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菅の思い「金メダルを取れば皆、忘れる」=日本人はその思惑にハマってしまうのか? [オリンピック問題]

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菅の思い「金メダルを取れば皆、忘れる」=日本人はその思惑にハマってしまうのか?



FacebookやTwitterを見ていると、こんなコメントを見る。

「いろいろあったが、オリンピックはもう始まった。心を一つに選手を応援しよう!」

現在はコロナ禍で緊急事態宣言が出ているのを忘れているのか? 連日千人を超える陽性者が出ている。「いろいろあったが」ではない。いろいろ進行中なのだ。今、応援すべきは選手ではなく、営業自粛で家賃が払えない食堂であり、仕事がなくなった労働者であり、病に苦しむ患者ではないか? 小池百合子がよくいう「不要不急」。まさにオリンピックがそれだろう。

選手が何年も努力し、練習を続けて来たのは分かる。やっと檜舞台に上がれる。応援したい。と思う気持ちも分かるが、今ではないだろう。彼らは生活や人生の危機に陥ってはいない。命を脅かす病魔と戦ってはいない。567で苦しむ人たちこそを応援、救済するのが先。誰が考えても分かる。それを後回しにしてスポーツの祭典? おかしい。小学校の運動会は中止なのに?

菅総理はいう。「やめる方が簡単。私は挑戦することを選ぶ」だが、本当は原発や戦争と同様に「止める」方が難しい。大きな事故を起こしても原発は止まられない。戦争も、オリンピックも、国策は全て同じ。いずれも巨大な利権なので、止めると大損害。企業から恨まれる。多くの魑魅魍魎たちが甘い汁を吸いに集まる。自身の立場が危なくなる。だから、止められない。

原発と同じ。電気が足りているのに原発を動かそうとする。企業が儲かるから。国民のためではない。危険対策が完了していないのに再稼働。戦争も同様。武器もないのに気合で敵に突入しろと命じた日本軍。76年前の悲劇を今、オリンピッックで繰り返している。だが、菅はこう考えているだろう。

「国民は忘れやすい。これで金メダルをいくつも取れば、オリンピックやってよかった!元気をもらえたと思うはずだ...」

そうなる可能性は高い。開催中に苦しむ居酒屋の声。病院から出られない患者の嘆きは報道されないだろう。苦労して練習した選手の思いだけがテレビや新聞で伝えられ、国民は「567禍であることを忘れて、頑張って欲しい!」と誘導されていく。そこが日本の分かれ道となるはず。

この理不尽を忘れず、菅政権の支持率を1桁にして、秋の選挙で自公をボロ負けさせる。それが国民ができる唯一のこと。これで「オリンピック。やってよかった!」が世論になれば、次は戦争だ。きっと多くがこういうだろう。

「いろいろあったけど、戦争は始まった。これからは心を一つに日本軍を応援しよう!」



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