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編集を続けると、必ず襲われる不安感(上) [編集作業]

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 編集というのは、同じ場面を何度も何度も見なければならない。

 最初は、俳優らの演技に感動。

 泣けてしまう(演技だけで泣けるなんてことは、これまでの映画ではなかった)

 だが、繰り返し繰り返し見ていると、さすがに麻痺して来て

 本当にこれで観客が感動する映画になるんだろうか?

 という不安がこみ上げてくる。

 最初は「おお!」と思えたシーンも、次第にこれでいいのか?

 と思えてくることもある。

 DVDに焼き出し、大きなモニターで見ても

 最初は風景の美しさにも感動するが、それも次第に失われる。

 もしかしたら、最初の感動は撮影現場にいたから、思い入れがあるのでは?

 自分の作った作品なので、愛情があるからではないか?

 と思えてくる。

 もしかしたら、もの凄い大失敗作を作っているのではないか?

 独りよがりの作品を作っているのではないか?

 そう考えてしまう。

 そういえば「ストロベリーフィールズ」のときも、

 「青い青い空」のときも、そんな不安に襲われたのを思い出す。

 以前、別の作品で編集中にも、同じ不安を感じた。

 そんなときに限って、それらの映像を見たプロデュサーたちが、

 こう指摘してきた。

 「こんなものでは、どこの映画館でも上映してくれない!

 編集を根本からやり直せ!」


 (つづく)

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いしだ壱成さん出演シーンのスチール! [編集作業]

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 映画「朝日のあたる家」

 いしだ壱成さん出演シーン。

 ロケ地は湖西市の新居町。

 僕も大好きな場所のひとつ。

 心に染みる懐かしい風景がある町。

 そこで撮影したのは健二(いしだ)があかね(平沢いずみ)に

 原発はなぜ、54基も作られたのか?を説明するシーンだ。

 (つづく)

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DVDに書き出してみる! [編集作業]


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 「朝日のあたる家」音声整理をしながらも

 詰め編集のさらに詰め(?)で、

 現在、上映時間2時間。

 クレジットをつけて2時間10分くらいか? 

 音を整理すると、台詞のダブりがなくなり聞きやすくなる。

 あと、ずっと、パソコンのモニター画面で見ていたので

 何度かDVDに書き出して、プラズマテレビの大画面に出してみた。

 風景が美しく、室内シーンも陰影があり深みがある。

 通しで前半60分を見る。

 考えていたのと違う印象、流れ、リズムを感じる。

 これをどうするべきなのか?

 「どうしたい」ではなく、「この映画がどう生まれたい」と思っているかを考える。

 編集だけでなく、音楽、効果音をも考えながら作業を進めねばならない。

 ここからはセンスの戦いでもある。

 (つづく)
  
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再び、海外向けの予告編をご紹介! [編集作業]



 来月5月にロサンゼルスで開催される

 JFFLA(ジャパン・フィルム・フェスティバル・ロサンゼルス)

 用に作った予告編

 英語の字幕スーパー入りで

 編集もアメリカ人にもよくわかるように

 原発事故を中心に作ってみた。

 もちろん、家族愛の部分や湖西の美しい風景等も見せたいのだが

 アメリカ人がまず、興味を持ってくれることが大事

 福島の事故は日本以上にアメリカ人の方が関心を持っているので

 第一弾はこんな感じにしてみた。

 公開から数日。

 すでに260回を超える再生回数

 凄い

 まあ、アメリカでも見られているからなあ。

 さらなる張り付け。拡散。

 よろしくお願いします!

 


 (つづく)


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あの熱い夏の日から・・ [編集作業]

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 思えば、1年前。

 あの夏の暑い日。

 そこからが本格的なスタートだったこと・・。

 これら後ろ姿の方々に助けられて、ここまで来たこと。

 思い起こす。

 (つづく)

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あかねと舞と、おにぎりと。 [編集作業]

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 映画「朝日のあたる家」ーあかね(平沢いずみ)と

 舞(橋本わかな)が避難所で配給されたおにぎりを食べる場面。

 「ブルース。大丈夫かな・・」

 とつれて来れなかった仲良しの犬のことを心配。

 ロサンゼルスの映画祭に向けて猛編集中!

 (つづく)

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舞。スチール写真。草むらに隠れる編 [編集作業]

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 原発事故の悲劇を描く映画「朝日のあたる家」

 舞(橋本わかな)スチールシリーズ。

 草むらに隠れる舞。一体何を見たのか?

 って、予告編見た人はご存知。

 でも、同時に叫びたくなる。

 「舞、そんなところにいてはいけない!」

 悲しい事件がスタートする。

 (つづく)

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ニンニクラーメンでがんばる! [編集作業]

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 本日の疲労度は子泣きジジイ1人。

 これなら何てことない・・。

 でも、いつもより作業スピード遅いか・・
 
 ニンニクラーメンにネギ。

 いっぱい入れて乗り切る!

 音声整理は前半終了。

  後半もすでにとびとびでやっている。

 あとふた息か?

 (つづく)

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子泣きジジイを3人背負ったような疲労感?(下) [編集作業]

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 時間はどんどん経って行き、

 ロスアンゼルスの映画祭に間に合うか? 

 という強迫観念で神経はヨレヨレ。

 10年に一度しか食べないチョコレートを買い(本当に疲れきったときしか食べない)

 インスタント珈琲を毎晩、5杯くらい飲み。

 眠気ざましのガムをボックスで買い。

 この疲労感。2年前に過労で倒れたときの、寝たきり生活に近い。

 思い切って、寝る!

 50歳を超えると一晩寝たくらいで、疲労回復はしないのだけど

 その日はかなり元気。

 子泣きジジイ状態のときの3倍早く作業できる!

 ご心配なく、以上は先週の話。

 そんなことで、作業の終わりが見えてきた。

 (つづく)

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子泣きジジイを3人背負ったような疲労感?(上) [編集作業]

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 正直に言うと、先週の体調は最悪だった・・。

 もう、子泣きジジイを三人背負ったような疲労感。

 編集スピードはいつもの3倍の遅さ・・。

 キーボードを打つと、間違い字だらけ・・・

 というより、キーボードをうまく打てない・・。

 同じ姿勢で十数時間。

 背中にナイフが何本か刺さったままのような痛み・・。

 レンダリング等に1時間とかかかり、休憩!となっても

 関係スタッフからのメールチェックと返送、

 チラシのストーリーを書いたり

 スチール写真の加工をしたり、

 もう一台のパソコンに向かうので

 結局、休息になっていない・・。

 

 (つづく)

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