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リモート・ドラマ「同窓会」シリーズ第三弾。今回はミュージカル?!配信中。 [2020]



リモート・ドラマ「同窓会」シリーズ第三弾。今回はミュージカル?!

女優の藤田朋子さんの発案で、僕がシナリオを書いたリモートドラマ「同窓会」大好評。すでに5000回再生を超えている。

その第三弾!今回は「リモート・ミュージカル 同窓会」あのシナリオを大幅に脚色。ミュージカルにしてしまった!キャストも一新。歌う!踊る?と、よくぞzoomでやったなあ。

今回、僕は編集のみを担当。監督はあの方。ぜひぜひ、見て頂きたい。(30分)



前作




第二弾


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「こいつは許せない!」とタレントを叩く人たち。アメリカの差別主義者も同じ思考だと気づかない? [2020]

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「こいつは許せない!」とタレントを叩く人たち。アメリカの差別主義者も同じ思考だと気づかない?

タレントの失言。寄ってたかってバッシング。「番組から降ろせ」「テレビに出るな」「許せない」「二度と番組見ない」確かにそのタレントの発言はよくなかった。が、それで迷惑した人は何人いるのか?当事者が批判するなら分かるが、関係のない人。番組を見ていない人まで批判している。聞きかじったことで「それは酷い!」とバッシングに参加。田舎の噂話と似ている。「越してきたあの人。前科者だって!」と何の根拠もない噂が広がり、村八分。脅された訳でもない。本人にも訊いていない。でも、村中で陰口。

ネット時代になっても日本人は似たようなことをしている。都会では隣近所の交流は薄い。だから、村の噂話のようなことは少ない。それがネットの世界では生きている。例に挙げたタレントの話は実際に失言があった。が、根拠のない噂でバッシングする人たちも多い。そのために仕事をなくしたタレントもいる。韓国では自殺したアイドルまでいる。いや、日本でも同じ事件があった。なぜ、人は自分が被害を受けたわけでもないのに、批判したり、ありもしないことを言い触れ回ったりするのか?

現在、話題の本「人はなぜ、他人を許せないのか?」中野信子著。先に紹介したが、そこで指摘された「正義中毒」それが答えだと思える。「正義は我にあり!」とタレントや政治家、個人を叩くことで、脳内でドーパミンが出ていい気持ちになる。それが中毒となり、ターゲットを探しバッシングする。何ら被害を受けてもいない。関係性もないのに、法律、常識、自分の価値観、グループ内のルールからはみ出すと叩く。「我に正義あり!」

本では指摘していないが、その行為は日頃の不満を特定の相手にぶつけているだけ、ストレス解消だと思える。学校のいじめと同じ。勉強、成績、校則、うるさい親、教師、そんなストレスやプレッシャーをクラスの弱い者にぶつける。背が低い、少し変わっている、オタク、髪が縮れている、何でもいい、マジョリティと違う何かを見つけ、いちゃもんをつけて批判、攻撃。それがいじめ。ネットで行われていることと同じだ。

家庭内DVも同じ構図。親たちが持つ価値観。それを子供に押し付ける。親は子供たちの価値観は尊重しない。「子供だから分かっていない。正しいルールを教えるのが親の責務」とこちらも「正義」を感じて批判、注意、叱責する。それが暴力に発展することもある。親の中では「しつけ」という認識。「正しいことをしている」という思いが暴力をも肯定してしまう。

しかし、それらの多くは狭い小さな世界のルールであり価値観。決して「正義」ではない。それに気づかず、我が子だけでなく、友人でも、知人でも、同僚でも、近所の人にも押し付けようとする。

アメリカの黒人差別。「黒人は嫌いだ!」「アメリカから出て行け!」これも同じ。自分たち白人が優秀な民族であると言う認識。それを暴力や差別で守ろうとしている。興味深いのはタレントを執拗にツイッターで叩く人が、アメリカの黒人差別を批判していた。「黒人差別はいけないことだけど、あのタレントは叩かれても仕方のないことをしたんだ!許してはいけない」アメリカの差別主義者はこういう。「黒人は許せない。野放しにしてはいけない」どこが違うのか? 同じだ。

沖縄戦を取材していて、そんな差別感情。「正義のルール」まで軍隊は利用していたことを知る。単なる歴史の勉強ではない。今週末から東京で公開。「ドキュメンタリー沖縄戦」も見て欲しい。


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大好評だったリモートドラマ「同窓会」同じシナリオを別キャストで制作。「同窓会 1997年の想い出」 [2020]




大好評だったリモートドラマ「同窓会」同じシナリオを別キャストで制作。

「同窓会 1997年の想い出」

ひと世代下の俳優たちが演じる感動のショートドラマ。

作、演出は前回に引き続き、私、太田隆文が担当。配信中です!




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「人はなぜ、他人を許せないのか?」中野信子著=読み終えた。「正義中毒」自戒せねばならない [2020]

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読み終えた。「正義中毒」自戒せねばならない状態。

全く関係のない他人を叩くことで、日頃の不満を晴らそうとする。少し前のナイナイ岡村の「オールナイトニッポン」での発言。それを聞いていないものまで「許せない!」とバッシングした騒動があった。ターゲットは芸能人であることが多い。「不倫」「ドラッグ」等が理由となる。自分が迷惑した訳でもないのに憤慨。怒りをぶつける。それが「正義中毒」だ。

同じことが政治家や特定個人にも行われる。社会ルールを破った。自分の価値観と違う。言ってることが前と違う。そんなことで「許せない!」「裏切られた!」「もう応援しない!」と激昂。自分に「正義」を感じているだけに始末が悪い。「俺は正しい」「あいつは間違っている」「指摘せねばならない」「批判されて当然だ」とネットで批判。というより悪口を言って回る。

ネット発信は街中でメガホンを使い、多くの人に批判を伝えるのと同じ。街宣車でスピーチする右翼と変わらない。正義を感じて「***は許せない!」「謝罪会見しろ!」「辞任しろ!」「責任を取れ!」とか拡散してしまう。直接、本人を批判すると言えば済む事を、関係のない多くの人に批判を伝えて回る。賛同者を集めているのと同じ。すると「それは酷い!」「許せねえよ!」と被害に遭ってない人まで憤り、一緒になって批判。多人数で攻撃してしまう。

この本は、そんな人たちの心理、背景、理由を分析、解説している。人間の脳は誰でも「正義中毒」に陥る可能性はあるという。興味ある人は読んでほしい。


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「人はなぜ、他人を許せないのか?」中野信子著=特に興味深いのは「正義中毒」の話。あなたは大丈夫? [2020]

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「人はなぜ、他人を許せないのか?」中野信子著(アスコム)=特に興味深いのは「正義中毒」の話だ。あなたは大丈夫?

著者の指摘を紹介する。「人の脳は、裏切り者や、社会のルールから外れた人といった、分かりやすい攻撃対象を見つけ、罰することに快感を覚えるようにできています。

他人に『正義の制裁』を加えると、脳の快楽中枢が刺激され、快楽物質であるドーパミンが放出されます。この快楽にはまってしまうと簡単には抜け出せなくなってしまい、罰する対象を常に探し求め、決して人を許せなくなってしまうのです」

なるほどね〜。ここ最近、この手の人がめっちゃ多いよね?



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「人はなぜ、他人を許せないのか?」中野信子著(アスコム)は今、知りたいことが書かれている!=なぜ、日本人は議論できず人格攻撃を始めるのか? [2020]

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「人はなぜ、他人を許せないのか?」中野信子著(アスコム)は今、知りたいことが書かれている!

かなり面白い。まさに今の時期に読むべき本。いくつか中身を紹介する。「議論ができない日本人」ーフランス語では「議論する」の目的語は相手であるけど「論破する」の目的語は人間にはならない。論破するのは相手ではなく、相手の主張であり論旨、内容なのだ。が、日本では主張や内容と人格が分離されず、容易に人格攻撃へと繋がる。

この話。僕が以前に書いた「日本の教育」問題と同じ。アメリカは子供の頃から「ディベート」(討論)を学ぶ授業がある。が、日本ではない。そもそも討論とは何かが分からないので、相手の主張ではなく、相手の人格を攻撃。喧嘩になってしまう。それをフランスの例を挙げて紹介している。

ニューヨーク大学の教授による分類。「リベラル」はリスクを冒してでも新しいことに挑戦する性質が高く、善悪や倫理観に親和性が高い判断をする集団。「保守」は新奇探索性は低く、自分が慣れしたしいんだものと違うものや違う判断を好まず、善悪や倫理観より慣れ親しんだことを選択しやすい集団。

なるほど、分かりやすい。とすると、先の都知事選で「リベラル」だと思っていた人たちも、その一部は「保守」だったと思える。だから、新しい試しみに反対した。でも、本人たちは「リベラル」だと思っているから、あれこれややこしいことになったのだろう。

「長い時間をかけて徐々に人が許せなく事例もある」その典型は結婚。愛し合って結婚したはずの夫婦が性格の不一致を理由に離婚する。恋人だった頃より互いの距離感が近くなることが大きな理由。本来、恋愛期間中は互いの違いに惹かれ合うのに、近づくと「自分と違う」不一致感が強くなり粗として感じられる。遠く離れていると憧れを抱いたまま、友好関係で居られるが、近づくと人はそうなりがちという話も面白い。

あと、「正義中毒」の話が特に面白い。また感想を書く。



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この本、めっちゃ面白い!「正義中毒」ーこの言葉に尽きるね〜。 [2020]

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この本、めっちゃ面白い!「正義中毒」ーこの言葉に尽きるね〜。

あと最近、考えていたことの答え!僕が書いたり、論じたり、解説したことと同じこともザクザク出て来る。アイヒマン実験の話まで。日本人が議論できない話も!面白い
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リモート・ドラマ「同窓会」大好評! 6000回再生達成 [2020]




リモート・ドラマ「同窓会」大好評!

「感動した」「泣けた」「昼に観たら目が腫れて外出できない」「同窓会がしたくなった」と多くの感動の声が届いている。

こんな時期に何か多くの人が元気になれることがしたくて、参加した企画だった。その思いが多くの人に届いたようで嬉しい。とにかく俳優陣が素晴らしい。全員第1線で活躍するベテランの方々。僕が1週間で書いたシナリオを読み、2回のリハーサルで本番に挑んだ。というと、お手軽にできたように思うが、まあ、そこまでの準備が大変。

リモート・ドラマなんて俳優さんは初めて。僕も初めて。まず、システム、用法、使用法から勉強せねばならない。従来のドラマでできてもzoomではできないこと。また、その逆もある。特性を把握することが大事。また、シナリオも従来のドラマと同じ発想でではダメ。演じる側もドラマや舞台とは違った制約や背景がある。

僕の場合は説明しても分かってもらえないが、監督と脚本家と編集の3つを1日に代わる代わるやらねばならないのが一番苦しい。監督モードと編集モードは別。通常は切り替えに1週間以上かかる。それを1日に何度もやるのは、神経が切れそうになる。しかし、俳優陣のお陰で完成度は高く、感動の波が広がっているようだ。

ご覧になった方。ぜひ、YouTubeのコメント欄に感想を書き込んで欲しい。コメントは彼ら彼女らが直接読む。ダイレクトに届くので、ぜひぜひ、感想をお願いしたい。

https://youtu.be/W6WVR4OomRQ



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このところ、ナチスーホロコースト 系の映画を続けて観ている。 [2020]

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このところ、ナチスーホロコースト 系の映画を続けて観ている。

意外なことにホロコースト やナチスを見つめることで日本
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リモート・ドラマ「同窓会」シリーズ第三弾。今回はミュージカル?!配信開始だ。 [2020]



リモート・ドラマ「同窓会」シリーズ第三弾。今回はミュージカル?!

女優の藤田朋子さんの発案で、僕がシナリオを書いたリモートドラマ「同窓会」大好評。すでに5000回再生を超えている。

その第三弾!今回は「リモート・ミュージカル 同窓会」あのシナリオを大幅に脚色。ミュージカルにしてしまった!キャストも一新。歌う!踊る?と、よくぞzoomでやったなあ。

今回、僕は編集のみを担当。監督はあの方。ぜひぜひ、見て頂きたい。(30分)



前作




第二弾


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