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腐った職場を抜け出し「答えを探すこと」を選んだ女性キャスターに応援を! [社会政治]

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腐った職場を抜け出し「答えを探すこと」を選んだ女性キャスターに応援を!

以前はあれこれ報道番組を録画して1日に何本も見ていたが、最近はどこも報道ではなく広報番組に成り下がって見る価値がない。忖度して問題のないことしか伝えない。そんな中で唯一、録画しているのが「NEWS23」だ。

が、この番組も決して他に比べて抜きん出ている訳ではない。もう、録画をやめようと思っているとき、小川さんがキャスターになると知り、昨夜はオンタイムで見た。この番組も先週までは、お仕事で原稿を読むだけの人たちだった。が、小川さんは違った。

物凄い緊張で顔がこわばって見えたが「伝えよう!」「答えを探そう!」という心意気を感じる。これとても大事。他の報道番組、出演者に気迫がない。特に「報道」何とかいう番組は、予定調和。言われたことを大人しく伝えているだけ。

「本当はもっと伝えたいことがあるんだよ!」

という不満も感じず。自分の役割を演じるだけで精一杯の男性キャスター。爽やかさを売り物にしているが、見ていて哀れさが溢れる。それでいて前任の女性キャスターに嫉妬していたと言われるのが本当なら、あまりにも情けない。上から言われたことに逆らう気持ちはゼロ。いかに上に評価されるか?しか考えていないようにも見える。お隣の新女性キャスターはもっと酷い。

「報道していることが全てですよ〜。裏はありませ〜ん」

という顔。悔しさとか不満がまるで感じられない。怒りとか無念さがない。(と僕が感じるだけかもしれないが)比べるのは酷だが、かつての久米宏、古舘伊知郎、岸井成格からは「怒り」や「悲しみ」が伝わって来た。「世の中」や「政府」と向き合う姿勢が見えた。古舘からは

「なぜ、本当のことを言わせてくれない...」

という無念さも感じた。が、彼らの椅子を継承した人たちから、そんな思いはまるで伝わって来ない。つまり、局側がいうことを聞く、無難な人材を配置したということ。そんな中、古舘去りしのちに、孤軍奮闘し、不満顔で報道を続けた小川彩佳がライバル番組でもある「NEWS23」キャスターに就任したのは気になった。可愛いだけで人気のある人じゃない。選んだ局の真剣さを感じる。

そんな第一回放送が昨夜。先に書いたように物凄い緊張をしながらも「伝えたい!」「答えを探したい!」という強い思いを感じた。午後10時の広報番組の出演者たちとは段違い。辞めてこちらに移ったのは大正解だ。どんな逸材も腐敗した枠の中にいると腐ってしまうもの。新しい職場での格闘。応援したい。



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