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【人との接し方。次第に難しくなって来た。好意的な人も疑わないといけない?】 [FB問題]

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【人との接し方。次第に難しくなって来た。好意的な人も疑わないといけない?】

Facebookでのコメント、こんなのが来ることがある。「撮影中に一番大変だったことは何ですか?」「俳優の***さん。悪い噂をよく聞きますが、本当のところはどうなんですか?」という質問。まず、最初の質問だが、映画ファンなら誰でも気になる部分である。そんなときに、その映画を撮った映画監督と「Facebook友達」になった。「よし、聞いてみよう!」とコメントした来たのだ。

が、実は大きな勘違いがある。もし、Facebook友達が「警察官」だとする。「あの事件。今、話題だな。殺されたのは女子高生。容疑者は元カレ。けど、真相はどうなんだろう?」と警察官の「友達」に訊くだろうか? 警官は職務について第三者に話してはいけない。では、医者は? 弁護士は? そんな人たちに「あの病気ってどーなんですか? 早めに手術した方がいいんですかね?」「隣の住人の騒音で揉めているんですけど法的対応はどうすればいいですか?」と訊くだろうか?

それは彼らにとって仕事。余暇で行っているFacebook上で尋ねるのは非常識。それが分からない人が多い。友人がキャバクラに行ったとき、仕事が医者だと分かると、高い酒代を払っているのに、タダで健康問題の相談に乗ってしまったとボヤイていたことがある。映画監督も同様に、映画の宣伝時に撮影現場の話をする。どんなことがあったか? 何が大変だったか? マスコミ等のインタビューに答える。それは仕事。

それを一個人が質問して、あれこれ訊くのは、医者や弁護士にプライベートで相談するのと同じ。早い話がタダで仕事をさせていることになる。が、そこに気づかない人が多い。医者、弁護士と聞くと、すぐに質問してしまう。映画監督というと、すぐに芸能人の裏話を聞かれる。

さらに問題なのは2番目の質問。「俳優の***さん。本当のところはどうですか?」というのは、もう仕事でさえ訊かれないことだ。何で、会ったこともないFacebook友達に話さなければならない? たぶん、ワイドショーで、レポーターが芸能人たちにいろいろ聞いている場面を思い起こし、俳優のプライベートを訊くのは悪いことではないと思ってるのだろう。

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だが、本質を分かっていない。タレントもプライベートを答えることで、テレビに出られる。今、やっている仕事のPRになる。だから、嫌なことでもレポーターに答えるのだ。ギブ&テイクの関係。一般の人が訊いても答えない。それを勘違い、同じことをFacebook上で訊いて来たのだ。

極々、親しい僕の友人が「***さんってどうなの?」と訊いてくることはある。それは長年の付き合いで、親しいから訊いて来る。でも、教えないのだけど、その「Facebook友達」は会ったこともない。「申請」からもせいぜい1年。そんな人になぜ、俳優のプライベートを訊いてくるのだろうか? 僕が答えると思っているのだろうか?

だが、僕も反省がある。Facebook上ではなく、いろいろと応援してくれる一般の人たちと飲み会をした。とても信頼できる人たちなので、撮影現場の大変さなどを話した。***さんが***さんと付き合っているなんて、話は知っていてもしないが、ちょっと面白い現場での話はオフレコと断ってした。にも関わらず、その1人が翌日のブログにその話を書いてしまったのだ。即、電話をかけて注意すると「え? マズかったですか?」と罪の意識がない。

これも先と同じ。ワイドショーでは芸能人のスキャンダルが毎日、放送されているので、あの程度のことなら問題ないと思ったらしい。が、オフレコといって話したことを、わざわざブログに書く。実は週刊誌の記者だった!というのなら分かるが、カタギのサラリーマンさん。そこに何のメリットがあるのか? 訊くと「面白い話だから!」といい「オフレコと言われたのを忘れてました」と笑顔。それ以降、その種の会で僕が話したことは一切、書かない、漏らさないというお願いをするようにした。

「そこまでしなくても?」と思う人もいるだろう。例えばこんなのはどうだろう?「女優の***さんがタバコを吸っていた」と誰かがブログに書いたとする。「別に問題ないでしょう?」「批判をしている訳じゃないし」と思う。だが、年配の人が読めば「若い娘がタバコを吸うなんて不謹慎だ」と思うかもしれない。或いは「**さんって清純派なのにタバコ吸うの? インタビューでは吸わないっていってたのに?」と思う人もいるだろう。

ネットで発信するというのは、本当にいろんな人が読むということ。どんなまっとーなことを書いても、ねじ曲げて理解する人もいる。それも一般の人が噂を聞いて書くならまだしも、「昨夜、太田監督が***さんは・・・・と言ってました」なんて、書かれると、えーマジ? ということにもなる。それも僕の言ったことが全然違う話になってたりする。つい先日も、言ってないことを「太田監督は常々、こういっている」とFacebookで書かれたばかり。

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そう考えていくと、応援してくれる方には感謝しながらも、こちらが気をつけなければならないと思えて来た。結果、相手を傷つけることになってしまう。また、僕なんかですら、そんなことがあるのだから、有名人は余計に気をつけているはずだ。だから、人嫌いになり、プライベートを隠し、壁を張り巡らせて密かに生きようとするのだ。まあ、僕はそこまで行かないが、注意せねばならない。特にネット。宣伝ツールとして、Facebook等には毎日、記事を書いているので、いろいろ考えて書いている。


あらゆる視点で読み直して、誤解がないか? 拡大解釈されないか? 考える。そして、書き込まれるコメントやダイレクトメッセージには特に注意。答えたばかりに大変なことになることもある。ふとしたことで、相手が勘違い、好意が敵意に代わり延々と攻撃されることもある。そのことで第三者に迷惑をかける。よほでないと返事はできない。でも、その苦労は一般の人には理解してもらえず。あれこれ、罪の意識なしに訊いて来る。なかなか難しい....。


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