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思い込みで批判コメントを書き込む人たち [FB問題]

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このブログで記事を書くときは

何度も考えて、九分九厘間違いないと確信したものを書く。いろんな人が、それぞれの立場で読んだとき、ちゃんと伝わるか? 考えて書く。というのも僕は映画監督業をする前。出版の世界でライターをしていたことがある。「週刊プレイボーイ」「コスモポリタン」「ペントハウス」「スクリーン」誌等に書いていた。

だから、文章を書くときは何度も読み直し、間違ったことを書いたり、勘違いの主張がないか? 確認する。それでも問題があることはあるので、反論や批判コメントが書き込まれると注意して読む。

また、僕とは違う発想でものごとを捉えている人もいる。

反論がそんな1つであれば、うれしい。(毎回、書くがFB上で議論はしない。筋の通った反論は歓迎だが、特に返答は書かない。思い込みの批判は即、削除します)だが、最近、書き込まれた批判コメントを読むと、全部といっていいほど「思い込みで書かれたもの」か「記事をしっかり読まずに、つまり勘違いして書かれた批判」なのだ。

それどころか、反論とは言えないものも多い。「私は違うと思います!」とか「考え過ぎじゃないですか?」というだけの短い書き込み。ま、長々と批判を書き込まれても困るが、一行というのはどういうことなのか? その辺のことを書いてみる。

このブログで紹介した映画「風立ちぬ」の解説に対しても、

「考え過ぎじゃないの?」という批判があった。が、よく読むと、自分の「風立ちぬ」論を書いているだけで、どこが「考え過ぎ」か?は書かれていない。おまけに、その方の意見。かなり思い込みが強く、特攻隊を描くだけで「この映画は戦争賛美だ!」という結論。宮崎駿監督のことを知れば、そんなことを描くはずがないこと。すぐに分かるのだが...。

その方はたぶん「戦争反対」という強い怒りがあるので、理屈ではなく作家が許せなくなり、「これは戦争賛美だ!それ以外はない。だから原発とは関係ない。考え過ぎだ」という短絡的な論理で、そんなコメントになったのだろう。でも「考え過ぎ」と批判する前に、自身がもう少し考えてほしい。調べてほしい。いろんな記事を読んでほしい。他の人のコメントはほとんどが「賛同」「納得」だったのだから、それらを読み、自身のコメントを顧みることも意味があるはず。

以前に、ツイッターでとても共感する文章を見つけ、FBで紹介した。

ちょっと過激な発言だが、的を得ている。引用し。それを書いた人の名前も記した。すると、こんなコメントが来た

「太田さんは人の思いを分かる人だと思っていたのに、実名を上げて人を批判するとは、失望しました」

どうも、その方は引用したコメントを、僕が書いたもので、書き添えた実名の人に向けて名指しで批判しているのだと解釈したのだ。だから「実名を上げて批判する。失望した」と言ってきた。何で、そんな勘違いをするのか? 早とちりなのか? 読解力がないのか? とにかく誤解して批判してきた。それもダイレクトメッセージではなく、Facebook上で「あなたに失望した!」と書き込まれた。

僕はペンネームや匿名でFBに記事を書いている訳ではない。顔写真も出し、本名でFacebookをやっている。有名ではないが、世間に顔をさらす映画監督という仕事をしている。「そんな人間が、一般の人の実名を上げて批判するなんて、常識的にしないだろう?」とは考えてくれなかった。

そのコメントをくれた方。とてもまじめな人で、FBの記事を見せてもらうと、素晴らしい活動をしている。本当に思いのある方なので、その方のFBに誤解であることをコメントしたが、返事は頂けず。そのあとも、また明らかに勘違いな批判が来た。とても悲しい。

もし、反論、批判を書こう!と思った人は

まず、文章を全文(数回に渡って掲載するものもあるし)読んでもらい。あれこれ考えた上でコメントしてほしい。最初は「酷いなあ!」と感じていも、よくよく文章を読めば、そうではないこと。分かるはずだ。自身が書き込んだコメントに「いいね!」がいくつ着いたか?も確認してほしい。勘違いのコメントの場合は、そこだけ「いいね」は着かないことが多い。

記事を読んで熱くなり、すぐにコメントするのは危険。斜め読みして、或いはシリーズ記事の一部だけを読み、批判するのは、当て外れになることが多い。また、自分の知らない分野なら余計、慎重になるべきだ。

FBへのコメントは何千人もの前で発言するのと同じ。「分かってないな〜」「勘違いだよ〜」と、思われても、それらの「友達」はあなたに忠告はしてくれない。密かに笑って済ませてしまう。つまり、勘違いや思い込みでコメントすることは、自身の信用を落とすことにもなる。

僕は批判コメントを読み、それが勘違いだと分かっても、この人、分かってないなと思っても、ひとつひとつに説明することはできない。ご存知の通り。ポストプロダクションの合間。休息時間に、このFBを書いているような状態。

その批判を読むことで他の人が気分を害したり、本人の信頼が著しく低下すると思ったときは、すぐに削除する。それしかできない。ただ、コメントしたのが、本当にまじめな素敵な人である場合は悲しい。なぜ、しっかりと記事を読んでからコメントしないのか? 残念でならない。

だから、コメントを書く人。特に批判を書く人は

まず、記事を熟読して、いろんな方向から考えて、読む人の視点も想像して、書いてほしい。もし、削除されたら「気分を害したから削除された」とは思わず、何か問題があったからだと考えて頂きたい。それを伝えるために、この記事を書いた。

僕に対してだけではない、誰のFBにコメントするのも同じ。そうしてこそ、知識が広がり、いろんな考え方を知ることができるはず。持論を熱く主張するだけではもったない。せっかくのFBを活用すること。大切だと思う。

「風立ちぬ」の記事はこちら=> http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2014-09-04-4

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