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「明日にかける橋」が招待上映6−15=わっかない白夜映画祭2019のタイムスケジュールはこちら! [2019]

 「明日にかける橋」稚内の映画祭で招待上映!


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選挙とアパート選びの共通点?=どちらもベストは選べない! [社会政治]

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選挙とアパート選びの共通点?=どちらもベストは選べない!

毎年春になると、多くの若者が上京してくる。その時に決めるアパート。不動産屋に聞くとほとんどの人がこういうらしい。

「広くて、清潔で、駅から近い、安い部屋!」

そんなものあるわけないだろ!と思わず言いそうになる。だから、精々、皮肉で「まあ、皆さんそう言いますよねえ?」と返すらしい。
でも、その通りだ。部屋が広ければ家賃は高くなる。駅から近いと高くなる。安いと古い建物になり、清潔ではない。あるいは駅から物凄く遠いとか。世の中、都合よく聞かない。都会は特にそうだ。それでも学生生活を送るには、アパートを決めなければならない。

選挙の時も似たようなことを聞く。「あの人は**党だからダメ」「あの候補者は自民と考えが同じ」「俺は自民には入れない」「安倍は嫌いだ」「でも、***も信用できない」「彼は自民時代にしたことの反省をしていない」あれこれ文句をつけて、

「だから、投票したい人がいない。何より自民にだけは投票しない。だから、投票には行かない!」

これって自民支持と同じ。固定票のある自民、公明は投票率が低くなるほど有利なのだ。そして、その人が言っていることは、先のアパートを探す若者と同じ。東京で広くて、綺麗で、駅から近い、安いアパートなんて存在しない。政治家でクリーンで、国民目線で、ごまかしないのない人も限りなく少ない。どちらも同じ。

でも、東京で学生をするならアパートを決めなければならない。日本で生きていくなら、国民のためになる政治家を決めなければならない。ベストではなく、ベターを選ぶしかない。アパートも同じ、狭くても、汚くても、予算内でなければ借りられない。学生時代は皆、そうやって不自由な中で考えてきたはず。

それが選挙となると、ベスト・オブ・ベストを求めた挙句に、なぜ棄権するのか?  アパート選びならこう考える。「大事なのは大学に近いこと?」「家賃が安いこと?」「部屋が広いこと?」それで決めればいい。選挙も同じ。もし、自民を止めたいなら、政党や主張や過去はさて置き、勝てる野党の議員に投票すればいい。アパート選びも、選挙も同じ。ベストは選べない。なら、何が大切か?を考えれば答えは出る。


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とにかく、あの人を下ろすことが先決。なのに完全無欠のスーパーヒーローを求める友人? [社会政治]

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とにかく、あの人を下ろすことが先決。
なのに完全無欠のスーパーヒーローを求める友人?

先日見たBS番組の小沢一郎がこんなことを言っていた。

「前の選挙(2017)で小池百合子は総理になる可能性があったのに、それをみすみす自分で潰してしまったんだよ」

これ、本当にそう思うが、それを指摘する人が意外に少なかった。「ザマーミロ」とか「最初から信用してなかった」とか喜ぶ人が多く、え〜〜〜と思った。あの選挙で当初の期待は野党が政権奪還すること。もっと言えば安倍首相を引き降ろすことだったはず。そこに登場した希望の党。みどりのタヌキと呼ばれたりしたが、多くの人が希望を感じ、応援した。

このまま行けば自民を倒せるかも? というときに「排除発言」で人気急落。排除された枝野ら立憲民主党が同情票で野党第一党になったあの選挙である。安倍政権を終わらせる大きなチャンスがやってきたのだ。が、反安倍の友人たちはみどりの党を支持しなかった。理由は

「小池もタカ派。安倍が辞めても小池では同じだ!」

その言葉に疑問を感じた。今の自民は戦後最悪。日本を戦争できる国にしてしまい、金持ちを優遇、庶民に重い負担を強いている。年金を使い込み、オスプレイを爆買い、経済効果ゼロの政策、それどころか、レイプ犯の友達は逮捕せず、親友には税金から支援金、一刻も早く止めねばならない。それを止めることができる人がやっと現れたのに「小池ではダメだ!」という。そんな余裕ないだろ? 当時から言われていたあれ

「安倍以外なら誰でもいい!!」

が正解だ。ベストでなくてもいい、ベターでなくてもいい、かなりダメでも、あの人以外ならいい!という状態だ。なのに「小池ではダメだ」という発想が分からない。彼女は決して有能な政治家ではない。むしろ世渡りが上手いだけの人。実力ある男性政治家を渡り歩き、のし上がったと言われている。
でも、

 「戦争するぞ!」

という強い願望はない。風見鶏なので国民受けすることをしたい人。国民を踏みつけてまで野望を貫くタイプではない。大きな期待はできないが、全力で日本を奈落の底に引きずり込むようなことはしない。少なくてもこれまではしていない。

とりあえず、その人を総理にすることで、あの人が下される。小池総理では大したことは出来ないが、暴走もしないだろう。時期を見て、もう少しマシな人を選ぶ。とりあえず、あの人を下ろす勢いがあるのは小池なのだ。みどりの党が政権を取ることはなくても、自民が過半数割れすれば、みどりの党と連携するだろう。小池を総理に!という提案がなされ、あの人は失墜する。いずれにしても政権を終わらせることができる。なのに

「小池じゃダメだ!」

意味が分からない。完全無欠のスーパーヒーローを求めているのか? そんな人がどこにいるのか? つまり、存在しない人を求めている。挙句に、友人は自分が嫌いな安倍ではなく、小池百合子を潰そうと毎日、批判をツイートしていた。友人以外にもそんな人はかなりいた。それが安倍を応援していることになることに気づいていない。

「安倍を下ろしても、次に出てくるのは石破だ。それでは意味がない」

それも違う。石破の方が100倍マシ。軍事オタクだが「中国と戦争したい!」と心底願ってはいないだろうし、意味不明な「新しい判断」をしたりしない。質問にはまっすぐに答える。漢字も読める。が、友人はいう。

「石破じゃ、もっとダメなんだよ〜」

やはり分かってない。石破は大きな問題あるが、あの人よりましだ。友人はそれぞれの議員を克明に理解せず、クロかシロかという大雑ぱな判断しかしていないようだ。さらにシロが誰だか具体的に上げられない。だから、次の総理になる可能性がある人が出てきても攻撃。結局、彼は反安倍ではなく、親安倍になっている。今、一番大切なのは能力とか政策とかではなく

「あの人以外なら誰でもいい!」

という状況まで日本が追い込まれているという実感がないのだろう。ただ、総理になる可能性があった小池百合子は「排除発言」で支持を失う。後で出たリストは自民が作った偽物だったが、国民からのイメージは決定的になり、奪還のチャンスは無くした。もう一つ。本来は小池、前原、小沢で希望の党を推進していくという動きがあったのに、小沢を恐れて外し、前原と2人で進めた。それも大きなマイナスとなった。小沢を入れておけば「排除発言」で足を救われることもなかっただろう。

冷たい海を航行する豪華客船。船長は異常を来している。このまま行くと巨大な氷山にぶつかり沈没する。船長にどう説明しても理解しない。進言しても意味不明の答えしか返って来ない。寿司はよく奢ってくれるが、もう船長変えなきゃダメな事態。副船長がバカでも、間抜けな新人の船員でも、誰でもいい。船長以外なら。それが今の日本なのではないか? 副船長がやってダメならまた別の人に変えればいい。とにかく船長を止めることが大事。その認識が友人にはないということかもしれない。


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「祈りの幕が下りる時」東野圭吾著。「実に面白い!」=この作品にも原発が絡む? [原発問題]

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「祈りの幕が下りる時」東野圭吾著。「実に面白い!」
=この作品にも原発が絡む?

東野圭吾さん。この10年くらいバンバンとドラマや映画になっている。一時に松本清張を思い出す。映像になったものは結構見ているが、実は原作を読むのは初めて。この本も昨年、映画で先に見ている。阿部寛が演じる刑事のシリーズで、静岡の友人が大ファンで、前作のロケ地ツアーまで参加している。そのことで、このシリーズを知った。

前作はイマイチだったが、この原作の映画化はかなり良かった。観た直後に原作を購入(だから映画の宣伝帯)というのは物語で原発が出てくるからだ。映画ではあまり触れていないが、原作ではもう少し詳しい話があるはずと踏んだ。原発ジプシーというのは昔からマスコミもほとんど触れない原発問題の闇の一つ。それが事件に絡む。

作者の東野圭吾は「天空の蜂」でも原発を扱っている(これも映画化された)きっと、何らかの関心を持っていると思え、その辺が知りたくて読み出した。先日まで別の著者のミステリーを読んでいたが、そちらが少し厳しい内容で、設定はいいのだが、読んでいて引き込まれない。対して、こちらはガンガン読んでしまう。

400Pほどあるのに、2日目でもう半分。面白い小説と読むのに努力がいる小説。何が違うのだろう? 映画やドラマではよくその辺を考えるのだが、文章の場合は何が大きな理由となるのか? そんなことも考えながら、読み進める。



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明日にかける橋ー6月15日 北海道の映画祭で上映! 太田監督と俳優・栩野 幸知さんによるトークショーあり。 [2019]

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明日にかける橋ー6月15日 北海道の映画祭で上映!

太田監督と俳優・栩野 幸知さんによるトークショーあり。

「向日葵の丘」(写真)「明日にかける橋」と2本続けてご一緒したトッチーさんとのトーク。

彼は黒澤明監督、大林宣彦監督、岡本喜八監督の作品にも出演するベテラン。

トークも盛り上がること間違いない!

お楽しみに!

第7回白夜映画祭2019 in 稚内にて招待上映!

6月15日(土)


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長い文章を読むのは苦手ですか? 短いと読んでみようと思いますか? [my opinion]

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長い文章を読むのは苦手ですか? 短いと読んでみようと思いますか?

このところ記事を短めに(それでも長いが)書くように心がけている。というのはこんなコメントが少し前に来たからである。

「監督の記事はためになるし、読んで方がいいよとよく言われるんだけど、仕事が忙しいし、おまけに監督の記事はすっごく長いので、後で読もうと思って結局読んでないんですよ」

多分、そんな人が多いのではないか? これには2つの側面がある。文章がズラーーーと並ぶと読む気をなくすというのはある。だから、Twitterのような短い文章が喜ばれる。でも、あの字数では細かな説明はできない。結果、誤解を生んで無意味な論争をしがち。長い説明出ないと伝えられないことも多い。

もう一つは読解力が低い人が増えていること。長文を理解し把握できない。文章が長いだけで諦めてしまう。そこでこの数ヶ月。Facebook記事に関しては、なるべくコンパクトにして、長いものは前後編、①②③とシリーズにすることにした。

この場合難しいのは第1回で前提を説明し、第2回で例を紹介、という展開になるのだが、第2回だけを読んで「前提がないので説得力がない」というコメントをしてくる人もいる。

「第2回って書いてあるんんだから、第1回を先に読め!」

と言いたくなるが、どこから読もうと個人の自由だ。そこで今は数回に分けた記事にしても、その回だけを読んでも理解できる書き方をしている。そして長くなり過ぎない。好評のようで「いいね」数は増えた。ただ、読みやすくなった分だけ、読者は増えたが、読解力が低い方もいるので、見当違いな反論をしてくれる人がいる。Twitterでのことだが、先に書いた「一流大学を出た女性議員が原発は必要悪という」記事を読み

「一流大学だからと原発賛成でとは限らないよ〜!」

と批判が来た。「反論する前にしっかり記事を読め!」という感じ。そんなことは書いていない。読解力が極めて低い人だ。そんなのに限って自分が文章を読めてないことに気づかず、書かれていないことを批判してくる。

読みやすく短めの文章にすることは痛し痒し。長い文章ならその手の人は最初から読まない。その手の批判は以前にはなかった。それでも読む人が増えたことはいいことかもしれない。Facebookでは「いいね」増えているし、コメントも多くなった。お返事をしないことは毎度申し上げているので恐縮だが、しばらくこのくらいの長さで記事を続けてみたい。



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感性のアンテナが錆びたあの芸人さん。だから笑えない。=あなたのアンテナはどうですか? [my opinion]

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感性のアンテナが錆びたあの芸人さん。だから笑えない。
=あなたのアンテナはどうですか?

40代になると感性のアンテナが錆びつく話。何度かしたが、僕はそろそろ60代、錆びるどころかアンテナが折れる年代かもしれない。同世代の芸能人を見ていてもそれを感じる。鋭い感性で独特の笑いを展開していた関西の芸人さん(業界ではもう大御所)このところ番組でかなりズレたコメントをして批判を浴びているが、体制寄りになったとかいうより、老化でアンテナが錆びついているのだ。

時代の流れを正確にキャッチできないから、ズレた意見になる。無神経なことを言ってしまう。以前はそのズレが面白いコメントに繋がったが、今は本当にズレているだけ。特にお笑いはセンスと感性。それを失った形だろう。若手の「ウーマンラッシュアワー」村本と比較するとアンテナの違いが明確になる。

一般の友人も同じ。アンテナが錆びてることに気づかない。以前は「なるほど」と思うアドバイスをくれた先輩が????ということを言ってくる。尊敬していた人が想像を絶する発言をする。カタギの友人が新しいものを拒否し続ける。昔の映画ばかり見直す映画ファンの友達。思い出すのは若い頃に、親戚の叔父さんとかに、偉そうに説教されたこと。本人は「若い奴のため」と思っていってるのだろうが、全く当たっていない。

老化でアンテナが錆びついていたのだ。新しい情報がキャッチできないと、古い価値観や方法論をいつまでもしがみ着いてしまい、それを押し付けてくる。だから労力や時間が全て無駄になる。だって、進む方向が間違っているんだから! 

それってまさに今の日本。他の国々では賃金も上がり、時代を先取りしたものが次々に作られているのに、日本は20年前から前に進んでいない。これは舵を取る人たちのアンテナが錆びているだけではなく、腐っているからだろう。また、国民のアンテナも錆びているから、それに気づかない。

「日本は世界に愛されている! 観光客が増えた。オリンピックもあるし!」

と喜んでいる。しかし、人ごとではない。僕も同様。アンテナの錆だけでなく、どちらに向けるか?も大事。令和時代を生き延びるためには過去の価値観は捨ててかからねばならない。また、考えていること書かせてもらう。


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腐った職場を抜け出し「答えを探すこと」を選んだ女性キャスターに応援を! [社会政治]

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腐った職場を抜け出し「答えを探すこと」を選んだ女性キャスターに応援を!

以前はあれこれ報道番組を録画して1日に何本も見ていたが、最近はどこも報道ではなく広報番組に成り下がって見る価値がない。忖度して問題のないことしか伝えない。そんな中で唯一、録画しているのが「NEWS23」だ。

が、この番組も決して他に比べて抜きん出ている訳ではない。もう、録画をやめようと思っているとき、小川さんがキャスターになると知り、昨夜はオンタイムで見た。この番組も先週までは、お仕事で原稿を読むだけの人たちだった。が、小川さんは違った。

物凄い緊張で顔がこわばって見えたが「伝えよう!」「答えを探そう!」という心意気を感じる。これとても大事。他の報道番組、出演者に気迫がない。特に「報道」何とかいう番組は、予定調和。言われたことを大人しく伝えているだけ。

「本当はもっと伝えたいことがあるんだよ!」

という不満も感じず。自分の役割を演じるだけで精一杯の男性キャスター。爽やかさを売り物にしているが、見ていて哀れさが溢れる。それでいて前任の女性キャスターに嫉妬していたと言われるのが本当なら、あまりにも情けない。上から言われたことに逆らう気持ちはゼロ。いかに上に評価されるか?しか考えていないようにも見える。お隣の新女性キャスターはもっと酷い。

「報道していることが全てですよ〜。裏はありませ〜ん」

という顔。悔しさとか不満がまるで感じられない。怒りとか無念さがない。(と僕が感じるだけかもしれないが)比べるのは酷だが、かつての久米宏、古舘伊知郎、岸井成格からは「怒り」や「悲しみ」が伝わって来た。「世の中」や「政府」と向き合う姿勢が見えた。古舘からは

「なぜ、本当のことを言わせてくれない...」

という無念さも感じた。が、彼らの椅子を継承した人たちから、そんな思いはまるで伝わって来ない。つまり、局側がいうことを聞く、無難な人材を配置したということ。そんな中、古舘去りしのちに、孤軍奮闘し、不満顔で報道を続けた小川彩佳がライバル番組でもある「NEWS23」キャスターに就任したのは気になった。可愛いだけで人気のある人じゃない。選んだ局の真剣さを感じる。

そんな第一回放送が昨夜。先に書いたように物凄い緊張をしながらも「伝えたい!」「答えを探したい!」という強い思いを感じた。午後10時の広報番組の出演者たちとは段違い。辞めてこちらに移ったのは大正解だ。どんな逸材も腐敗した枠の中にいると腐ってしまうもの。新しい職場での格闘。応援したい。



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一流大学出の女性議員さん。「原発は必要悪です!」と主張。未だにいるんだそんな人!=背後に見えた日本の教育? [原発問題]

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一流大学出の女性議員さん。「原発は必要悪です!」と主張。
=未だにいるんだそんな人!背後に見えた日本の教育?

かなり以前になるが、ある仕事でお世話になった女性市会議員がいる。非常に頭のいい人で、根回しもうまい、ま、その辺が政治家なのだが、クリーンな感じ、悪徳政治家という印象はゼロ。40代で既婚。町でも人気がある。故郷を良くしたいという思いは本物だと、会うたびに思う。ある時、原発について訊いてみた。もちろん311以降の話だ。優秀な彼女なら何というか?

「原発ですか? いろいろ批判はあるようですけど、ま、必要悪というか、日本が経済成長を続けるなら必要でしょうね。反対する人たちも今の豊かな生活を続けたいかどうか?その辺を考えれれば反対しないと思いますよ」

驚いた。いろんな話をしたが、非常によく勉強していて(映画監督のお前がいうか?と言われそうだが!)若いのになかなかと思っていただけでに驚愕。いや、そんなことを言う人がやはり存在するのだなあと驚いたのだ。それは原発ムラの住人の18番の言葉であり、事故直後はそれで反対派を抑え込もうとしてが、様々な反論を受け、論破され、今では誰も信じる人はいないだろうと思える主張なのだ。どこかのキャスターが言った

「原発がなくなると、江戸時代に戻る」

と同様の意見。そんなバカなことはない。原発は安いエネルギーでないことはすでに明らかであり、安全でないことも分かっている。安全対策に費用をかければ石油、ガス以上の高額なエネルギーになる。そんなものが経済成長に必要なわけがない。それを彼女は本当に信じているのだろうか? 大学は6大学の一つ。話していてもバカではない。非常に優秀。なんで、そんな人が??

これも最近続けて書いた日本式教育の成果なのだ。日本の教育は「与えらえることを疑わずにこなす優秀な人材作り」優秀な大学を出た人ほど、その能力が高い。つまり、高学歴の彼女も同じ。多分、電力会社か原発ムラの先輩議員。あるいは官僚から、その種のレクチャーを受け、丸め込まれたのだろう。特に

「反対する人たちも今の生活を続けたいかどうか?その辺が分かれば反対しないと思いますよ」

と言う言葉。推進派の人たちがよく使うフレーズ。頭のいい彼女はそれをしっかり記憶したのだろう。そこからも誰かに教えられたことが分かる。そして何より、彼女の地盤の隣町は稼働できない原発がある。だとしても、それなりの大学を出た人が、そんなにコロッと騙されるものか?と今も思うが、オウム真理教の幹部たちがあんなに怪しい麻原彰晃を支持し、殺人まで請け負ったり、元経産省の議員が

「戦争するしかないでしょう!」

と言いだすのを見ると納得する。優秀な成績で一流大学を出て議員になった彼女も、上からレクチャーされれば一発だったのだろう。

彼女を見ていて、「与えられたことを確実にこなす」だけの一流大学を出た人材では日本の危機を切り抜けることは難しいこと感じる。彼女だけではない。日本という国はそんな扱いやすい人材を育てて来たのだ。支配者は楽チンだっただろう。



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「沖縄戦 ドキュメンタリー」=日本軍が沖縄でやったこと? [沖縄問題]

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「沖縄戦 ドキュメンタリー」=日本軍が沖縄でやったこと?

この映画を見れば沖縄戦がほぼ分かるという形にしたい。もちろん、多岐にわたるので全の事実を紹介はできないが、主要なものは抑えている。それをざーーーと通して見ていて気づいたことがある。というか、沖縄戦の特徴だ。

①日本軍は沖縄を捨て石にした。本土を守るための犠牲にした。
②軍国教育で国民を洗脳。国のために死ねと教えた
③教育勅語を用いて教育した

④学徒動員。民間人を多く徴用。日本軍と共に戦わせた
⑤飛行場建設等に民間人を使った(ほとんどがタダ働き)
⑥住民に犠牲を強いて、指揮官は生き延びている。

⑦軍が住民の安全を全く考えずに戦争

まだまだあるが、気づく人がいるだろう。太平洋戦時代だけなく、今も同じだということ。日本は沖縄に基地を押し付け犠牲を強いている。軍国教育=教育勅語も少し前に幼稚園生が音読しているニュース(籠池さん!)が記憶に新しい。学徒動員。徴用はオリンピックのボランティアを思い出す。責任取らずに天下りも今もある。そして国民を犠牲にして企業のために邁進する政府。

全部、現在とダブる! 結局、あの時代と何も変わっていないの? 軍や政府がやっているのは同じ? Aさんがいう「日本を取り戻す」というのは、この時代を取り戻すということ?にさえ思えてしまう。まさに、それを絵にしたのが沖縄戦なのだろう。逆にいうと、沖縄戦を見つめることは、今、日本が向かおうとしている状態がわかるということ。

なぜ、沖縄戦が起こったのか? 住民はどうしていたのか? 何が戦闘が行われたのか? なぜ、多くの人が死んだのか? なぜ、あんな残虐な事件が起こったのか? それらを見つめることは単に歴史を知るだけではない意味があること。強く感じる。沖縄戦を見つめること。知ることは、日本の行く先を知ることでもある。

「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」は夏、秋、以降で沖縄、東京、京都で完成披露上映会を予定している。

ブログはこちら=>https://okinawa2017.blog.so-net.ne.jp



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