このところメチャ忙しい。映画監督業の日常? [2020]
このところメチャ忙しい。映画監督業の日常?
実は緊急事態宣言の時からそうなのだ。ギャラに繋がるものではない作業が続いている。ギャラに...と言うと良い表現ではないが、映画監督業はギャラにならなくても、やらねばならなければならない仕事。例えば監督作の宣伝がある。これは配給会社がケチっているのではなく、映画界の慣習として監督は宣伝に協力すると言うのがある。何より自作を多くの人に見て欲しいので、言われていないこともやる。何ヶ月も続く。他の仕事ができないという事も多く。経済的に厳しい思いを毎回する。
それ以外にも今すぐ収入には繋がらないが、いずれ.....という事。あれこれ取材、調査、考える.....と言う作業もある。「朝日の」ときも原発映画作るためにあれこれ勉強した訳ではなく、興味を持って取材までして、それが映画に結びついたのだ。ギャラが出ないなら調べない!ではクリエイティブな仕事をするべきではない。そんな風に興味を持った時に知ろうとすることは、いろんな意味で大事。
「朝日のあたる家」を監督して以来。いろんな業界の方が応援してくれる。 [2020]
「朝日のあたる家」を監督して以来。いろんな業界の方が応援してくれる。
映画界だけでなく、マスコミ関係、政治家、医学関係、原発関係と、僕の知らない情報や裏話を教えてくれたりする。もちろん、それら情報を鵜呑みにはせず、テレビ、ネット、新聞等でも確認。フェイクニュースでない裏付けをできる限りしたものに、僕の推理を加えた記事を書いている。
僕の場合。監督業になる前にはライター業をしており、「週刊プレイボーイ」や「cosmopolitan」「PENTHOSE 」等に記事を書かせてもらっていた。事件や人物を追跡し、取材し、インタビューして記事にした。レギュラーで書かせてもらった雑誌のある編集者さんには、本当にお世話になり、いろいろ教わった。学校を卒業してそのまま映画界に飛び込んでいては学べないことを学んだ。
そんな経験があるので「朝日のあたる家」の時は原発取材をかなりしたし、「ドキュメンタリー沖縄戦」のような作品も撮れる。そんな意味でブログと言えども、いい加減なことは書かない。なんで結構、あれこれ調べて書くこと多く、時間がかかる。職業病?とは言え、編集者もいない。校閲もない。あれこれ間違えても確認してくれる人もいない。なかなか、大変ではある。そうそう、何を書こうとしたか?忘れていたが、ある情報通の方から聞いた話を書こうとしたのに話が逸れた。本題はまた別の機会に。
リモート・ドラマ「同窓会」大好評! 4000回再生達成 [2020]
リモート・ドラマ「同窓会」大好評!
「感動した」「泣けた」「昼に観たら目が腫れて外出できない」「同窓会がしたくなった」と多くの感動の声が届いている。
こんな時期に何か多くの人が元気になれることがしたくて、参加した企画だった。その思いが多くの人に届いたようで嬉しい。とにかく俳優陣が素晴らしい。全員第1線で活躍するベテランの方々。僕が1週間で書いたシナリオを読み、2回のリハーサルで本番に挑んだ。というと、お手軽にできたように思うが、まあ、そこまでの準備が大変。
リモート・ドラマなんて俳優さんは初めて。僕も初めて。まず、システム、用法、使用法から勉強せねばならない。従来のドラマでできてもzoomではできないこと。また、その逆もある。特性を把握することが大事。また、シナリオも従来のドラマと同じ発想でではダメ。演じる側もドラマや舞台とは違った制約や背景がある。
僕の場合は説明しても分かってもらえないが、監督と脚本家と編集の3つを1日に代わる代わるやらねばならないのが一番苦しい。監督モードと編集モードは別。通常は切り替えに1週間以上かかる。それを1日に何度もやるのは、神経が切れそうになる。しかし、俳優陣のお陰で完成度は高く、感動の波が広がっているようだ。
ご覧になった方。ぜひ、YouTubeのコメント欄に感想を書き込んで欲しい。出演者たちは反応が気になり、1日に何度もチェックしているらしい。コメントは彼ら彼女らが直接読む。ダイレクトに届くので、ぜひぜひ、感想をお願いしたい。
https://youtu.be/W6WVR4OomRQ
大好評だったリモートドラマ「同窓会」同じシナリオを別キャストで制作。「同窓会 1997年の想い出」 [2020]
今夜から配信! 大好評だったリモートドラマ「同窓会」同じシナリオを別キャストで制作。「同窓会 1997年の想い出」 [2020]
お待たせしました! 今夜7時より配信開始。 リモートドラマ「同窓会 1997年の想い出」。 [2020]
お待たせしました! 今夜7時より配信開始。
リモートドラマ「同窓会」に続く「同窓会 1997年の想い出」が完成。
本日4日午後7時より配信を開始。
前回と同じシナリオを、ひと世代下の別の俳優たちが演じる。
今回も元気の出るドラマになっている!
こちらで午後7時からスタート=>https://youtu.be/MFZzjvdC_CU
袋井茶と一緒に頂いたパンフレット。女性が時代をリードする? [2020]
袋井茶と一緒に頂いたパンフレット。女性が時代をリードする?
「明日にかける橋」の実行委員から頂いたお茶。毎日飲んでいる。やはり、他と一味、二味違う。そのお茶と一緒に送ってもらったのが写真のパンフレット。映画完成後に委員会の皆さんは「明日」に出演した宝田明さんを招き講演会をしている。素晴らしい。
故郷映画というのは故郷を全国にアピールするためのもの。「明日」もその1本だ。全国でその手の映画が作られている。が、その多くがせっかく映画を作りながら地元で上映して終わることが多い。それでは何のために作ったのか?分からない。文化祭と同じ。自分たちで作って自分たちで見て終わり。それでは自己満足に過ぎない。
自分たちの街の素晴らしさ。他県の人たちに伝えてこそ故郷映画の意義がある。その意味で「明日」は全国20箇所以上の映画館で公開。ロスアンゼルスや北海道の映画祭でも上映された。ロケ地となった「袋井」「森町」「磐田」という街の名前、風景は全国にアピールされた。映画で街の存在を知った人は多いだろう。だが、委員会の方々はそれで終わらせず、出演者である宝田明さんを招待。地元で講演会まで開催。
宝田さんも撮影でお世話になった街ということで、快く引き受けたはず。地元の方々は「出会い」をしっかりと生かしている。このように映画はいろんな形で展開できるのに、それを活用できる街は少ない。それだけに「明日」の実行委員の皆さん。本当に素晴らしい。何が違うのか?と考えると、中心メンバーの多くが女性であったこと思い出す。なるほど。
ここしばらくも政府対応のあまりの酷さに声をあげたタレントは昨年のローラ。コロナ禍できゃりーぱみゅぱみゅ。そしてKYON2。こちらも皆、女性。多くの賛同の声が上がった。今の時代、やはり女性の方が時代を敏感に察知し、声を上げ、行動できるのかもしれない。どうしても男は組織に入り、与えられたことをするだけのことが多く、自分で考えて行動できない。これからの時代、いろいろ女性から学ばなきゃいけないのだろう。
予告編=>https://youtu.be/MacNc2k56wQ
僕が毎日、Facebookやブログに記事をあげる理由? [2020]
僕が毎日、Facebookやブログに記事をあげる理由?
このところまた「いいね」をたくさんもらっている。100越えが何度もある。知らない方からのコメントも増えた。多くの方が読んでくれている証。ありがたい。そこで久々に書かしてもらう。以前にこんなコメントを頂いた。
「最近、取材した記事が少ないですよ。サボってるんじゃないですか?しっかり外へ行って取材して記事を書いてください」
はあ? 僕は記者でもジャーナリストでもない。もし、そうならタダで読めるFacebookに記事は書かない。メディアで発表する。何を勘違いしたのだろう? 僕の職業は映画監督。脚本も書く。ここで記事にするのは主に自身の映画のこと。宣伝だ。ただ、常に映画を撮っている訳ではないので、それ以外のことも書く。でも、「これを伝えたい!」とかいうことより、自分なりに考えること、分析したことを文章にしてまとめたものが多い。
1人であれこれ考えると論理性がなくなり、堂々巡りになることが多い。が、文章にして、誰かが読むと思うと論理性や客観性に気をつけて書く。そのことで疑問の結論を見つけることができる。それが一番の目的。もちろん、読んでもらうことは歓迎だ。「へー」と思ったり「そうかあ」と考えたりしてくれればそれで嬉しい。し、そのことで他の人の意見を知り、議論するという意図はない。
意見はいろいろある。誰が正しいか?分からない。だから、どちらが正しいか?ネット上で議論することに意味を感じない。特にFacebook友達の多くは、会ったこともない方々。プロフィールがない。顔写真もない。年齢も分からない。意見を交換するならその辺が分からないと無意味。それに過激なコメントがあると他の「友達」が萎縮する。だから問題あるコメントが続く方は友達から削除させてもらっている。また、顔の分かる長年の友人であれば、わざわざFacebook上で話し合う必要はない。
しかし、あれこれ考えながら書くと気づくことが多い。考えが整理され、論理的な思考ができる。答えが見つかる。芸人の上岡龍太郎さんが言っていた。「弟子を持ついい点は説教をすることで、自分が考えていることが分かる。あれこれ弟子に言葉で説明することで、あ、私はこんなことを考えていたんだ。こんな価値観を持っているんだと認識できる」僕の記事はそれと同じ意味を持つ。
自分の価値観、考え方、志向、想像力、文字にすることではっきりする。Facebookで記事を書けば、自分の方向性や進むべき道も見えてくる。なので、あれこれ意見してもらわなくてもいい。面白がって読んで貰えば幸いだ。