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沖縄に基地がいらない本当の理由=中国は攻めて来ない?!海兵隊も不要??? [沖縄問題]

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「ドキュメンタリー沖縄戦」でいろんな方に取材した。映画に出てくれた体験者、専門家の方ばかりでなく、いろんな事情通の方々ともお会いした。基地問題等も説明してもらい、長年の謎が解けた。当初、僕は沖縄の米軍基地問題をこう考えていた。

「戦争で勝利したアメリカはそのまま沖縄に居座り、基地を使い使い続けている。そのことで朝鮮戦争、ベトナム戦争では沖縄から爆撃機を飛ばし、多くの人を殺し街を破壊した。が、日本政府は弱腰なので出て行けとは言えない。そのために米軍による事件や事故で、沖縄の人たちが頻繁に被害に遭い、悲しい思いをしている。

にもかかわらず政府は米軍に思いやり予算まで出している。ただ、弱腰だから、戦争に負けたからというだけでなく、米軍に日本が守られているという側面もある。沖縄に基地があることで中国、北朝鮮が日本を攻撃できない。思いやり予算を出しても、自衛隊を増強し、自力で日本を守るより安い。その分を経済に注ぎ込んだことで経済大国になった」

これは当たっていることもあるが、外れているところもある。米軍が日本を守っているという部分、実は「違う」ということは前回紹介した。沖縄にいる米軍は海兵隊。攻撃のための部隊であり、守備が専門ではない。また、現在の戦争では海兵隊は必要とされない。空爆からスタートするのだ。そのために不必要になった。本国でも持て余す。だから沖縄に置き、日本政府の金で養っているのだ。と事情通から説明された。

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詳しくは前回の記事を見てほしい => https://okinawa2017.blog.ss-blog.jp/2020-10-24-1


が、ここで疑問が出てくる。もし、中国や北朝鮮が攻めて来たら、そんな海兵隊では対応できない。役に立たない部隊に日本は金を払っているということになる。ただ、米軍がいるだけで諸外国は日本を攻撃できないという考え方もできる。が、それでも攻撃があったときは?というのは考えておくべきこと。日本政府やアメリカはどう考えているのか?答えは事情通から聞いた。

「中国は絶対に攻めて来ないよ」

マジ? だって、領海侵犯も頻繁にあるし、アメリカに迫る軍事大国だし、ウルグアイでは人権侵害しているし、ソ連なき後一番、危険な国ではないか?というと、笑われた。「だったら、なぜ、中国は陸続きの国々を侵略しないのか? なぜ、わざわざ海を渡る面倒なことをせねばならない日本を責めるのか?」確かにそれはある。陸続きの方が攻撃しやすい。でも、日本の資源が目的ではないか?

「日本に資源なんてないよ! 石油が出るの? 資源って何?」んーーメタンハイドレードは?「あれば採掘が大変なので、資源として有効でない。もう、誰も言わないだろう?」ー確かに、では、金持ちの国・日本を占領する経済的な目論み「いつの時代の話だい? 日本はアジアの極貧国だよ。そんな国占領しても無意味。何より今は侵略を世界が認めない。ソ連のアフガニスタン侵攻時も大バッシングを受けた。経済で行くなら日本を占領しなくても、大量の中国製品を日本に買って貰えば儲かる。

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んーーその通りだ。情報通さんは続ける「中国はアメリカと戦争なんてしないよ。輸出で一番お得意様はアメリカ。何百億ドルもの中国製品を買ってくれる。そんな国と戦争して何の得があるの? 戦争せずに貿易で儲けた方が中国は成長できるんだよ」ううううう、だったら、なぜ、領海侵犯したり、尖閣列島を狙ったりするのか? 空母も建設中だし、やはり侵略を考えているのでは? 

「あれはキャンペーンだよ。そうやって、攻めてくるぞ!中国危険だぞ!と脅かすことで、日本政府はアメリカから多額の武器を買う。それらキャンペーンの黒幕はアメリカ。そして武器を買うことで日本の商社は儲かる。リベートが政治家に入る。だから、中国を悪役にしているのさ。あと領海ギリギリに石油採掘基地を中国は作っているよね?」

そうそう、それ!地下から日本の石油を盗んでいる。やはり、中国は資源がほしいんだ。彼は答える。「調べてごらん。あれはアメリカの会社。そうやって中国のイメージを下げてるんだ。「中国怖い」でアメリカの武器産業は儲かる。日本は定価の数倍で買うしね。仲介する商社も儲かる。政治家には商社からリベートをもらう。国民は「中国怖いから、やはり軍事も大事だ...」と納得。国民以外は皆、儲かる。そのために中国を悪役にしているのさ。

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....悔しいが筋が通る。中国が日本を攻める理由がない。資源もない。経済力もない。原発だらけで危険。そんな国を侵略しても何の得もない。が、「中国は危険」と騒げば、いろんな業界が儲かる。国民も納得。文句言わない。だから、沖縄の米軍基地は海兵隊で十分なのだ。絶対に中国が攻めて来ないことをアメリカは知っているから、海兵隊しか置かない。日本政府の金で彼らを養う。「中国が攻めてくる!」は海兵隊を駐留させる理由にもなる。これも国民は「アメリカがいるから攻めて来ない。沖縄には気の毒だが仕方ないな」と納得する。そういうことらしい。

一概に信じられない話だったが、いろんな筋から聞いてもそれが現実であることが分かってきた。昔は対中国の意味があったが、今は沖縄に基地がなくても問題ないのだ。でも、それをマスコミは絶対に伝えない。日米にまたがる巨大な利権になっているからである。


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