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ボーダーラインと呼ばれる精神病をご存知だろうか? 多くの人が知らない。だから悲しい事件になってしまう。 [境界性パーソナリティ障害]

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ボーダーラインと呼ばれる精神病をご存知だろうか? 多くの人が知らない。だから悲しい事件になってしまう。

「境界性人格障害」は精神病((正確には病気ではない)の一種。患者の多くは若い女性である。悪意があるとか酷いとかではなく、周りを巻き込みトラブルを起こしてしまう行動を取る症状がある。今回はそのことを説明させてもらう。まず、患者はターゲットを見つけると、

「感動しました!」「素晴らしいです!」「応援させてください!」

と近づいて来る。若く可愛い女性にそう言われれば男性は嫌な気がしない。その後、患者は熱烈なアプローチを続け、男性に急接近。Facebook等に「ガンバってください!」「また、お会いするのを楽しみにしていま〜す!」等のコメントが毎日入る。

いつも明るくて元気。患者はさらに、男性の友達関係にもアプローチ。仲良くなる。やがて、患者は男性に対して辛い過去を話し始める。父親にレイプされたとか...

「いつも明るいのに、そんな辛い思いを抱えていたんだ...」

と同情してしまう。あるいは恋に落ちる。

「俺が守ってやろう...」

そうやって男性の心を捉えた頃から、あれこれ要求するようになる。これまでは「深夜に長電話を聞いてくれてありがとう」と言っていたのが、電話を切ろうとすると、感情的になる。仕事の途中に「今から会いたい...」と連絡してくる。断ると、激怒。

「裏切られた!」「許せない!」

患者は男性の友人たちに連絡。

「彼に酷い目にあった。悲しい。もう死にたい」

と言って回る。泣いてみせる。男性は友人たちから批判される。

「お前は酷いぞ!」「彼女に優しくしてやれ」「最低の男だ! 女を泣かすな」

患者からは「私の時間を返せ!」「利用された!」でも、反撃すると思う壺。想像を絶する手段で怒らせようとして来る。取り巻き(手な付けた相手の友人たち)を使い、様々な手で攻撃。誹謗中傷される。

患者にとって「愛される」のも「批判される」のも同じ。自分が注目されることが嬉しい。これでもか!と腹立たしい発言。ネットに悪口を書く。友達に言って回る。次第に耐えられなくなって行くが、やがて患者から

「今、手首を切りました。さようなら....」

というメールが来る。死なれてはかなわない。別れようと思っていても家に駆けつける。芝居のことも多いが、本当に手首を切っていることもある。そうやって男性は患者の要求に逆らえなくなり、取り込まれてしまう。

急に「会いたい!」と言われても会社を抜けてはいけない。終電が終わった深夜にタクシーで駆けつけるのも難しい。でも、言われたことをしないと、また自殺未遂だ。男性は仕事も混乱を来たす。友達にも分かってもらえない。皆、患者の味方だ。世間から見れば酷い彼氏と健気な彼女にしか見えない。逆らうと

「今、薬を飲んだから、さようなら...」

と電話が来る。結局、男は全てを捨てて逃げ出す。仕事も、友人関係も、アパートも。そして全てを失う。患者は新たなターゲットを探す。

これが境界性人格障害の患者の行動パターンである。そんな病気(正確には精神障害)があるとは想像もしなかった。が、実在する。決して珍しい病気ではなく、50人に1人くらいの患者がいると言われている。

何年か前に若手俳優が離婚問題でトラブったが、その妻がこの病気であろうと、専門医は言っていた。だが、ワイドショーでは単なる夫婦の諍いとして報道していた。コメントを聞いても「旦那が浮気でもしてんじゃないの?」というものだった。もし、そんな患者に狙われたらどうすればいいのか?専門医に聞くと

「とにかく関わってはいけません...」

と言われた。物凄く愛があるのなら、病院に行くよう説得するのもいいかもしれない。が、最善の策は少しずつ距離を置き、離れていくこと。どんなに腹立たしくても相手にしない。何より相手は病人なのだ。悪意があるのではなく、それが症状。

でも、患者は自身が病気であることには気づかない。行為を止めることもできない。そして周りの人たちは巻き込まれ、無実の男性を一緒に批判、中傷、村八分にするのである。精神病には様々なタイプがあること。また紹介する。



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精神病は叫んだり暴れたりする病気とは限らない。では、どんな症状なのか?  [双極性障害]

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精神病は叫んだり暴れたりする病気ではない。では、どんな症状なのか? 

俳優は華やかな存在に思えても、物凄いストレスの中で仕事をしている。何度か書いたように、そのために酒に溺れたり、クスリに走ったりする人もいる。或いは精神病を発症して、おかしくなる人もいる。と言っても気が変になり暴れるということではない。その辺、精神病はまだまだ一般に理解されていないので、覚醒剤中毒で暴れるのと精神病の違いが区別できない人が多い。

僕の知る俳優でも、発病した人がいる。昔から繊細で我慢強い子だったが、数年後に再会した時、その種の特有な言動や行動を取るようになっていた。というと、こんなことを言う人がいた。

「死ね。死ね。死ね。死ね。と日記に毎日綴っていたりするの?」

「殺してやる〜って、叫んでまわるとか?」

そんな患者もいるが、それは極々一部に過ぎす。多くの患者は普通の日常生活を送っている。よほどでないと気づかないことが多い。

ただ、その人の行動や発言を長い目で観察していると、あれ?ということがある。いろんなトラブルを起こす。関係者が変だと思い、病院に連れて行ったら精神病と診断されたりということが多い。本人も気づかず、周りも「少し変わっているから」と気づかないことの方が多いのだ。

しかし、そんな患者が会社や近所にいると、いろいろとトラブルが起こりやすい。例えばある小さな会社の社長。ある種の精神病を患っている。が、本人も周りも気づいていない。そんな社長がこんなことを言う。

「おい、前々から頼んでいたあの仕事。どうなったかな?」

「社長、そんな話聞いてないですよー」

と社員たちは思う。「何度も、しっかりと伝えたはずだ!」と言いはるが誰も知らない。しかし、嘘を言っているようには思えない。社員たちは時間のない中、必死でその仕事をやる。或いは逆に、みんなの前で明言したことを

「言ってない。いうはずがない!」

と主張する。言われて必死で間に合わせた作業が無駄になる。或いは、会議で決めたことを急に撤回。別のプロジェクトを始めるといい出す。これまでの費用も根回しも無駄になると、社員たちは反対すると

「決め事を破るのではない。これは新しい判断だ。従ってもらいたい!」

だったら会議した意味ないだろう? 皆、馬鹿らしくなり、やる気をなくす。彼らがやった仕事が完全に無駄になることがある。が、社長から労いも謝罪もない。まるで物のように扱われる。でも、社長なので逆らえない。そんなことが続き、社員たちは

「嫌な野郎だ!」「嘘ばかり言いやがって!」「人を何だと思ってんだ。付いていけないな!」


と不満を漏らし、やがて辞めていく。実はその社長は双極性障害だった。自分が言ったことを言わないと言い。言わないことを言ったといい張る。他人の気持ちを平気で踏みにじる。皆で決めたことを覆す。約束を守らない。一見、人としてどうなのか?ということばかりだが、それが症状なのである。そして何より本人は嘘をついている自覚はない。

が、患者はある種の妄想を持ち、自分は何でも出来る!という万能感を感じてしまう。また本人は嘘を言っている自覚がない。だから、堂々と物怖じせずにいう。なので周りも嘘とは思わず、それに振り回されてしまう。

誰も社長が病気とは考えない。「嫌な奴」「冷酷な奴」という風に捉える。そして社員の中に精神病に詳しい人がいても、多くがこう答える。

「精神病って叫んだり暴れたりする奴だよ。あの社長は単なる嫌な奴だね!」

となることが多い。そして皆で陰口を言う。だから、何も解決しない。その社長も悪意があるわけではなく、症状がトラブルを起こしている。結局、精神病に対する理解のなさがトラブルを広げてしまう。患者には悪意がないが、それに振り回される部下は堪らない。

でも、誰も病気に気づかず、トラブルが続く。その上司の症状が悪化して、誰もが病気と分かるとようになるか? 社員全員が辞めて会社が立ち行かなくならない限り、その悪循環は続くのだ。その会社は今も、毎年何人もの社員が辞め、新人が入社。2年ほどで全員が入れ替わりながら営業を続けている。


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謹賀新年2019 [2019]

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たくさんの方から「おめでとう」コメントを頂きました。

本当にありがとうございます。

ただ、編集作業に追われ三賀日も仕事。

お正月カードでお許しを!

今年もよろしくお願いします。


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安易にTwitter情報を信じていはいけない。と思っていた僕がまんまと乗せられた昨年の件? [FB問題]

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安易にTwitter情報を信じていはいけない。と思っていた僕がまんまと乗せられた昨年の件?

昨年の内に書こうとして書けなかったこと。Twitterを見ていると「モーニングショー」がローラ・バッシングとも言える放送をしているとの声多数。それらによると番組のタイトルが

「ローラが政治的発言!」

そこからして酷い。辺野古の海を守りたいと、ホワイトハウスへの署名をしようというのが彼女の意図。それが「政治的発言」か? 美しい海を守りたいは自然を守ろうという発想。政治的発言とは思えない。次に紹介されていたのが、市民の声。渋谷あたりの若い女の子3人がローラのコメントに対して「怖い」と発言。(動画)さらに、スタジオのパネルには

「CM降板という怖れは?」

との文章。「芸能人が辺野古問題に反対したらバッシングされるぞ。仕事を失うぞ」という警告であり、バッシングを番組が行なっているという指摘だと、それらツイートは伝える。

同じ局で放送されるニュース番組を十数年見て来た僕だが、古舘さんが降板してから、ほとんど見ていない。完全に政権批判のない報道になっている。そんな中「モーニング」は「そもそも総研」等、政権の問題を指摘するものが多く、毎日録画して見ていた。が、少し前から「そもそも」で政治ネタが扱われなくなり、心配していたが、また、最近は片山さつき問題を取り上げる等、頑張っていた。

なのに、ローラ問題の扱いが酷い! 完全に他局と同じ政府寄りの論調に転じたのか? と怒り心頭!!!!! ん? でも、待てよ。何事も特定の情報だけで判断してはいけない。以前も「報道ステ」の「都知事選で舛添に有利。細川に辛辣」「不公平な報道」と多くがバッシングしたものがあったが、その報道を録画でみると、むしろ細川を応援している編集だった。多くの視聴者が勘違いしていたのである。

デマに乗せられて「酷い」「許せない」と一緒になって怒り、その相手を攻撃する人がいる。単純に乗せられているだけであり、どんな情報でも安易に信じていはいけない。裏を取る。別の角度の情報を下がる。何より、それ自体を確認することが大事。それを思い出し、録画した「モーニング」を見て、唖然。

結論から言うと、あの放送はローラ応援。支持である。ツイッターで言われているのと真逆だ。検証しよう。まず、タイトル。「ローラが政治的発言?」これは「芸能人は政治に口出しするな」と言う二アンスも感じるが、視聴者に目を向けさせるためのキャッチだ。「モー」は報道ではない。情報番組。その手の番組では使う手だ。次にローラ発言を「怖い」と言う女の子の3人組。でも、別の発言も。

「ローラの発言で辺野古工事に興味を持つ人も出てくるかも」

そんなインタビューもあった。バランスを取っている。そしてスタジオのパネル。「CM降板の心配」これだけみると親切のようで、間接的に脅しをしているように見えるが、そのあとの高木美保さんの意見紹介。

そして玉川さんの意見。2人共に熱烈ローラ支持。賞賛。この手の番組で、番組としての意見は司会者ではなくコメンテーターが伝える。他局で芸人のコメンテーターが総理擁護発言をよくするが、その番組の意見がそれなのだ。同じく「モー」の主張はローラ支持なのである。

が、一方的に応援するのではなく、厳しい側面も伝える。批判する市民の声も伝える。でも、最後にレギュラーの2人共に応援コメントをしたところに本当に伝えたい意図がそこにあることが分かった。その放送の一部を切り取り、ツイッターで伝える。編集された動画で紹介する。そのことでローラに対して悪意がある番組に見えてしまう。

映像を仕事をする僕はその手法をよく知っている。にも関わらず、そのツイートに乗せられ激怒していた。だが、頭に来る発言。おかしな情報。あれ?と思った時は、必ず裏を取ったり、別角度から調べる。何よりそれ自体を確認すること大切なことを改めて思い知った。録画しているのに、番組自体を見ずに怒っていた自分が情けない。報道ばかりではない。

「Aさんがあなたのこと悪く言っていたよ。言うなと言われたんだけど。あなたが可愛そうだから....」

なんて親切な振りして言ってくる人がいる。それを鵜呑みにして「Aさんって酷い!」と思っていたら、それを言いに来た人がAさんを貶めようとしての行動だった...なんてことはよくある。以前に何度も書いた境界性人格障害の患者も同じ。

「Bさんに酷いことをされた!もう、死にたい....」

と周りに言って回り同情を集める。それを聞いた人たちがBさんを攻撃。だが、それはBさんを陥れ、困らせようとしての行動。境界性人格障害はそんなことをしてしまう病気。(詳しくは「朝日のあたる家」日記にその章があります)それを意図的にするのが政治の世界。いや、ご近所付き合いでもよくあることだろう。また、そんな噂やデマをすぐに信じる人も多い。

もしかしたら、「モー」批判のツイートを出した人は本当に「酷い!」と思ったのかもしれない。が、それなら見る力が不足している。一部だけを見て「ローラ、バッシングだ」と決めつけている。しかし、誤解されそうな部分だけを繋ぎ合せて発信しているところを見ると意図的なものも感じる。いずれにしても、人の噂やツイートを安易に信じてはいけないと言うこと。改めて感じた次第だ。


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a Happy New Year 2019 今年もよろしくお願いします [2019]

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a Happy New Year 2019 今年もよろしくお願いします

今年の予定。今分かるだけお伝えする。まず、1月12日に静岡県のららぽーと磐田で「明日にかける橋」アンコール上映(1日限り)が行われます。大スクリーン、5.1chステレオで観られる最後の機会と思えるので、地元の方はぜひ。

そして2月には「朝日のあたる家」の久々にイベント上映があります。九州地方で2−3箇所。上映後に僕のトークショーがあるとのこと。詳しくは日時が決まり次第にご報告。

そして3月末には「ドキュメンタリー沖縄戦」完成予定。多分、4月以降に、沖縄、関西、東京で完成披露上映会があるはず。沖縄戦を見つめることで、現代の日本が、そして未来の日本が見えてきます。こちらもぜひ、見ていただきたい。

あと、夏以降の予定はまるでなし! 映画製作の依頼も来ていないし、その他の仕事依頼もない。ここしばらく、切れ目なく仕事が続いたが、ついに??? これがフリーの辛さ。さあ、どうやって今年後半を乗り切ろうか? 近所のクリーニング屋でアルバイト募集を出しているなあ。

ともあれ、今年前半で監督作が3本。公に上映されるのは嬉しいこと。「明日にかける橋」「朝日のあたる家」「ドキュメンタリー沖縄戦」どれも、幸せとは何か?を考える作品。激動の時代を迎える今、未来を考えるきっかけとなるはず。観て頂きたい。




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