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トランプを批判する人は彼の演説を聞いたことがない?=あれ聞いたことあるなあ。そのパターン。太郎さん? [トランプ問題]

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トランプを批判する人は彼の演説を聞いたことがない?=あれ聞いたことあるなあ。そのパターン?

昨年、トランプについて書いた記事が大反響。物凄い数の人が読み、シェアしてくれた。僕のFacebook始まって以来の記録となった。が、今も「トランプは嫌い」「戦争屋だ!」「最低の奴」というコメントをよく見る。人は印象や外観で中身まで決めがち。だから、最近の空き巣は「サザエさん」に出てくる手ぬぐいで頰被りした髭づらの男(昔の漫画は皆このスタイル!)ではなく、スーツにネクタイというスタイルらしい。それだと怪しまれないから。

人というのはいかに見た目に騙されるか?ということと。一度知った古い情報に縛られるか?という2つの点が挙げられる。偉そうなことは言えない。僕も「恐竜は鳥になった」説が一番有力であることを長い間知らず「鳥は別物だろ!」と長く信じることができなかった。が、あれこれ勉強して、足のつき方が恐竜はトカゲより鳥に近いという説明で「かもしれないなあ」と思うようになった。

一度、刷り込まれた情報はなかなか更新することができないもの。同じように「アメリカは10年に1度、戦争をする国」というのを未だに信じこみ。そこにトランプを重ねて「また戦争を始める気だ」「トランプ辞めろ!」とかコメントしている人もいる。が、これも同じ、古い情報をもとに世界を見ている。

日本史でも長い間、司馬遼太郎が描いた世界が事実だと思われていた。が、幕末の吉田松陰も、高杉晋作も、勤王志士とか、日本の夜明けに奔走した人ではなく、単なるテロリストであったことが近年は指摘される。坂本龍馬も英雄ではなく、グラバー邸のスパイだった。夢のない話だが、それを脚色して英雄にすることが戦後の高度成長時代には必要だった。今も同様。トランプを悪人に仕立てないとならない人たちがいて、多くがそれに乗せられている。

実際、トランプを批判する人の多くは、彼のことを知らない。ニュースで会見を見ただけだ。トランプタワーの主?くらいしか知らない。選挙戦での感動スピーチをYouTubeで見た人はまずいないだろう。(日本語訳までついたのがある)ぞれ以前に、その演説は日本のマスコミ、テレビでは流れたことがない。そして金持ちで何不自由ない彼がなぜ、大統領選に出馬したか? その理由を知る人もまずいない。

同じことが日本でもある。山本太郎を批判する人は彼の街頭演説を聞いたことがない。噂を鵜呑みにして「目立ちたがり屋」「消費税ゼロなんて無理」「いい加減な政策」と批判する。が、全部聞いた話だ。自分の目で耳で確かめていない。トランプも同じ。ただ、決してトランプを善人とか、正義とかいうつもりはない、そんな表現自体が物事を歪めてしまう。近いうちに再度トランプ論。書きます。

こちら=>https://youtu.be/lXkm4IYwBko





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あなたも誘導されている?=ゴーン事件と原発事故報道の構図は同じ! [事件]

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あなたも誘導されている?=ゴーン事件と原発事故報道の構図は同じ!

原発事故をきっかけにあれこれ勉強したことで、いろんなことを知った。映画「朝日のあたる家」でも描いたが、原発をやっているのは電力会社。そこは「電気を大切ね」とかテレビCMをバンバン打っていた。当時、その意味に僕は気づかず大バカ者だと痛感したのだが、CMは競合相手の会社がいる場合にするもの。ホンダならトヨタ、日産。SONYならPanasonic。ANAならJAL。でも、当時は東京電力のライバル企業はない。関西電力のライバルもいない。なのになぜ、CMを打っていたのか?

要は広告料という名の賄賂。500億円ほどの宣伝費をテレビや新聞、雑誌にばら撒くことで、大手優良スポンサーとなる。局や社のお得意様になる。そんな電力会社に都合の悪いニュースは流さないよね? 原発は小さな事故をよく起こしていたが、ほとんどニュースにならない。危険性を感じさせる事実や批判も報道されない。そうやって原発安全神話を築いていった。「日本の原発は優秀だ。チェルノブイリとは違う」多くがそう信じるようになった。

が、現実は世界に類を見ない3機が爆発!今世紀中に収拾はできない。いまだに放射能を撒き散らしている。つまり、最初から危険だったんだ。それを伝える情報や事実をマスコミが握りつぶしていた。事故が起こればテレビも新聞も、30キロ圏外に避難。官邸発表を垂れ流していた。官邸はというと東電からの報告がなく、福1に総理が乗り込む事態。政府にも情報を隠し続けた。そんなことができるほど、電力会社は強い立場なのだ。

その背景となるものも阿漕。その辺も「朝日のあたる家」で描いたのでここでは省略する。総括原価方式で検索すれば、ネットでも知ることはできる。そんな手法で電力会社は我々から必要以上の電気代を集め、政治家やマスコミを飼いならしていった。さて、今回のテーマは原発ではない。そのようなスポンサー、大企業というのは力がある。マスコミに対して強い影響力を持つ。

自社に都合の悪いことは放送させない。巨額の利益をもたらす企業に対してマスコミはそれに従う。嘘でも流すし、事実を歪める。そのことは原発事故前後の報道で痛感した。その視点で最近のニュースを振り返ってみよう。

ゴーン事件。異常なほどのゴーン批判、中傷を報道番組がしている。なぜだろう? まるで悪者のようにいう。キャスターも、コメンテーターも、市民のインタビューさえも同意見。1人くらい「ゴーン、やるねえ。さすがやっちゃえ、日産!」という人がいてもいいのに全員が批判。原発事故と同じ構図を感じる。原発推進は国策。実行部隊は東電だった。今回は巨大企業の日産。東京地検が扱う事件。なるほどーという感じ?

「あれは社内クーデターではない。ゴーンが汚職をしたのだ」「日本の裁判は公正だ。ゴーン批判で詩織さん事件や籠池夫婦長期勾留の批判に繋げたくない」「ゴーンは悪いやつなんだ!」

日産と地検がそう考えれば、マスコミは従うだろう。大手スポンサーとテレビ局の関係はそんな関係のだから。



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