日本人は考える力がない!③=コントロールしやすい人材を育成。簡単にいうと奴隷だね? [日本の教育]
日本人は考える力がない!③
=コントロールしやすい人材を育成。簡単にいうと奴隷だね?
ほとんどの日本人は「与えられたことを確実にやる」という能力が大なり小なりあるだけ。「考える力」=比較、検証、精査、推測する力は育まれず、それらを伸ばす訓練を学校教育の中では受けていない。だから、言われことは鵜呑みにする。疑わない。多くの人が政府発表やマスコミ報道を疑わずに信じてしまう。問題を見抜くことができない。
311まで「日本の原発は安全です」と言われれば、多くがそれを信じていた。そして
「原発事故はもう収束しました」
「汚染水はコントロールされています」
とあり得ないことを総理が発表しても、多くの国民が信じてしまう。
「皆、福島に戻れてよかったね〜」
と喜び、線量の高い地域に戻されたことに疑問を持たない。
「食べて応援!」
と、大幅に引き上げられた基準値以下だからと、食品(昔なら放射性廃棄物)を自ら買って食べてしまう。
「中国が攻めてくるから沖縄に基地が必要!」
と言われれば「沖縄の人。気の毒だけど仕方ないよね」と納得する。これらは全て「考える力」の弱い日本人をうまく利用したやり方だ。学校で先生に教わった通りの公式で問題を解く。教えられた英文法で英訳する。その指示に疑問は持たない。
教えられたことをしっかりと暗記し把握する。10年に及ぶ教育=洗脳作業といってもいい訓練で、それらを擦りこまれた日本人は、上からの指示に疑問は持たない。素直に従う。政府、会社、テレビ、新聞、全て受け入れる。
NHKニュースが報じれば真実だと思い、政府が発表した数字は全て事実だと受け止める。例え
「日本の政治はおかしい...」
と感じても
「どうせ俺なんかが言っても、変わらない...」
と諦める。つまり、与えられたことを確実にこなす優秀な人材を育てると当時に、命令に逆らわない、疑問を持たない、自分で考えない、支配者にとって、とても便利な人材=言い換えれば「奴隷」とも言える存在を育てているのが日本の教育なのだ。それが311を境に
「あれ?」「何で?」
「原発は安全じゃなかったのあ?」「爆発したよね?」
考える力があまりなくても、さすが気づく国民が出てきた。それは原発だけでないことを分かって来たのだ.....。
(つづく)
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