原発ビジネスは儲かる。命より金という人たちがいる。(下) [2013]
だから、彼等は原発を再稼働し、推進して行きたい。
例え、多くの人が故郷を奪われ、放射能に苦しめられても....
だからこそ、嘘の情報も流し、原発事故は収束したかのように
国民に思わせる必要がある。
1億や2億の儲けではない。100億円、1000億円単位の儲けだ。
アメリカにおける戦争ビジネスと同じ。
アメリカの軍事産業は
ベトナム戦争からの撤退を発表したケネディを暗殺したと言われている。
日本だって、浜岡原発を止めた菅直人総理を引きずり降ろした。
莫大な儲けの前では、大統領も総理大臣も排除されてしまう。
参議院選挙を前に、
そんな原発ビジネスを進めようとする政党に、票を投じるのはどういうことか?
考えていこう。
そして、もう一度、福島の原発事故とはどれほど酷いものであったか?
思い出してみよう。
映画「朝日のあたる家」はその福島で起こった事実をもとにして
もし、あなたの町で原発事故が起こったら
50キロ離れていても、こうなる!という物語だ。
多くの人に見てもらい、考えるきっけにしてほしい。
原発ビジネスは儲かる。命より金という人たちがいる(上) [2013]
参議院選挙を前にマスコミでは
「自民党圧勝」との予測を報道しているが
それは無党派層に選挙に行かせないための、ネガティブキャンペーンではないか?
とさえ感じる。
実際、自民党に投票する人数は固定化されており、増えてはいない。
衆議院選挙でも圧勝と言われたが、前回の民主党の票数と比べると遥かに低い
要は投票しない人があまりに多かったので、固定票だけで勝っちゃったということ!
つまり、投票に行かない人が増えるほど勝てる可能性が高まる。
だからこそ、無党派層には選挙に行ってほしくない。と、彼らは考える。
その自民党は「原発再稼働を進める」と宣言している。
福島であれほどの事故が起こり、今も収束せず、
15万人ものが未だに帰郷できないでいるというのに
そして、事故原因さえ分からぬままに、海外に原発を輸出。
それっと原因の分からない欠陥商品を売るのと同じではないか?
そんな自民党が参議院でも過半数を取れば、間違いなく「再稼働」の嵐となるだろう。
東日本大震災並の地震でなくても、
原発は大事故に繋がる。
次、原発が爆発すれば日本が終わる可能性もある。
それなのに、日本政府の与党である、自民党は原発再稼働どころか
さらなる建設まで目論んでいる。
なぜか? それは電力が足りないからではなく(あれはオオカミ少年。実は足りている!)
「儲かるから!」
原発を作り稼働させれば、多くの企業が儲かる。
原子炉メーカー、建設会社、商社、銀行
広告代理店、新聞社、テレビ局.......
それら企業、組織、団体から莫大な献金が党にあるのだ......。
(つづく)
シネコンでない映画館。懐かしい。 [2013]
「オブリビオン」は久々にシネコンでない映画館で見た。
なんだか懐かしい。
席は自由。1000人ほど入る巨大な部屋。
画面はでかく。
これが映画館だ!という感じ。
シネコンはいろんな映画をやっていて便利だけど、
すぐに上映時間が変るし、
スクリーンもあまり大きくない。
ガラガラなのに指定席で、となりに人がいたり。
何かと問題が多い。
そんなとき、昔ながら映画館。
懐かしく、いいなと思ってしまう。
なぜ、原発事故の映画を作ったか? [2013]
2011年3月11日。東日本大震災。それによって発生した福島第一原発の事故。翌日には1号機が爆発。続けて3号機。20万人が避難。
やがて1号機から3号機までがメルトダウンしたことが発覚。かつてない事態となる。にも関わらず当時の官房長官は「ただちに健康に影響はない」と繰り返した。
だが、実際は広島型原爆168個分のセシウムが福島第一原発から放出され、地元だけでなく近隣の地域。そして東京にも多量の放射能が降り注いだ。避難者は今も仮設住宅での生活を余儀なくされ、何万人もが自宅には戻れずにいる。
事故原因も特定出来ず、メルトダウンした燃料がどこにあるか?も分からぬまま、政府は「冷温停止状態」という新語を作り、原発事故は収束したと宣言。多くの国民の反対を押切り、大飯原発を再稼働させた。
最近では「原発事故は終わった」と思い込む人も多い。「放射能の影響で死んだ人はいない」と言う人までいるが、多くの人が故郷や仕事を失い。バラバラになった家庭が数多く存在。悲劇は収束していない。
そしてチェルノブイリ事故のあと、多くの子供たちが甲状腺がんや白血病を発症したという事実があるにも関わらず、日本では本格的な対策が取られていない。一体、この国はどうなってしまうのか? 映画『朝日のあたる家』は、そんな原発事故の悲劇を見つめる問題作である。
もうひとつの仕事。まだ終わらない! [2013]
昨年秋にスタートした仕事
こちらは、もう一息なのになかなか終わらない。
この日は、航空撮影した映像を繋ぎ込む作業。
が、まず、素材を変換。
これに何時間もかかる。
また、届いていなかった素材がようやく届いたので
それも繋いで行く。
午前中から始めたのに、その日の内に作業が終わらず
終電で帰る。
編集は本当に時間がかかる。時計の短針が長針の早さで進んで行く。
新宿で電車がなくなり、あとは歩き・・。
雪の残る道路を延々と歩く。
早く「朝日のあたる家」に専念せねばならない。
が、この作品をいい加減に終わらすこともできない。
体力と精神力の戦いは続く。
(つづく)
東京が放射能汚染されると、こんな風か?(下) [2013]
東京近くで原発事故が起こると、こうなるのだろうなあ・・と実感。
昨年の訪れたウクライナの死の町・プリピャチを思い出す
廃墟のマンションが建ち並ぶ、
本当の死の町。
チェルノブイリ原発の近くにあるために、全員が避難
25年経った今も、誰も帰って来れない。
正月の東京を見て、それを思い出す・・。
(つづく)
東京が放射能汚染されると、こんな風か?(上) [2013]
世間では正月だが、
こちらは休むことなく仕事の日々
大晦日ー元旦は「朝日のあたる家」の風景撮りで湖西市へ
1日の東京に戻り、昨年から続く仕事の編集作業
これを早く終わらせないと、「朝日のあたる家」に差し支える。
2日は早朝からある小さな撮影。
スタッフもいない。俳優もいない。風景を撮るだけのものなので、僕1人!
おまけに町は正月で車も人もおらず、まるで死の町。
(つづく)
「朝日のあたる家」公式HP=> http://www.asahinoataruie.jp/