を上げていない。それなら若い人と交代して、静岡をよくして欲しい」ー若い人だと思うが、そんな投稿を見つけた。実績あげているよ。浜岡を再稼働させない!という実績を。そのために原子力ムラが様々な手を使い知事に圧力をかけ、嫌がらせをしている。

それで橋下知事も泉田知事も容認するようになった。が、川勝知事は今も頑張っている。それを公にするとまた推進派が「圧力なんてないのに、嘘をついて推進派を中傷している!」とか言われる。だから黙って耐えているのだろう。しかし、浜岡原発は他とは違う重大な問題がある。

南海トラフ地震をご存知だろうか? 数年内に必ず来ると言われている超大型地震。静岡県が壊滅するかも?とも言われる。当然、浜岡原発にも津波が直撃する可能性。福島の再現となる。いや、福島レベルでは済まない可能性が高い。メルトダウンし、放射能が出てしまえば、東名高速と新幹線が止まる。日本の流通が止まる。経済が大打撃。日本が東西真っ二つ! 

風が西に吹けば大阪、名古屋が全滅の危険性。東に吹けば東京全滅? 「そんなことあり得ないだろう?」と思うかもしれないが、福島の時もチェルノブイリの何倍もの放射能が出ている。ただ、風が西に吹いたので太平洋に流れ東京は助かった。それが南に吹いていたら今頃、東京は死の町となり、誰も住むことができなかったはず。

その話はほとんど言われないが、事故当時の総理だった菅直人さんからも直接お聞きした。それが静岡で起これば、風の向きで東京か?大阪? 名古屋が死の街になる可能性が高い。そして、浜岡はこの数年、防波堤を高くする作業をしているが、予想される波の高さをクリアーしていない。再稼働に向けたパフォーマンスなのだ。

そんな原発を再稼働したいのが自民党。また、リニアは膨大な電源が必要。そのために浜岡の再稼働は絶対。そんなことで再稼働し、南海トラフ地震が来たらどうなるのか? 今回の知事選は静岡県だけでなく、日本の存亡を賭けた選挙だったと言える。自民が勝てば日本滅亡へカウントダウンだった。

それを止めるのが川勝知事であり、自民ではなく彼を選んだのが静岡県民なのだ。この辺がイソジンやタヌキを選ぶ大都市とは違って素晴らしい。この波が何とか全国に広がらないものか? ちなみに、新製品を試しに発売するのが静岡県。そこでヒットすれば全国でヒットする。東京で先行発売すると、大阪で売れない。大阪先行だと東京がダメというのが業界の常識。

だから、日本の真ん中あたりの静岡県(あと長野も同じようなモデル地区)で先行発売すると全国で売れる。同じ発想で、この選挙結果を全国に広げたい。テレビによく出ているパフォーマンスの上手いカッパや狸ではなく、本当の意味で県民のことを考える知事を選ぶ。静岡から広がることを期待したい。



負けた候補を応援した面々=>これはマズいでしょう? https://cinemacinema.blog.ss-blog.jp/2021-06-21-1


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