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「朝日のあたる家」映画館公開終了ー自主上映募集開始! [2014]

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みなさま。応援ありがとうございました。

昨年9月にスタートした「朝日のあたる家」映画館公開。多くの方の応援で先月5月末で全て終了した。何と、9ヶ月もの間、「朝日」は日本のどこかの映画館で上映が続いていたのだ。でも、最初はどこの映画館も上映拒否。原発事故を扱った映画ということで、大手映画館チェーンはもちろん、日頃は原発ドキュメンタリーを上映しているところまで拒否。日本中の映画館から閉め出されてしまった。

が、現状に多くの方がネットで怒りの声

を伝えてくれた。新聞や雑誌でも「上映拒否」の記事が掲載されたことで、各地の心ある映画館が手を上げてくれた。「だったらウチで上映しましょう!」そんな声が次々に上がり、最終的には27館もの映画館で公開。これは企業映画の中規模公開と同じ館数。そして各地でヒット。東京では4ヶ月のロングランとなった。

東京だけではなく、

阪、名古屋。札幌、福岡、横浜、新潟でも観客は号泣。声を上げて泣いている人もいた。僕が出口で挨拶していると多くの人が声をかけてくれて「この映画を作ってくれてありがとうございました!」とお礼を言われた。普通なら僕が「見て下さってありがとうございました」とお礼をいうべきなのに反対だった。そのくらいに、多くの人が感動してくれたのだ。

「朝日」はすでに海外でも上映されている。

ロサンゼルスの映画祭。ドイツ。シンガポール。といずれの会場でも大反響だったという。「本当に日本ではこんなことが起こっているのか?」「この映画は世界で上映されているのか?」「もっと多くの人が見るべきだ」海外でもそんな声がいくつも上がった。この夏にはアリゾナ州の大学で上映される。

だが、「朝日」の舞台となった静岡県の映画館は

沼津以外は全て上映拒否。静岡市内のある映画館は上映を検討してくれたが、浜岡原発の再稼働申請が出されたとたんに、明らかにウソと分かる理由で断ってきた。神戸地区も全て拒否。1館も上映されていない。沖縄は何度連絡しても返事さえくれず。上映できず。そんな地区の方々から何度も上映してほしという連絡を頂いた。それが、ようやく自主上映が解禁。団体やサークル。学校等で上映して頂くことができる。

すでに日本中で多くの人が見てくれてはいるが

(本当に驚くほど多くの人が「朝日」という映画の存在をご存知だ)より多くの人に見て頂きたい。「美味しんぼ」で福島の現実が再度クローズアップされたことでもあり、同じ現実を見つめる作品と考えると分かりやす。あと、いつもいうことだが、「朝日」は原発反対がテーマの映画ではない。テーマは「家族の幸せとは何か?」「親子の絆とは何か?」それを見つめるために究極の不幸である原発事故を題材にした。

反原発団体が作った映画ではなく、

有名俳優も出演している商業映画である。分かりやすくいえばファミリー映画だ。ぜひ、多くの街で上映してもらって、多くの人が見て、家族のこと。福島のこと。親子のことを考える機会にして頂きたい。

自主上映募集はこちら=>http://asahinoataruie.jp/index.html


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