脚本を書くということ(2)友人助監督の野望? [映画監督のお仕事]
昔、映画会社全盛のころは
10年ほど助監督をすれば、やがて監督になるチャンスをもらえて
2本立ての1本を監督させてもらえるという習慣があった。
が、それも崩壊。
助監督を10年続けても、20年続けても、監督になれる補償はなくなった。
だから、今の助監督たちは大変。
長年助監督をして、そろそろかな?と思っているとプロデュサーが
助監督経験のない、自主映画出身の監督を連れて来てしまう。
助監督経験があると、監督には相応しくないかのような言い方までするらしい。
ま、確かに今、監督として活躍しているのは
ほとんどが自主映画経験者で、長年助監督経験をして...という人は本当に少ない。
そんな中で監督を目指し、
助監督を続けている若い友人(といってもあまり若くないが)がいる。
彼が助監督を始めたころは、まだ助監督出身の監督がいたのだが、
時代は変ってしまった!
でも、諦めないのは彼の偉いところ。
自分でシナリオを書き、
プロデュサーに認めさせて監督デビューをしようと考えたのだ。
(つづく)
2013-06-14 10:00
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