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2013-07-14 [映画館公開に向けて]

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 大手映画館で原発映画を上映できない!

 というと、必ずこういう人がいる。

 「そんなはずはない。大手のシネコンで上映した原発映画が1年ほど前にあった

 だから、上映できるはず!」

 その辺の事情。僕が「朝日の」の準備をしている頃の出来事なので

 あちこちから話を聞いている。

 その映画は有名監督の作品。おまけにヒットメーカー。

 これまでの映画は皆ヒットしている。

 そんな監督が「原発」映画を作ったのだから、本当に凄い。

 でも、映画館は彼の勇気に感動して上映を決意したのではない。

 ヒットメーカーだから上映しようということになった。

 その監督も承知の上だろう。

 逆にいうと人気監督でも原発ものを撮れば

 今後商業映画が撮れなくなるかもしれない。

 そんな覚悟で挑んだ作品。
 
 映画はヒットした。嬉しいことだ。

 原発に関心を持ってくれる人が増えたに違いない。

 が、映画館側は「原発」題材だからヒットしたのではなく

 監督がヒットメーカーだからという認識のはず。

 それ以降、原発関連の映画は1本も上映していない。

 先の作品がヒットしたからと、宣伝費がわずかしかない、

 無名監督の映画を次に上映するいう発想には繋がらない。

 逆に言うと、ヒットメーカーの監督が原発の映画を撮れば

 大手映画館でかかる可能性がある。

 でも、誰も撮ろうとしない。

 そんな中、無名監督の僕が原発映画を作ったのだが、

 大手映画館では上映できない。

 しかし、方法はある。

 (つづく)

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