【忙しくて大統領選挙直後に書けなかった疑問②ートランプ大統領で日本が変わるチャンス?】 [トランプ問題]
【忙しくて大統領選挙直後に書けなかった疑問②ートランプ大統領で日本が変わるチャンス?】
大統領選をあれこれ考えてみた。トランプも指摘するようにヒラリーは軍需産業と繋がっている。一部で言われるように彼女が大統領になれば、第三次世界大戦が勃発。いや、仕組んだだろう。軍需産業は無理にでも戦争を起こすことで大儲けして来ている。
ところがトランプが勝利した。彼はかなり無茶であるが、アメリカファースト。「アメリカさえ良ければ、他はどうでもいい!世界の警察なんてやらない」という主張。一見、気に食わないと原爆発射のスイッチを押しそうなキャラクターだが、実は他国のために戦争はしないというのが主張。アメリカはこれまで「解放」とか「共産主義を止める」とか理由をつけ、まさに世界の警察を気取りながら、実際はマッチポンプで戦争を仕掛け、大儲けして来た。
でも、経済危機でそれができなくなってきた。アメリカ兵を戦死させることへの批判も強まっている。だから、地上戦ではなく、空爆ばかり。そこで考えたのが自衛隊を戦地に送り戦わさせる。そのために日本に集団的自衛権を閣議決定させた。そして日本に高価な武器を売りつける。アメリカは手を汚さずに戦争ができる。そのための秘密保護法。集団的自衛権。それらを無理やり決めさせた。
武器はメイド・イン・USA。兵士は日本の税金で賄う。儲けはアメリカ。という作戦。それが「他の国はどーでもいい!」というトランプになれば、どうなるのか?「ヒラリーがイスラム国を創った」と発言することから見ても、紐付きのテロリストを利用して事件を起こさせ、それを米軍が攻撃するという猿芝居を続ける気はないだろう。
となると、日本は強行採決までして戦争をできる国に戻ったのに、それを指示したアメリカが「やーめたー」ということになり、TPPのときと同じ結果になるかもしれない。今までのように日本にあれこれ指示して、貢がせる可能性もあるが、「もー知ーーーらない! 勝手にしろー」と日本を放り出す可能性もある。
だから、ハンドラーたちに服従していたどこかの国の総理。彼が持って来たゴルフクラブも受けとってくれなかった。それが答えだったように思える。その意味でもトランプが大統領に就任すれば激動の時代になるはず。でも、それはひとつのチャンス。日本が独自の道を歩める機会でもある。貢君卒業の時期が来たのかもしれない。
【忙しくて大統領選挙直後に書けなかった疑問ー本当にトランプは最悪の大統領なのか?】 [トランプ問題]
【忙しくて大統領選挙直後に書けなかった疑問ー本当にトランプは最悪の大統領なのか?】
アメリカでトランプに対するマスコミの批判は壮絶。批判というより誹謗中傷。多くの国民「トランプが当選したら大変だ!」と言っていた。テレビで見る限り、かなり無茶なキャラで、日本でいうと閣下(?)のようなタイプかと思えた。が、調べると彼の発言。日本では報道されていないものも多い。過激なものばかり紹介されているようだ。
あれこれ考えて思い出すのは小沢一郎。誰もが彼を悪人と思い込み嫌った。悪代官というイメージが強い。だが、少し調べると全然違うことが分かる。彼が総理になると困る勢力がおり、イメージダウンのためのネガティブキャンペーンを行なったのだ。国民は見事に嵌り、彼を悪人と信じ込んだ。そして検察が動き起訴。彼は総理になれなかったが、検察は有罪に出来ていない。結局、証拠が見つからなかったのだ。
もしかしたらトランプも同じ構図ではないか? あそこまで批判されるのは何か裏があると思える。そして、僅差とは言え、大統領になったのだから半数以上の国民が支持したということ。そこにはやはり彼を押さえ込みたい勢力の影が見える。ということは?
【トラブルを続けるあの女性は、この病気かもしれない?ー境界性パーソナリティ障害】 [2016]
【トラブルを続けるあの女性は、この病気かもしれない?ー境界性パーソナリティ障害】
⑦ 自分は被害者を演じ、取り巻きにターゲットを攻撃させる?(再掲載)
境界性パーソナリティ障害を勉強して分かったこと。その一部を自分なりにまとめて紹介する。僕は物語を作るのが仕事の1つだが、この病気のことを知り、驚愕したことがある。物語を作る上で、悪役、或は敵役は主人公に対していろんな攻撃をせねばならない。暴力や誹謗中傷、嫌がらせ、映画ではギャングやヤクザがその種の嫌らしい方法で、主人公たちを困らせる。
昔の高倉健のヤクザ映画を見ても、チャールズ・ブロンソンの映画を見ても基本は同じだ。現代ではテロリストが悪役であることが多いが、手法は同じ。爆弾テロや銃の発砲で市民を犠牲にする。だが、境界性パーソナリティ障害の患者は映画の上を行く巧妙な手を使う。
ー患者は自分が取り付くためのターゲットを探す。
見つけると、相手を賞賛し近づく、短期間で懐に飛び込み、自身の辛い体験等を語って信頼や愛を勝ち取る。同時に、ターゲットのまわりにいる人たちにも取り入る。愛想を振りまき、いい子であることをアピール。いわゆる「取り巻き」を育てる。
やがてターゲットに対して、無理難題を要求し始める。その要求に応えないと激怒。手のひらを返したように攻撃を始める。その攻撃というのは、ウソを交えた話を「取り巻き」に流し、自身が被害者であり、ターゲットに酷いことをされたといい触れ回るのである。
事情を知らない「取り巻き」たちは「それは酷い!」と激怒して、ターゲットを批判、攻撃する。こうしてターゲットは社会的な信用を失い大変な思いをする。患者の目的はそうやって相手を追いつめ、自分のいいなりに操ろうとすることなのだ。
ーもし、患者の要求を受け入れれば、
さらなる無理難題を出してくる。逆に拒否、批判をすると、患者は自分が被害者であることをさらにアピール。まわりにターゲットを攻撃させる。言い方はよくないが、物語を作る仕事をする者として、見事な攻撃方法だと思う。
作家として考えつかない手法だ。褒めてどうする?という気もするが、とてもよく出来たやり方であり、はめられると逃げられない。その上、患者の多くは女性であることが多く、ターゲットは男性になりやすい。社会的に見ても、か弱い女性が被害者。男性が加害者と見られがちだ。
しかし、そんな凄い手法をどこで学ぶのか?と思うのだが、これが境界性パーソナリティ障害の症状なのだ。学んだり、教わったものではない。とても病気とは思えない。策士とか性悪というふうに解釈してしまう。
ーだから、一般の人は患者が病気だとは考えず、
「取り巻き」にされた人たちは「可哀想な***子を守ろう。助けよう!」と思うし、第三者は「何か揉めてるなあ。どっちもどっちでじゃないの?」と他人事と考える。
いろいろと読んだ文献が提言するのは、とにかく患者には近寄らないこと。本当の愛がある肉親等が病院に連れて行くならいいが、そこまでの思いがないなら、関わらないこと。批判や反撃をしても、相手は「自分の存在を意識している」と解釈して喜び、同じ行動を続けるという。一番効果があるのは 無視すること。患者は挑発してくるが、反応してはいけない。それは先方の思う壺。術に嵌ったのと同じだ。
ー患者の背景にあるもの。
その意識については以前に書いたので今回は省略。行動パターンのみを書いたが、これが境界性パーソナリティ障害という病気である。人口の2%が患者と言われる。あなたのそばにも必ずいる。そして常識ある通常の生活をしている。精神病という先入観で見ていては気付かない。僕のまわりにも、その種の人がいたが、最初は気付かなかった。「え、なぜ?」と思えて、いろいろ調べて病気だと分かった。正確な情報を得て、対応することが大事だと思える。
興味ある方、つづき⑧はこちら=>http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2016-01-27-1
「怪獣少年の<復讐>」切通理作・著。 「殉教者ウルトラマン」の章。「帰って来たウルトラマン」子供向けではない過酷なドラマと再確認 [読書]
【「怪獣少年の<復讐>」切通理作・著。読み続けている】
面白い!現在は第6章「殉教者ウルトラマン」証言・真船禎ーこの章でインタビューを受けるのは「悪魔と天使の間に...」の監督。このエピソードは僕も大好きな1編。その監督のインタビュー。そして切通さんの解説を読んでいると、いろいろ思い出す。
「ウルトラシリーズ」は子供の頃夢中で見ていたテレビ番組。友達の間では「ウルトラセブン」が最高傑作という評判。確かにそれはそうなのだが、僕は「帰って来たウルトラマン」に強い思入れがあった。物心ついた歳に見ていたということもあるだろう。(「ウルトラマン」の頃は5歳くらい)でも、それだけではないこと。この章を読んで感じる。
それがまさに「殉教者ウルトラマン」という言葉に集約される。真船監督はいう「初監督のときに先輩から、ウルトラマンは悪い怪獣をただやっつけて万歳という話ではない。偏見を捨ててくれ」と言われた。円谷英二の「ゴジラ」と同じ精神で作っていることを知ったという。その精神が「帰って来た」にも生きており、勧善懲悪ではない複雑な物語を作り上げていたのである。
メジャー子供番組でありながら、マイナーなテーマ。大人向きのテーマを描いていたことを具体的に例を上げて、この本は伝える。僕が作る映画はメージャーな感動物語だが、観る方はマイナーなものが好きだ。実は子供の頃からそうで、そんな要素がメジャーな特撮ドラマ「帰って来た」にもあったこと。今更ながら感じる。
そこには作家たちの生い立ち、生まれの葛藤。沖縄問題もが介在する子供番組とは思えぬ、思いが描かれている。やはり物語というのは空想による産物ではなく、人生の悲しみや憤りが反映されてこそ観客の心を打つものであること。再確認してしまう。今からもう一度「天使と悪魔の間に」を観る!
(追伸)「天使と悪魔の間に」ネットで観た。子供の頃は気付かなかったが、こんなラストでいいの〜?という過酷な終わり方。やはり、子供番組的ー勧善懲悪なドラマではない。むしろ社会派。「帰って来た」にはそんなエピソードが結構あるけど、「天使」もそんな一編であったこと。改めて感じる。
「怪獣少年の<復讐>」切通理作・著ー 第1章「昭和ガメラと<子供たちの王国>悪魔の虹の向こうに」を読み「ガメラ対バルゴン」もう一度観てしまった!! [DVD感想]
「怪獣少年の<復讐>」切通理作・著。めちゃめちゃ、おもしろい!!
怪獣ファンの血が騒ぐ。
第1章「昭和ガメラと<子供たちの王国>悪魔の虹の向こうに」を読むと
「ガメラ対バルゴン」もう一度観たくなった!
これも深夜にDVDで観る。(昭和ガメラはボックス①を持っている!)
「ガメラ」シリーズは全体的に子供向けに作られており、ほとんどが主人公=子供だが、
「ガメラ対バルゴン」は大人向き。それも主人公グループは悪人?
テーマも「怪獣やっつけろ」ではなく、「人の欲深さが不幸を招く」的なもの。
バルゴンは単なる怪獣ではなく、人の欲が招いた「不幸」という形だと思える。
背中から放出する「バルゴンの虹」の設定が素晴らしい。
「シンゴジラ」はこれをやりたかったんだな?と再確認。
しかし、ガメラシリーズはプロレスよろしく、毎回、血まみれデスマッチ。
ガメラが緑の血を流し、バルゴンは紫の血を流す。
シリーズ中で一番好きな作品。
これを観て、もう一度、「怪獣少年の復讐」を読む。
原発事故の悲劇を描いた映画「朝日のあたる家」全国のTSUTAYAにてレンタル中... [DVDレンタル情報]
メーカーが力を入れて日本各地のTSUTAYAに入れてくれたのですが、この映画、知る人はよく知っているけど、知らない人は全く知らない映画。3年前の映画館公開時も新聞、テレビ、雑誌による広告はできず、口コミだけでヒットしました。
そのため一般の知名度が低く、多くの店舗で貸し出しがない状態。このままでは数ヶ月で棚から消えます。みなさん。ぜひ、借りてください。レンタル回数が上がると、TSUTAYAは長期間棚に置いてくれます。御願いします!
映画「朝日のあたる家」DVD、読書情報で確認した店
TSUTAYA
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