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なんて無神経で想像力のない見出しなんだ!=ほっとしてられない現実を伝えろ! [マスコミ問題]

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なんて無神経で想像力のない見出しなんだ!

これ=> <映画館への休業要請緩和にユーロスペース支配人「ほっとしました」>

「ほっとしました」という見出し。これは支配人の本音なので、嘘は書いていない。しかし、この見出しを見れば「あーよかった。映画館営業再開だね!」と多くが思う。それは違うのではないか? 多くの映画館は正月、夏休みに次ぐ書き入れ時のGWを自粛させられたのだ。その間の収入はない。それでも土地代。建物内のレンタル料。人件費は出て行く。完全な赤字だ。

それも同じ時期に演劇公演は行われていた。昨年、感染を出して問題になったのは演劇だ。対して映画館は感染ゼロ。なのに休業させられた。全く無意味な自粛。それでいて、新聞がこんな「ほっとしました」という見出しを出せば、「あーよかった。これでもう安心だね」と読者は思うのではないか?何と無神経な見出しをつけたものだ。

支配人としてもほっとした一面。大きな収入を失い。赤字を抱えてかなり苦悩しているはず。それこそを見出しに持ってくるべきだろう。想像力のない。無神経な見出し。何?スポーツ報知。なるほど放置した見出しにした訳だな。最悪だ。

元〜>https://hochi.news/articles/20210529-OHT1T51107.html?fbclid=IwAR1T0iaCw85jBvEhyIn8l1TouOfhZTCSP5aWdczG0M9uPlYTTvQ67NdMe_4

記事より

緊急事態宣言の延長に伴い、東京都がこれまで独自策として休業要請していた映画館に対する措置を緩和することを受け、29日、制限緩和を求め活動してきた映画館関係者からは安堵(あんど)の声が漏れた。

 新型コロナ禍で映画館を救おうと活動してきた「SAVE the CINEMA」のメンバー西原孝至さんは「活動が実って6月1日から時短営業になることは率直にまず、よかったなと思います」と話す。

一方、「休業要請に関し、最後まで納得できる説明はいただけなかった」といい、「今も協力金などありますが、ミニシアターにとっても大手のシネコンにとってもとても一日の営業が失われた分をまかなえる協力金の額ではない」と引き続き国や都に訴えていくつもりだ。

 渋谷区にあるミニシアター「ユーロスペース」の北條誠人支配人は「ほっとしました。うれしいです」と率直な思いを明かす。「私たちだけの訴えではたぶん緩和されなかった。ハッシュタグなどを使い、ツイッターデモなどを行った皆さんの声が東京都に届いたんだと思います」。

 また、今回の休業は床面積1000平方メートル超の大型映画館への要請だったが、ミニシアターも共に緩和を訴える活動をしてきた。そのことについては、「手応えがあった。こんなことは初めてのことですから。コロナによって新しい結びつきが出来てきたかな」と希望も感じている。

 休業要請の緩和にむけ、大手シネコンとミニシアターの関係者が合同で都庁を訪れ、都民ファーストの会の都議へ訴えるなどの活動も行った。「今まではミニシアターはミニシアター。シネコンはシネコンのすみ分けで、それぞれの活動をやってきた。でも今回は一緒になってできた。(業界の)流れが変わったと思う」という。

 今後については、「やっと一歩踏み出せた感じがします。このまま前に前に少しずつ、進んで生きられればいいですし。そのためには今まで同様、それ以上に感染防止のための努力はしなければいけないと思います」と新型コロナ禍でも安全な映画館を守るため、感染防止対策を徹底していく。

 今月12日の宣言延長の際、都は劇場については休業から時短要請に切り替えたが、映画館については休業要請を維持。この決定について、全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)や日本映画製作者連盟(映連)が声明文を出すなど、波紋が広がっていた。

 6月1日からの宣言延長を受け、都は映画館に対し、午後9時までの時短と観客の人数を上限5000人かつ収容率50%以内に制限する要請へ対応を緩和した。


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戦後の3S政策。その成果で日本人は想像力を奪われた?=これが国民を操る政府のやり方。 [日本人の問題]

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戦後の3S政策。その成果で日本人は想像力を奪われた?=これが国民を操る政府のやり方。

戦後、アメリカは日本を統治するために3s政策を実施したという。S-スポーツ、S-ソング、S-sex。これらに興味を持たせて、政治に関心を向けないようにするという政策。これが見事に効果を上げた。僕らの世代は特に効果が大きく「政治なんかに興味ねえよ!」というのが「カッココいい」とさえ思っていた。こうして選挙に行かない若者が増え、組織票を持つ大きな政党は勝ち続け、政治家たちは企業と結託。国民を食い物にして利益を貪っていたのだ。経済成長する時代はよかったが、バブル崩壊後の不況の時代になると、弊害が出てきた。日本の衰退を国民も気づく。貧困が漂い始める。政治家たちは仮面を外し、公然と国民から徹底した搾取をし、踏みつけ、犠牲にすることで自分たちと企業の利益を守るようになった。

そんな時に起こったのが原発事故。そのことで多くの国民が目覚めた。ようやく、カラクリに気づき、搾取され、利用されていることが分かった。ここから日本は変わると思えたのだが、そうでもなかった。先の3S政策。2番目の「ソング」は「スクリーン」とも言われ(日本はソング。韓国はスクリーンだとも聞く)映画、テレビ等の娯楽に夢中にさせて、政治に興味を持たさないようにしていた。衆議院選挙より、AKBの人気投票。政治家の汚職より、芸能人の不倫報道に関心を持つように誘導。その種の国民が育って行った。

原発事故で覚醒した国民も、また深い眠りに入っているように思える。あの時に知ったカラクリを他に当て嵌めることができず、また誘導されているように思える。大統領選、コロコロ感染、枠テン。完全に嵌められている。これは何かというと、先のs「スクリーン」政策が功を奏しているのではないか? 例えば、ハリウッド映画ではCIAが悪の秘密組織としてよく登場する。昔は正義の味方だったFBIも「ダイハード」シリーズからは捜査を邪魔する悪役となることが多くなった。007の敵は悪の組織スペクターだ。世界征服の陰謀をジェームズボンドが打ち砕く映画。

そんな物語に子供の頃からどっぷりハマる。5歳くらいまでは現実とテレビの世界の出来事を混同すると言われるが、大人になると区別がつく。特に日本はSFというと子供向けの作品という風潮が長らくあった(アメリカでは60年代から大人向きのSFドラマが数多く存在した)さらに子供の頃は「将来はスポーツ選手になりたい。宇宙飛行士になりたい」という夢を持つが。高校生にもなると「夢を追うのは子供」「厳しい現実受けるのが大人」というおかしな発想を持つようになる。子供時代に「映画は架空の出来事だ。現実ではないんだ」と思ったのと同じ展開。

僕自身も高校時代に「映画監督になりたい」というと、多くの大人、同級生から「現実を見ろ」「いつまでも子供みたいなことを言うな」と批判された。そんな日本的な体質もあり、007などの映画は絵空事であり、実際はあり得ないと考えるようになる。スパイ映画は架空の物語。世界制覇の陰謀とか、謎の秘密組織なんてあり得ないと思うようになる。が、そうだろうか? CIAというだけで「陰謀論好きだね?」という人もいる。CIAは存在する。FBIもそうだ。そしてスパイも実際にいる。世界に陰謀は渦巻いている。様々なオペレーションが行われている。戦時中はゾルゲ事件もあった。

が、多くの日本人は平和ボケも手伝って、世界を揺るがす大きな事件なんて起こらない。陰謀なんてありえないと感じている。繰り返すだけの退屈な毎日が死ぬまで続くだけだと無意識に考える。国が国民を犠牲することなんてない。国がいうことは正しい。医者は間違ったことは言わない。マスコミは真実を報道。だって、陰謀なんてありえないから。世界征服を企む悪の秘密結社なんて存在しないから!だから報道されない。と多くが考えているだろう。これは「スクリーン」政策の効果ではないか?

映画やテレビに夢中にさせたのは、政治に関心を持さないだけでない。政治家や企業が密かに行っていた「陰謀」に気づかせないため。そんなものは存在しないと刷り込むためではなかったか? それに日本人は見事にはまった。原発事故は放射能が拡散。危険。怖い!という分かりやすい構図だったが、インチキ選挙、人工ウイルス、人類削減計画というと「映画じゃあるまいし!」と見事に信用しない。ムサシの件だって、長らく言われているのに、どのマスコミも取り上げない。検証しないこと自体がおかしいのに、多くが「選挙に不正はない」と思っており「また、自民圧勝か...うんざりだな〜」と考えてしまう。疑惑の声も出るが、極一部だけ。すぐにたち消えになる。

生物兵器というとまた「SF映画じゃないんだから」と言い出す。が、これも実在する。オウム真理教も作ったし、日本軍の731部隊も研究。実戦で使っている。なのにリアリティを持てない。そんな話をすると白い目で見られる。「俺、神様と対話できるんだ」という種の人たちと同じように思われる。つまり、多くの人の中では生物兵器も、秘密組織も、ふせい選挙も「映画の世界」の話で「実際にはありえない!」という認識なのだろう。

一言でいうと想像力がない。もう一ついえば「世間知らず」。生物兵器はテレビニュースでは報道しない。教科書にも載っていない。映画では扱う。「カサンドラクロス」もそんな話。つまり、映画やドラマで扱い、教科書やニュースで扱わないものは存在しないことになるのだろう。絵空事の世界。この公式こそ「スクリーン」政策の効果ではないか?と考えたりする。そして毎回書くが日本の教育は「考える力」を育てない。その上、マスコミが報道しないこと。教科書に載っていないことは存在しないという刷り込みがあれば完璧。政治家や企業に都合の悪いことに国民はほとんど気づかない。考える力がないから、刷り込みから脱することができない。

もし、「考える力」があれば論理性と整合性を持って見つめれば、いろんな疑問が解ける。が、与えられたことを鵜呑みにする教育が行き届きた人たちは、それができない。まさに映画「マトリックス」の世界。今、見えているイリュージョンの世界を皆、現実だと思い込んでいる。映画は分かりやすく描いているが、あれの巧妙なのが現実なのだろう。だから、皆、目覚めないままマトリックスの世界で眠り、偽りの世界を彷徨っている。というと「それも映画だからなあ。ありえないんだよ」と言われるだろう。だが、面白いのは、その3S政策の中で、人一倍、ドラマや映画を見て、虚像の世界に浸っていた僕のような者が、そのまま大人になってしまい、5歳児のようにドラマと現実を一緒に考えてしまうことで、現実の矛盾や謎に気づいたのは皮肉としか言えない。

同じように気づいているのはアーティストと呼ばれる人の多い。あるいは「想像力」「考える力」のある人たち。与えられた価値観や決められたルールからはみ出す人たちだから気づけた。それはジャーナリストや学者でないところが興味深い。ただ、その巨大なフェイクの中で生きている人には、真実こそがフェイクなのだ。日本会議は存在しても、DSなんてありえない? 漢字を使わないと現実感がない? イルミナティとかいうと、007の新しい敵組織と思ってしまう? それに気づかせることが難しい。

遠くない時期に、そのフェイクのフィールドは崩れ落ちると思えるので、楽しみでもある。が、もしかすると、こちら側こそがフェイクで、彼らこそが現実に生きているのかもしれない? しかし、上記の検証を考えれば、分かるように生物兵器も、秘密組織も、陰謀も、この世に存在する。「そんなものは存在ない!映画の世界の話だ!」という方が非現実的。実際、戦時中。日本は同じような手法で国民を洗脳。誘導し戦争に突き進んだ。「日本は絶対に勝つ!」(今、考えれば勝てる訳ない!)「鬼畜米英」「欲しがりません。勝つまでは」と今振り返ると、ありえないことを国民にすり込み。日本人は見事にそれを信じて、突き進み、戦争を続け多くの犠牲を出した。我々は国や企業に簡単に誘導され、利用され、それが正しいと思い込んでしまうのである。


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