LAからの飛行機の中で(3)帰国して映画監督を目指すが、 [ロサンゼルスの映画祭]
23歳で渡米。6年間のLA生活。
29歳まで。
そう、日本に帰る前はまだ30歳になってなかった。
今は50歳と思うと、信じられないけど、
なんか、気持ちはあの頃と全然変ってない、、、、、、
あれから22年、、。
日本に帰ったら、映画監督になれるのかな?
いや、どうやればなれるのだろう?
帰国時の飛行機の中、そんな不安でいっぱいだった。
映画会社に行き「USCで勉強してきました」といっても、
「だから何?」と言われるだけ。
帰国して居酒屋とレンタルビデオでアルバイトをしながら、
シナリオを書き始めた。
30歳になった頃だ。
それから何年もバイトしながら、シナリオを書き続け。
映画会社やプロデュサーに読んでもらった。
でも、ことごとく駄目。
5年目にしてチャンスを掴み、シナリオライターデビュー。
もう、35歳だった。
でも、2本書いたらストップ。依頼がなくなる。
今度はメイキングを頼まれて、メイキング監督デビュー。
モーニング娘。とかを撮っていた。
これが好評でメイキングの仕事が続く。
が、ドラマの依頼はない。
「太田はメイキング専門の監督だしな・・」
気づかぬ間に、そんなレッテルを貼られていた。
(つづく)
2013-05-29 12:00
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