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原発事故を描いた映画「朝日のあたる家」ー感想を読みたい方はこちら! [【再掲載】]

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 都知事選の争点にもなっている原発問題。

 その原発事故を正面から描いた話題の映画

 ”朝日のあたる家”

 その映画のいろんな感想を読むができます=>
http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/archive/c2304025926-1

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原発事故を題材にした家族映画「朝日のあたる家」自主上映会での感想。④ [【再掲載】]

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原発事故を題材にした家族映画「朝日のあたる家」自主上映会での感想。④
今回は4回目 ”★感想文16~21”のご紹介です。

湖西市を舞台とした映画「朝日のあたる家」を観た方々の感想文が多数寄せられましたので、昨日(初回)に続き 第2回目のご紹介をさせていただきます。

この感想文は 5/11静岡県母親大会(於:湖西高校)で 第20分科会として行われた同映画の上映会に参加した110名(満席)の方々から感想文を書いていただいたものです(変更は加えず ワード化したものです)

第4回目 感想文16~感想文21ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

★感想文 16
今は停止中の原発が再稼働したら 起こるであろう事故、そして 福島の現実。こんなにも危険があるのに 何故 政府は再稼働しようとするのか? こんなにも苦しみ 悲しみ ひどい状態に置かれている国民がいることを どう思っているのか? 政府及び電力会社は あまりに現実を見ていない。イヤ現実から目をそらしている。この映画は そういう人にこそ 観て欲しい。テレビも新聞も 本当のことを報道して欲しい。あまりにやるせなく 胸が苦しい。(浜松 60代)

★感想文 17
日常生活を守る大切さを 実感させてくれる映画でした。有難うございました。よく作ってくれました。(浜松 70代)

★感想文 18
浜松民商婦人部リーダー○○さんと 7-8人の仲間たちに加わり この映画を観ました。私は 第40回静大アリーナでの時代から94.99.02.05.14年と5回目の参加なので 今回は20分科会を選んでよかったと思いました。5回の内の3回は主人と一緒でしたが 昨年の2月(主人は)あの世に旅立って行きました。大切な人を失ってみて あたりまえにあった日々が どんなに尊いものだったかを 再度痛感し この映画の内容と重なり 涙が止まらなくて困りました。一人でも多くの人達に 観る機会があることを 切に願うものです。(浜松 70代)

★感想文 19
この映画を企画・作成されたみなさん ご苦労様でした。原発再稼働を公言されている人を 許せないと思います。「幸せって何だろう?」と言う台詞がありました。私の望んでいる幸せは 映画と同じ。家族が元気で暮らせる事。幸せは目に見えないもので壊されるんですネ。(浜松 70代)


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「朝日のあたる家」ドイツのサイトで紹介記事 [【再掲載】]

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 「朝日のあたる家」韓国、台湾メディアに続き、ドイツのメディアでも紹介!

 ネットの翻訳ページで訳してみました。

 日本語としておかしいですが、何となく意味は分かります。

 要は「映画会社から出資を受けられず、市民からの寄付で原発事故の映画を作った」

 という記事のようです。

 短い文章ですが、そこに市民は強い関心を寄せているのに、

 日本の大手企業は原発事故に関して背を向けている現実を紹介しているようです。

 以下、翻訳。

 Takafumi Otaは手段を組織することができませんでした、のために、彼の/福島のスーパー地区の後の難民の生活に関するそのフィルム。
彼/それは、フィルム「朝日のあたる家」用にクラウドソーシング-Aufrufes 100.000ドルのおかげでともに行いました。

 記事元=>http://www.blogs.ausgestrahlt.de/fukushima/in-japan-film-ueber-fukushima/

 動画ニュースも!=> http://www.zeit.de/video/2014-01/3001024917001/kino-japanischer-regisseur-finanziert-anti-atomkraft-film-ueber-crowdsourcing#autoplay
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原発事故を描いた映画「朝日のあたる家」ー上映拒否した映画館。呆れた言い訳? [【再掲載】]

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 先に掲載した”朝日のあたる家”上映拒否の話。ある方から、こんなメッセージを頂いた。

 ”あの映画館は思いのあるところ。原発の映画だからと断ったりするはずがありません。何かの間違いです。私が直接、館主に会って、上映をお願いしてきます”

 その方は原発を反対している人。”朝日”の上映を望んでくれている。訪問後に再び連絡を頂いた。概要は以下の通り。

 1 映画配給会社の系列の関係で上映できない(詳しくは話せないと言っていた)

 2「朝日のあたる家」の内容に問題があると判断したわけではない

 3 反原発団体が上映するなら、劇場を有料で貸す。

 いやはや、呆れてしまった。(1)の系列の関係で上映できないは明らかなウソ! 配給会社にも確かめた。”上映してほしい”と劇場側にお願いしたが、半年後に”上映できない”との返事があったとのこと。系列問題など存在せず。劇場側の意思で断られた。

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 つまり、上映したい!といえば、何ら問題がなく、上映できたのだ。そもそも、劇場側のいう”系列問題”というは、それは古い時代に東宝系、松竹系、東映系と分かれていて東宝の映画は松竹の映画館では上映できない。ということがあった。

 が、今では東宝のシネコンで松竹映画は上映され、系列問題は存在しない。そんなありもしない理由で”上映できない”と回答をしている。”詳しくは話せない”というのも、詳しく話すとウソがバレるからだ。

 劇場がやる気があれば”朝日”を上映できる立場にある。では、なぜ、そんなウソを着いたのか?劇場を訪ね。上映を再度懇願した方が反原発支持者だからだ。

 回答の(2)で上げているが、”内容に問題があると判断したわけではない”がそれを物語る。原発が題材だから断ったのではないといいたいのだが、系列の問題がない以上。上映はできる。もし、内容的に満足しないものなら、劇場側が”朝日”の試写を観た直後に断るはず。系列問題があるなら、そもそも試写は見ないし、半年も答えを保留する必要はない。

 客入りが心配というのもあり得ない。その劇場の近隣の町で記録的な大ヒットになっているから。それも、近所の原発の再稼働申請が行われたとたんに断ったきた。これはもう”朝日”が原発題材の映画だからとしか思えない。

 それも反原発支持の方に聞かれたので、ウソをいって対面を繕ったのだ。原発題材の映画だから拒否したことがバレると信頼を失う。反原発団体から批判されるのを怖れたからだ。


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 だから、”系列の問題で上映できない”と言い訳、推進派からクレームが来るのが怖くて上映できないと言えなくて、ウソを言ったのだ。が、そもそも”朝日”は原発が題材ではあるが、原発反対がテーマではない。何度も書くが、原発事故を背景にすることで、家族の幸せとは何か? 絆とは何か?を考える映画だ。なのに、原発題材というだけで、怖れ、偏見を持ち、拒否する映画館が数多くいる。

 中でも今回の劇場。信じられないのは、自ら原発関連映画は上映しなくせに、上映を懇願にいった反原発支持者の方に上映するなら、会場を貸すというのである。

 近隣の地区では”朝日”を公開して記録的なヒットした映画館がある。拒否した映画館にも、ものスゴイ数のリクエストが来ている。大ヒット間違いなし。だから、上映したいが、原発問題が絡む映画なので関係者からクレームがあると怖い。だから、反原発団体に主催させて上映させて、何かのときに責任を逃れる立場で儲けようということだ。

 呆れてものも言えなかった。どちらかにしてほしい。拒否なら拒否。その代わり大きな収入を失う。勇気を持って上映するなら、確実に大ヒット。映画館には巨額の収入を得る。なのに、推進派は怖い。でも、儲けたい。反対派の人にウソをついて、自主上映をさせようとする。呆れるしかなかった。

 上映を懇願に行った方にも、劇場側がウソをいっていること。伝えた。そして、心ない劇場では絶対に自主上映しないようにお願いした。公共の施設で上映すれば、その劇場の10分の1以下の費用で上映できるからだ。



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 この件。詳しく書いたのは、映画館だけでなく、多くの会社や企業。団体が同じようなパターンで、原発を避けて通ろうとしているからだ。原発問題に関わると、何か言われるかもしれない。クレームがくるかもしれない。怖い。だから、避けて通る。でも、それでは恥ずかしい。だから、ウソの理由で関われないと説明する。

 本当は推進派が怖くて、関われないだけ。同時に反原発の人たちも怖い。だから、またウソを着く。そんな人たち、そんな会社がまだまだ多く存在する。結果として推進派を容認。応援しているのと同じ。

 だからこそ、”朝日のあたる家”の上映を続けて、本当にことを伝え続けること大切。その映画館が上映しないなら、その地区の人たちと協力し合って自主上映をする。映画館で上映する以上の観客を動員してみせる。

 本当に怖いのは推進派ではない。その劇場から遠くない場所にある”世界で最も危険な原発”であること。原発問題を超えて、子供たちのために大人が今、やるべきことは何なのか? それをみんなで考える機会を作ることこそが大事なのだ。


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原発事故を描いた映画「朝日のあたる家」ー感想「苦しみ、悲しみ、怒りを刻むために観ておきたい映画」 [【再掲載】]

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 豊橋特別上映会で「朝日のあたる家」感想。

 SHさん。

 まさに僕が伝えたかったことを書いてくれている!

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 映画「朝日のあたる家」豊橋での特別上映会があり、

 家族で観てきました。

 イチゴ農家のお父さん、家族を大事にしてるお母さん、

 田舎に嫌気がさし家から大学に通いつつも、卒業後は東京へ出たいと願う長女、

 無邪気に明るい次女。

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 原発から60キロのまちで、この家族と、地域の人たちが、

 地震による原発事故によって追い詰められ、避難生活を強いられ、

 ふるさとをはなれていく様子を描いた映画です。

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 幸せとは何か、

 そして(長女が嫌っていたはずの)ふるさとへの思いが、描かれてゆきます。

 全体通じて、福島第一原発の事故の時にあった、被災者の皆さんの大変なご苦労と、

 政府や御用学者などの対応の不誠実さ、

 そして被災された皆さんの苦悩がしっかりと再現されますね。

 すべて、実際に起こっていた「真実」に基づくエピソードだったと思います。

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 薄れることを懸念されている、苦しみ悲しみそして怒りを、

 しっかりと刻むためにも観ておきたい映画だと...感じました。

 最近いつも、私たちに今問われているのは

 「想像力と共感力」ではないかと思うんですね。

 インターネットもこれだけ発達をし、どこで、何が起こっているのか、

 文字面では簡単に情報を得ることができる時代です。

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 だけど、その中で一人一人の人が、どんな境遇におかれているのか、

 どんな思いを感じているのか、

 そこに思いを馳せることがあまりにも薄れてしまっているように思うのです。

 自分と違う状況の誰かに思いを馳せること。

 その人たち含めて、すべての人たちが幸せに生きていけるような世の中にしていくこと。

 震災後2年半を迎えようとしている日本で、失ってはいけない視点だと思うんです。

 興味のあるみなさんは、ぜひ見に行ってください。

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原発事故を描いた映画「朝日のあたる家」感想ー原発事故の悲惨さを思い起こす映画でした。 [【再掲載】]

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「朝日のあたる家」の感想をブログに書いてくれました。

http://monogusa-fumifumi.cocolog-shizuoka.com/blog/2013/07/post-92f4.html


福島原発事故から2年以上の月日がたち、

人の心から、当時の気持ちが風化しつつあります。

原発事故の悲惨さを思い起こす映画でした。

改めて原発事故の悲惨さを思い起こし、

今尚苦しんでいる福島県民の思いに心を馳せ、

原発再稼動の是非を考えて欲しいものです。

(つづきは上のアドレスから)



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原発事故を描いた映画「朝日のあたる家」ー感想「マスゴミが垂れ流す大本営発表を信じ切っている人に観て貰いたい」 [【再掲載】]

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 豊橋特別上映を見てくれたステイメンさんのブログに書かれた感想

 許可を頂き、こちらで紹介させて頂く。

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 今日、妻とふたりで

 豊橋市民文化会館で行われた映画「朝日のあたる家」の

 特別上映会に行ってきました。

 この映画は、静岡にある浜岡原発(劇中は山岡原発)が地震によってメルトダウンし、

 何の罪もない住民が被曝し、

 子供たちの病気もあり、

 やむなく故郷を去らざるを得なくなったところで終わっており、

 恐らく福島でも同じ状況が起きていると容易に想像できました。

 感想は、とても一言二言では言い尽くせるものではありません!

 私の如きボキャブラリーが貧困が人間では、

 あの映画をとても言い表すことは出来ないと思います。

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 しかしたとえこの映画そのものはフィクションであっても、

 福島第一では収束の目途が全く立たない中で、

 今もなお15万人以上の住民が避難生活を続けています。

 そして、日本国内には福島でメルトダウンした4基も含め

 54基ものの商業用原発が存在しており、

 いつ何時同じような事態を生じるかもしれないのです!

 つまり、地震大国でもある日本においては、

 「安全な場所」など存在しないと考えるべきですし、

 福島第一で問題となっている高濃度放射能汚染水のダダ漏れも含めれば、

 「食べて支援」なども論外であると思います!

 あの福島第一原発事故以降、脱原発派に転向した私としては、

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 この映画をもっと多くの人に観て貰いたい。

 特にマスゴミが垂れ流す「大本営発表」を信じ切っている人と全ての

 原発立地自体の関係者に是非とも観て貰いたい。

 心の底からそう思います。

 そして、多くの人が故郷を喪い自らの命を絶たざるを得ない事態でありながら、

 「成長戦略の一環」というお題目で原発プラントの輸出を促進し、

 「電力不足」と称して国内原発の再稼働を謀っている国賊安倍一味に対し、

 改めて強い怒りを覚えます!

 いずれにせよ、子供達と日本の未来を考えるならば、

 脱原発の実現は最低条件であり、

 そのために今後とも微力を尽くしていきたいと考えています!

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原発事故を描いた映画「朝日のあたる家」ー客が入る見込みないから、上映拒否されたんだよ」と言う人たち [【再掲載】]

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 「私は原発問題に関しては中立」=「他人事。私には関係ない」的な思いの人が結構いること。以前に書いた。その逆で、誰かが何かを主張すると、それを否定したくて溜まらない人も多くいる。

 すぐに思い出すのは山本太郎さんを批判した人々。福島のこと。原発のこと。子供たちのこと。彼が主張することは、どれひとつとして間違っていないのに彼の存在自体を批判する声を多く聞いた。

 「朝日のあたる家」が映画館から次々に上映拒否を食らったときも同じ。こんなコメントが投稿された。

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 上映拒否とかいってるけど、映画があまりにも詰まらないので、前売り券が売れる見込みが無い。だから、映画館館が上映しないだけでしょ?­それを「上映拒否された!表現の自由の侵害だ!」とか言って­る奴ってどこまでアホなの?

 「赤字垂れ流しても、俺の崇高な映画を見ろ!」って意味な­の?それ自体が表現の自由侵害なんだよ。そーゆーことを平気で主張する馬鹿がいるから、反原発派は政権取れ­ないんだよ。

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 一体、どんな人なのか? どんな職業で、何歳で、どんな思いで毎日を行きているのか? 文章から分かるのは、映画自体より反原発を訴える人たちをバカだと思っていること。苛立つので、一言いってやらねば!という気持ちであること。しかし、この手の人。調べてみると、その理由が分かって来る......。

 反原発活動を批判する人たち。反原発活動で迷惑を受けていることはまずない。「見ていてウザイ」というだけで批判している。なぜ、そんな風に思うのか? その手の人に聞くと、こんな答えが返って来た。 

 「オレだって毎日、働いて、安い月給で苦労してんだよ。

 何が反原発だ。何がデモだ。そんなことしてられる暇人はいいよな。原発事故は福島だろ? 関係ねえんだよ。危険危険ってヒステリーなんだよ。オレはそれどころじゃねえよ。ほんとウザイ連中だよ、死ね....」

 つまり、彼等は福島の原発事故がどれだけ危険で他の原発も同じような事故を起こすこと。福島だけでなく日本全土が危険であること。知らないで、原発推進派のマスコミが流す大本営発表を鵜呑みにしている。

 だから、原発事故を他人事だと思うことができ「ウザイ」などといってられる。(同時に、反原活動をする人が決して経済的に恵まれていたり時間的に余裕があって活動している訳ではないことも想像できていない)

 結局「私は中立です」という人と同じ。事実を知らないから「中立」といえる。事実を知らないから「ムカつく」などと思える。全てはテレビが伝えない「福島で何が起こったか?」を知るところからスタートしなければ反原発を主張する人も、それを批判する人も次に原発事故が起これば、一緒にお陀仏。

 それを中立の人にも、反反原発の人にも伝えるのが「朝日のあたる家」。僕なりの戦いである。

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子供たちのためにできること。まず、親が本当の現実を知ること。 [【再掲載】]

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僕の映画のテーマは当初「子供たちに伝える大切なこと」。

なので、子供たちの気持ちを知るべく、中学生や高校生からも話を聞いた。教育関係者も取材。世間ではよく「今時の若者は...」なんていうけど、彼ら彼女らと話すと、凄く真剣にものごとを考えていた。

むしろ問題なのは親。親がバカだから子供たちが、悩み苦しんでいることが分かって来た。それからテーマは「親子に伝える大切なこと」になった。親の考え方が狭く、世間に振り回されているので、子供が苦労することが多いのが現実だと思えた。

では、親はなぜ考え方が狭く、世間に振り回されるのか? それを考えて行くと「教育システム」に問題があることが分かって来た。以前にも書いたが、日本の教育は「優秀なサラリーマンロボット」を育てるためのもの。与えられたことを確実にやり、上に逆らわず、余計なことを考えない歯車のような大人を大量に育てることで、それを原動力として企業を飛躍させようというのが目的。その優秀な歯車を選ぶ手段が偏差値であり、大学受験なのだ。

その方法論は成功して、日本は経済大国になった。

が、やがてバブルは崩壊。通用しなくなった。もはや言われたことを確実にするだけのサラリーマンロボットでは、厳しい経済戦争に勝ち抜いていけない。だから、替えの効く歯車は企業が危機的状態になると、使い捨てられる時代になってしまった。

しかし、日本の教育は未だに「サラリーマン・ロボット」の育生。自分で考えることができる人材が必要とされている時代に、まだ過去の価値観で教育を続けている。多くの親たちは気づかず、自分たちの時代と同じように、いい大学に行き、優秀なサラリーマン・ロボットに我が子をなれば、「将来は安泰!」と信じている。だから今も「勉強勉強!」と子供たちに、うるさくいい、よりよい大学に行かせようとする。

でも、それでは子供たちを幸せにすることはできない。価値観がどんどん変わり、未来が見えない時代に、考えるより暗記を中心とした教育を受けた子供たちでは、自分で考えて、困難を超えて行くことはできないからだ。

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そう考えると、親もバカだが、

国にも問題があることが分かってくる。が、僕は青春映画ばかり作って来て、「政治」に関しては不勉強。そこで、以前から、なぜ、国は時代遅れの「教育」を未だに続けているのか? いつか調べてみようと思っていた。そんなときに311が起こり。日本は大変なことになった。

中でも、よく分からなかったのが、原発事故。直後にテレビを見ていると大きな惨事にはならなかったと思えた。が、いろんな著名人が声を上げ、町角では大々的なデモが行われるようになった。そこで、仕事とは関係なしに、原発事故を勉強。心の底には高校時代に見た「チャイナ・シンドローム」の記憶。日本では事故は起きない、と言われていて起きた福島の事故。あの映画と同じ背景があるのではないか?というのも関心を持った要因だ。

このあとのことは、このFacebook、「朝日のあたる家」監督日記に何度も詳しく書いてきた。あっと驚くタメゴロー! こんなことが日本では行われ、様々な大企業がそこに関わり、膨大な利益を得て、政治をも動かしていたことを知り驚愕した。

学生時代に読んだ劇画。「愛と誠」

や「男組」そして「スケバン刑事」に出てくる政界財界を操る黒幕のような存在。「あれは劇画だとは思うが、現実はどうなんだろう?」とよく考えていたが、個人ではないが、日本の政治を動かすといっていい企業や団体が存在したことを知り、大きなショックを受けた。

日本と言う国は一部の人が大儲けするために、多くの庶民に厳しい負担をさせて、或いは犠牲にして成り立っていること。実感。それは今も続けられる時代遅れの「教育」と同じ背景でもあった。企業や金持ちだけが得をするためのシステム。江戸時代と同じ、一部のサムライのために、多くの農民が苦労して働く。それが日本という国。

ただ、それを気づかれないように巧妙にテレビや新聞を使って誘導している。そして一部の企業や団体だけが潤い、庶民に苦労をさせようという国作りをしようとしているのが、どこかの党なのである。

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といっても、一般の人は

「そんなスパイ映画の陰謀論みたいなこと。ある訳ないじゃん!」

といいそうだが、ネットをやっている多くの人はもう気づいている。アメリカだって同じ構図。日本も民主主義になったとはいえ、江戸時代と似たような状態なのだ。

それが分かりづらいなら、

日本全体がブラック企業だと思ってもらえればいい。

儲かるのはトップだけ、労働者は過労で死ぬまで長時間働かされるのに、安い給料しかもらえない。今、日本という国はそんなブラック企業を超えることをやろうとしている。

では、具体的に説明するとどうなるのか? それを何回かに分けて記事にしていく。親がバカだと、結局、子供を不幸にする。親がまず、賢くならなければならない。

そのためには、自分たちが生活する環境や状況を把握せねばならない。ダマされていることに気づかないといけない。それをまず、知らなければ親子共に不幸になり、「何でこんなことになったの! 私は何も悪くないのに」と後悔することになる。その前に、現実を知ってほしい。(つづく)


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原発事故を描いた映画「朝日のあたる家」ー感想「この映画の本当の価値は、残酷なまでのリアリティだと思う」 [【再掲載】]

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 いつも素敵なコメントをくれる

 和歌山の梅茶さんから、また投稿を頂いたのでご紹介。

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BY梅茶 日時 2013-12-08 07:29

 私の娘も、この映画を見てくれました。

  彼女はいわゆるアニメおたく…。 あまり普通の映画を見ることは少ないです。

 そしてシャイなので、あまり感動を口にすることもありません。

 けれど、この映画が、あの場面で終わっていたこと…、

 そこに彼女は悶々としたようです。

 あそこで終わること…、

 置き去りにされたように感じたのか、 報われない家族に心痛めたのか…、

 何も解決できない現状に恐怖を覚えたのか…。

 涙を誘う映画ではあるけれど、 この映画の本当の価値は、

 この、残酷なまでのリアリティ、だと思うのです。

 なにも解決されない、できない現実…。

 映画がここまで、悶々とさせられるものだったことが、

  彼女には新しい体験だったようです。

 快い体験ではないかもしれません。

  カタルシスも得られないでしょう。

  けれど、この体験は、無駄になることはない…、

 そう信じています。


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