原発事故を描いた映画監督2人の対談。中継録画で! [2014]
「朝日のあたる家」太田監督VS「あいときぼうのまち」管乃監督
原発事故を描いた映画監督2人の対談。中継録画で!
http://twitcasting.tv/jack_furuchan/movie/82410669
「朝日のあたる家」太田監督VS「あいときぼうのまち」管乃監督ー対談直前の映像 [2014]
「朝日のあたる家」太田監督VS「あいときぼうのまち」管乃監督
との対談
アット、テアトル新宿。
対談前の様子を中継録画で! このときは片目。
http://twitcasting.tv/jack_furuchan/movie/82376878
静岡県か、神戸市で映画「朝日のあたる家」を自主上映してくれる人! [2014]
原発事故の悲劇を描いた同作品。全国27館の映画館公開を終え現在、自主上映希望の団体を募集。できれば、映画館上映ができなかった地区で上映したい。この映画は静岡県を舞台にしているのに、静岡では沼津市以外の映画館は全て上映拒否。原発事故が題材ということで、上映してどこかからクレームをつけられたり、嫌がらせをされたりするので怯えたのだ。
最初は「上映したい」と言っていた静岡市の映画館も、浜岡原発の再稼働申請が出たとたんに上映拒否に転じたところまである。いずれにしても静岡県の映画館で手を上げてくれたのは沼津市だけ。
あと神戸も全ての映画館が上映拒否。地元の方からは「我々も震災で大変な思いをした。だから福島の方の気持ちが良く分かる。そんな福島の悲劇を描いた作品(舞台は静岡に移してあるが、描かれるエピソードは全て実際に福島で起こったこと)なので応援したい」と多くの方が映画館に交渉、リクエストを出してくれたが、どの館も結局、上映をしていない。何とか、この地区でも「朝日のあたる家」の上映ができたらと願っている。
我こそは!と思う方は以下のHPから連絡を。宣伝面等で応援させてもらいます。
http://asahinoataruie.jp/index.html
「朝日のあたる家」とは、どんな映画なのか?(再) [2014]
何度も書いたことだが、
「美味しんぼー福島の真実」が話題になり、
検索をして、このページに来る方も多いので、改めて書いてみる。
「朝日のあたる家」は昨年、2−3月に静岡県の湖西市でロケされた映画。
原発事故の悲劇に巻き込まれる家族を描いた劇映画。
ドキュメンタリーではない。
「ストロベリーフィールズ」「青い青い空」と青春映画ばかり撮って来た、私、太田隆文が
シナリオを書き、監督した。
原発を題材として映画は初めて、社会派映画も作っていない。まして活動家ではない。
涙と感動の青春映画を得意とする映画監督だ。
マスコミからは「反原発がテーマですね?」とよく訊かれたが、それは違う。
「原発事故」が「題材」の映画であり、「家族の幸せとは何か?」が「テーマ」だ。
ただ、もうひとつテーマがある。「みんなで福島のことを考える」というもの。
原発賛成か反対か?ではなく、福島で何が起こったか?
人々はどんな思いでいたか?を考えるきっかけにしてほしかった。
だから、映画で描かれるエピソードは全て本当に起こったことをベースにしてある。
福島のいろんな方から聞いた話。実際にあった事実を取材。
それを1つの家族にまとめて描いている。
ただ、舞台は福島ではない。なぜか?
もし映画の舞台を福島にしたら、「わーー福島。大変だったんだなあ〜!」
と人ごとで終わってしまう。同情の涙にしかならない。
そこで、あえて舞台を静岡県に移し、どこにでもある美しい田舎町で
撮影した。それによって、あたかも自分の故郷で原発事故が起こったかのように
観客に感じてもらおうと考えたのだ。
福島の問題ではなく、自分自身の問題として捉えてもらいたいと思った。
それによって、福島のことだけではなく。忘れがちな小さな幸せ。
家族の幸せとは何か? 親が今、すべきことは何なのか?を伝える作品を
作ることができると考えたのだ。
ところが、原発事故を描いていることで、大手映画館チェーンから上映拒否。
ミニシアターや単館系で、原発ドキュメンタリーを上映している映画館からさえも
拒否が相次ぎ。上映不可能の事態に陥った。
それを知った新聞、雑誌が記事にしてくれたこと
ネット上で、多くの方が怒りを訴え、応援してくれたことで
(逆炎上とでもいうべき、すごい事態になった。何時間も間。「朝日」のツイートが
止まらなかったのだ)
その反響があり、日本各地の映画館から「だったらうちで上映しましょう!」との
声が上がり。全国27カ所という映画館で公開された。
多くの劇場でヒット。東京では4ヶ月のロングランとなった。
映画館上映は今も続いており、近日、仙台の映画館でも公開される。
出演していた山本太郎さんが、公開直前に衆議院に当選したのも話題となり
多くの著名人。加藤登紀子さん。田中康夫さん。岩井俊二さん。岩上安身さんらも
応援してくれた。
海外でも上映。
ロサンゼルス、シンガポール、ドイツでは既に上映。大好評。
さらに、ロンドン、ニューヨーク、アリゾナ、オーストラリアからも上映依頼が来ている。
いよいよ、自主上映が解禁
団体やサークル等での上映が可能となる。
1人でも多くの方に観て頂き、福島のこと。家族のこと。子供たちのことを考える
機会にして頂きたい。
推進派の石原慎太郎と別れたとたんに、橋下市長が関電に脱原発を迫る? [2014]
ネットニュースをいろいろ見たが
「関電株売却」のみがクローズアップされており、橋本市長の株主総会での発言があまり紹介されていない。なかなか、興味深いものなので探してみると、以下のネットニュースでその辺が詳しく紹介されていた。
また、今朝の「モーニングバード」昨夜の「報道ステーション」ではその辺を詳しく報道。関電幹部を厳しく批判する橋下市長の姿が紹介された。両番組のコメンテーター。そしてFBでアップされたその記事を読むと、「パフォーマンス臭い」「石原と分かれたとたん」とか批判が多いが、彼の発言自体は間違っていない。(同じ頃、東電の大株主である東京都の舛添知事はIOC(オリンピックの団体)の委員たちを接待!で総会を欠席)発言を少し紹介する。
橋下市長「いつ原発は再稼働するのか。
民間会社が原発を運転するのは無理。会社がつぶれますよ。原発の国策民営なんて、もうやめよう。原発は国に責任を負わせたらいい。早く、国にゆだねて、関電として原発撤退を決めてくれ。電力会社の対応はなめてますよ。原子力規制委の審査は進まない。どうするんですか。
使用済み燃料の最終処分地はどうなるのか。核燃料サイクルはいつできるのか。もっと将来を考えて。火力発電でも、あなたがたは何にも考えていない。和歌山に火力発電をつくる土地があるのに何にも示していない。今の関電は繰り延べ税金資産を取り崩したら、債務超過ですよ。これ以上の電気料金値上げなんて許さないですよ」
これを批判するのは簡単だ。
重箱の隅をつつくのも容易。そして信頼回復のためでも、パフォーマンスでいい。以前、脱原発を訴えていたときでさえ、真意ではなく票集めだったという声も聴いている。でも、それであっても目先のことしか考えない電力会社の体質を変えることは重要なこと。その声がマスコミに乗り拡散されることは、多くの人に届くということ。そこで考えるきっけけができるのだから。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140626/wec14062612090007-n1.htm
小泉=細川元総理コンビの新たなる挑戦状? [2014]
Y新聞。本当に久々に買った。本日6月26日の朝刊。小泉=細川元総理の意見広告。マジで載っていた。推進派の権化のような新聞に、反原発の広告を載せる。これ自体が小泉流の挑戦だろう。でも、なぜ読売なのか?
思い出すのは、僕が「朝日のあたる家」を作ったとき。映画館で上映拒否の連続。多くの人が「自主上映に切り替えたら?」といったが、かたくなに断り映画館上映にこだわり。結果27館で公開された。
なぜ、自主上映が駄目か? 訪れる客がほとんど原発問題に関心がある人だから。それに対して映画館では原発に興味のない人も大勢来る。そんな人たちに映画を見てもらわないと意味がない。原発問題を見つめると日本の将来や子供たちの未来を考えるきっかけになるのだ。
なのに多くの自主上映では、原発問題に詳しい人が映画を見て「やっぱ原発はいかん!」と確認するだけで終わることが多い。それでは広がらない。でも、映画館でやれば原発に関心ない人が間違って見ることもある。見たい映画の上映時間が合わなくて、こちらの映画を見るかもしれない。詳しい人が見ても意味はない。多くの人が現実を知り、考えるきっかけにすることこそが重要。
小泉さんたちも、原発問題をしっかり報道している東京新聞や朝日新聞ではなく。推進派のYに掲載したところ。ニヤリとしてしまう。Yを読み、NHKしか見ない人。今、日本で何が起こっているか? 分かっていない人たちにこそ、伝えなければならないと考えたのだ。
「朝日のあたる家」映画館公開終了ー自主上映募集開始! [2014]
みなさま。応援ありがとうございました。
昨年9月にスタートした「朝日のあたる家」映画館公開。多くの方の応援で先月5月末で全て終了した。何と、9ヶ月もの間、「朝日」は日本のどこかの映画館で上映が続いていたのだ。でも、最初はどこの映画館も上映拒否。原発事故を扱った映画ということで、大手映画館チェーンはもちろん、日頃は原発ドキュメンタリーを上映しているところまで拒否。日本中の映画館から閉め出されてしまった。
が、現状に多くの方がネットで怒りの声
を伝えてくれた。新聞や雑誌でも「上映拒否」の記事が掲載されたことで、各地の心ある映画館が手を上げてくれた。「だったらウチで上映しましょう!」そんな声が次々に上がり、最終的には27館もの映画館で公開。これは企業映画の中規模公開と同じ館数。そして各地でヒット。東京では4ヶ月のロングランとなった。
東京だけではなく、
阪、名古屋。札幌、福岡、横浜、新潟でも観客は号泣。声を上げて泣いている人もいた。僕が出口で挨拶していると多くの人が声をかけてくれて「この映画を作ってくれてありがとうございました!」とお礼を言われた。普通なら僕が「見て下さってありがとうございました」とお礼をいうべきなのに反対だった。そのくらいに、多くの人が感動してくれたのだ。
「朝日」はすでに海外でも上映されている。
ロサンゼルスの映画祭。ドイツ。シンガポール。といずれの会場でも大反響だったという。「本当に日本ではこんなことが起こっているのか?」「この映画は世界で上映されているのか?」「もっと多くの人が見るべきだ」海外でもそんな声がいくつも上がった。この夏にはアリゾナ州の大学で上映される。
だが、「朝日」の舞台となった静岡県の映画館は
沼津以外は全て上映拒否。静岡市内のある映画館は上映を検討してくれたが、浜岡原発の再稼働申請が出されたとたんに、明らかにウソと分かる理由で断ってきた。神戸地区も全て拒否。1館も上映されていない。沖縄は何度連絡しても返事さえくれず。上映できず。そんな地区の方々から何度も上映してほしという連絡を頂いた。それが、ようやく自主上映が解禁。団体やサークル。学校等で上映して頂くことができる。
すでに日本中で多くの人が見てくれてはいるが
(本当に驚くほど多くの人が「朝日」という映画の存在をご存知だ)より多くの人に見て頂きたい。「美味しんぼ」で福島の現実が再度クローズアップされたことでもあり、同じ現実を見つめる作品と考えると分かりやす。あと、いつもいうことだが、「朝日」は原発反対がテーマの映画ではない。テーマは「家族の幸せとは何か?」「親子の絆とは何か?」それを見つめるために究極の不幸である原発事故を題材にした。
反原発団体が作った映画ではなく、
有名俳優も出演している商業映画である。分かりやすくいえばファミリー映画だ。ぜひ、多くの街で上映してもらって、多くの人が見て、家族のこと。福島のこと。親子のことを考える機会にして頂きたい。
自主上映募集はこちら=>http://asahinoataruie.jp/index.html
祝「朝日のあたる家」無煙映画大賞ー311記憶賞を受賞! [2014]
無煙映画大賞の授賞式。311記憶賞というのを頂きました。基本、タバコの害を訴える映画賞で、「朝日のあたる家」にはタバコを吸うシーンがないのでノミネートされたのだが、受賞理由が別でとても面白い。
受賞理由!=><311記憶賞>「朝日のあたる家」(太田隆文監督)福島と同じような原発事故が起きた町で、はっきりしない政府の態度に翻弄される家族を描き、ドキュメンタリーを超えた真実に迫るドラマで原発事故の悲惨さを観客に伝えました。また、電力会社が莫大な広告費でメディアをコントロールしているという事実を伝え、同じ手法をタバコ会社がしていることを観客に気づかせました。ここに無煙映画大賞311記憶賞を授与します。
また、時間オーバーしてしゃべり。巻きが入りました。が場内は大爆笑。「もっと聞きたかった」という声も。
本日の授賞式に、向日葵応援団の山下さんも駆けつけて下さいました。島田市まで応援に来てくれた千葉の方。向日葵の世話係もしてくれました。山下さんから頂いた写真。紹介します。
多くの方からお祝いのメッセージ。本当にありがとうございました!写真下が無煙映画大賞のトロフィーです。結構、おしゃれでいい感じ。ちゃんと「朝日のあたる家」と書かれています。
「朝日のあたる家」無煙映画大賞で<311記憶賞>受賞 [2014]
「朝日のあたる家」何と無煙映画大賞という映画賞の、
記憶賞というのを受賞した。
僕は本当に賞に縁遠く、かつて1度しか映画で受賞したことはない。
特に賞男を目指したい訳ではないが、頂けるのはありがたい?
授賞式は来月。
ちなみに、なぜ「朝日のあたる家」が受賞したか?
HPに書かれているので転載する。なるほど!
<311記憶賞>「朝日のあたる家」(太田隆文監督)福島と同じような原発事故が起きた町で、はっきりしない政府の態度に翻弄される家族を描き、ドキュメンタリーを超えた真実に迫るドラマで原発事故の悲惨さを観客に伝えました。また、電力会社が莫大な広告費でメディアをコントロールしているという事実を伝え、同じ手法をタバコ会社がしていることを観客に気づかせました。ここに無煙映画大賞311記憶賞を授与します。
http://www.nosmoke55.jp/movie/