LAからの飛行機の中で(4)深夜ドラマの監督をするが、 [ロサンゼルスの映画祭]
ようやく、テレビの深夜ドラマの監督依頼!
1997年。これが僕の監督デビュー作になる。
「風の娘たち」。
帰国して7年目のことだった・・。
だが、それも1クールで終わり。
その後は業界最低と言われている製作会社で、c級ホラービデオ。
信じられない製作費でドラマを撮った。
ごまかし、ウソ、搾取、欺瞞、
ありとあらゆる汚さで溢れるその製作会社。
そこから抜け出さないと、このまま終わってしまう、、、、、、
嫌な作品を我慢して監督するくらいなら、本当にしたい仕事をしよう。
本当に撮りたいものを撮ろう。
同じ辛いのなら、その方がいい。
そう考えてスタートしたのが「ストロベリーフィールズ」。
5年かかって製作費を集め、映画化した。
その作品が今回、LAで上映された。
感慨深いものがあった。
ストロベリーフィールズについては=>http://t-ota.blog.so-net.ne.jp/archive/c45401758-1
前回の、2年前の映画祭でも、もの凄く感じるものがあって、
ひとつの時代が終わったこと。感じたけど。
LAから帰国して、バイトして、シナリオライターになって、、、、
という長い長い物語が完結したけど。
今回もまた、何かの終わりと始まるを感じる。
多分、新しい物語の第1章が終わり、第2章がスタートするのだろう。
まだ、「朝日のあたる家」の公開はこれからだが
第2章では何を作るのか?
何を作るべきなのか?
そんなこと。LAからの機内で考えていた・・・。
2013-05-29 15:00
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