SSブログ

「朝日のあたる家」を見て「この監督は想像力がないんですか?」という映画館主(4) [「朝日」DVD発売ー再掲載]

 996090_557567307650911_556072975_n.jpg


2014年2月の記事より

 パニック映画を作るなら、それでもいいが、

 目的は原発事故の悲劇を伝えること

 館主の言うように想像力を使って別の原発事故を描いても

 それは想像でしかなく、

 パニック映画どころかSF映画になってしまう。

 科学的な裏付けをしても、それは空想の域。

 それではテレビでよくあるシュミレーションドラマである。

 津波を想定したシュミレーション映像。

 あれを見ても「へーーーー東京は水浸しか?」と思うが、ほとんど恐怖を感じず
 
 やはり他人事で終わる。それは想像して作ったものだから。

 一番伝わるのは事実。

 だからこそ、福島の事故をそのまま物語にした。

580185_465117886895854_651013794_n-8c99b.jpg

 なのに、館主は言う。

 「想像力を使うってことがあるでしょう?」

 しかし、そこで想像力を使うことに何の意味があるのか?

 彼は何を求めているのか? 

 理解できない。

 パニック映画? シュミレーションドラマ? 

 そんなものを作る必要もないし、意味もない。

 福島の事故を体感してもらうのが、この映画の目的。

 それが全く分かっていないので、そんな発言をするのだろう。

 (つづく)




CaMRztZUEAA375D (1).jpg
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。