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戦後の3S政策。その成果で日本人は想像力を奪われた?=これが国民を操る政府のやり方。 [日本人の問題]

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戦後の3S政策。その成果で日本人は想像力を奪われた?=これが国民を操る政府のやり方。

戦後、アメリカは日本を統治するために3s政策を実施したという。S-スポーツ、S-ソング、S-sex。これらに興味を持たせて、政治に関心を向けないようにするという政策。これが見事に効果を上げた。僕らの世代は特に効果が大きく「政治なんかに興味ねえよ!」というのが「カッココいい」とさえ思っていた。こうして選挙に行かない若者が増え、組織票を持つ大きな政党は勝ち続け、政治家たちは企業と結託。国民を食い物にして利益を貪っていたのだ。経済成長する時代はよかったが、バブル崩壊後の不況の時代になると、弊害が出てきた。日本の衰退を国民も気づく。貧困が漂い始める。政治家たちは仮面を外し、公然と国民から徹底した搾取をし、踏みつけ、犠牲にすることで自分たちと企業の利益を守るようになった。

そんな時に起こったのが原発事故。そのことで多くの国民が目覚めた。ようやく、カラクリに気づき、搾取され、利用されていることが分かった。ここから日本は変わると思えたのだが、そうでもなかった。先の3S政策。2番目の「ソング」は「スクリーン」とも言われ(日本はソング。韓国はスクリーンだとも聞く)映画、テレビ等の娯楽に夢中にさせて、政治に興味を持たさないようにしていた。衆議院選挙より、AKBの人気投票。政治家の汚職より、芸能人の不倫報道に関心を持つように誘導。その種の国民が育って行った。

原発事故で覚醒した国民も、また深い眠りに入っているように思える。あの時に知ったカラクリを他に当て嵌めることができず、また誘導されているように思える。大統領選、コロコロ感染、枠テン。完全に嵌められている。これは何かというと、先のs「スクリーン」政策が功を奏しているのではないか? 例えば、ハリウッド映画ではCIAが悪の秘密組織としてよく登場する。昔は正義の味方だったFBIも「ダイハード」シリーズからは捜査を邪魔する悪役となることが多くなった。007の敵は悪の組織スペクターだ。世界征服の陰謀をジェームズボンドが打ち砕く映画。

そんな物語に子供の頃からどっぷりハマる。5歳くらいまでは現実とテレビの世界の出来事を混同すると言われるが、大人になると区別がつく。特に日本はSFというと子供向けの作品という風潮が長らくあった(アメリカでは60年代から大人向きのSFドラマが数多く存在した)さらに子供の頃は「将来はスポーツ選手になりたい。宇宙飛行士になりたい」という夢を持つが。高校生にもなると「夢を追うのは子供」「厳しい現実受けるのが大人」というおかしな発想を持つようになる。子供時代に「映画は架空の出来事だ。現実ではないんだ」と思ったのと同じ展開。

僕自身も高校時代に「映画監督になりたい」というと、多くの大人、同級生から「現実を見ろ」「いつまでも子供みたいなことを言うな」と批判された。そんな日本的な体質もあり、007などの映画は絵空事であり、実際はあり得ないと考えるようになる。スパイ映画は架空の物語。世界制覇の陰謀とか、謎の秘密組織なんてあり得ないと思うようになる。が、そうだろうか? CIAというだけで「陰謀論好きだね?」という人もいる。CIAは存在する。FBIもそうだ。そしてスパイも実際にいる。世界に陰謀は渦巻いている。様々なオペレーションが行われている。戦時中はゾルゲ事件もあった。

が、多くの日本人は平和ボケも手伝って、世界を揺るがす大きな事件なんて起こらない。陰謀なんてありえないと感じている。繰り返すだけの退屈な毎日が死ぬまで続くだけだと無意識に考える。国が国民を犠牲することなんてない。国がいうことは正しい。医者は間違ったことは言わない。マスコミは真実を報道。だって、陰謀なんてありえないから。世界征服を企む悪の秘密結社なんて存在しないから!だから報道されない。と多くが考えているだろう。これは「スクリーン」政策の効果ではないか?

映画やテレビに夢中にさせたのは、政治に関心を持さないだけでない。政治家や企業が密かに行っていた「陰謀」に気づかせないため。そんなものは存在しないと刷り込むためではなかったか? それに日本人は見事にはまった。原発事故は放射能が拡散。危険。怖い!という分かりやすい構図だったが、インチキ選挙、人工ウイルス、人類削減計画というと「映画じゃあるまいし!」と見事に信用しない。ムサシの件だって、長らく言われているのに、どのマスコミも取り上げない。検証しないこと自体がおかしいのに、多くが「選挙に不正はない」と思っており「また、自民圧勝か...うんざりだな〜」と考えてしまう。疑惑の声も出るが、極一部だけ。すぐにたち消えになる。

生物兵器というとまた「SF映画じゃないんだから」と言い出す。が、これも実在する。オウム真理教も作ったし、日本軍の731部隊も研究。実戦で使っている。なのにリアリティを持てない。そんな話をすると白い目で見られる。「俺、神様と対話できるんだ」という種の人たちと同じように思われる。つまり、多くの人の中では生物兵器も、秘密組織も、ふせい選挙も「映画の世界」の話で「実際にはありえない!」という認識なのだろう。

一言でいうと想像力がない。もう一ついえば「世間知らず」。生物兵器はテレビニュースでは報道しない。教科書にも載っていない。映画では扱う。「カサンドラクロス」もそんな話。つまり、映画やドラマで扱い、教科書やニュースで扱わないものは存在しないことになるのだろう。絵空事の世界。この公式こそ「スクリーン」政策の効果ではないか?と考えたりする。そして毎回書くが日本の教育は「考える力」を育てない。その上、マスコミが報道しないこと。教科書に載っていないことは存在しないという刷り込みがあれば完璧。政治家や企業に都合の悪いことに国民はほとんど気づかない。考える力がないから、刷り込みから脱することができない。

もし、「考える力」があれば論理性と整合性を持って見つめれば、いろんな疑問が解ける。が、与えられたことを鵜呑みにする教育が行き届きた人たちは、それができない。まさに映画「マトリックス」の世界。今、見えているイリュージョンの世界を皆、現実だと思い込んでいる。映画は分かりやすく描いているが、あれの巧妙なのが現実なのだろう。だから、皆、目覚めないままマトリックスの世界で眠り、偽りの世界を彷徨っている。というと「それも映画だからなあ。ありえないんだよ」と言われるだろう。だが、面白いのは、その3S政策の中で、人一倍、ドラマや映画を見て、虚像の世界に浸っていた僕のような者が、そのまま大人になってしまい、5歳児のようにドラマと現実を一緒に考えてしまうことで、現実の矛盾や謎に気づいたのは皮肉としか言えない。

同じように気づいているのはアーティストと呼ばれる人の多い。あるいは「想像力」「考える力」のある人たち。与えられた価値観や決められたルールからはみ出す人たちだから気づけた。それはジャーナリストや学者でないところが興味深い。ただ、その巨大なフェイクの中で生きている人には、真実こそがフェイクなのだ。日本会議は存在しても、DSなんてありえない? 漢字を使わないと現実感がない? イルミナティとかいうと、007の新しい敵組織と思ってしまう? それに気づかせることが難しい。

遠くない時期に、そのフェイクのフィールドは崩れ落ちると思えるので、楽しみでもある。が、もしかすると、こちら側こそがフェイクで、彼らこそが現実に生きているのかもしれない? しかし、上記の検証を考えれば、分かるように生物兵器も、秘密組織も、陰謀も、この世に存在する。「そんなものは存在ない!映画の世界の話だ!」という方が非現実的。実際、戦時中。日本は同じような手法で国民を洗脳。誘導し戦争に突き進んだ。「日本は絶対に勝つ!」(今、考えれば勝てる訳ない!)「鬼畜米英」「欲しがりません。勝つまでは」と今振り返ると、ありえないことを国民にすり込み。日本人は見事にそれを信じて、突き進み、戦争を続け多くの犠牲を出した。我々は国や企業に簡単に誘導され、利用され、それが正しいと思い込んでしまうのである。


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日本人を誘導するのは簡単=感情的に揺さぶれば冷静さをなくし、すぐに暴走する? [日本人の問題]

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日本人を誘導するのは簡単=感情的に揺さぶれば冷静さをなくし、すぐに暴走する?


タイムラインを流れてくる記事。あるいは僕の記事に書き込まれるコメント。読んでいると、論理性に欠けるものがよくある。いいところに気づいているのに、なぜそんな結論になるのか?と思えることがある。数字で表現すると分かりやすいが、100ー30=70。50にはならない。30を引いて残るのは70だ。数字だと間違いにすぐに気づくが、文章だと気づかないことがある。多くの原因は感情に左右される。思い込みがあること。

ご存知のように僕は安倍支持ではない。が、今回はあえて間違った安倍批判の話を紹介する。「嫌いな奴には何を言っていい!」という風潮があるが、それでは単なる誹謗中傷。だが、嫌われ者に対して間違った批判をするのを分析することで、いろんなものが見える。

安倍総理時代に「なぜ、彼はおかしな発言をするのか?」いろんな事情通から聞いた話を記事にした。医学関係者の証言もあり、かなり真相に迫ったもの。そこに書き込まれたコメントがこれ。

「そうじゃありませんよ。分かってませんねえ。あの人は昔から嘘つきだったんです。子供の頃に『宿題やった?』と聞かれて『やったー』と言って遊びに行っていた。家庭教師をしていた平沢勝栄議員がそう言ってました。嘘の常習犯だったって。と言うことは?もう分かるでしょう?子供時代から虚言癖があったのです」

「もう、分かるでしょう?」と言う表現。上から目線で、あんたでも、ここまで言えば分かるでしょう?と言うニアンスを感じる。このコメントは安倍晋三がおかしな発言が多い理由と背景を分析した記事への反論。だが、要約すると「昔から嘘つきなんだよ〜」と言うだけ。論理性も乏しい。まず、子供の頃に「宿題やった」と遊びに行く子供は虚言癖なのか? そんな子供は日本中にたくさんいる。僕も同じようなことを言って遊びに行った。友達でもその手を使う奴は多く、あとでバレて叱られたと言う話もよく聞いた。子供にとって「宿題やった」はよく使う手だ。

その子達が大人になって安倍ような意味不明の発言をしたり、毎回違う意見を主張したりすることをしているのか? その子達だけでなく、大人の世界で安倍のような奇妙な発言する人は少ない。嘘つきの集まりである政界でも、あれほど白々しいことを言うのは安倍だけだ。それを子供の頃、よく嘘を着いたから今も嘘つくなんて、全く根拠になっていない。それ以前に「では、なぜ、虚言癖なのか?」「その原因は?」を医学的に検証する必要がある。「子供の頃、嘘をついた』=>「だから今も嘘をついている」=>「虚言癖である」にはならない。

大人で嘘を付く人は多い。蕎麦屋だって「まだ、そば届かないんですけど?」と電話すれば「今、出ました!」と必ず言う。ほとんどが嘘。蕎麦屋の多くは虚言癖か? また、安倍は嘘つきというが、よくよく聞くと、嘘だけではなく、意味不明の発言も多い。また、いい大人(それも総理という立場)とは思えないヤジを飛ばしたりするのは、精神的な異常性を感じる。さらに、以前言っていたことを180度違うことを言い出す。嘘を言うにしても、前回の整合性を考えて言うものだ。安倍にはそれが感じられない。

つまり、「安倍はよく嘘を言う」ーではなく、言語回路、あるいは精神的に何らかの異常、正常でないものがあると思える。「虚言癖」の範疇から出ている。こう考えていくと、嘘つく大人=>子供の頃から嘘つき=>平沢勝栄という議員の証言。それらを繋げただけのコメントなのだ。また「宿題やった」以外の嘘を平沢も、他の人物も証言していない。単なる子供時代のエピソードにしか過ぎないのだ。大学時代、家庭、就職してからの神戸製鋼所加古川製鉄所、秘書時代も、頻繁に嘘を着き続けていた!というのなら虚言癖という可能性もあるが、そんな話は聞かない。

さらにコメント主は安倍嫌い。許せない!という感じの方だ。だからテレビで安倍のおかしな発言を聞くと「また、嘘ついている!」考える。嘘なのか?意味不明の発言か?考えずに「嘘」に分類してしまう。嫌悪感を持っているところに、平沢議員の話を聞く「やっぱりねー」と納得。「虚言癖」という言葉を思い出す。詳しいことは知らない。嘘を付く病気くらいに思っている。「だから、安倍は子供の頃から虚言癖だった」と結論づける。それは「子供の頃に万引きをしたから、彼は大人になっても泥棒だ」というのと同じ。ある種の決めつけ、レッテル貼りに近い。

アメリカで言えば「彼は有色人種だ。だから、泥棒をしたのはあいつだ」という差別的な決めつけにも近い。嫌われ者の総理だから、誰も深く考えず、そうだそうだ!と思いがちだが、そのコメント主が言っていることは、非常に危険であり差別的なものが強い。「前科者だから」「昔、泥棒したから」だから「今も泥棒する」にはならない。安倍への憎しみが強いので、論理性が欠如して、決めつけが強くなっていることに気づかない。もちろん、その人がもともと深く考えないタイプかもしれないが、憎しみは冷静さを奪い、人を暴走させる。

関東大震災の時も、特定の民族が「井戸に毒を入れた」という噂が流れ、暴徒がその人たちを殺傷した事件があった。それも感情的になり、事実を正確に見つめることができなかったからだ。寅事件も同様。「差別主義者だ」というマスコミ報道で感情的になっているので、事実を確認しようとせずにフェイクニュースを信じてしまう。

コメント主と同じように憎しみを抱いている人は「寅は差別主義者」=>「だから、支持者を煽り議会襲撃」=>「なるほど。やりそうだ!」とマスコミ報道を信じてしまう。嫌悪感があるので「本当はどうなのか?」とか考えない。安倍発言も同様だ。問題だらけで無能の彼を批判することは必要。でも、的外れな批判、レッテル貼りは無意味。それは誹謗中傷と同じ。安倍弁護ではない。事実を正確に見ることを言っている。

他でも、いろんなコメントを見るたびに、同じことを感じる。「この人は見落としている事実がある。それを見つめれば主張は成立しないのが分かるのに、、、」間違ったことを主張していることに気づいていない。その事件の責任は**さんではないのに? その人を糾弾している。一部しか報道しないマスコミ情報だけで感情的になり冷静に事実を見れていない。そんなコメントをよく見る。これも教育が「考える」力を育てなかったからか? 

そんな人たちを誘導するのは簡単。深く考えない。感情を揺さぶればすぐに怒り出し、冷静さを失う。論理性を無くす。そして暴走。戦時中も「鬼畜米兵」というレッテルを貼り、敵対心を助長した。それがマスコミの仕事だった。彼らは今も同じことを続けている。誘導されないためには考えること。感情的にならないことだ。

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日本人は悲観主義者を大人と考え、楽天家を軽蔑=だから時代が変わらないのだ。 [日本人の問題]

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日本人は悲観主義者を大人と考え、楽天家を軽蔑=だから時代が変わらない。

「安倍も菅も同じだ。総理が変わっても何も変わらない!」

そう主張する人の話を先に書いた。非常に違和感のある意見であり、ズレている。そこで安倍と菅はこんなに違うこと。記事にした。おさらいすると、安倍は頭がおかしく常識がない。違法行為でも平気でやる危険なところがある。賢い人ではないが、巨悪と言える。対して、菅は小役人。平気で無茶する安倍がバックにいたから、強気になれただけ。人の上に立てる才覚はなく、今は見るも無残な姿を官邸で晒している。

その他、戦争についても書いた。マスコミも安倍は恐れたが菅に対しては平気で支持率30%と発表。その辺を見れば安倍と菅が同じでないことは分かる。菅が小物であり、総理をやる器ではないことも痛感できる。なのに「安倍も菅も同じだ!」と言う声を聞く。「何も変わらない」いや「より悪くなった」とまでいう。歴史の改竄についても先の記事で節明。菅政権になり歴史修正が弱まっていることも紹介した。

にも関わらず、的はずれな指摘をする人が多いのはなぜか? それは「菅嫌い」「安倍、最低」と言いながら、自分が嫌う政治家について詳しく知らないから。テレビで見た発言で嫌悪感を持った。新聞が批判していた。見るからにズルそう。「消費税あげた」「不況対策ができない」「コロナ対策が遅い」ということで「嫌い」というレベルに思える。

未だに菅が安倍政権の方針を引き継いだ後継者だと思っている人。安倍の傀儡であると考える人。その辺も違うことを先に節明した。ではなぜ、「安倍も菅も同じ」なんてズレた発言そうすのか? 例えばこう言うとどうだろう?「安倍は最低だが、菅は単なる無能なおっさんだ」そんな指摘を聞いてどう思うか? それより「菅も安倍と同じだ。いや、菅はもっと酷い!」と言う方が力強く聞こえないか? 政治に詳しく、勇気を持って声を上げているように思えないか?

その背景にあるもの。日本人はオプチティミスト(楽観主義)が嫌いなのだ。こう批判する。「現実を見ていない。考えが甘い。楽天家だ! 世の中厳しい」といいたがる。対してペシミスト(悲観主義者)を評価する。「世の中は悪くなる一方だ。さらにひどくなる。より厳しい日々が続く」てなことを言った方が、現実をよく認識、その中で確実性を持って進んでいるようなタイプに見てしまう。こんなセリフは聞いたことはないか?

「君のためになるので、あえて褒めないで厳しい指摘をしよう」

勝ってカブトの尾を締めるとか、より現実を厳しく見つめることが大事という思いが大事!と言う認識が日本人にはある。だから、オプティミストより、ペシミストを評価する。昭和40年代の「根性もの」もそうだった。鬼コーチに厳しく指導され、褒めてもらえず、耐えて頑張ることが大事だと教えていた。だが、現実的に成功するのはオプティミストだ。「あれもダメだ。これもダメだ!」と言っている奴が成功したのを見たことがない。

「黙って我慢して耐える」「己の非力を理解して身の程を弁える」「勝てもしない戦いに挑むのは馬鹿者だ」そんな思いを、日本人は引きずっている。縛られている。だから「菅は戦争する気はない」と指摘しても「甘いんだよ」「安倍と同じだよ」「現実を見ろ」と言いたがる。厳しいネガティブな意見をいうのが大人であり、現実的だと考える。だから、菅についてロクに知らないのに、こういうのだ。

「菅も安倍と同じだ。総理が変わっても何も変わらない!」

自分は現実を理解する大人だ。観測的な希望を掲げたりしない。そんな深層心理が働いて、そんな事実ではない発言をしてしまう。いつまでも自民党を引きずり下ろせないのは、多くの日本人がペシミストで、ネガティブな意識に縛られ、ただただ耐えて、絶望的なことを呟くことが大人だ、巨悪には勝てない!という思い込みをしているからではないか? いつの時代も勝つのはオプティミスト。楽天家が後先考えずに行動したときに、時代が変わるのだ。


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ボランティアの意味を理解しない日本人=大企業に利用される愚かな庶民?ー改訂版ー [日本人の問題]

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日本人は「金儲け」というと「良くないこと」だと考えることが多い。「結局、金のためか?」と批判する人もよくいる。が、どうも最近、その発想は、裏で金儲けしている連中の隠れてミノになっているような気がする。一番分かりやすい例でいうと、オリンピック。昨年からボランティア・スタッフを募集。真夏の太陽の下で、ただ働きする人を集める。医者までボランティアで呼ぶという。だが、それらを管理にするパソナのような会社には莫大な経費が払われる。

「オリンピックを成功させるためだから、賃金がなくても頑張ろう」

という人たちの心を利用した金儲けだ。同じことは毎年、夏のテレビ番組でも行われる。「愛は地球を救う」と言って寄付を集める。「恵まれてない人たちに、愛の手を、障害者に車椅子を」とか有名タレントたちがテレビから呼びかけて寄付を募る。

だが、タレントたちはボランティアではなく、ギャラをもらっている。テレビ局はスポンサーから何億円という莫大な広告料をもらっている。国民は身銭を切り「困っている人のために」と寄付するが、タレントや局は大儲け。メイン司会だとギャラは1000万と聞く。その種の番組は通常より高い広告料を取るが、その収入から寄付することはない。視聴者から集めた寄付だけが使われる。それが「愛は地球を救う」という意味なのだろう。

明石家さんま。かつて番組のオファーを受けた時「ギャラは全部、寄付したい」と言ったら局側は「それはできない」といい、出演辞退。たけしも、同様の裏を指摘。出演したことがない。これもオリンピックと同じ構図だ。ボランティアを利用して金儲けする、この商法。先に挙げた日本人の「金儲けは良くない」という発想を利用したもの。慈善事業は美しいと思わされている。

「ボランティアです」「お金のためではありません」「さあ、あなたも!」

その裏で企業は大儲け。庶民は非常にうまく利用され、踊らされている。オリンピックも同様なのだ。



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日本人はアメリカを知らない。分かった気になっているだけ=だから、現実を見ることができない? [日本人の問題]

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日本人はアメリカを知らない。分かった気になっているだけ=だから、現実を見ることができない?

中学時代からアメリカ映画ばかり見ていた。テレビでは「刑事コロンボ」「刑事コジャック」「スタートレック」「バイオニック・ジェミー」「チャーリーズエンジェル 」とアメリカドラマ。音楽はB・スプリングスティーン。ビリージョエル。Cベリー。ハンバーガーを食べてコーヒーを飲む。80年頃はテレビ朝日がCNNを放送。テレビ神奈川がMTV。しっかり見ていた。アメリカ三昧?!日本にいてアメリカ生活?

「スクリーン」「ロードショー」も読んでいたからアメリカ映画界のこともバッチリ! 出来ないのは英語だけ?と言う状態。映画を見ているとアメリカの生活、習慣、価値観、歴史、事件、政治も学べる。だから、留学しても何も困らないと思っていた。が、アメリカで生活してみると知らなかったことがいろいろあった。文化芸術面ではアメリカ人より詳しい(英語学校の先生と懐かしのアメリカドラマの話なんて出来るのはクラスで僕だけ!)だが、生活面となるとそうでもなかった。当たり前のことを知らなかった。

お金にしても、日本人の大人なら会社に行く時は財布に数万円入っている。帰りに飲み会あるかもしれないし。営業中にサボって映画見たりするかもしれない。飲んでで遅くなりタクシーで帰宅するかもしれない。が、アメリカ人はキャッシュで持つのはせいぜい50ドル〜100ドル。1ドル=100円とすると、1万円ほど。多くの人がクレジットカードを使う。今でこそ、日本でもキャッシュレスとか言うが、アメリカでは80年代からそんな感じ。

理由は治安の悪さ。道歩いていても強盗に遭うことがある。銃やナイフを突きつけられる。その時に渡すためのキャッシュが50〜100ドルなのだ。最低40ドルは持っておけと言われた。でないと、強盗が「なにー!10ドルしか持ってない?こっちも体張ってやってたんだ!」と憤慨して殴られたりする。が、40ドルでも盗れれば「少ないけどまあ、いいか」と納得するらしい。こちらも40ドルで殺されなければいいか?と言うこと。それがロスアンゼルスの常識だった。

大きな買い物はクレジットカード。あと、財布にキャッシュは入れない。ズボンのポケットに分けて入れる。右に40ドル。左に50ドルとか。レジで財布開くと、客を装った泥棒が中身を確認。金が入った財布の主を尾行。人通りのない道まで来て襲撃。財布を奪うと言うことをする。だから、日本のように財布にキャッシュ、身分証、クレジットカードを全部入れたりしない。なのに多くの日本人観光客は財布にドルを入れてショッピング。レジで財布を開いて支払いをする。だから、よく狙われる。

アメリカ映画をかなり見ていたが、そのことは知らなかった。日本人旅行者が知らないのは当然だ。他にもいろんなことがある。ガイドブックには「**人を見たら注意」とか書かれていない。差別に繋がる。しかし、貧しい人たちには犯罪に走る人が多い。注意が必要なのだ。が、その事実は日本のニュースでも絶対に報道しない。偏見を煽ることになる。(マスコミは情報を脚色したり、大切なことを伝えないことが多い)そんなふうに日本にいると、知ることができない悲しい現実がたくさんある。旅行では分からない。何年も住んでみないと分からない。

一番危険なのは、その種の事実を知らないのに、マスコミ情報だけで分かったつもりになり、日本の価値観や道徳で判断。批判したり攻撃したりする人たちがいる。不法移民問題もその一つ。移民と不法移民は違う。後者は犯罪者だ。にも関わらず日本では「かわいそうな人たち」と解釈することが多い。そこから誤解と事実誤認が始まる。そうやって誘導する人たちもいる。アメリカのことを考えるなら、まずアメリカを知ることから始めるべきだ。多くの日本人はアメリカについて何も知らないと思った方が正解。そうすれば、いろんな事件も読み解くこともできる。


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日本は今も鎖国状態?=情報があるのに状況を理解していない。 [日本人の問題]

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日本は今も鎖国状態?=情報があるのに状況を理解していない。

ロスアンゼルスは犯罪が多く危険と言われても、留学時に僕を訪ねて来た日本の友人の多くは東京気分。カフェでバッグをテーブルに置いて料理を取りに行く。レジで財布からキャッシュを取り出して買い物をする。「犯罪者に狙ってください!」と言わんがばかりの行動をする。

彼らは日本の価値観とルールに従い行動しているのだが、その前提として「LAも東京と同じ。安全な街である」と認識していないが、理解はしてない。正確に言うと「ここはLA」は認知している「LAは危険」と言うのも理解している。「では、東京とは違う行動をせねば、危険な目に遭う」と言う思考ができていないのだ。

考えれば誰でも分かることだが、友人のほぼ全員がそれを強く意識していなかった。多くの日本人観光客も同様。その街に住む人たちはアメリカの価値観で、ルールで生きている。犯罪者であれば、獲物を狙って少ないリスクで仕事をしようとする。そんな中で「狙ってください!」と言う行動を取るのが日本人観光客。島国で、教えられたこと。ルールが染み込んでいて、母国を出ても、それに縛られる。多くが日本人である国で長年暮らすとアメリカは「違う」と言うことが認知できない。感覚が麻痺するのだろう。

それで気づいたのが、日本人は日本にいても、海外を日本の価値観やルールで判断、理解したつもりになり、批判したりしている。まずいことに日本のマスコミが流す情報は脚色されたものが多く、都合の悪いものは流さない。それを日本人は鵜呑みにし、日本の価値観で判断、分かった気になる。外部からの情報があっても、これでは鎖国状態。

北朝鮮は海外のインターネットと繋がらない。テレビでは「北はアメリカに牛肉を贈った」とか嘘のニュースが流れ「総書記、万歳」。日本は情報があっても、同じ結果に陥っている。だから、巨悪を支持したり、正しいものを否定。見え見えの悲しみに同情し、支援したり。誘導されている。ただ、北は最初から情報が遮断されていることは知っているが、日本は「十分な情報を得ている」と思っている。どちらが怖いのか? 考えてしまう



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