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【今回の参議院選挙③ー絶望ではない。結果を分析した!】 [my opinion]

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【今回の参議院選挙③ー絶望ではない。結果を分析した!】

開票中。本当にやり切れない怒りを感じた。「今回は与野党逆転がありえるのではないか?多くのがあまりにも酷い与党の政策に激怒しているはず。多くが野党に投票するだろう」と思っていた。ところが、結果は与党が過半数を取るというもの。日本人はここまでアホか?!と思わずにはいられなかった。失望と絶望が渦巻く。酒飲んで寝ようか!と思ったが、深夜の開票速報の終わりまで見てしまった。

「世の中、最悪だな...」と途中でテレビを消そうかとも考えたが、仕事柄「本当にそうだろうか?」と疑ってしまうところがある。酷い現実も細かく精査すると、別の側面が見えて来て希望や可能性が見つかることがよくある。そんな思いでチャンネルを何度も変えながら開票番組を見続けると、いろんなことが分かってきた。

まず、今回の選挙。またまた自民圧勝に見えるが、自民も大きな痛手を負っている。現役大臣が2人。落選している。それが沖縄と福島。どちらも重荷を押し付け、政府が何ら意味ある対策を講じない県だ。その怒りが与党に向かい2人を追い落としたのだ。さらに、「1人区」の選挙。これまでは自民、公明、民主、社民、共産。。。。と多くの党が候補者を上げ、ほとんど自公が勝利してきた。前回が29対2で惨敗だったのに、今回は21対11と善戦している。

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昨年「週刊リテラシー」で小沢一郎が「1人区は野党が候補を乱立するから勝てない」と言っていた。その後、共産党の提案により野党共闘が実現。今回の1人区は野党から1人のみ。共闘したことで前回2人当選が、今回は11人と劇的な延びを見せた。これは小沢一郎が正しかったことを証明!(実際、彼が共産党を説得して実現させた)自公が圧倒的に強い訳ではないことを痛感した。

また、東京都の得票数民進党は163万0583票。自民の152万8949票を10万票も上回っている。そして共産党は前回11の議席だったのが、今回は14議席となった。投票率も少しだが上がっている。これは与党を止めなければ!と思う人が選挙に行くようになった現れだ。さらに、同日行なわれた鹿児島県知事戦では反原発を訴えた元テレビ朝日コメンテーターの三反園訓が当選。あちこちで希望を感じる結果を見る事ができた。

友人でこんなことをいう奴がいる。「どーせ、自公が勝つんだから選挙なんか行っても意味ない!」だが、これらの結果を見ると、大きな勝利ではないが、かなりな展開があることが分かる。一気に大展開はしないが、少しずつ現実は変わって行く。今回は確実に大きな展開をしている。

それをマスコミは「自民圧勝」という言葉で、希望を隠そうとしている。諦めを振りまこうとしている。それに騙されてはいけない。Yahoo!ニュースのヘッドラインや大手新聞の見出しだけ見て分かった気になってはいけない。それは「やる気をなくす」キャンペーンのひとつだ。自分の目で見て考えて、現実を把握しよう。必ず希望は見えて来る。





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