昨年大ヒットした「ドキュメンタリー沖縄戦」 横浜、大阪、沖縄でリバイバル公開! [沖縄戦]
昔は人気の映画が数年後に映画館で再公開(リバイバル)ということがよくあった。「ウエストサイド物語」「ベンハー」「2001年宇宙の旅」等はそのお陰で映画館で見ている。が、最近はDVDというのが出る。ネトフリもある。そんなことで一度、上映を終えた映画が再び映画館で公開されるなんてことがまずない。にも関わらず、昨年、全国28館もの映画館で公開された「ドキュメンタリー沖縄戦」が現時点で3館も再公開するというのは普通ではない。
1館だけで再上映はたまにある。1日だけの上映もある。が、1週間以上、興業として映画館で上映されるのは最近は類のない出来事だ。これは監督である僕が「上映してよ〜」と言ってもダメ。配給会社が動き、映画館が賛同しなければ実現しない。担当者は言う
「この映画は残念ながら未だにDVDが発売できません。でも、見たいと言う声が数多くあります。昨年大ヒットしたことで知名度が上がり、私も見たい。見たいが見逃したと言う声をいくつも聞きました。今年は沖縄復帰49年。来年は50年。ぜひ、多くの人に見てもらうべき作品と思っています」
本当にその通り。現在のコロナ禍。政府がやっていることは沖縄戦と同じ。県民を踏みつけることばかりだ。75年前の現実を見つめることで、今の時代が見えてくる。横浜、大阪、沖縄で公開決定。東京、北海道も交渉中。ぜひ、ご覧いただきたい。
横浜シネマリン(神奈川) 6/19(土)〜6/25(金)
第七藝術劇場(大阪) 6/19(土)〜25(金)
沖縄市民小劇場あしびなー 6/28(月)~29日(火)
予告編=>https://youtu.be/PSTPwvC94ao
昨年の大ヒットに応えて、映画館でリバイバル公開決定! 「ドキュメンタリー沖縄戦」 [沖縄戦]
【昨年の大ヒットに応えて、映画館でリバイバル公開決定!】
#ドキュメンタリー沖縄戦 ですが今年も上映いたします。
戦後76年改めて #沖縄戦 を見つめるきっかけにしてもらえれば幸いです。
#横浜シネマリン(神奈川) 6/19(土)〜6/25(金) ※初日舞台挨拶を予定
#第七藝術劇場(大阪) 6/19(土)〜25(金)
#沖縄市民小劇場あしびなー 6/28(月)~29日(火)
予告編=>https://youtu.be/PSTPwvC94ao
沖縄へ行ったなら、対馬丸記念館は必ず行って欲しい。 [沖縄戦]
沖縄へ行ったなら、対馬丸記念館は必ず行って欲しい。
疎開児童を乗せたと対馬丸。その事実を知りながら米軍の潜水艦が攻撃。撃沈。
748名の子供たちの命を奪った事件を伝えている。
さらに戦時中の生活。教育。10・10空襲等も詳しく知ることができる。
「ドキュメンタリー沖縄戦」でも取材させてもらい、映画内で紹介させてもらった。
が、コロナ禍で入場者数が激減して経営危機という。応援したい。
新聞記事=https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1305081.html
津島丸記念館hp=>http://tsushimamaru.or.jp
「狙われた集団自決」=政府が隠したいもの。改竄したい沖縄戦の事実とは? [沖縄戦]
「狙われた集団自決」=政府が隠したいもの。改竄したい事実とは?
この本は沖縄戦の集団自決を伝えた書籍に対して起こされた裁判を見つめ、その背景を伝えるものだ。大江健三郎著「沖縄ノート」(岩波新書)他3冊で「集団自決は軍の指示によるもの」という記述が事実ではないと訴えたのが、元軍人で渡嘉敷島に赴任していた赤松隊長の弟、他1名である。これが大江ー岩波裁判と呼ばれる。
実はこれ以前にも同じような訴訟があった。それが家永裁判。すでにその時、「軍の関与あり」との判決が出ているにも関わらず、同じ形で訴訟したことに疑問を感じる。だが、その背景紹介を読むと、なるほどそういうことか!と納得が行く。訴訟の担当弁護士の1人が稲田朋美。応援団は「教科書をつくる会」のあの人だ。
それが裁判途中の判決が出る前に、文科省は時期教科書から「軍の関与」記述を削った。同省は「選考委員会の決定」と説明していたが、「沖縄タイムス」のスクープで文科省から「削除指示」が出ていたことが暴露される。沖縄県民の怒りが爆発。大規模な市民集会が行われた。そこに参加した方々の名前を見ると「ドキュメンタリー沖縄戦」で取材させてもらった方々もいた。
彼ら彼女らのこれまでの活動も紹介されており、お話を聞かせて頂いた方々が様々な戦いを越えてこられたこと痛感。さらに、選考委員の2名が「作る会」との深い関係があることも発覚。要は文科省と「作る会」が連携。集団自決は軍の指示という事実を教科書から消し去るためのプロジェクトではないか?と思えてくる。それに対して、集団自決で生き残った地元住民が裁判で証言。その言葉に涙が溢れる。
裁判の記録というより、沖縄戦の真実は何か?を追求するものになっている。これは過去の話ではない。早々に廃棄された桜を見る会の招待者リスト。森友事件で改竄された公文書。政府は都合の悪い事実を今も改竄している。そして戦争に関して現代もなお改竄、隠蔽しようとするか?それを考えれば、日本軍の蛮行を消し去り、彼らを英雄に祭り上げることで、また戦争ができる国にしたいという意図を感じる。
その手法はまさに映画「Fukushima50」と同じ、事故を起こした責任者である東電社員を英雄に祭り上げてしまうやり方と同じなのだ。そうして原発推進を続ける。この教科書問題も同じ構図なのだ。後半を読んだらまた、記事にさせてもらう。
「ドキュメンタリー沖縄戦」再上映、2月6日(土)〜12日(金)1週間、 [沖縄戦]
「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」再上映
場所 東京 大塚シネマハウス(JR大塚駅から10分)
明日2月6日(土)〜12日(金)1週間、1日1回上映
毎日 上映時間は変わります。
6日(土)17:00〜18:45 (太田監督の舞台挨拶ありー上映終了後 5分)
7日以降は=> https://mikata-ent.com/m-cinema/709/
昨年、全国で大ヒット、28館で上映。ロスアンゼルスのジャパンフィルムフェイスティバル2020で最優秀ドキュメンタリー賞受賞。
予告編= https://youtu.be/VqSoCbGRunc
2月。東京で「ドキュメンタリー沖縄戦」が再映! [沖縄戦]
2月。東京で「ドキュメンタリー沖縄戦」が再映!
「ドキュメンタリー沖縄戦」昨年11月の沖縄上映を最後に終了したが、その後、別の映画館から依頼があり、今年2月に東京での公開が決まった。これは嬉しい。と言うのは「沖縄戦」大好評で今年の7月に東京公開。その後、日本全国27館で次々に上映。最後が沖縄だった。
映画館は最低2週間の上映だが、ヒットすると3週4週と延びていく。だが、コロナで1ヶ月ほど映画館が休業。そのために上映せねばならない映画が山積みとなり、どの映画館でもギュウギュウの上映となっていた。特に都会は大変。なので、「沖縄戦」がヒットしても3週目、4週目の上映ができないところが出てくる。
そこでムーブーバー。映画館を変更して上映が続ける対応となった。大阪も2館。京都も2館。横浜も2館。と1館目が終わったら2館目が始まると言う形。ところが東京。2週の予定を4週間上映してくれたが、あとが詰まっていて、5週目ができなかった。しかし、ムーブオーバーするにも東京は他の劇場もいっぱい。
そんなわけで「観たい!」と言う声はまだまだあるのに、東京公開は終了。横浜や京都ではやっているのに〜と言う残念な状態があった。そんな声に答えて東京のシネマハウス大塚さんが手を挙げてくれた。ここは森達也監督のドキュメンタリー特集などをよくやるところで、僕も何度も行っている。素敵な劇場からの上映依頼。ありがたい。
DVD発売はまだ決まっていないので、見れなかった人は当分見れない予定だったが、東京の再映が決まり嬉しい。2月から上映。よろしく。
「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」ー予告編第二弾を配信! [沖縄戦]
公式HP=>https://okinawasen.com
75年前の1945年7月2日は、米軍が沖縄戦作戦の終了を宣言した日である。
日本、唯一の地上戦が行われた沖縄戦。それを描いた映画やドラマは少ない。学校の授業でも駆け足で終わる。そのため多くの日本人は沖縄戦をほとんど知らない。
それは子供達には伝えられない凄惨と絶望。そして禁断の背景があるではないか? 当時、負け続けていた日本軍は本土決戦準備の時間稼ぎのため、沖縄を捨て石にした。十分な兵力と武器も送らず、米軍50万8千人に対して、日本軍は11万6400人。「1人が5人殺せば勝てる!」と精神論で戦わせた。
さらに足りない兵を補充するため、沖縄県民の14歳から70歳まで、徴兵されていない女性、子供、老人をも徴用。戦闘協力を強制。結果、全戦没者20万656人の内、沖縄県出身者12万2282人。当時の人口で言えば3人に1人が死んだことになる。さらには、軍の強制による集団自決が行われた。死に切れない子供を親が自ら手を下し殺す。そんな地獄絵が展開した...。