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「青い青い空」予告編 ー書道部を舞台にした青春書道映画。 松坂慶子、長門裕之ら大物俳優も出演。 [「朝日」予告編]



「青い青い空」予告編
浜松の高校、書道部を舞台にした青春書道映画。
笑って、泣いて、感動。松坂慶子、長門裕之ら大物俳優も出演。

太田隆文監督作品、第2弾(2010)

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新作「ドキュメンタリー沖縄戦」教科書には載っていない住民の苦しみ。絶望。失望。落胆。慟哭を伝える作品。 [沖縄戦]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」完成披露試写会@沖縄を準備中!

今回はタイトル通りにドラマではなくドキュメンタリーだ。太平洋戦争における沖縄戦。国内で唯一の地上戦が行われた。その沖縄戦を米軍上陸時から、戦闘終了までを追った作品。

当時を知る地元体験者の方々。

15人以上。研究者、学者は十数人にインタビュー。沖縄戦とはどんなものであったかを明らかにしていく。当時、米軍が記録したフィルムをふんだんに使用。また、戦闘が行われた場所は現在どうなっているか?証言、記録映像、現在の沖縄を交えて描いていく。

この作品にかかる前にいろんな沖縄戦ドキュメンタリーを見たが、どれも問題があった。NHKの特集番組をDVD化したものは、教科書的な上部をなぞるだけのものが多く、悲しみが伝わって来ない。また、いろんなことを取り込み過ぎて情報量が多過ぎて分からなくなるものもあった。そしてほとんどに言えるのは軍隊の目線で戦争を描いているということ。

それでは住民の悲しみが伝わって来ない。

戦争の悲惨さが分からない。劇映画「朝日のあたる家」の時もそうだったが、多くの原発事故関連のドキュメンタリーや報道は「福島の今」を伝えてはいるが、見ていて「へー、大変だったんだなあ」という他人事に思えてしまう。悲しいというより同情が先に立つものが多かった。そこで「朝日」は観客自身が「悲しみ」を感じることができることをテーマに作った。

今回はドキュメンタリーだが、同じく観客が沖縄戦を体験できるというテーマで製作。幸いスポンサーからの依頼も「弱者の視点を大切したものに」とのこと。目的が一致。沖縄の多くの方々の協力を得て、3年に渡り取材をした。いくつもの自治体、多くの戦争資料館、団体、戦争体験者の方々と、沖縄を上げての応援を頂いた。

何より80〜90代の当時を知るお年寄りの言葉を生で聞くことができた。書籍で読む。ドラマで見る。それらでは絶対に感じられないリアリティある証言を収録。また、テレビでは放送できない米軍映像。これまでに紹介されていない記録フィルムも入手。作品内で紹介している。

「怒り」「悲しみ」「憤り」

歴史の教科書が伝えない住民の苦しみ。そして絶望。失望。落胆。それらを描いてこそ「戦争」というものが見えてくる。多くの方の協力で、これまでにない「沖縄戦」ドキュメンタリーの決定版と言えるものが完成した。

まずは応援して頂いた方々を中心に、沖縄に住む方々に向けてスポンサーが完成披露試写会を予定。秋に向けて進めている。実は今年3月に完成しているのだが、なかなか前に進めずにいた。ここに来てようやく具体化。それこそデニー玉木知事もご招待して、まず沖縄の皆さんに感謝を込めて、秋にお披露目したい。日時、場所等は決まり次第に発表させて頂く。

「沖縄戦」監督日記を連載中=>https://okinawa2017.blog.so-net.ne.jp

特報=> https://youtu.be/Wv5MK0fRauI


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10代の頃から感じていた違和感の正体。ムラ社会ルールに縛られた人たちの攻撃。それが日本という国。 [ムラ社会ルール]

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高校時代。夏休みは夜起きて、朝寝るという生活をしていた。夜遅くまでテレビで深夜劇場を見て、その後、本を読んだり、書き物をしたり。日が昇る頃に寝る。生活が逆転して、夕方起きて朝寝るというパターン。学校は休みだから問題はない。

当時はビデオデッキはないが、その頃からシナリオを書いていた。昼より夜が調子いい。静かだし、集中できる。邪魔されない。だが、当初は親がうるさく言った。「朝きて夜寝るのが健康的だ」「それが常識だろ」と。学校が始まり、教師との面談の時も休み中の生活を訊かれ素直に答えるとこう言われた。

「そんな不規則な生活をしていたのか!」

不規則ではない。夕方起きて、朝寝る。規則的だ。そういうと怒られる。

「朝早く起きて、頭の冴えている間に勉強して、夜寝るのが当然だろ!」

当然だろうか? 勉強にしろ、シナリオにしろ、夜の方が頭が冴える。なぜ、朝が冴えると決めつけるのか? その後、30代で脚本家デビューしてからも、40代で監督業を始め編集をする時も同じ。夜の作業が集中できて、効率がいい。

ただ、カタギの人たちは朝起きて会社に行き、夜終わって帰宅して寝る。学校も夜ではなく、朝から夕方だ。それは分かる。かと言って個人で活動するのに、なぜ、夕方起きて夜中がいけないのか?誰に迷惑をかける訳でもない。

中学の頃。夏休み。海に近い親戚の家に行く。そこでも朝まで本を読んだりして起きるのは昼頃。大人たちはいう。「子供は朝早く起きろ!」おかしい。朝早いのは老人。子供が朝早い意味があるのか? 小学生ならセミ捕りで朝早くはあるが、こちとら朝方まで勉強(映画のね)していて、早起きしたら睡眠不足になる。

高校を卒業して1人暮らしを始めると、もう誰も何も言わない。自分の仕事に合わせて早起きする時もある。徹夜が続くこともある。でも、それは必要でやる。シナリオを書くのは夜。もう、数十年。それについてうるさくいう人はいない。夜作業したか?昼したか?を問う人はいない。大切なのは面白いシナリオを書くこと。盛り上がる編集をすることなのだ。

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だが、その後も大人たちと関わると、あれこれ言われた。「結婚しないの?」「彼女はいるの?」「正月は実家に帰るの?」大きなお世話だ。さほど親しくないのに、そんなことに答える必要があるのか? 子供の頃もそう。近所の人や親戚が

「勉強してるか?」「大学はどこに行く?」「就職は?」

あんたらに関係ないだろ? やがて気づいた。全て「ムラ社会ルール」昔から日本人を縛るあれ。小さな村で問題を起こさず、安泰に生活するための知恵。

それが日本人に染み付いている。はみ出す人を日頃からチェック。問題を起こしそうだと、あれこれ口を出してくる。とにかく皆と同じでなければならない。1人だけ別のことをしてはいけない。効率や価値観は関係ない。昔ながらの皆がやることをやる。朝起きて、夜寝る。大学を出て、会社に入る。結婚して子供を作る。ほとんどの日本人と同じ人生を求めてくる。はみ出すことがトラブルに繋がる。だから、監視し修正する。

それを日本人は無意識にやってしまう。僕はというと中学、高校時代からそのルールを破り続けた。その行き着く先が映画作りという仕事だった。そもそも映画界ははみ出し者の集まり。アーティストやクリエーターというのは普通の生活ができない人。僕からすると親も親戚も教師も近所の人も、みんなが寄って集って人生の邪魔をされているようにしか思えなかった。

僕だけではない。ムラ社会ルールには縛られない日本人もいる。が、それを実践すると悪意のない多くの大人たちが邪魔しにくる。それがこの日本という国なのだ。




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しんゆり映画祭。「主戦場」中止から一転。上映が決定。市民の声が扉を開けた。黙っていてはいけない。 [映画感想]

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しんゆり映画祭。「主戦場」中止から一転。上映が決定。市民の声が扉を開けた。黙っていてはいけない。

今回は何ら危険はないにも関わらず、川崎市からの圧力とも取れる「懸念」を受け入れた映画祭側に大きな問題があった。2度ほど記事にしたが、それらは新聞、ネットニュース報道を元にしたので、今回は映画祭のHP文章を紹介。解説する。以下の通り。

(HPより)
「KAWASAKIしんゆり映画祭が今年度の上映作品としてドキュメンタリー映画『主戦場』の上映を見送った件に関しまして、朝日新聞ほかにて報道され、皆様にはご心配をおかけしまして誠に申し訳ございません。

(中略)

経緯と致しまして、上映作品の選定時に『主戦場』が候補にあがり、作品をとりまく提訴の状況も踏まえて、一旦は上映の申し込みを進めていくことを判断しましたが、共催者の一員である川崎市からの懸念を受けました。上映時に起こりうる事態を想定し、私たちができうる対策を何度も検討した結果、今回は上映を見送らざるを得ないと判断をさせていただきました。

(中略)

「しんゆり映画祭」では、ほぼすべての運営を、高校生、大学生、主婦、会社員などから成る市民ボランティアの手により行っており、子ども対象の上映から保育サービスや障がいをお持ちの方に向けてバリアフリー上映まで幅広い観客が訪れる映画祭の為、映画館での妨害・いやがらせなど迷惑行為への対応を市民ボランティアで行う事には限界があること、市民ボランティア自体の安全の確保や、迷惑行為などへの対策費が準備されていないこと、お客さま等との連絡がとれなくなること、など運営面での課題が山積みしており、私たちが自信をもって安全に上映を行うことができないと考えました。

(ここまでHP)

やはりおかしいのはここ=>「川崎市からの懸念を受けました」に続き「上映時に起こりうる事態を想定し、私たちができうる対策を何度も検討した」「私たちが自信をもって安全に上映を行うことができない」と結論づけたということだ。安全ということは危険があるということ。その危険とは何か? 川崎市の懸念は「告訴されている映画を上映すること」であり、脅迫状が来たということではない。

映画で証言した人たち。ケントギルバート、櫻井よしこらが映画祭を妨害に来るということか? 確かに問題ある発言をした人たちではあるが、過激派ではない。テレビでも活躍していた有名人だ。それに告訴するというのは民主主義に基づいており、暴力や破壊で解決しようという意図ではない。そんな人たちが映画祭の安全を脅かすと考えたのか? 

あるいは彼らのバックに過激派、暴力団がいて、映画祭で何かをすると想像したのか? それは告訴した人たちに対しても失礼。そのような背景があることは証明されていない(もちろん、問題ある団体で活動する人たちではあるが、過激派とは違う)つまり、ありもしないことを映画祭側は恐れ「安全が確保できない」と必要のないことを考えて「主戦場」上映を中止したということ。

これには先の愛知県での「表現の不自由展」事件の影響が見られる。脅迫されてもいないのに、市からの懸念だけで中止にしてしまった。前例から学ぶではなく、同じ愚行を繰り返しただけ。特に役所関係は何かあると蓋をして、なかったことにしようとすることが多い。今回で言えば川崎市。それを忖度して中止を決めた映画祭側。愛知県と同じ構図。

まず、何が問題であるか?をしっかり把握すること。ありえないことに怯えて蓋をしないこと。それが今回の教訓だ。幸いイベントは両方とも再開。「主戦場」は上映されることになった。市民からの抗議が状況を変えたのだ。声をあげること。おかしなことは批判すること。それが大事であることを感じる。黙っていたら、すぐに蓋をされてしまう時代なのだから。


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俳優のためのワークショップ!参加者募集中 講師、太田隆文監督(朝日のあたる家、明日にかける橋、向日葵の丘) [告知]

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プロの俳優のためのワークショップ!
講師、太田隆文監督(2年振り)

11月23日(土) 13:30〜17:30

場所、東京、大塚(詳しい場所は参加者に通知)

主催、青空映画舎

資格 演劇経験ありの方。

 通常のオーディションに出すタイプのプロフィールをPDFファイルで添付
(顔社員。名前、住所ー事務所で可ー 所属事務所、身長、体重、3サイズ、学歴、出演作品等)

 参加希望理由を書いて、以下のアドレス(青空映画舎)宛にメールしてください。

 aozoraeigasya@yahoo.co.jp


 参加費5000円(当日払い)

 20人ほどで締め切り(少人数でもやります)応募多数の場合は抽選。

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「A」オウム真理教を内部から描いた作品。これはドキュメンタリーの「ジョーカー」だ! [映画感想]

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超力作「A」オウム真理教を内部から描いた作品。
これはドキュメンタリーの「ジョーカー」だ!

前々から見たかったドキュメンタリー映画「A」を見た。森達也監督がオウム真理教に密着その内部を描いた作品。時期は尊師・麻原彰晃が逮捕され、大幹部たちもほとんどが捕まったあと。若き荒木広報部長がマスコミ対応をしていた頃。

何よりの特徴は当時、僕らが見たオウムはマスコミを通した姿。今ではマスコミがいかに真実を伝えないか?は浸透しつつあるが、当時はテレビを見てほとんどの人が「オウムって最低だ」と思っていた。だが、それはマスコミが一方的に伝えるオウム像。それを森監督はオウムの内側、教団内にカメラを持ち込んだ。

つまり、オウム側からマスコミや警察の対応を見つめる作品を作ったのだ。といってオウム擁護ではない。内側にいる信者たちを淡々と見つめる。マスコミは決して描けなかった部分である。本来、その両方の視点があって初めてオウムとは何か?を知り、語ることができるはずなのに、当時の我々はマスコミからの一方的な報道だけで全てを判断していたのだ。

繰り返すがオウムは無罪とか、彼らは正しいということを映画は描いているのではない。分かりやすくいうと映画「ジョーカー」だ。大悪人になる彼も、そこに至るまでに世間や金持ち、会社からどれだけ踏みつけられたか?を描いていた。だからと言って犯罪者になっていいわけではないが、そこを見つめることでジョーカーという人物が理解できる。それをこのドキュメンタリー映画「A」はやっている。

「ジョーカー」と違うのは犯罪者以前を描くのではなく、麻原らが逮捕されたあと、サリン事件には関わっていないであろう信者たちが警察やマスコミ。そして人々とどう対応し、どんな思いを抱えていたか?を描いているところ。しかし、よくこの作品。撮れたと思える。オウム側はどのような理由でカメラを教団内に持ち込むことを許可したのか? そして森達也監督。一つ間違えばオウムの仲間と執拗に叩かれるかもしれない作品を作ったのだ。

僕も「ドキュメンタリー沖縄戦」を作り、劇映画とは違う難しさを感じたが、その意味でも、いろんな意味でも「A」は凄い!と言いたい。シネマハウス大塚で森達也特集として、あと数日上映される。



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「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」予告編③ 本編映像を公開  12月9−10日に沖縄で完成披露上映会。無料。 [「朝日」予告編]




「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」予告編③
12月9日(月)〜10日(火) 沖縄、那覇市、
パレットくもじ(県庁前)市民劇場
9日 ①午後3時〜 ②6時30分〜
10日 午前9時40分〜



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山本太郎を街頭演説で批判する男「お前は偽善者だ!」 応える太郎、涙の発言。 この動画、絶対に見て欲しい。 [れいわ新選組応援]



山本太郎を街頭演説で批判する男。

「お前は偽善者だ!カッコつけんじゃない!」

それに応える太郎、涙の発言。

絶対に見て欲しい。山本太郎の思いが心に刺さる。

1時間51分54秒から。





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「ドキュメンタリー沖縄戦」チラシが完成! 12月9日〜10日 完成披露上映会@那覇 [「朝日」予告編]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」チラシが完成!

12月9日〜10日 完成披露上映会@那覇

予告編=>https://youtu.be/2F87JddxIYc



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驚きの250円弁当! 何かあるのか?食べてみる。 [2019]

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驚きの250円弁当! 何かあるのか?食べてみる。

食べ物の写真はあの「野菜足りない事件?」以来、極力掲載しないようにしているのだが、これは興味深いのでアップ。写真はサバ弁当。値段に注目。なんと250円!

僕が学生時代(30年ほど前)一番安かったのり弁当でさえ、290円したのに!この時代に250円とは驚き。

めっちゃマズイのか?

何かあるのか?知りたくて買ってみた。そこそこであれば、これから毎日、ランチはこの弁当だ!



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