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脚本を書くということ(4)脚本家の友人の助けを借りる [映画監督のお仕事]

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 若い友人は悩んだ。

 「オレは長年助監督をしてきて、撮影現場のことは熟知している。

 有名監督とも何度も仕事をして、演出技術も学んだ。

 自主映画出身の監督たちを見ていると、ほんと勉強不足で

 ろくに現場をまわす技量もない。

 あんな連中に比べれば、オレの方がずっと監督してできるはずだ。

 問題はチャンスだ。

 今の日本映画は漫画原作が主流。でも、それは嫌だ。

 やはり、オリジナルで勝負したい。

 なのに、シナリオが書けない......」

 ということで、まずシノプシスを書くことにした。

 いわゆる粗筋のようなもの。

 主人公の設定を決め、物語を作り、事件を考える。

 が、何か違う.........,何かしっくり来ない。

 で、友人の脚本家に相談。自分が考えたことを話。

 物語としてまとめるように頼んだ。

 ちゃんとギャラも払うと約束。

 数週間後。彼のアイディアはシノプシスになって上がって来た。

 (つづく)

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