著名人、文化人たちがトランプ批判をする理由?=情報と興味という大切なもの! [トランプ問題]
原発事故のフェイクニュースを見破り、安倍政権の問題を見抜き、批判、反対を続けて来た多くの著名人、文化人たちが、バイデン の嘘を見抜けず、トランプを批判している。その理由を考えた。買収されるような人たちではない。マスコミに誘導されるのも考え難い。彼らこそが一番マスコミを疑う人たち。そこでフェイクに騙される構図をあれこれ考えて以前、記事にしてきた。
①安倍=トランプと思い込む人たち
②マスコミ報道を鵜呑みにする人たち
③アメリカに関心がない人たち
④大統領選に興味のない人たち
⑤すぐに「陰謀論だ!」という「考える力」のない人たち
トランプを批判する人は5つのどれかに当てはまる。逆に小沢一郎支持で陸山会事件を知っている。JFK暗殺の詳しい。アメリカの政治(あるいは映画)に精通している。と言う人たちはフェイクを見破っていることが多い。今回の大統領選は似た構図があり、ある程度の情報を持たないと全体を理解できないからだ。
ここから考えると、頭脳明晰とか、正義感が強い、聡明である、政治に詳しい、見る目がある。とかではなく、「興味」と「情報」の問題だと思えてくる。どんなにベテラン刑事でも「情報」がないと犯人を特定できない。興味がないと人は「情報」を集めない。だから真相にたどり着けない。これと同じ構図であると分かって来た。
つまり、著名人たちは原発、安倍政権、戦争については関心がある。国内のことであり、自分たち国民が大きな被害を受ける。だから、情報を集める。新聞、テレビは信用できない。ネット等でも調べる。が、基本彼らは芸能人であり、クリエーターであり、アーティスト、俳優、タレントだ。本業に向かい合うだけでも大変。時間がない。それでも原発は安倍政権については情報を集め、発信した。
そのことで一般の人たちは「他のタレントと違う。詳しい。正しい!」「この人。文化人なのに政権に物申す姿勢が素晴らしい」と評価してしまう。ここが陥るところ。彼らは原発や安倍政権に関して詳しいだけであり、世界情勢や科学の進歩、古代の歴史に精通しているわけではない。彼らが興味を持ち情報を集めた分野だけに詳しい。大統領選は得意分野ではないの。
まず、多くの日本人は大統領選に関心がない。誰がなっても同じと考える。いやいやアメリカ自体を知らない。関心がない。「人種差別があって大変だよな〜」とは思うが、実際どうなのか?調べる人は数ないだろう。ケネディを知っていても、暗殺の背景を知ろうとは思わないだろう。DSは何年も前から言われていたし、日本の国会でも取り上げられているが、興味を持った人は何人いるのか?
多くの日本人はアメリカに関心がない。映画を見るならアメリカ映画。洋楽もちょっとは聴くよ!ハンバーガーはマック行くね?そのレベルなのだ。以前はアメリカで今、何が流行しているか?を追いかけていた時代があったが、今の日本人は自国のことだけで精一杯になっている。それは著名人たちも同じなのだ。原発事故があったから関心を持った。安倍政権があまりに酷いので調べる。生活に直結するから。対してアメリカはさほど興味ない。マスコミ情報だけ。それ以上調べようとは思わない。
しかし、彼らは安倍、原発、戦争法とあれこれコメント。Twitterで発信してきた。そのノリで詳しく知らない大統領選に対して、聞きかじったことで判断、安易にコメントを発信してしまったのだ。「トランプは安倍と同類」「差別主義者らしい」「そんな奴が大統領にならなくてよかった!」「日米とものにトップはダメだな!」と発信。あるいはFacebookに書き綴る。そんな彼ら彼女らをいつも尊敬し、注目していた僕らは、「えーーーー何言ってるのーーーどうしたの〜?」と驚愕したのだ。
注目する点は2つ。著名人も人だ。間違いを犯す。一般だと「この人、バカね」で終わる。が、著名人の場合は「何でこの人が!どうしたの!」「もう、応援しない」「信用しない」と失望した。でも、著名人たちは知らないだけ。主義主張が変わったとか、バカになったとか、今まで騙していたと言うことではない。彼らは「知らない」だけ。「興味」がない「情報」がない。そんな状態で事実を言い当て、正確な評価ができるはずがない。詳しく調べれば正確な判断を下したのだろうが、興味がない。だから間違ってしまった。
僕を含めて、多きが著名人たちを過大評価していたということだろう。大統領選に関しては彼らより、我々の方が詳しい。失望するより、彼らもまた騙されやすく、時には知らないことを分かり顔で発言してしまう1人の人間であると考えたい。
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