アスリートと呼ばれる人たち。 どんな思いで競技をしているのか? [オリンピック問題]
「色々あったけど、オリンピックが始まった以上。もう応援するべきだ!」 という人たちがいる。では、これはどう? [オリンピック問題]
この後、オリンピックで何かが起きると予想するのだが? [オリンピック問題]
この後、オリンピックで何かが起きると予想するのだが?
開会式では何も事件はなかった。テロがあるとの情報もあった。そのせいで安倍、豊田会長らが欠席したのだろう。小山田、ユダヤ人大量虐殺演出家の辞任。偶然ではないはず。「オリンピックをブツ潰す」グループがいるとしたら、止めに一撃を準備しているはず。
今、台風が近づいている。オリンピック会期中に上陸するようだ。気象兵器という可能性は? もし、ブッツぶすのなら、もう一手あるはず。東京五輪を潰させば、菅政権、電通、パソナ、IOCに切り込める。日本のウミを出すチャンスだ。
さらにWHOも関連している。567も切り込めるかも? 海外のメディは皆、東京五輪批判。すでに「失敗」と報じている。あと、何があれば崩壊するか? テロではないと思う。感染爆発? アメリカ選手一挙撤退? 何かがあれば、汚れ切った五輪が暴ける。それが思いつかない。何だろう。それとも「ぶっ潰す」グループは存在せず。単に呪われた五輪なのか?
菅の思い「金メダルを取れば皆、忘れる」=日本人はその思惑にハマってしまうのか? [オリンピック問題]
菅の思い「金メダルを取れば皆、忘れる」=日本人はその思惑にハマってしまうのか?
FacebookやTwitterを見ていると、こんなコメントを見る。
「いろいろあったが、オリンピックはもう始まった。心を一つに選手を応援しよう!」
現在はコロナ禍で緊急事態宣言が出ているのを忘れているのか? 連日千人を超える陽性者が出ている。「いろいろあったが」ではない。いろいろ進行中なのだ。今、応援すべきは選手ではなく、営業自粛で家賃が払えない食堂であり、仕事がなくなった労働者であり、病に苦しむ患者ではないか? 小池百合子がよくいう「不要不急」。まさにオリンピックがそれだろう。
選手が何年も努力し、練習を続けて来たのは分かる。やっと檜舞台に上がれる。応援したい。と思う気持ちも分かるが、今ではないだろう。彼らは生活や人生の危機に陥ってはいない。命を脅かす病魔と戦ってはいない。567で苦しむ人たちこそを応援、救済するのが先。誰が考えても分かる。それを後回しにしてスポーツの祭典? おかしい。小学校の運動会は中止なのに?
菅総理はいう。「やめる方が簡単。私は挑戦することを選ぶ」だが、本当は原発や戦争と同様に「止める」方が難しい。大きな事故を起こしても原発は止まられない。戦争も、オリンピックも、国策は全て同じ。いずれも巨大な利権なので、止めると大損害。企業から恨まれる。多くの魑魅魍魎たちが甘い汁を吸いに集まる。自身の立場が危なくなる。だから、止められない。
原発と同じ。電気が足りているのに原発を動かそうとする。企業が儲かるから。国民のためではない。危険対策が完了していないのに再稼働。戦争も同様。武器もないのに気合で敵に突入しろと命じた日本軍。76年前の悲劇を今、オリンピッックで繰り返している。だが、菅はこう考えているだろう。
「国民は忘れやすい。これで金メダルをいくつも取れば、オリンピックやってよかった!元気をもらえたと思うはずだ...」
そうなる可能性は高い。開催中に苦しむ居酒屋の声。病院から出られない患者の嘆きは報道されないだろう。苦労して練習した選手の思いだけがテレビや新聞で伝えられ、国民は「567禍であることを忘れて、頑張って欲しい!」と誘導されていく。そこが日本の分かれ道となるはず。
この理不尽を忘れず、菅政権の支持率を1桁にして、秋の選挙で自公をボロ負けさせる。それが国民ができる唯一のこと。これで「オリンピック。やってよかった!」が世論になれば、次は戦争だ。きっと多くがこういうだろう。
「いろいろあったけど、戦争は始まった。これからは心を一つに日本軍を応援しよう!」
開会式で「イマジン」 こんなブラックな演出はない。 [オリンピック問題]
今問題となっていること。すべて沖縄戦と同じ構図 [オリンピック問題]
東京オリンピック開会式。「アスリート」を聖人化し印象操作。危険な演出? [オリンピック問題]
東京オリンピック開会式。「アスリート」を聖人化し印象操作。危険な演出?
日本政府の思い。「どんな汚い手を使っても五輪開催権をゲットする」最初からそうだった。ワイロを使い、総理が「アンダー・コントロール」と嘘までついて東京五輪を決定。どこかの女性タレント(のちの議員夫人)が笑顔で「おもてなし」というスピーチ。本当に気持ち悪かった。「表なし」つまり「裏ばかり」という風にしか聞こえなかった。
このコロナ禍で感染者が連日1000人を超える中で、それも緊急事態宣言下での強行開催。狂っているとしか言えない。その開会式ーNHKにチャンネルを合わせる。前日に問題となり解任された「ユダヤ人大量虐殺ゴッコ」の演出家のプラン通りに行われる(前日ではさすがに変更は効かないので、変更なしで行くという委員会)世紀の茶番を見つめた。
開会式パフォーマンスに対して、あれこれ批判するつもりはない。そんなことをいくらでも言える。その中で「ユダヤ人大量虐殺ゴッコ」を演じる訳ではない。それよりも強く感じたのは、NHKが式を盛り上げるために放送した番組。ジャニーズ・タレントが進行役で出場選手を紹介。
コロナには触れないで、オリンピックへの期待感だけを盛り上げる台本。もちろん選手に罪はない。大会に向かって何年も努力して来た姿を紹介されると感動的。昨年の延期で心折れた選手。夢破れた人もいたはず。それが、いよいよ檜舞台へ!「頑張れ!」といいたくなる取材映像。しかし、危険な演出を感じる。
もし、これが戦争で。多くの国民が犠牲になっているのに、長年訓練して来た兵士の努力を映像取材。「彼は日本を守るために血を吐くような訓練を続けた来た」「彼は日本を愛し、戦うためのが夢であった」「その彼の思いがいよいよ実現する」「頑張れ日本」と言い出すように思える。そして戦争を続ける。
特攻隊にも言える。「国を守るために純粋な気持ちで特攻を志願し、散って行った若者たち」だから、批判しづらい。「無駄死にだった」といえば「お前らに死者を冒涜するのか!」という声が聞こえてくる。そして「彼らの犠牲の上に日本は守られたのだ」と安倍晋三はいう。それは違う。彼らだけではなく日本軍は日本を守りきれなかった。日本は負けアメリカに占領されたのだ。
にも関わらず「若者たちは素晴らしかった」「彼らが日本を守った」と聖人化。称えることで戦争をも美化していく。アスリートも同じ形で利用されている。コロナ禍の中で、大会を強行する必要はない。大会さえしなければ感染しない多くの人が病に倒れ、死んで行くかもしれない。
なのに無理やり強行したのが東京五輪。それを忘れさせるためにアスリートを利用。「あんな思いで努力して来たんだ。大会でがんばって欲しい!」と国民に思わせる。すり込む。印象操作。洗脳。それがNHKの番組であり、開会式の演出なのだ。それを強く感じる。戦争になっても政府は同じことをするだろう。
そして多くの若者が誘導され、感動して、銃を取り戦場に行く。年寄りは手を振り声援を送るのだろう。その分岐点は今。この大会で多くの日本人選手が金メダルを取り、大きな歓声が上げる。「無理して五輪やってよかったな〜」「選手たちに元気をもらった!」と感染者拡大を忘れて思うようなら、見事に誘導されたということ。戦争が始まればまた利用される。
しかし「やるべきではなかった」「美しい言葉の裏で既得権益者たちを喜ばせただけ」と冷静な結論を持てれば、日本にもまだ可能性が残る。いつの時代も政府は国民を騙し、誘導し、自分たちの利益に繋げる。国民は毎回「アンダー・コントーロール」なのだ。いつまでも騙されていてはいけない。今回はそれが問われる機会なのだ。