PCR検査。民間委託させない厚労省に何か理由がある？

PCR検査。民間委託させない厚労省に何か理由がある？

薬害エイズ事件のとき。製薬メーカーは非加熱製剤にHIVウイルスが混入していることを知りながら、日本での発売を続けた。そのために多くが感染。にも関わらず厚労省は当初「エイズはゲイの病気」とし、本質を知りながら別方向に誘導。コンドームを使うキャンペーン等を行った。国民の健康を守るより、企業の利益を守ろうとしたのだ。それは製薬メーカーが厚労省の天下り先だったから。

大臣がその詳細を調査させても「分からない」という結論。それをハッキリさせたのがその後、大臣に就任した菅直人だった。大臣が指示しても動こうとしないのを管は責任の所在を明確にして、職員を動かした。が、厚労省だけでなく役所は上から指示されても、あれこれ出来ない理由を探し出し、何もしないで済ませることが多い。

また、薬害エイズ事件のように利害がある場合は国民より企業を守る。今回も同じようなことが起きているのではないか？　検査を民間にさせず、データを厚労省関係で抑えて独占したいとか？　総理が命じても検査が増えない理由はそこにありはしないか？