「オフィシャルシークレット」安倍政権の日本がダブる。同じような事件で役所職員は、マスコミはどうしたんだっけ? [映画感想]
「オフィシャルシークレット」安倍政権の日本がダブる。同じような事件で役所職員は、マスコミはどうしたんだっけ?
2003年1月。英国の諜報機関GCHQ(政府通信本部)で働くキャサリン・ガン(キーラ・ナイトレイ)はある日、米国の諜報機関NSA(国家安全保障局)から送られたメールを見て愕然とする。世論を戦争に向けるための工作指示だった。このままでは多くのイラク国民が犠牲な。キャサリンは、マスコミにリーク。2週間後、メールの内容が英国「オブザーバー」紙の一面を飾った。
しかし英国の諜報機関GCHQでは、リークした犯人探しが始まり、職員一人一人への執拗な取り調べが繰り返された。そして....という事実を元にした物語。安倍政権が8年近くも続いた日本で続出したいくつもの事件とダブる内容。公務員、マスコミの方々は是非、この映画を見て欲しい。いや、多くの国民が我が身を振り返ることができる作品。お勧めしたい。
「最悪」が去った今、少しでも「マシ」なのを探して、希望に繋げたい。 [A政権について]
あの人の辞任祝い。豪華ランチ! [A政権について]
脚本の仕事をしていると、人の言葉が気になる=人の本心が見えてくることがある? [映画業界物語]
脚本の仕事をしていると、人の言葉が気になる=人の本心が見えてくることがある?
映画監督。脚本は脚本家に頼んで書いてもらうのが基本。でも、自身で書いてしまう人もいる。僕の場合がまさにそれ。誰とも共作しない。誰かに書いてもらったこともない。原作もない。全てオリジナルでシナリオを作る。
男性だけでなく、女性のセリフも自分で書く。若い人のセリフ。お年寄りのセリフ。だから、電車に乗るとそれらの人たちがどんな言い回しで、どんな風に、何を語るか? 注意して聞いてしまう。学生たちが話していると、近い席に座り、会話を聞く。女子高生のグループにそれをすると痴漢と間違われるので注意。
日頃からそんなことをしているので「言葉」が凄く気になる。そもそも言葉というのは「背景」がある。その言葉の背景を探ると、真意が見えてくる。例えば喫茶店で若いカップルが注文する。女性が「コーヒーがいいわ」というのと、「コーヒーでいいわ」というのはどう違うだろう?「が」と「で」の違いだが、これがずいぶん違う。
「コーヒーがいいわ」というのは、いろんな飲み物の中で「コーヒーが飲みたい」という意味だ。が、「コーヒーでいいわ」というのは、いろいろ解釈できる。「大したことない店だから、どの飲み物も大したことないはず。だから、無難なコーヒーでいいわ」という意味にも取れる。あるいは「彼氏は金ないから、高いもの頼んでも困らせるだけ。あとで愚痴聞くのも嫌だから、コーヒーでいいわ」という場合もあるだろう。
「が」と「で」だけで、その言葉を発した人の心理があれこれ想像できる。「直ちに健康被害はありません」という有名な言葉がある。あれも聞いたときは「放射能は出ていないのだ、健康被害が出る状態ではないんだ。あーよかった」と思えたが、よく考えると「直ちに」が付いている。つまり、「今は大丈夫だけど、あとは分からないよ」「あとで健康被害は出るかもしれないけど、今すぐに被害は出ないよ」と言っているだけなのだ。
言葉を巧み使い嘘は言っていないが、誤解を招き安心させるような言葉使い。そんな言い回しをする人は信頼しづらい。この枝野発言は有名だし、すでに多くの人が本当の意味に気づいている。が、脚本業をやっていると、言葉の裏側がとても気になる。杉下右京ではないが、細かいところが木になるのが私の悪い癖。ということが多い。
昔は友達に「お前、細かいんだよ」「どっちでもいいだろう!」「言葉のあやということもあるだろう」と言われたりしたが、言葉には無意識に本心が出るもの。「あれ?この人、言ってること変だな」とか思う。友人は「そうか? 別に普通の人だと思うけど」というが、大きなトラブルを起こしたりすることがある。そんな経験は多い。やはり言葉に本心が出てしまうのだ。また、そんな話を書かせてもらう。
「明日にかける橋」でお世話になった方から頂きました! 超感激。 [2020]
「明日にかける橋」
でお世話になった方から
頂きました!
超感激です。
日本人はなぜ感情を見せないのか?人前で大笑いする、号泣する。激怒するは恥ずかしいと思うようになったのか? [ムラ社会ルール]
日本人はなぜ感情を見せないのか?人前で大笑いする、号泣する。激怒するは恥ずかしいと思うようになったのか?
20過ぎにアメリカ留学。ハリウッド映画は子供の頃から見ている。アメリカについてはとても詳しい!と思っていたが、住んでみるとあれこれ知ることがあった。ただ、一番学んだのはアメリカ人より日本人とは何か?である。比較することで日本人というものが分かってくる。
日本人は大人になると、人前で大笑いしたり、声を上げて泣いたり、怒りにまかせて怒鳴ったりすることは恥ずかしいと考える。「大人げない」「子供っぽい」「常識がない」などと批判される。感情を顔に出すことさえしなくなる。仕事ではそれこそ能面を被ったように感情を出さず、指示されたことに不満を示さずに作業するのが大人で有り、社会人だという認識のようだ。
そんなことがあるので外国人から見ると「日本人は何を考えているか?分からない」となるのだ。嬉しいのか? 悲しいのか? 怒っているのか? 分からない。もちろん、日本人が外国人と対峙した時に、英語が分からずにどうしていいのか?分からないので、笑みを浮かべるしかないということもあるだろう。だが、笑ったり、泣いたりしない日本人は理解できないのも頷ける。
対して、アメリカ人はよく笑い、ちょっとしたことで激怒し、悲しい時に泣く、とても分かりやすい。中国や韓国の人でも日本ほど感情を抑えない。悲しい事件で「哀号!」と泣き叫ぶ韓国のおばちゃんの映像はテレビでも見る。が、日本人は大きな悲劇を目の当たりにしても、ハンカチで涙を抑える程度だ。なぜ、日本人は感情を抑えることが大人であり、社会人であるという国になってしまったのか?
専門家ではないが、侍の時代が長かったからではないか? 侍は悲しいからと泣き叫んではいけない。人前で怒りを爆発することは恥ずかしい。戦国時代ではなく、安定した江戸時代からの習慣ではないか? 人前で大笑いしたり、泣いたり、怒ったりすることは秩序を乱す可能性がある。平穏な時代を乱すかもしれない。そういうことを抑え、排除する意識が生まれて来たのではないか?
殿様がいて、幹部がいて、その下に多くの侍がいる。だが、戦いはない。将軍は謀反を起こさないように、各藩を監視。危険性があれば潰しにかかる。参勤交代で金を使わせる。そんな背景もあり、感情を見せず、大人しくしていることが大事だったのではないか?
また、今も続く村社会ルール。影響があるはずだ。人と違ったことをしない。新しいことをしない。皆と同じように生活する。狭い村で排除されない。揉めないための知恵から、その種のルールが生まれた。感情を見せないのも。同じ背景があるのではないか? 怒る。泣く。笑う。という人の内面が伝わる反応をしないことで、本心を悟られないように、誤解されないようにしたのではないか? それを徐々にコントロール。抑えることができた人を大人と評するようになった。
なんだか寂しい気もする。感情を抑え込むのが大人という発想。自身で抑え込む。互いに本心を探られないようにする? この国ではそうやって生きて行かねばならない。対してアメリカ人をみると、怒りたい時に怒り、泣きたい時に泣く。おかしければ大笑いする。どちらが人間として自然なのか?と考えてしまう。
「日本の政治家はバカばかり」という人たち=でも、彼らは印象とデマだけで発言?! [A政権について]
「日本の政治家はバカばかり」という人たち=でも、彼らは印象とデマでしか把握していない?!
彼らの発言を聞いていると首を傾げることが多い。「安倍は辞めろ!」という人たちに「次の総理は誰がいい?」と聞く。「麻生はダメ」「菅は嫌い」「石破は戦争する」「小池は日本会議」とかいう答えが返ってくる。「では、誰がいいの?」と聞く。「誰もいない!みんなダメ」という。皆、情報通で政治を語る人たち。「みんなダメ」で済むことでないことは分かるはずだ。
この手の人たち。「みんなダメ」だから選挙に行かない。結果、彼らが毛嫌いしている安倍を応援しているのと同じ。言っていることとやってることが逆だ。それらの人の記事やブログをいろいろ読んだが、明確にそれら政治家を分析し把握しているものはなかった。怒りと失望。印象とデマ。自分の価値観を重ねる。100点主義。こども食堂に集まるクレーマー類。正義中毒も見かける。
「石破はダメだ!」「軍事オタクだから」「すぐに戦争を始める!」そんな簡単に戦争はできない。特にトランプが大統領になってからは無理。何より石破以外が総理になったら、安倍逮捕はない。そこに気づいていない。それ以前にトランプのことも知らない。反トランプのアメリカ・マスコミの報道を鵜呑みにしている。就任演説も聞いていない(日本で放送されていないし)これまで鋭い意見を発信していた人たちが、そこに嵌っている。
もっというと「総理は安倍以外なら誰でもいい」という側面もある。「菅や麻生が総理になったら何も変わらない!」という友人もいるが、現総理の脅威を理解していない。医療の専門家からの情報だが、彼は持病を抑えるための特効薬を使用。その副作用で精神状態が普通ではない。だから森羅万象と言い出す。言ったことを言わないという。虚言癖ではない。副作用だという。酔っ払いがバスの運転をしているようなもの。だから止めなければと聞かされた。少なくとも石破、菅や麻生は正常。真剣に戦争しようとは考えていないはず。
様々な専門家、事情通の話を聞くと、その辺が分かって来た。それを印象だけで、日本やアメリカのフェイクニュースを聞きかじって判断している人がいる。時代はどんどん複雑になり、本質が見えなくなる。頭のいい人も、政治に関心ある人も、今はフェイクニュースに振り回されている。「分かってないなあ」と上から目線。印象だけで判断してはいけない。いろんな情報を精査しよう。整合性を考えれば、ある程度の真実にたどり着けるはずだ。
やはり、コロナは細菌兵器? 計画実行者の裏をかく秘密計画が進行中?=陰謀論が嫌いな人読むべからず! [コロナウイルス]
やはり、コロナは細菌兵器? 計画実行者の裏をかく秘密計画が進行中?=陰謀論が嫌いな人読むべからず!
先に記事にしたコロナ感染。どこかの女性議員の「原発事故で死者は出ていないので推進すべき」と言う発言と比較、「コロナでの死亡数は少ないから恐れる必要はない」と言うのはどうか?との話を検証した。死者の数だけではない。いろんな被害やトラブルが続出することも見つめるべきであると書いた。
アメリカやイギリスの死者数、感染者数から考えても、警戒態勢を取る必要がある。ただ、別の疑問がある。当初からコロナウイルスは細菌兵器ではないか?と思えていた。今年の初め頃にもその記事を書いた。ら、速攻で「陰謀論好きだね?」「そんなこと有り得ないよ」と上から目線のコメントが入った。その人の根拠は「**国の科学者が細菌兵器であることを否定した記事が出ている」と言うもの。(笑)僕はその記事を見て細菌兵器説を強めたのだ。
大きな問題があるとき、専門家に否定させるのは上等手段。福島第一原発が爆発した時も、まず官房長官(当時は枝野)が「放射能は出ていない」と嘘の発表、白メガネの御用学者が爆発の映像を見て「これは溜まった水素を外に出す作業」てな嘘八百の説明をした。あの時、放射能は撒き散らされ、東京にまで降り注いだのだ。
それを東電が認めたのは数年後。認めたら大変なことになる。日本中が大パニック。だから、嘘でも何で言って国民を安心させる方針を取った。(そのために多くが被曝した)その時に動員されたのが御用学者たちだった。それを思い出せば、コロナ感染が始まったのは昨年お11月頃。中国とアメリカが最初。それから3〜4ヶ月しか経っていない段階で科学者がわざわざ「細菌兵器でない」と公表するのは怪しい。むしろ「細菌兵器だ!」と認めたようなものだと思える。
原発事故の経験からすると、今回も疑うべきだ。が、その「友達」は「科学者がすでに否定してんだよ」てなコメントを書き込んでくる。その後も僕は「細菌兵器」説の記事をアップした。その度に「友達」は「まだ、そんなこと言ってんの? いい加減気付こうよ」と上から目線。会ったこともない。コメントの常連でもない。
騙されやすい人ほど専門家の発言に疑問を持たず、上から目線で「お前バカじゃない?有り得ないよ。陰謀論好きだね〜」と言いたくなるようだ。鬱陶しいので「友達」から削除。さて、その時も書いたが「細菌兵器」は何の根拠もない陰謀論的な存在ではない。
何十年も前から研究され、実戦でも使われている。太平洋戦争中はあの731部隊(総理の祖父が責任者)が研究、中国の町でテストしている。あのオウム真理教もサリンを使用する前に、ボツリヌス菌を培養。住宅街で巻いた。細菌兵器は国際協定上は違法とされているが、実際は多くの国で研究されていると聞く。それを背景に作られたのが映画「カサンドラクロス」。ペストが大陸横断列車内で広がると言う物語。
そんな風に映画で扱われる題材なので、多くの人が絵空事と思い、陰謀論なんて言い出す。オウム事件、911、今回のコロナ感染と、映画を超える事件というのは存在する。細菌兵器だけではない。地震兵器。気象兵器も存在するという。僕も驚いて調べてみたが、実際、80年代半ばまで日本の国会で地震兵器についての答弁がされている。政府が存在を認めている。が、ある時期から一切、その言葉が出なくなった。
てなことを書くと、想像力がない人がさらに苛立つので、次に行く。「細菌兵器」であるなら、何の目的で使われたか? これも以前に書いたが、ビルゲイツらも唱える「人類削減計画」を思い出す。あれこれ検証すると、かなり符合する。「まさにそれだ!」と断定するのは早い。どうも、それだけではない。ミステリー論法で考えてみよう。
コロナで得するのは誰か? 損をしたのは誰か? 損をした。一番被害を受けたのはアメリカと中国だろう。これがどちらか一方が被害者なら、犯人は被害のない方だ。が、両者ともに大きな犠牲が出ている。では、犯人は両者に恨みを持つ人たちか?ロシア?いえいえ、ロシアは最近、アメリカと仲良しだ。とすると、追い詰められたあの団体か? と言うことになる。が、スッキリしない。アメリカが、特にトランプがあまり困惑しているように見えない。
ある情報によると、コロナ計画をアメリカ側を事前にキャッチしていたと言う。逆にそれを利用して別の計画を実施した言うのだ。その計画が何か?まで指摘されていない。その線で考えてみる。コロナによって起こること。国民を自宅に閉じ込められる。経済活動を止める。国同士の行き来を止める。これらは国家がやろうとしてもできないこと。トランプ大統領が指示しても、国民は家に籠らない。でも、コロナ感染といえば多くが従う。プーチンが飛行機の国際便を止めろ!と言っても他国の航空会社は止めない。でも、コロナなら止まる。
さらに日本を見ると、どんなスキャンダルでも落ちなかった内閣支持率が最低になった。総理が追い詰められている。あの電通が危機的状況になった。マスコミも、検察も、警察もできなかったことをコロナが現実にした。何か、巨大な力がコロナを利用して、ガラガラポンをしようとしているのではないか? 権力では変えられない何かを変えようとしているのではないか? としたら、コロナは風邪とは言わないが、超危険なウイルスではないかもしれない。あるいはすでにワクチンが出来ている。特効薬がある。ある時期に収束できる用意があるとか。
まあ、こんな話をすると「陰謀論!」「有り得ない!」というコメントが来そうなので、この辺にする。こちらは映画の仕事をしている。想像力が売り物なのだ。あれこれ文句を言いたい人は、僕の記事など読まず、メジャー新聞を読んでほしい。あなたの想像を超える事実は絶対に書かれていないので安心して読めるはずだ。