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ジャクソン・ブラウン、来日公演で福島の原発事故への思いを語る [2015]

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LAのユニバーサル・アンフシアター以来、20年振りに彼のライブに行った。スプリングステーンの親友ということだけで興味を持ったのだが、ライブを見て大感動。アルバムを揃えてしまったほど。

その後、彼もボスと共にNO NUKUSを叫んでいることを知り、さらに関心を持った。そんなジャクソン・ブラウンが3月11日に東京でコンサートをするなら行かねばならない!でも、僕の周りに彼のファンは皆無。いろんな人を誘ったが全て「聴いたことない」と言われ、1人で出かけた。

ここ数週間。彼のファーストアルバムから聴き直し予習。でも、現在、新作映画の宣伝準備で忙しく本当にライブに行けるのか?が危うくなってきた。ようやく行ける!と分かったのは数日前。でも、すでにソールドアウトの告知。追加公演も出ていたが、その2日は仕事でダメ。それに311の日に行くから意味がある。

そう思ってコンビ二の自動販売機(?)で検索すると、チケットあった。即、購入。何と前から4番目。直前だとこういうことあるんだよね。初期にゲットした人がキャンセル。最後にいい席が回ってくること。という訳で、ジャクソン・ぶらんと目が合う距離で鑑賞。

コンサートは3時間。66歳とは思えない。第1部終了間際、彼は言う「今日はニュークリアーディザスターのアニバーサリーだね」そう、東日本大震災とは言わず、原子力災害の日だといった。さらに、最後の曲を演奏する前に今度は長めに話をした。

「アメリカでは今、原発が次々に廃炉になっている。にも関わらず政府や電力会社はいろんな隠し事をして、原発を続けたがる。けど、真実を見つけよう。そこにこそ本当の安全があるのだから」

会場からは大きな拍手が起こった。スプリングスティーンも「NONukus」を公言するミュージシャン。いや、小説でも、映画でも、音楽でも、芝居でも、ものごとを追求せねばならない仕事をする人なら必ず、気づくんだ。人の幸せとは何か?を考えて行けば「本当に大切なこと」が見えてくる。

ジャクソン・ブラウンのライブでそう感じた。ただ、「レイト・フォー・ザ・スカイ」は歌ってほしかったなあ。


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