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「女帝 小池百合子」3分の2読む。疑いながら読む。小池支持ではないが、本の指摘を鵜呑みにするのはダメ。 [緑のタヌキ]

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「女帝 小池百合子」3分の2読む。疑いながら読む。小池支持ではないが、本の指摘を鵜呑みにするのはダメ。

この本。大きく分けると「幼少編」「留学編」「マスコミ編」「政治家編」(この途中まで読んだ)となる。いくつも背景が分かるエピソードがある。まず「留学編」僕はカイロではないがアメリカで学んだ。外国語を学ぶというのは本当に大変。

「留学」と言いながら「遊学」という日本人が多かったことも思い出す。LAの場合だと毎日のようにリトル東京に行き、飲んでいる日本人もいた。彼らの多くはアメリカ留学という名目で就職するのを先延ばしにして1年遊びたい。あるいは親の会社に入社するので箔をつけたい。英語をしっかり学び、大学で勉強しようという気はない。

帰国後、多くは***大学に留学したという。だが、そのほとんどは大学付けの英語コース。本科ではない。こちらは授業料さえ払えば誰でも入学できる。小池が最初学んだ「カイロ・アメリカン大学 東洋学科」というのはそれだろうと、著者は指摘。その後、本科に入学。首席で卒業したという。その辺に信憑性はないと綴られているが、疑いながら読み続ける。小池支持だからではない。何事も疑ってかかることが大切。

小池の存在を知ったのは「ルックルックこんにちは」の竹村健一のコーナー「世相を斬る」だ。「だいたいやねー」で有名だったので、どんな人なのか?見ていた。そのアシスタントが小池百合子。その記述もこの本に出てくる。アラビア語が得意のアシスタントということ。ある放送でそのアラビアから来た政治家がゲスト。竹村健一がこういった。

「小池くん。アラビア語得意やから今回は任せるわ!」

で、竹村が関西弁で「日本はどう見られてんの?」とか聞くと小池がそれを翻訳して質問。何を言っているか?分からなかったが「すごい!アラビア語ができるんだ」と思った。が、それが本当にアラビア語であったか?英語だったのでは?と確認はできていない。生放送で彼女が外国語を話していたことを覚えているだけ。また、それが片言のアラビア語かもしれず、どの程度なのか?は分からない。

ただ、問題はそこだろうか? 彼女の語学力が低くても大学を卒業していないくて、都知事として活躍していてくれればいい。それができていないパフォーマンスばかりだから問題なのだ。同じくアメリカの大学に留学したという現総理。彼の英語が酷いことはよく分かる。明らかに勉強していない。年月が経つので忘れているということもあるだろうが、遊学組だろう。ある程度、英語を学んでいればそれが分かる。その手の政治家は多い。

本科で勉強するのは本当に大変。僕は「映画科」に合格したが、映画以外の学科が本当に大変。映画なら頑張るが、なんで数学や歴史の勉強をせにゃならんと映画のクラスしか取らなかった。それらもしっかり勉強して卒業までした日本人を何人か知っている。が、彼ら彼女らが英語ペラペラか?というとそうでもない。勉学と喋りは違うのだ。日本でペラペラと思われても、そうでもないことも多く。日本人はどちらかというと読みが得意(その教育は受けているので)

あと、若いうちに英語を始めないとネイティブなスピーカーにはなれない。成人してからではダメ。子供時代が大事。「聞く力」もある。ベタベタの日本語英語を話す人でも、聞く力があればなんとかなる。その辺、語学を学んだことがないと分からない。プロフィールからすると著者には留学経験がない。なので一般論で指摘している。

10年アメリカにいても英語が下手な人もいるし、1年の留学でベラベラという人もいる。だから一般論で論じると問題が生じる。と言って「首席で卒業」を信じるわけではない。全てを疑ってかかることが大事ということ。何より政治家は学歴ではない。何をしたか?だ。

そして「マスコミ」編はさらに面白い。僕は映画界の住人だが、テレビ、マスコミも遠い場所ではない。背景が分かるだけに、いろいろ見えてくるものがある。それは次回に。



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