SSブログ

「みんなで考えよう!」では、よい映画はできない?(下) [編集作業]

 734108_436488539758789_93283779_n.jpg

 その弊害が出たのが1980年代の日本映画。

 若手監督の企業映画がことごとく詰まらなかった。

 事情を聞くと、現場ではいいものが撮れていたのに、

 年寄りPたちがあれこれ編集時に口を出し、いい場面を次々にカット

 結局、無難で、毒のない、平凡な作品にしてしまったことが多々あったという。

 名作になる映画も、編集で凡作にしてしまう。

 ちなみに、先のP。編集方針会議をボイコットしたら、
 
 1人で方針を決めて、指示して来た。

 「2時間ドラマのような編集をしろ!」

 ・・・・・・・・・。

 何で映画なのに、わざわざ、テレビドラマのような編集をするのか?

 80年代の若手作品も、老人たちに同じようなことを言われ

 若さのない映画になってしまったのだろう。

 音楽でも、小説でも、漫画でも、映画でも同じ。

 今の時代。いろんな人があれこれ口を出しては、いいものは絶対できない。

 思いのある作家が、全てを担当して「思い」をぶつけてこそ

 魂を揺さぶる作品ができる。

 映画でいえば、企画、シナリオ、監督、編集、仕上げまで1人の監督がやるべき。

 歌だって、作詞、作曲、演奏、歌・・と全部やってるバンド系が人気

 同じ発想なのだ。

 (つづく)

 支援チラシ(表 .jpg
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。