編集ー巨匠に学ぶ? [編集作業]
編集作業を始めるのは、当然、撮影が終わってからだ。
通常は編集を担当するスタッフがいて、作業をしてくれる。
現場にいなかった者が担当することで、冷静に、客観的に作業できる。
現場にいると、
「あのカット時間かかって大変だったんだよな・・・絶対に残したいよなあ」
「あの夜の撮影。***子はがんばったよなあ。カットするのはかわいそうだ・・」
という思いがこみ上げて、
観客が映画をどう見るか?より
自身に思い入れやスタッフ、キャストの努力に左右されることがある。
そう聞くと冷静に客観的に編集できる編集スタッフは大事だ!と思える。
しかし、あの黒澤明監督も、大林宣彦監督も
海外ではスピルバーグも、巨匠たちは皆、自身で編集している。
そんな姿勢を学んだ訳ではなく、僕の場合は第三者に任せるとギャラが派生する・・と
いうことで、自身で編集をする。
というだけではないが、編集は大切、
映画をよくするのも、悪くするのも編集次第なのだ。
編集というのは努力とか年期とかではなく、単純にセンス。
あとはリズム感。
それが編集を決定付ける。
(つづく)
2013-03-23 22:00
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