有名人を知事に選ぶ東京都民。次もタヌキを選ぶのか? [都知事選 2020]
有名人を知事に選ぶ東京都民。次もタヌキを選ぶのか?
緊急事態宣言が解除。東京都も都知事選が迫っているのでコロナ感染はもうないことにしたいようで、連日感染者が20人を超えても無視。都民も「なんかコロナも終息だね」という気分が強い。それならこのまま行ってまた大変なことになっても知ーらない!と思うのだが、日本人は本当に能天気な国民だと感じる。
そして多分、都知事選では小池百合子が圧勝するだろう。これもパフォーマンスに騙される都民が多いからだ。だが、忘れてはいけない。小池はオリンピック延期が決まるまでは一切、コロナに触れず。感染が広がっているのに無視し続けた。それが延期が決まった途端にテレビで出ずっぱりで「ロックダウン」「三密」「アラート」「クラスター」と得意の造語を連発してマスコミの注目を集めた。が、検査数を発表せず、感染者数のみ。
和歌山県では知事の決断でPCR検査が拡充されたが、都内では死にかけても検査が出来ない状態が続いた。店舗に自粛要請をしながらも、補償はわずか。東京都は国よりは対策を打ち出したが、200軒店舗がある商店街に100万とか200万しか支給しない。一軒数万円。そんなで店閉める訳にいかない。それでも小池が注目されたのは、政府がそれ以上にダメ過ぎたからだ。
アベノマスク 。10万円の給付金にどれだけ月日をかけるのか? それに比べると連日テレビに出てパフォーマンスする小池が頑張っていると錯覚する都民も多かったはずだ。その上、東京は以前から都知事に有名人を選びがち。石原慎太郎、猪瀬、舛添、青島幸男。テレビにどれだけ出ているか?が大事なのだ。(大阪もそうだけど)「女帝」を読んだ人の多くは「小池ひどい」というが、彼女に騙された国民がアホとも言える。
さあ、次の都知事選緑のタヌキでいいのか? ぜひ、多くの人に「女帝」を読んで頂きたい。こんな時こそワイドショーがこの本を紹介すべきと思えている。