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映画監督は嘘を見抜くことが仕事! オリバーストーン監督とスノーデンと山本太郎? [れいわ新選組応援]

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映画監督は嘘を見抜くことが仕事?

「プラトーン」の監督オリバー・ストーンが映画「スノーデン」を撮るにあたり、ロシアに亡命しているスノーデン本人に会ったという。アメリカの情報局の現実を暴露。国外に脱出した元NASの職員だ。テレビ局のインタビューに答えた番組もビデオ化され、ストーン監督も映画にしたので、日本でスノーデンを知る人も多いだろう。

だが、彼の告発。NSA(アメリカの国内の情報を集中する巨大組織。国外担当がCIA)がどんな防諜をしていたか? は全世界に衝撃が走ったが、それが本当なのか?ストーン監督は確かめたかったという。そのために本人に面会。話を聞いた。監督は言う。

「もし、スノーデンが言ってることが全て嘘なら彼は世界一の名優だよ。映画監督である私を騙しおおせたわけだから」

つまり、監督業というのは俳優が演じる嘘を見抜く仕事。嘘だと分かればNG。限りなく本当に近ければOKが出る。嘘を見抜くのが仕事なのだ。それはそうだろう。日頃から天才やベテランの俳優。言い換えれば詐欺師と対峙しているのだから、嘘を見抜くのは得意だ。

その言葉の意味。よく分かった。僕の監督作「朝日のあたる家」で山本太郎と仕事をした時。「ああ、この人は真剣だ。売名行為や別の目的があって原発反対をしているのではない。心の底から子供達の健康を心配し、反対しているのだ」そう感じた。その思いが演技に反映されていたので、多くの観客の涙を誘ったのだ。

監督でなくても、人は本当の本物を感じる力がある。街頭演説で多くが感動したのも、太郎さんが真剣な思いを伝えたからだ。だが、口から出まかせ嘘八百の政治家の方が多い。また30%は本心だが、あとは嘘という人もいる。

とかく現代は嘘とフェイクと偽物ばかり。そこで嘘を見抜くのが仕事である映画監督業。僕もそれをやっているので、あれこれフェイクを解説する記事を最近は書いている。ほぼ毎日更新中。よろしくね。


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